タグ

ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (14)

  • 2033年、中国の日本侵攻によって東京が東西で分断された世界での事件を追うSFミステリ─『九段下駅 或いはナインス・ステップ・ステーション』 - 基本読書

    九段下駅 或いはナインス・ステップ・ステーション (竹書房文庫) 作者:マルカ・オールダー,フラン・ワイルド,ジャクリーン・コヤナギ,カーティス・C・チェン竹書房Amazonこの『九段下駅 或いはナインス・ステップ・ステーション』は、マルカ・オールダー、フラン・ワイルド、ジャクリーン・コヤナギ、カーティス・C・チェンの4人の作家陣が送る近未来(2033年)の東京を舞台にしたSFミステリの連作小説だ。 近未来、外国人視点で日を舞台にして書いたSF小説──というと謎のニンジャが暗躍していたり相撲取りが異様に強かったり、ニンジャスレイヤー的なトンチキ日観がまっさきに思い浮かぶ。だが、作は書名が『九段下駅』と日人しかわからないような駅名が入っているように、日の描写──それもお台場ガンダムであったり、ほっかほっか亭であったり、紛争の火種となる靖国描写であったりといった微妙にローカルな日

    2033年、中国の日本侵攻によって東京が東西で分断された世界での事件を追うSFミステリ─『九段下駅 或いはナインス・ステップ・ステーション』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2022/09/25
    こういう分断ものは好物なので気になる。占領されてないのに皇居を札幌にとられた京都が悲しいね/大震災後に侵攻、『太陽の黙示録』思い出す
  • この10年で最高のロシアSFと言われる傑作終末SF──『サハリン島』 - 基本読書

    サハリン島 作者:エドゥアルド・ヴェルキン発売日: 2020/12/22メディア: 単行このエドゥアルド・ヴェルキン『サハリン島』は、ロシアのメディアで、この10年で最高のロシアSFと評されているSF長篇である。「この10年で最高」というのは、気軽に使うにはリスキィな褒め言葉だ。何しろ、これでつまらなかったら他のこの期間に発表されたロシアSFはいったいなんなんだ、という話になってしまう。 なので、話半分というか……、勢い余って言い過ぎちゃった人がどっかのメディアにいたのかな? ぐらいの心持ちで読み始めてみたのだけれども、いやはや……。これはたしかに、この10年で最高のロシアSFかどうかはわからないがめちゃくちゃおもしろい! 表面的な題材だけ抜き出してみれば、ゾンビ的な感染症に第三次世界大戦による終末世界化、変容してしまった世界を二人の男女が旅をするという、ありきたりなポストアポカリプス物

    この10年で最高のロシアSFと言われる傑作終末SF──『サハリン島』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2020/12/30
    「テルリア」とどちら
  • 壊れた民主主義を立て直すことはできるのか──『民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー』 - 基本読書

    民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー 作者:デイヴィッド・ランシマン発売日: 2020/10/27メディア: 単行(ソフトカバー)民主主義が現状まったく無問題に世界中で運用されている、と思う人はそうそういないだろう。民主主義は壊れつつある。あるいは壊れながらも運用されている。民意は反映されず、あるいはおかしな民意に突き動かされて暴走する。議会民主政、司法の独立、報道の自由など、民主主義を成り立たせる重要なパーツも、十全に機能しているケースは稀で、たいていの場合はどこか、あるいはすべてに問題を抱えている。 とはいえ、これまで民主主義は大きな利益を与えてくれていた。最高の制度ではないにせよ、他の制度と比べた場合に、最悪の事態は避けられる。民主主義は、壊れつつあるにしても今のところかなりマシな選択肢だ。書『民主主義の壊れ方』は、クーデタ、大惨事、テクノロジーと三種類の「民主主義の

    壊れた民主主義を立て直すことはできるのか──『民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2020/11/13
    サジェストに任せていれば大体よくなる、という世界はまだだろうね(失敗した時の責任の所在もあるが)/個人的に、民主主義がうまく機能するのは人口3,000万人までだと思っている
  • 第40回日本SF大賞を受賞した《天冥の標》が2巻まで無料公開されているから全力でオススメする。 - 基本読書

    天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上) 作者:小川 一水発売日: 2013/01/25メディア: Kindle版2020年、第40回の日SF大賞(日SF賞。小説以外の媒体も対象)を小川一水《天冥の標》と酉島伝法『宿借りの星』が受賞した(対象期間は2019年)。どちらも別の角度から現代日SFの豊穣さを示す作品なのだけれども、今この《天冥の標》全10巻のうち、第2巻までが05/06まで各電子書籍サイトで無料になっている。 期間限定の無料でその後読めなくなるケースではなく、一度落としたらその後ずっと読めるはずなので、ぜひすぐには読まなくとも手に入れておいてもらいたい。SFというのは、小説というのは、ここまでのことを描くことができるのか、と打ち震えるような作品だ。全10巻とはいうものの、1巻は上・下巻。6巻は3分冊されているなどして、計17巻の大長篇である。その巻の中にはパンデミックSF

    第40回日本SF大賞を受賞した《天冥の標》が2巻まで無料公開されているから全力でオススメする。 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2020/05/05
    2巻まで買って積ん読してたんだった……
  • 崩壊しかかっている作品をメタ的な観点から強引にまとめあげる、パワーワード連発のSF問題作──『大絶滅恐竜タイムウォーズ』 - 基本読書

    大絶滅恐竜タイムウォーズ (ハヤカワ文庫JA) 作者:草野 原々出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/19メディア: 文庫『最後にして最初のアイドル』の草野原々による………なんだ? なんだかよくわからないが、とにかく進化と宇宙と時空がめちゃくちゃになって女子高生たちが殺し合ったり時空を歪ませたりする話であり、塩澤氏の帯コメント『草野原々は、至高のSFであることに殉じた。』とあるように、少なくともSFであることは間違いない。 また、18人の女子高生が人類の命運を賭けて異なる進化の道を歩んだ知性ネコとデスゲームを繰り広げる『大進化どうぶつデスゲーム』の続篇である。前作の内容を踏まえ意図的に破壊しにいった作品なので、前作を読んでいるにこしたことはないけれど、前巻の流れは作でも説明されるし、後の紹介を読んでもらえればわかるようにすべてが崩壊していくので、読んでいなくても問題ない。

    崩壊しかかっている作品をメタ的な観点から強引にまとめあげる、パワーワード連発のSF問題作──『大絶滅恐竜タイムウォーズ』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2020/01/23
    タイトルから作者特定余裕でした
  • BIを導入したら本当に人は働かなくなるのか?──『みんなにお金を配ったら──ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?』 - 基本読書

    みんなにお金を配ったらー―ベーシックインカムは世界でどう議論されているか? 作者: アニー・ローリー,上原裕美子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/10/11メディア: 単行この商品を含むブログを見るベーシックインカムという、最低限所得保障の考え方がこの世に存在する。簡単に説明すれば、一月3万なり10万なりを、制限をつけず全国民に配布しちゃいましょう、という考え方である。「え、毎月10万貰えたらメッチャ嬉しい、やったー!」と気分が沸いてくるが、実際には利点に関しても欠点に関しても様々な議論がある。 BIの想定される利点と欠点 たとえば、そもそも財源をどうするんだ、という問題がある。また、全国民に配分するということは、金持ちにも同様に配るわけなので、貧困者を狙い撃ちにしたほうがもっと効果的なんじゃない? 説もある。他にも、毎月10万も(仮に)もらえたとしたら、人々は働かなくな

    BIを導入したら本当に人は働かなくなるのか?──『みんなにお金を配ったら──ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2019/10/15
    まずは高性能AIや人間と置き換え可能なロボットを屏風から出してください
  • 恋人から食事、命の価値までアルゴリズムで決定されるディストピア・コメディ──『クオリティランド』 - 基本読書

    クオリティランド 作者: マルク=ウヴェ・クリング,森内薫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2019/08/24メディア: 単行この商品を含むブログを見る17年のドイツSF大賞の一位作品である。ドイツの、それもSFはあまり翻訳されないのだが、3年前に同じく河出書房から監視社会物のドイツSF『ドローンランド』が出ており、妙な符合を感じる(編集者がランドが好きなだけかもしれない)。 で、ドイツSF大賞第一位とはいっても、帯に書かれている「AIとアルゴリズムが管理する格付け社会」とか、「事も音楽も恋人もすべては決定されている」とか、こういった管理社会物の設定ではありふれすぎている。うーんいや悪かないけど、今さらそれを小説でド直球でやるのはどうなんだろうなあ……と思いながら読み始めたのだが、実際は管理社会を舞台にした風刺コメディといった内容であり、めっぽうおもしろく読んだ。コテコテの管

    恋人から食事、命の価値までアルゴリズムで決定されるディストピア・コメディ──『クオリティランド』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2019/08/31
    性交同意書あるじゃん!やはり日本共産党は未来に生きてるな
  • 男女の垣根が溶けてなくなっていく──『森があふれる』 - 基本読書

    森があふれる 作者: 彩瀬まる出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2019/08/08メディア: 単行この商品を含むブログを見る彩瀬まるさん最新作。男の社会的規範、女の社会的規範、夫婦のディスコミュニケーション、踏み込まず、どこにもいけない関係性の屈した感じを「突如として、人が森になる」という幻想的事象と共に描き出していく小説で、シンプルにおもしろい。 中心となるのは埜渡徹也(のわたり・てつや)という男性作家と、そのの流生きの二人である。彼はの流生(るい)とのことをフィクションとして描いた『涙』でヒットを飛ばして一躍有名になったのだが、ある時、その流生が草木の種をべてしまったことをきっかけに、体から発芽してしまう。最初、物語は埜渡の担当編集瀬木口の視点から展開していくので、実際に発芽している流生を見て「なんじゃこりゃあ!」と死ぬほど驚くのだが(当たり前だ)、流生は病院には行

    男女の垣根が溶けてなくなっていく──『森があふれる』 - 基本読書
  • 異世界からの”帰還後に”苦悩を抱き続ける少女たち──『不思議の国の少女たち』 - 基本読書

    不思議の国の少女たち (創元推理文庫) 作者: ショーニン・マグワイア,原島文世出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/10/31メディア: 文庫この商品を含むブログを見る『不思議の国の少女たち』とは不思議な題名だが、読み始めてすぐに納得がいった。これは「不思議の国」や「ナルニア国」といったファンタジックな世界から”帰還した後”の少年少女たちが集まる全寮制の学校での物語なのだ。子供たちは異世界で大冒険を成し遂げた後、さまざまな理由によって元の世界へと帰還する。そして、その時の経験を大人たちに語るが、まずもってその内容が正しく理解されることはない。 大人からすればそれは子供にありがちな幻想的な誇大妄想、あるいは何らかの理由によって家出した時の、精神的トラウマによるショック症状にしか捉えられないからだ。そうした子供たちを救うために、学校は存在する。『入学するかもしれない子どもたちにと

    異世界からの”帰還後に”苦悩を抱き続ける少女たち──『不思議の国の少女たち』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2018/11/13
    異世界おじさんは異世界でも苦労してたしセガ信者なのでみなさん買いましょう(ダイマ)
  • うなぎ絶滅後の世界──『うなぎばか』 - 基本読書

    うなぎばか 作者: 倉田タカシ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/07/04メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る2013年に絶滅危惧種に指定されて以来ニホンウナギがマジでやばいことはだいぶ浸透してきたように思うが、まだまだ土用の丑の日にはそこら中でうなぎを売り、みんながぱくぱくべるという状況には変化がない。おいしいし、何より普通に売っているのだから、べるのも当然だろう。実際、ニホンウナギの個体数の減少が過剰な漁獲にあるのかどうかも現実的にはまだわからない状態である。当はこのままべ続けても絶滅しないのかもしれないし、あっさりと消えてなくなるかもしれない。 土用の丑の日あわせで刊行された倉田タカシ『うなぎばか』は、そんな「もしウナギが絶滅したら……」という未来を描いたポストウナギSFである。ポストウナギSFってなんやねんという感じだが、伊

    うなぎ絶滅後の世界──『うなぎばか』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2018/07/09
    「全てはマグロのためだった(Boichi作)」も亜種として追加できそう。絶滅したマグロを探し求めていたら世界平和や宇宙進出をしてしまう話。
  • 初心者向けのオススメSF記事を書きました&補足アフタートーク - 基本読書

    今日「それどこ」に初心者向けのSFについて寄稿したので、こちらではその補足というかアフタートークでも。そもそも「初心者向けのSF」ってなんやねんという話でもしながら、取り上げられなかった/取り上げたかったの話でもしようかと。 srdk.rakuten.jp 取り上げたは五冊あるが(リンク先参照)「これこそが初心者向けのSFだオラーテメーらに教えてやるぜー!」的なノリでいくと普通に荒れるので、今回は「僕はこういうSFを読んでSFの沼にズブズブハマっていきましたよ」と逃げの入った選定となった。記事の対象読者としてはSFこれまで意識しては一冊も読んだことないな〜という人たちで、短篇集は一冊入れてー恋愛ものも(打ち合わせの時に要望があったので)入れてー雪風は(自分がそれをきっかけに読み始めたので)入れてー、あとはハードSFも一つは入れてー、そりゃ飛浩隆は入れるでしょーという感じで決めた。 あと

    初心者向けのオススメSF記事を書きました&補足アフタートーク - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2018/05/17
    円城塔でもSelf-Reference ENGINEや屍者の帝国なら取っつきやすい。或いは創元社の日本SF傑作選の中から選ぶとか/挙げられてるやつ以外だと、小川一水の「時砂の王」はマジおすすめ
  • 早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書

    早川書房が突然電子書籍版の海外SFセールをはじめたので、SFマガジンで海外SFブックガイドの連載を担当していてかつブログも書いている身なので、これはまあ、さすがになんかオススメとか書いておいたほうがいいかという気持ちになってきたので今この記事を書いている。いろいろな角度からオススメしたいばかりなので全部取り上げられるわけではないが、まあ軽い目安としてご活用ください。 まずはこれを読むと良いのでは?? ハヤカワ文庫SF総解説2000 (早川書房) 出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るハヤカワ文庫SF総解説2000。2015年に出た『ソラリス』文庫版によって2000番に到達したハヤカワ文庫SFを記念して、2000冊分のSFを総解説した一冊。ほとんどの作品は340文字で的確に、シリーズ物などは1ページまるっと使って解説し

    早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2017/11/11
    カエアンの聖衣はキルラキルの元ネタ?だし、宇宙に進出したヤクザ坊主も出てくるし読んでみるか
  • 膨張し続ける地球、東京⇔大阪間5000キロ──『重力アルケミック』 - 基本読書

    重力アルケミック (星海社FICTIONS) 作者: 柞刈湯葉,焦茶出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/02/16メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る『横浜SF』で鮮烈なデビューを果たした柞刈湯葉さんの2作目である。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 読者としては、デビュー作がおもしろければおもしろいほどに2作目にドキドキしてしまうものだ。一発だけなら誤射かもしれない。全てを詰め込んだのが第1作で、後はその抜け殻かもしれない。そんな心配がある中、書はまた前作とは随分違う方向性で同じぐらい楽しませてくれたので、安堵しながら賞賛した。これは物だ。 さて、そんなわけで『重力アルケミック』である。前作のあとがきなどにより、地球が膨張してとにかく地面が余っている世界の話だとは知っていたので、最初こそ前作同様何らかの理由をつけて、そんな土

    膨張し続ける地球、東京⇔大阪間5000キロ──『重力アルケミック』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2017/02/19
    星海社って意外と電書化してないイメージがあるが、講談社になったら変わるのかしら。ともあれ元会津若松市民としても期待。早く横浜駅SF読まなきゃ。
  • 全人類が同時に記憶障害に陥ったら──『失われた過去と未来の犯罪』 - 基本読書

    失われた過去と未来の犯罪 作者: 小林泰三出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/06/02メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 全人類の長期記憶が一斉に不可能になったら 『玩具修理者』や『アリス殺し』の小林泰三さんの新刊だが、これがもう凄すぎて/面白すぎて読み始めてすぐに笑ってしまった。何が凄いって「全人類の長期記憶が一斉に不可能になったら」という無茶苦茶な展開を大真面目に描いていくのだ。 作中ではある日原因不明の事態によって、人類全員が特定の時点から「長期記憶をすることが不可能」に。その結果、それ以前の記憶は普通に保持しているのだがそれ以後のことは10分ぐらいおきに忘れてしまうので、その人の中ではなかったことになってしまう。小林泰三さんは昨年『記憶破断者』という、同じく長期記憶が不可能になった主人公が他人の記憶を勝手に書き換える能力者/殺人

    全人類が同時に記憶障害に陥ったら──『失われた過去と未来の犯罪』 - 基本読書
    kuro_pp
    kuro_pp 2016/06/11
    どこかで読んだと思ったら「盗まれた昨日」だった。天体の回転についてに収録。
  • 1