1926年(大正15年)、日本初の実験的ホラー映画が公開された。『狂つた一頁』は、当時の映画監督で俳優だった衣笠貞之助が、横光利一や川端康成などの新感覚派の作家と結成した「新感覚派映画連盟」の第1回作品で、無字幕のサイレント映画だ。 精神病院が舞台で、狂人たちの幻想と現実が実験的な映像表現で描写されている。その全編がYoutubeに公開されており、最近海外サイトで注目を集めていた。
頭を入れたらまずいものはたくさんあるが、荷電粒子を加速する装置、粒子加速器もその1つだろう。最大で光速近くまで粒子を加速させているのだから。 1978年7月13日は、36歳のロシア人科学者、アナトーリ・ブゴルスキーにとって、最悪の日となってしまった。 粒子加速器に問題が生じたため、装置の中に頭を入れて故障部品の確認をしていたところ、 76電子ボルトの陽子線の進路上に彼の頭が入ってしまったのだ。
これまでも様々な分野の科学者たちが解読を試みているヴォイニッチ手稿。1912年にイタリアで発見されたこの古文書(写本)は、世界で最も難解であり解読が難しいとされている。 昨年は、イギリスの歴史書研究家が一部の解読に成功したと発表。だがその後すぐにその解釈は間違っているとした反論がでたりと、人々の夢と興味が尽きることはない。 そんな中、今度はカナダのコンピューター科学者が、AIを用いて解読の手がかりを得たと発表した。その言語はヘブライ語である可能性が高いという。 「彼女は僧侶と家長と私と人々に進言した……」 1400年代初頭に制作されたとされる不可解な中世の書、ヴォイニッチ手稿は、こう書き出されているという。
米国立精神衛生研究所が1971年に製作した「知りたがりのアリス」は、薬物濫用の危険性を子供たちに啓蒙するためのキャンペーン映画だった。・・・ だったはずなのだが、溢れる創造性でボタンをかけ間違えてしまったようで、当初の目的をよそに、斬新でサイケな幻覚に彩られたドラッグによるトリップ感覚を全面に押し出した作品になってしまった。
5月17日より劇場公開がはじまった映画「ラスト・ワールド」は、卒業を直前に控えたインドネシアの20人の学生が究極の選択を強いられる哲学の思考実験に挑むところからはじまる。 想定される世界は、核爆発の最中にある仮想終末世界。生徒はそれぞれ職業カードを選び、10人しか入れない核シェルターに、誰が生き残るのにふさわしいのかを討論する。
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