2012年の東京国際映画祭、ナチュラルTIFF部門にてグランプリを受賞したドキュメンタリー映画「聖者からの食事」(原題/Himself He Cooks)が、「聖者たちの食卓」に改題し、9月下旬より東京・渋谷アップリンクほかでの公開が決定した。 本作は、人種も、階級も、宗教も関係なくお腹を満たすことが出来る、聖地インド“黄金寺院”の大きな団らんを体験するショートトリップ・ドキュメンタリー。 インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ“黄金寺院”では、毎日5〜10万食が巡礼者や旅行者のために、すべて無料で提供されている。そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく、皆が公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」だ。想像すらつかないたくさんの食事は、毎日どのように用意されているのだろうか。スクリーンに映し出されるのは、驚くべきキッチンの舞台裏と、それに関わる人々の一切無駄のない神々しい手