Cerebras Systems社訪問レポート――Wafer Scale Engineのその先へ、史上最大のチップを作るだけで終わらない彼らの挑戦 ここ何年か、米国に行くたびにCerebras Systems社を訪問しています[1]。Cerebras は WSE - Wafer Scale Engine[2]と呼ばれる「30センチのウェハー丸ごと1枚のチップ」を使ったAIスパコンを作っているスタートアップです。 コロナの影響で海外に行くことが難しくなったために、この夏、2年半の間を空けての再訪となりました。今回は新オフィスのようすなどをお届けします。 新オフィス スタートアップは成長するにつれてオフィスを変えるのが常で、Cerebrasも前回訪問したオフィスから新しいところに引っ越していました。前回200人ほどだったスタッフも400人を超えたとのこと。 写真1 新社屋のタイトルとエントラン
Emacsを起動したとき、よく使うファイルやディレクトリが最初から開いていると便利だと思いませんか? 今回は、起動画面をカスタマイズする方法について説明します。 追記 2015-10-10 desktopを追加しました。 initial-buffer-choiceをカスタマイズする方法起動時の画面は customize-option で変更することができます。 M-x customize-option を実行し、 initial-buffer-choice を指定してください。カスタマイズバッファが開きますので、 Value Menu ボタンを押します。選択肢は次の通りです。 Startup screen (デフォルト)DirectoryFileRemember Mode note BufferFunctionLisp scratch buffer編集したら、C-x C-sで保存して、Em
ペイメントのスタートアップとして大成功したSquareといえばジャック・ドーシーのイメージが強いと思います。ジャック・ドーシーはツイッターの共同創業者でもあり、知名度が高いので仕方のないことです。今回紹介するのはSquareのもう一人の共同創業者であるジム・マッケルビーの初書籍である"The Innovation Stack"です。 Squareには創業からこれまで、一度だけ大きな危機がありました。アマゾンが参入してきたのです。ジム・マッケルビーは、なぜアマゾンのような大企業からの攻撃をSquareのような小さなスタートアップが退けることができたのか、そもそもSquareはなぜ成功することができたのか、これを自分に問いかけ続けました。そして、過去に似たような事例がないのか探して研究しました。その研究の成果が本書となります。 The Innovation Stack: Building an
Update (2020-03-29) When I originally wrote this blog post, my intent was to describe how things worked on a typical system at the time. Unfortunately, the operation of bash startup scripts is dependent on patches added by OS distributions, compile-time options and if bash thinks it was invoked by sshd or rshd. I have no desire to add complexity to this post, so instead please read this as a rough
業界にはそれを象徴する中心地があります。映画の象徴がハリウッドで、金融の象徴がウォール・ストリート(イギリスのシティでもいいですが)であるように、ベンチャーキャピタルの象徴がシリコンバレーにあるサンド・ヒル・ロードなのだそうです。 最も有名なベンチャーキャピタルの一つであるアンドリーセン・ホロウィッツ(略称:a16z)の第一号社員であり『HARD THINGS』で有名なベン・ホロウィッツにとって長年にわたり片腕となってきたスコット・カーパのはじめての書籍"Secrets of Sand Hill Road"はスタートアップの起業家がよりベンチャーキャピタルを理解できるように、情報の不均衡を解決するために書かれた本です。 Secrets of Sand Hill Road: Venture Capital and How to Get It (English Edition) 作者: Sco
先月書いたこんな記事。「ハードシングスとメンタルヘルス」ちょっと前くらいから、このプロジェクトを進め始めていました。 本屋に並ぶ本も、SNSのタイムラインも、起業を含めて「挑戦」「行動」ばかりをうながす、煽る言葉に満ち溢れています。もちろん挑戦者は尊い。でも。夢が叶った一部の成功者の声ばかりが世には出るものの、叶わなかった、途中で挫折した、大多数の挑戦者の声はいったいどこへ。誰が拾い上げるのか。 挑戦を煽る一方、失敗した時は自己責任。それではあまりにも、社会として、生態系として、不健全だと思います。「失敗に寛容な世界を」とは良く聞く言葉ですが、挑戦をうながすことと、セーフティネットは表裏一体、セットであるべきだと思います。それが出来て初めて、挑戦する人が増えるのではないか 自分たちの目指す世界をつくる。起業とは究極のエゴだとも思います。そこには責任が伴う。ハードシングスの連続です。だが、誰
慶應義塾大学(SFC)卒業後、フューチャーシステムコンサルティング㈱(現フューチャーアーキテクト㈱)を経て、 ㈱ドリームインキュベータ(DI)にて経営コンサルティング及び投資活動に従事。 2007年よりDIのベトナム法人立ち上げのため、ホーチミン市に赴任。 ベトナム現地企業向け投資を行う50億円のファンドのソーシング及びバリューアップに携わり、 5年半に亘るベトナム駐在を終え2012年に帰国。 2013年よりヤフー㈱に入社しM&A業務に従事。2013年7月よりYJキャピタルへ参画。 2015年1月COO就任、2016年11月より現職。アクセラレータープログラムCode Republicアドバイザー及び、ソフトバンクのグループ内新規事業開発・投資会社である SBイノベンチャー㈱取締役兼務。 起業家の皆さん・これから起業を志している皆さん、こんにちは! YJキャピタルはヤフー株式会社のコーポレ
Paul Graham / 青木靖 訳 2006年10月 最近やった講演の後のQ&Aで、スタートアップを失敗させるのは何かという質問をした人がいた。その場に立ったまま何秒か呆然としていた後、それが一種のひっかけ問題なことに気付いた。これはスタートアップを成功させるのは何かという質問と等価なのだ——失敗の原因となることをすべて避けるようにすれば、成功することができる——そしてこれはその場で答えるにはあまりに大きな問だった。 後になって、私はこの問題をそういう方向から見るのも有効かもしれないと思うようになった。すべきでないことをすべて並べたリストがあれば、それをただ逆にするだけで成功へのレシピに変えることができる。そしてこの形のリストの方が、実践する上で使いやすいかもしれない。やらなければならないことをいつも頭に入れておくよりは、何かやってはいけないことをしているときにそれと気付くというほうが
シリコンバレーのスタートアップを数多く取材する中で気付いた「シリコンバレーにおけるディシプリン(規律)の存在」や「General Electric(GE)やIBM、SAPといった老舗企業が必死になってシリコンバレーのスタートアップを真似している理由」、そして「日本企業がイノベーションを実現するための処方箋」について解説します 詳しく知りたい場合は「GE 巨人の復活」をご覧下さい。 http://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/17/P55110/ 今後の記事は「シリコンバレーNext」をご覧下さい。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/siliconvalley/ Read less
日々奮闘している「福岡発・スタートアップ」に注目してきた本連載「福岡スタートアップ企業特集」。今回は番外編として、サービスローンチや資金調達など、「今」注目の福岡発スタートアップをご紹介します。 1. ドレミング株式会社(ドレミングアジアからドレミング株式会社へ社名変更) 「働くひとの収入を増やし、貧困格差を減らし、平和で心豊かな社会を築くこと」をミッションとして、Financial Inclusionを目指す福岡発のFinTechスタートアップのドレミング株式会社。「未来2016」でフィンテック部門賞を受賞後、世界の「Fintech 100」に選出され、日本のスタートアップとして初めて「Emerging Stars」の1社に選ばれました。 2016年10月には、日系フィンテック企業として初めて英国に進出、2017年3月には、英国の金融業界、FinTech業界のコンソーシアムであるイノベー
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