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ブックマーク / ponnsuke.hatenablog.com (287)

  • 父親と親権に関する個人的な見解 - 日々、思うこと、考えること。

    数日前に見かけたツイートについて、思ったことを書きます。 統計では離婚した夫婦のうち、60年代までは男親・母親が半々くらいの割合で子供を引き取っていたのが、70年代に入るころから母親が子供全員を引き取るのが多数になる。どういう背景があるのかわからないけど。「子供は母親のもの」はここ50年くらいの感覚。 https://t.co/kvZ193NSdn pic.twitter.com/ieJxYeWouc — INOHARA Tohru (@tukinoha2) 2021年12月5日 件のつーとに添付されている画像を見るに、父親の親権率が下がったのは確かだが、実数だけを見るとほぼ横ばいである。 率で言うと確かに減っている。だが、母数である離婚率が増え、かつその母数である婚姻率が減ったことを鑑みると、単純に昔と今の数字を比べるだけでは答えは出ないのでは、とちょっと思ってしまった私だ。 個人的には

    父親と親権に関する個人的な見解 - 日々、思うこと、考えること。
  • なぜ、少女が主体のポスターや動画は炎上しやすいのか。 - 日々、思うこと、考えること。

    ポスターと言って思い出すのが、長女の夏休みの宿題一覧にあった、ポスターの公募だ。環境や、エコなどその主題は様々だが、どれも明確なテーマがあり、それに沿ったスローガンや図柄が推奨されている。そうして、それらの受賞作品は皆、その趣旨に沿った作品がきちんと受賞している。 間違っても、可愛い女の子や人気のキャラクターが主体となった、まったくポスターの趣旨に添わない作品は受賞していない。 さて、最近たびたび炎上する少女が主体のポスターや動画についてだ。不思議と、主体となる少女の描き方には共通点があり、その点が批判の的となっている。 スカートの丈が短い。 肌の露出度が高い。 衣装に学校の制服を連想させるデザインが採用されいている。 生身の少女にはない、性的要素を強調した描写がある。 等のある意味ひねりのない描写が、一部の人間から批判され、結果炎上するのがお決まりのパターンだ。 少女の描かれ方はもちろん

    なぜ、少女が主体のポスターや動画は炎上しやすいのか。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 「妻の飯がマズくて離婚したい」における妥協案 - 日々、思うこと、考えること。

    先日にも言及した漫画の飯がマズくて離婚したい」が完結した影響が、漫画にまつわるに記事が更新されている。 上記の記事のコメント欄や、その他この漫画に関する記事から総合するに、この漫画の問題は「料理がマズイ」ではなく、 が夫の価値観を受け入れない が自分の価値観に凝り固まっている が自身の欠点を自覚しながらも改善する努力をしていない 点であると言える。 ただ、日々の料理に色々と悩みを抱えている私としては、「」だけを批判する気にはどうしてもなれない。 夫は料理にあまり頓着がなく、「味」もさることながら「栄養」についてもあまり関心がなく頼れない。 一方で、私の両親はにうるさく、「味」だけでなく「手間暇」を料理に求めるタイプだ。 故に、この漫画ではと夫、両方の気持ちがよくわかる。 確かに、漫画内で夫はに色々と妥協案を出している。 とは言え、節約をせざる得ない家計状況の中、「お金

    「妻の飯がマズくて離婚したい」における妥協案 - 日々、思うこと、考えること。
  • 好き嫌いはないほうが、作る方は単純に楽だし楽しい。 - 日々、思うこと、考えること。

    アレルギーではない、の好き嫌いについて。 私は、単純にないほうが作り手としては楽だし、楽しいよな、と思っている。小学校では「育」として給の完にうるさかったのもあるかもしれない。特別「残飯」については、色々と言われた記憶もある。 すくなくとも、アレルギーではない、単なる好き嫌いは「面倒くさいな」と思ってはいる。ゆえに、なければないに越したことはない、が私の素直な気持ちだ。 だが、世間一般的には、好き嫌いについてひどく寛容らしい。 話を要約すると。 日頃偏の夫に、夫の嫌いなメニューを夫の偏を改善する目的のもと、いろい色工夫をしつつ出し続けていた。 その日は、嫌いなメニューがメインだった。 夫はべはしたが半分以上残した。 それを見て、子供(おそらく幼児)が注意し、投稿主もそれに乗っかるように注意した。 夫が切れた。 夫が当てつけの様に事を半分以上残した状態で席を立ち、コンビニに行

    好き嫌いはないほうが、作る方は単純に楽だし楽しい。 - 日々、思うこと、考えること。
    mikiponnsuke
    mikiponnsuke 2021/09/28
    きっと、理想は、配慮はされるべきなのだろう。 だが、自分自身が配慮された経験が乏しいゆえに、それが自然にできないだけなのかもしれない。
  • 避妊をせずに性行為をした男性の責務とは。 - 日々、思うこと、考えること。

    どうして悲劇は繰り返されるのだろうか。 今回のいたたまれない事件についても、また女性が主人公であり、女性の責任のみが語られている。 記事内では、相手の男性については、フォーカスされていない。 相手は風俗の客だったとの女性は述べている。 であるのであれば、まず、この風俗店についてぐらいは、言及すべきであろう。 女性は望んだ妊娠だったと供述している。が、彼女の行動とその言葉に整合性は全くない。 私かはかつて、こんな記事を書いている。 今回でも私が主張したい意見のほぼ全てが、上記の記事で触れている。 付け加えるとするならば、「避妊をせずに性行為をした男性の責務」についてだ。 この場合、相手女性が結果妊娠したか否かは、この際あえて問わない。 冒頭のニュース記事に、私はこんなコメントを残した。 世の避妊せずに性交した経験のある男性の中で「もしかして妊娠させたかも」と不安を抱えた日々を10か月近く過ご

    避妊をせずに性行為をした男性の責務とは。 - 日々、思うこと、考えること。
    mikiponnsuke
    mikiponnsuke 2021/09/26
    現代日本は、社会的な責任として、「病院に付き添って避妊薬を目の前飲むまで見守る」が当たり前な社会では、決してない。
  • 料理ができなくても(マズくても)結婚できてしまえる悲劇。 - 日々、思うこと、考えること。

    漫画の飯がマズくて離婚したい」話題になっている。 が夫の意見や代替え案をことごとく無視、却下しているから、が悪い。 自身、料理ができないのを自覚していながら、努力を怠っていたのだから、が悪い。 夫自身、料理ができないのをわかったうえで結婚したのだから、夫も悪い。 夫が仕事をセーブして、料理を担当するという選択だってあったはずなのに、それをしなかった夫も悪い。 等意見が分かれているのが興味深い。 だがそもそも論として、料理ができなくても結婚できてしまえるのが、この問題の根っこなのでは、と私には思えてならない。 「料理は誰にでも簡単にできる行為」と認識されているからだろうか。この手の問題の配偶者を持つ人の多くは、「徐々に上達していくだろう」「子供が生まれれば変わるだろう」と楽観視し、そんな予想が見事に外れ落胆すると言うお決まりのパターンをたどっている印象がある。 もっと言えば、

    料理ができなくても(マズくても)結婚できてしまえる悲劇。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 意地悪を意地悪と感じない人がいる。 - 日々、思うこと、考えること。

    受け取り方は人それぞれだ。だが、被害者が「私は被害にあっていない」と主張すれば、それでいじめが、ハラスメントがなかったことになるわけでは、現実問題ない。 メンタルが強い人間が、鈍い人間が、独特の受け取り方をする人間が「私はちっとも嫌じゃなかった」と主張すれば、それですべてがなかったことになるのは、違うのではないだろうか、と私は思う。その現場を見た第三者への影響への問題もある。「あの人は嫌と言わなかったから、自分も他の人にしていいのだ」と解釈、学習してしまうのは危険だ。 昨日こんな質問を見つけた。 夕時、投稿者はトラブルが起きたため子供と一緒に席を外し(病院への送迎)たのち、再びテーブルに着いたのだが、その際夕が残っていなかったという話だ。ちなみに、子供と投稿主は事をほとんどとっていない。 しかも、この状況で、夫と残る子供二人からの謝罪はなかった。八つ当たりのように、夫がぐちゃぐちゃの

    意地悪を意地悪と感じない人がいる。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 夫の休日出勤(無給)は妻の時間と労力を奪っている。 - 日々、思うこと、考えること。

    夫の家事・育児に対する不満を職場で愚痴ると、当然だが意見は真っ二つに分かれる。 一つは、共感の声。 そうして、もう一つはそんな私への批判の声、だ。 不要の範囲内でしか働いていないのだから、夫に家事・育児を期待するのはそもそも間違っている、との意見である。 話は変わるが、夏休み前、数人の先輩ママと話す機会があった。 その際「休日の朝づくりは夫が単相してくれる」と言う、非常に羨ましいエピソードが複数出た。ちなみに、幼稚園での出来事であったのもあり、その場にいたのは専業主婦か不要の範囲内で働くパート主婦だ。 そういえば、と軽い衝撃を受けたかつての出来事を思い出した。 長女が幼稚園だったころのママ友から「月に数回、デリバリーでお弁当を頼んでいる」「土曜の昼はマックのハッピーセットで済ませている」との話が、何気なく出たのだ。我が家ではちょっと考えられなかったので、びっくりしたのをよく覚えている。マ

    夫の休日出勤(無給)は妻の時間と労力を奪っている。 - 日々、思うこと、考えること。
  • いくら悪気がないからと言っても・・・・・・ - 日々、思うこと、考えること。

    これされて、「言わなかった私が悪かったのかな」って結論になるのは、なんか嫌だなぁ。子供の教育にも悪そう。 article.yahoo.co.jp やった人に悪気があるのかないのかはさておいて。 自分が傷ついたできことに対して「でも、私がこう出れば、こう返したら結果は違ったよね」って発想は、正しくはあるのかもしれないけれども、危険でもあるよなぁとちょっと思ってしまう。 なぜなら、「モラハラ」や「嫌がらせ」「いじめ」がなくならない根的な理由も、そこにあるからだ。 「反論しないあなたが悪い」 「意見を言わないあなたが悪い」 と、まるで被害者に非があるかのような印象をも周囲に与えかねない。 子供への影響も心配だ。 子供に「自分の意見をはっきり言おうね」と教えるのは大事だろう。 でも、現状を前に、夫に不満を言わないのも何か違う気がする。子供たちに「この状況のおかしさ」を伝えること。「こんなことさ

    いくら悪気がないからと言っても・・・・・・ - 日々、思うこと、考えること。
    mikiponnsuke
    mikiponnsuke 2021/09/04
    自分が傷ついたできことに対して「でも、私がこう出れば、こう返したら結果は違ったよね」って発想は、正しくはあるのかもしれないけれども、危険でもあるよなぁとちょっと思ってしまう。
  • 家事・育児のスキルなんて重要視されていなかった私 - 日々、思うこと、考えること。

    昨日、今まで伸ばし伸ばしにしていた、長女と次女の制帽のゴムの付け替えをした。その際、今まで適当にやっていたゴムの付け替え方法について、「きれいに見栄えよく」もしくは「次の交換時に簡単にできるように」するために、ネットで調べてみた。試してみたくなるような記事や動画が複数見つかり非常に参考になった。 さて、先日なかなか挑発的な書き出しの記事を見つけた。 この記事の筆者の主張によると、「結婚時に家事・育児のスキルを重要視しなかったのだから、自分の夫にそのスキルがないからと言って騒ぐ女性はおかしい」らしい。 だが、どうだろう。 現実問題、世の家事・育児を主体的に担っていない男性は、結婚時どの程度女性に「家事・育児のスキル」を重要視しているのだろうか? 少なくとも、私自身は夫からはその点何の言及も要求も、そうして要望もなかったように思う。ただ、私が一方的にそうして主体的に「家事がんばらなきゃな」と思

    家事・育児のスキルなんて重要視されていなかった私 - 日々、思うこと、考えること。
    mikiponnsuke
    mikiponnsuke 2021/09/02
    現実問題、世の家事・育児を主体的に担っていない男性は、結婚時どの程度女性に「家事・育児のスキル」を重要視しているのだろうか?
  • 「だったら働けばいいじゃない」は女性を幸せにするか否か。 - 日々、思うこと、考えること。

    私が既婚でかつ子供を育てている女性だからだろう。 過去の検索及び閲覧履歴の影響で、ヤフーのトップページに、やたらと既婚女性を主人公にした身近な漫画が表示される。 個人的な印象ではあるが。その内容の多くは、主人公は子供を持つ母親で、夫や義理の両親・家族が非常識で・・・・・・といった内容で、勇気のある主人公の行動や発言で「スカッと解決」する話が多い。 中でも、夫のモラハラや浮気にまつわるエピソード。モラハラとはいかないまでも、理解のない夫の話が目立つ。傍から見たら「離婚」一択な展開も多い。だが、子供が小いから、複数いるから働きたくても働けない、と悶々とする主人公もおり、なかなか簡単に「スカッと解決」ともならない。 さて、この手は掲示板からの投稿が話の元ネタになっているケースがあり、漫画の合間に合わせて投稿されたコメントも紹介される。 そこで出くわすのが、タイトルの「だったら働けばいいじゃないで

    「だったら働けばいいじゃない」は女性を幸せにするか否か。 - 日々、思うこと、考えること。
    mikiponnsuke
    mikiponnsuke 2021/08/22
    女性の働くには、とかく家事・育児の問題が付きまとう。それは、お金で解決、もしくは、夫の協力なくしては善処しない。だが、夫の思考や行動は変えられないし、家事・育児を考えると働き方は制限される。
  • 「いじり」を「おいしい」ととらえる価値観の危うさ。 - 日々、思うこと、考えること。

    昼間のテレビで、韓国のバレー選手によるいじめについて取り上げられていた。 10年前の出来後である。 被害者とされる側の話しか取り上げられていない。 物的証拠がない。 などの点から、加害者への処分が過剰ではないか、との意見もある、らしい。 さて、「いじめ」問題が話題に上がるたびに出るのが「いじり」についての議論だ。「いじり」を笑いに変えるのを「良し」とする価値観がある。なにをもって「いじめ」ではなく「いじり」とするのか。「いじられた側の受け取り方次第」とされるからだろう。 「いじり」を積極的に「良し」とする価値観を持つ人は、二つの種類の人間に分かれる。 「いじり」をする側の人間。 「いじり」をされる側の人間でかつ、いじられることで得られる周囲からの笑いを「おいしい」ととらえる人間。 だ。 人が何かに対しどう感じるか、とらえるのかは自由だ。批判するのは間違っているのだろう。 だが、あえて私は言

    「いじり」を「おいしい」ととらえる価値観の危うさ。 - 日々、思うこと、考えること。
  • ファミマの「お母さん食堂」とか、性別役割分担とか、なんとか。 - 日々、思うこと、考えること。

    コンビニチェーン、ファミリーマートの総菜シリーズ「お母さん堂」のネーミングについて、色々とネットが騒がしいようだ。 私個人としては、問題定義をした人に対して「わかるよー。」と共感したい気持ちが大きいが、反面他人事として「今更だよなぁ。」とのあきらめの気持ちも、多少はある。 というのも、昨日車を運転中たまたま見ていた短歌の番組で、何ともあれな光景を見てしまったからだ。 しかも、放送局はNHKだ。子供向けなのか、大人向けなのか、いまいちわからない雰囲気の番組ではあったのだけれども。 数人のタレント(どうも、事前に作った短歌を先生が見て、上位数名がスタジオに呼ばれる形式らしい。)が、とあるテーマに沿ったエピソードを下敷きにした自作の短歌を披露し、先生に評価・添削してもらう形をとっていた。 さて、そのエピソードと言うのが、視聴者から送られてくるおそらく「実体験」なのだが、たまたま見たその回のエピ

    ファミマの「お母さん食堂」とか、性別役割分担とか、なんとか。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 母親のワンオペ育児はして、できて「当然」か?? - 日々、思うこと、考えること。

    先程、非常に気になる投稿を見つけた。 夫が、独断で夫の友人の沖縄挙式に参加を決めたのに対する、の不安と不満が綴られている。 背景として、 投稿者は現在育休中の女性。 子供は挙式時に1歳8か月になる。 子供が1歳6か月になるタイミングで、子供を保育園に預け職場復帰予定。 職場復帰と同時に、部署異動が決まっている。 結婚予定の友人は、投稿者の式(しかも北海道)に呼んでいる。 招待されたほかの友人の中で、子供がいるのは投稿者夫婦のみ。 当の事情がある。 そのうえで、 1)自分の意思で参列をやめてもらう。 2)家族旅行として3人で沖縄に行き挙式中だけ子と私で時間を潰す。 のどちらかの案を夫に飲んでもらいたいというものだ。 回答欄には案の定というべきか、投稿者を非難する声がずらりと並んでおり、「たかだが一日二日のワンオペで騒ぐのは大げさ」との声が多く寄せられている。 私自身は、この投稿者の気持ちが

    母親のワンオペ育児はして、できて「当然」か?? - 日々、思うこと、考えること。
  • 「苦労の怨霊」の連鎖を断ち切れない私たち。 - 日々、思うこと、考えること。

    前回の記事の続き。 こんなコメントいただいて、妙に納得してしまった私だ。 one-mam これすごく分かります。そこかしこにありますよね。私はこういう心理を苦労の怨霊と呼んで認識するようにしています。 2020/11/16 「苦労の怨念」とは言いえて妙だなぁと思いつつ。 けれども一方で、この「苦労の怨念」の連鎖を断ち切るのが難しいからこその、問題なのだよなぁと考えてしまった。 前回の記事に取り上げた広告については、こんなエントリーもあり大きな注目を集めている。 特別ここの件に、「そうそう!!」と膝を打ってしまった。 ただ、ツッコミを入れられるからといって小火って当然だとは私は思いませんし、私自身は、コンテンツとして全然許容できる範囲です。なぜ燃えたか分からない人向けに私見を書くと、この小火は、「日で母親の家事が完璧でないといけないという呪いが還流してきた小火」です。 上で"私だったら多分

    「苦労の怨霊」の連鎖を断ち切れない私たち。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 自分が要求されたことを、相手に要求したくなる欲求。 - 日々、思うこと、考えること。

    インスタントラーメンの広告漫画が話題になっている、らしい。 togetter.com ラーメンに具が乗っていないのが批判の理由かなと思って読み進めてみたが違った。後半の、帰宅後のと夫が一緒になってお皿を洗っているシーンについて賛否が分かれる形になってしまったらしい。 私自身は、このシーンを見て「ほっこり」しなかった人間だ。 まだまだ次女に、そうして長女にも手がかかり、かつ仕事を始めた私としては、同じ状況に置かれた際、の立場として「ほっこり」はしなかったろうと、容易に想像できたからだ。 おそらく、この漫画に賛否が分かれているのには、この漫画テイストゆえ に、「父親のワンオペ育児の必死さ」が伝わってこないのも理由にあるように思う。子供はおとなしく座って、しかもフォークできれいにテーブルや床を汚すことなくラーメンべ、帰宅時には同じくおとなしくテレビを見ている(ように読者には見える)。おま

    自分が要求されたことを、相手に要求したくなる欲求。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 男の子はなぜ機能的なスカートをはかないのか。 - 日々、思うこと、考えること。

    最近の次女のお気に入りの洋服は、恐竜の長袖Tシャツだ。それも、女児用の恐竜柄が店頭で見つからなかったので、男児用のそれを愛用している。 知らかなかったのだが、同じ数字のサイズ表記でも男児と女児とではサイズ感が違うのだと言う。 そのため、ワンサイズ下の男児用の恐竜の服を今日も喜んで着ている。 さて、先程、差別につながりかねない、ジェンダーが絡む子供の発言についての記事を読んだ。 実は、先日小学2年生の長女から唐突に「男の子がスカートをはくなんて変じゃないか」と問われ、大いに驚かされたばかりだった。 私はそれに対し、 「だって女の子だってズボンはくでしょ??だったら、男の子だってスカートはいてもいいんじゃないの??」 と返した。「外国でも、国によっては、スカートのような服を男性がf着るんだよ」とも続けた。 けれども、私の説明に長女はイマイチピンと来ていないようだった。 確かに、長女の身近にスカ

    男の子はなぜ機能的なスカートをはかないのか。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 真実が「ウソ」とされてしまう現実。 - 日々、思うこと、考えること。

    とかく女性が被害(特に性被害や暴力)を受けた時、周囲の人間に人が勇気を出して真実を話しても、「ウソだ」と聞く耳を持ってもらえないケースが多々ある。 もっとも、実際には、被害に男女の別は関係ない。 ただ、性被害や暴力の被害は女性が受けやすい。 おまけに、男女の体力差の関係もあって、受ける被害は男性のそれよりも比較的大きい。 故に、女性が何かの被害にあい、その詳細を人の口からきいたとき、聞いた側の人間は自分の経験や常識と照らし合わせ、しばし「信じられない」「ありえない」と言った感想を人は抱く。 暴力だけではない、いじめや介護・育児などの「大変さ」「過酷さ」のについての真実を当事者が語った際、時として人にその事実を素直には信じない。 偶然にも、実際に起きた事件の記事の中でも、被告の女性は真実を信じてもらえなかったエピソードが触れられている。 被告は22歳の女性で、介護を苦に祖母に手をかけてし

    真実が「ウソ」とされてしまう現実。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 性教育以前の話。 - 日々、思うこと、考えること。

    教育に関する、非常に有益なエントリーを読んだ。 中学二年生の女子生徒さんから相談DMが来ました。 「彼氏に誘われてすることになったのですが妊娠は避けたいのでコンドームを買おうと思います。どこに売っていて、どうやって使うのかがわかりません。教えてください。」 というものでした。 なのでここでその返信を続けたいと思います。 — コンドームソムリエAi🌈(保健室の先生) (@Ai_con_j) 2020年10月27日 正直、「素晴らしい!!」と思うと同時に「中学2年生にはこのハードルは高いな」とも感じた。 知識として正しく有益なだけでなく、読み手に「ハードルが高い」「面倒」との感想を持たせた点でも、非常に良いアドバイスなのだろう。 ただ、一点「断っても嫌われない」とのくだりについては、ちょっと違うのかなと私は思っている。 いや、中学2年生へのアドバイスとしては正しいのだ。 正しいが、現実問題

    性教育以前の話。 - 日々、思うこと、考えること。
  • 妻・母親にとっての「自分の問題と、他人の問題を分ける」を考える。 - 日々、思うこと、考えること。

    「自分の問題と、他人の問題を分ける」とのアドバイスをよく見聞きする。 先日も先輩ママとの会話の中で、 「そこまで手助けしちゃだめだよ、きっちり人に責任を取らせるなり、痛い目に合わせなきゃ」とのアドバイスを受けた。 一方で、子供の失敗に対し「もっとこうすれば防げたはずだ」との視点からのアドバイスもよく受ける。 件の先輩ママは、上のお兄ちゃんが小学6年生と高学年なこともあり、 「母親として、最低限のサポートなり声掛けや助言はするけれども、最終的にそれをしなかったのなら、それは人の問題であり責任だ」 と、あっさりしたものだった。 一方の私は、自分の至らなさに日々自己嫌悪に陥りつつも、人に自覚を持ってもらいたいとの思いもなかなか捨てきれない。 結局、「最低限のサポートなり声掛けや助言」の線引きができず、「過剰なサポートとしつこいくらいの声掛け」と「何も言わない、もしくは一回しか声掛けせずに静

    妻・母親にとっての「自分の問題と、他人の問題を分ける」を考える。 - 日々、思うこと、考えること。