はじめに Oracle Databaseのクラウドサービス Autonomous Databaseはあらゆるワークロードを実行できるデータベースです。OLTPやデータウェアハウスだけでなく、実は機械学習のワークロードも実行できます。 データベースで機械学習?と思われるかもしれませんが、実は技術的に理にかなった選択肢でもあります。そもそも、データベースに入っているデータはユーザーのデモグラフィックデータだったり、購買履歴だったりと、企業活動に活かせるあらゆる分析が可能なデータなのは周知のとおりです。しかもデータベースにデータが入っている時点で、正規化済だったり、時系列になっていたりするわけですから、これらを機械学習に使わない手はないわけです。 その際、データベース自体に機械学習の仕組みが備わっているのであれば、ついでに、データベースで機械学習をやってしまえばいいんじゃないの?というお話です。