撮影中のトレイ・エドワード・シュルツ監督(左)(C)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved. [映画.com ニュース]「ムーンライト」「レディ・バード」「ミッドサマー」など次々と話題作を発表するスタジオA24の新作「WAVES ウェイブス」が、7月10日から公開される。心理スリラー「イット・カムズ・アット・ナイト」で注目され、本作のメガホンをとったトレイ・エドワード・シュルツ監督は、まず使用する楽曲のプレイリストを作成し、楽曲から受けたインスピレーションをもとに脚本を執筆した。「映画作りにおいて、音楽はすごく大きな存在」と語るシュルツ監督に話を聞いた。 ある夜を境に幸せな日常を失ったタイラー(ケルビン・ハリソン・Jr.)とエミリー(テイラー・ラッセル)兄妹の姿を通し、青春の挫折、恋愛、親子問題、家族の絆といった普遍的なテーマを描く。