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  • 考察/新海誠『すずめの戸締まり』が「震災文学」である本当の理由(藤津亮太) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

    『想像ラジオ』を補助線に 『すずめの戸締まり』を見終わって、東日大震災を取り扱ったアニメや小説、評論などにいくつか目を通した。その中で、発売以来の再読となった小説『想像ラジオ』(いとうせいこう/河出書房新社)は、『すずめの戸締まり』を考える上でも、興味深い補助線を与えてくれた。 「想像ラジオ」とは、海沿いの杉の木のてっぺんから深夜2時46分になると発信される、「あなたの想像力の中」だけで聞こえるラジオ番組。案内役はDJアーク。彼は津波に被災して、釣り上げられた杉の木の上から音楽とメッセージを発信しているのだ。 想像ラジオがどのようなものかが第一章で書かれ、つづく第二章は被災地にボランティアとして訪れたグループの様子にフォーカスする。語り手である作家のSは、ボランティアの中で耳にした「杉の木の上に引っかかっていた人」のイメージに取り憑かれるものの、その声(=想像ラジオ)を聞くことはできない

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    monaken
    monaken 2022/12/03
    「震災文学」という括りより「宇宙よりも遠い場所」の12話における「子が亡くなった親に追いついて更に進んでいく」流れに見えた。
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