東京オリンピックが8日、17日間の日程を終えたことを受けて、大会組織委員会の武藤事務総長は「アスリートの立場に立つと大会を開催してよかった。コロナ対策は機能したと思う」と述べ、新型コロナウイルスの感染が拡大する中ではあったものの、大会を開催したことの意義はあったという考えを強調しました。 組織委員会が発足した7年前から事務方のトップとして運営にあたってきた組織委員会の武藤事務総長は、東京オリンピックの閉幕から一夜明けた9日、記者団の取材に応じ「アスリートから開催への感謝のことばがいくつもあった。鍛錬を何年も重ねてわずかな期間に実力を発揮するアスリートの立場に立つと大会を開催してよかった」と述べました。 そのうえで「大きな観点ではコロナ対策は機能したと思う。世界的なイベントを開催したという事実は大きく、ひとつのレガシーだと思う」と述べ、新型コロナウイルスの感染が拡大する中ではあったものの、大