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anthropologyに関するmuchonovのブックマーク (7)

  • 『西ケニアにおける「女子割礼」について - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」 2009-09-26』へのコメント

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    『西ケニアにおける「女子割礼」について - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」 2009-09-26』へのコメント
    muchonov
    muchonov 2009/09/27
    id:nekoluna 「em-power」が他動詞であり、何者かが力なき者に力を与えるというpaternalismを内包する点にご留意ください。そして現場では、empowermentはしばしば西洋的価値観の啓蒙による「因習からの脱却」を志向しがちです。
  • 西ケニアにおける「女子割礼」について - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」 2009-09-26

    アフリカの女子割礼について話題になっているようです。私は、ケニア西南部とタンザニア西北部の国境をまたいだ地域に住んでいるクリアという民族について、西ケニア側で現地調査をしており、1990年代後半に、クリア社会の男子割礼と女子割礼の調査をしたことがあります。 その成果の一部は、科研費の成果報告書ならびに博士論文という形で発表していますが、一般に読まれる形での発表ではありませんでした。アフリカの女子割礼への関心がすこしでも上がっているときに、現地調査したことのある人類学者として、現地の声を紹介する義務があるだろうと思い、緊急エントリーをアップします。 民族誌的事実を紹介する前に、まず、アフリカの女子割礼を廃絶するために人道的介入をすべきだという人権派と、現地の声や当事者にとっての意味を知ることが大切だという、文化相対主義的な立場をとる人類学者との間のディスコミュニケーションについて、私の意見を

    西ケニアにおける「女子割礼」について - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」 2009-09-26
    muchonov
    muchonov 2009/09/27
    マイ指導教官!! FGMに関しては人類学側から見ると結構粗雑な議論が多い(アリス・ウォーカーやホスケンレポート含め)。あのへん今も鵜呑みにしてる日本のFGM廃絶派はせめて岡真理氏のテクストを読んでほしい。
  • 神話としてのアンパンマン - レジデント初期研修用資料

    ハッヒフッヘホー。アンパンマン、腐敗と発酵の違いを知っているか?」 大体このへんから始まった、一連のおしゃべりをまとめた。 バイキンマンからこんな問いを投げかけられて、アンパンマンはたぶん、 答えを見つけられないはず。正義というのは来、「悪役」なしには存在できないから。 妄想:アンパンマンは山の神様だった 原作だとこのあたりは、アンパンマンの体は、ジャムおじさんのパン種に飛び込んできた星みたいな何かで、 バイキンマンは異星人だけれど、このあたりはあくまでも、人間の側から見た事実。 ここにこんな設定を持ち込むと、物語の意味が大きく変わって面白い。 「アンパンマンとバイキンマンは元は同類の存在であったが、片方はイースト菌で用に、もう片方は雑菌が繁殖し出来損ないとして廃棄された」 焼かれる前のアンパンマンとバイキンマンは、山の中に「パン種」として存在して、 ジャムおじさんの介入を受けること

    muchonov
    muchonov 2009/09/08
    併せて読みたい:クロード・レヴィ=ストロース『神話論理I:生のものと火を通したもの』 http://www.msz.co.jp/book/detail/08151.html
  • asahi.com(朝日新聞社):イスラム研究者の大塚和夫さん死去 - おくやみ・訃報

    大塚 和夫さん(おおつか・かずお=東京外国語大学教授・社会人類学)が4月29日、脳梗塞(こうそく)で死去、59歳。葬儀は近親者で行った。喪主は美保子さん。お別れの会を予定しているが、日取りは未定。  イスラム研究で知られ、著書「イスラーム主義とは何か」、共編著「岩波イスラーム辞典」などがある。日民族学会会長も務めた。

    muchonov
    muchonov 2009/05/02
    まだそんなお歳じゃなかったのに…。ご冥福をお祈りします。
  • なんのための構築主義か(少数派のアイデンティティについて)。 - hituziのブログじゃがー

    「われわれ」を想像する権利 - Danas je lep dan. うえの記事の、最初の部分に違和感がありました。全文は うえのリンク先を よんでください。一部分だけ引用します。 前に書いた 真に他民族を尊重するということ - Danas je lep dan. の補足のようなもの。 ぼくは前々から構築主義※1を支持しながらアイヌなど少数民族の民族復興運動をも同時に支持している事について矛盾があるのではないかと感じていて,その二つの立場の整合性を取ろうとしたのが前掲エントリなんだけれど,図書館で雑誌をパラパラとめくっていたらしっくりくる表現を見つけた。 ※1:構築主義と源主義の違いについては,質主義と構築主義 - Danas je lep dan.を参照。 「構築主義を支持」するなら、「アイヌなど少数民族の民族復興運動をも同時に支持」するのは「矛盾」でしょうか。そんなことはありません。

    なんのための構築主義か(少数派のアイデンティティについて)。 - hituziのブログじゃがー
    muchonov
    muchonov 2009/03/15
    この頃の伏見憲明が小田亮センセと同じ地平に到達していたことに改めて驚く。これはかつてアカーが標榜していた「戦略的本質主義」とは似て非なる、共同性の編み直しという政治的取り組みだったのですね。
  • 「卵と壁」と社会の二層性  2009-03-02 - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」

    話題となっていた村上春樹さんのエルサレム賞受賞講演について書こうと思っていながら、つい忙しさにかまけて時期を逸し、書きそびれてしまったなと思っていたら、きょうの毎日新聞の夕刊とサイトに講演の英文と日語訳(夕刊は日語訳だけですが)の前半部分が載っていました。残りは火曜日に載るようですが、この機会に書いておこうと思います*1。とはいっても、受賞講演のテキストは、共同通信エルサレム支局長の長谷川健司特派員が、エルサレム賞主催者から提供を受けたテキストを基に、実際の講演での修正部分も録音を使って再現したものを使うことにしますが*2。日語訳は拙訳です(といってもまずい訳という意味ではありませんよ)。 さて、レヴィ=ストロースの「真正性の水準」の帰結のひとつは、人は社会の二つの層を二重に生きているというものです。すなわち、近代になって地球上のあらゆるところで非真正な社会が真正な社会を包摂するよう

    「卵と壁」と社会の二層性  2009-03-02 - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
    muchonov
    muchonov 2009/03/03
    「村上春樹さんの受賞講演を理解する、または面白く読むためには、この「社会の二層性」という視点と絡めるのが良い」
  • 講義「なぜ帰宅後すぐ手を洗うのか-文化人類学の効用」

    文化人類学を学ぶことは何の役に立つのか、という質問を受けることがあります。最近では、学生からだけではなく、社会からそのように聞かれたらすぐに答えられるような講義が望ましいといった、くだらないことを大学内で言う人もいます(実際に「社会」がそんなことを大学教員に聞くなんてことはないのですが)。そのような質問への答えは、役に立つというのがどういう意味で聞いているのかにもよりますが、まあ、ふつうこういった質問は、直接に何かすぐに役にたつ(「お金になる」とか「就職が有利になる」とか「もてる」とか)ということを想定しているのでしょうから、その答えは何の役にもたたないということになるでしょう。けれども、あえていえば、文化人類学は、すぐに役にたつか立たないかという基準で生きていくような生き方とは違った生き方を想像するうえで、とても役に立つ学問だともいえるでしょう。というのも、文化人類学は、ひとつの社会での

    muchonov
    muchonov 2009/01/22
    小田先生のテキストは書かれてからずいぶん後に突然ブクマが始まる傾向があるなー / 小田先生は文化史研究者でもありますし、そもそも「帰宅後手を洗うのは『日本人の迷信』ではない」と言ってます>id:betelgeuse
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