上海・金山区に設置された監視カメラの位置を示した地図。「インターネット2・0」が入手した、上海市当局のものとみられるデータから特定したという。約3キロと約6キロの区画に約120カ所のカメラが設置されていた=同社提供 中国・上海市当局が、少なくとも9万人の個人情報データなどを「ウイグル・テロリスト」と名付けて保管していたとみられることが、豪サイバーセキュリティー会社「インターネット2・0」の調査でわかった。リストの一部には日本人895人も含まれていた。同社は市当局がつくった監視対象リストの一部とみている。 【写真】上海市当局が保管していたとみられる「ウイグル・テロリスト」の実態は… 同社は、米、豪、カナダ政府などのサイバーセキュリティーの顧問をしていたロバート・ポッター氏らによって設立された。同社は上海の通信会社が運営するクラウドにあったデータを昨年末に入手。IPアドレスから、上海市当局が管