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科学と宇宙に関するndto510870xxのブックマーク (6)

  • 雷2.4兆回分か、高エネルギーの宇宙線検出 「アマテラス粒子」と命名 大阪公立大など

    米ユタ州の砂漠に設置された地表粒子検出器群で高エネルギーの宇宙線を検出するイメージ(大阪公立大・京都大L-INSIGHT・Ryuunosuke Takeshige提供) 宇宙から陽子などの微粒子が高エネルギーで降り注ぐ「宇宙線」の観測に取り組む大阪公立大などの国際研究グループが、過去最大規模のエネルギーを持つ宇宙線の検出に成功した。到来した方向には発生源となりうる天体が見当たらず、未知の天体現象に由来した可能性がある。グループは「アマテラス粒子」と名付けて粒子の種類や発生源を調べる。成果をまとめた論文は24日(日時間)、米科学誌「サイエンス」に掲載された。 宇宙線は宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線で、大規模な爆発やブラックホールなどが発生源と考えられている。宇宙における数々の現象を解き明かすカギになるとされている。 研究グループは米・ユタ州の砂漠で、琵琶湖の面積に近い700平方キロ

    雷2.4兆回分か、高エネルギーの宇宙線検出 「アマテラス粒子」と命名 大阪公立大など
  • 月の裏側の地下に謎の超巨大物体が、研究

    NASAのルナー・リコネサンス・オービターが撮影した月の画像。月の裏側が無数のくぼみで覆われているのがわかる。中央の青い部分は、南極エイトケン盆地。直径約2500キロで、太陽系で知られている限り最古かつ最大の衝突クレーターだ。(PHOTOGRAPH BY NASA/GODDARD) 月の裏側の地下に、何やら巨大な物体が潜んでいるらしい。質量がハワイ島の5倍もある金属の塊のようだという。 学術誌「Geophysical Research Letters」に最近発表された論文によると、その物体は南極エイトケン盆地の地下300キロよりも深い場所にある。南極エイトケン盆地は、数十億年前、月の表面がまだ高温の溶岩に覆われていたときに、隕石が衝突してできた巨大クレーターだ。月面が完全に冷え固まる少し前に形成されたため、今も痕跡が残っている。(参考記事:「【解説】月の裏側でマントル物質を発見か、中国」)

    月の裏側の地下に謎の超巨大物体が、研究
  • 宇宙には反物質でできた「反物質星」が存在するかもしれないとの研究結果

    反物質とは、通常の物質とは逆の電荷を持つ物質で、物質と接触すると膨大なエネルギーを放出して対消滅してしまうという存在です。そんな反物質でできた「Antistar(反物質星)」が、銀河の中に複数存在している可能性があるとの研究結果が発表されました。 Phys. Rev. D 103, 083016 (2021) - Constraints on the antistar fraction in the Solar System neighborhood from the 10-year Fermi Large Area Telescope gamma-ray source catalog https://journals.aps.org/prd/abstract/10.1103/PhysRevD.103.083016 Stars made of antimatter could lurk i

    宇宙には反物質でできた「反物質星」が存在するかもしれないとの研究結果
  • 太陽系の歴史を残す「始原的な隕石」、英国に落下

    英国ウィンチカムの民家の私道で発見された隕石。炭素質コンドライトという古いタイプの希少な隕石で、その組成は太陽系の初期の歴史を解明するのに役立つことが期待されている。 (PHOTOGRAPH FROM TRUSTEES OF THE NATURAL HISTORY MUSEUM, LONDON) 2021年2月28日の夜、英国南西部グロスターシャーの上空で、崩壊しながら落下する火球の姿が6秒にわたってとらえられた。研究者らは火球の行方を追跡して隕石を発見、その組成を分析したところ、太陽系の秘密を隠しているかもしれない「始原的な隕石」であることがわかった。 英国では隕石が見つかること自体、レアだ。地球には、ひっきりなしに隕石が衝突しているが、そのほとんどは火球として見えるほど大きくない。火球になるほど大きい隕石であっても、その多くは海に落ちる。(参考記事:「宝くじより高い? 隕石に当たって死

    太陽系の歴史を残す「始原的な隕石」、英国に落下
  • 火星の海は地殻に取り込まれた、新説、火星も青かった

    火星の地表にはかつて水が流れていたが、数十億年前に消えてしまった。最新の研究論文により、多くの水が、宇宙空間に流出しただけでなく、火星の地殻内の鉱物に閉じ込められた可能性があることが示唆された。(IMAGE BY NASA/JPL-CALTECH) 現在の火星は極寒の砂漠だが、干上がった三角州や川岸などの地形を見れば、かつて水が地表を流れていたことは明らかだ。隣の地球には水が豊富にあり、生物の楽園となっているのに、火星の水はいったいどこへ行ってしまったのだろうか? これまでの研究は、火星の大気が太陽放射によって剥ぎ取られ、宇宙空間に水がほとんど流出したと示唆してきた。しかし、3月16日付けで学術誌「Science」に掲載され、同日に月惑星科学会議でも発表された最新の研究は、大量にあった火星の水は宇宙空間へ逃げたとともに、地質内にも閉じ込められたのだろうと結論づけた。(参考記事:「時を超えて

    火星の海は地殻に取り込まれた、新説、火星も青かった
  • 過去最大のブラックホール衝突を確認、科学者興奮

    今にも衝突しようとする一対のブラックホールの想像図。(ILLUSTRATION BY MARK MYERS, ARC CENTRE OF EXCELLENCE FOR GRAVITATIONAL WAVE DISCOVERY (OZGRAV)) 今から70億年以上前、2つの巨大なブラックホールがお互いのまわりを周り、やがて衝突して合体した。この激しい衝突により、時空のゆがみが波となって宇宙に広がっていった。重力波である。 2019年5月21日の早朝、はるか彼方で発生した重力波が地球に到達し、米国のLIGOとイタリアのVirgoという2つの重力波観測所でとらえられた。天文学者たちがその信号を分析したところ、これまで検出されたなかで最大の衝突と、理論上ありえないブラックホールについて、手がかりが得られた。(参考記事:「解説:ブラックホールの撮影成功、何がわかった?」) GW190521と名付け

    過去最大のブラックホール衝突を確認、科学者興奮
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