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ナショジオに関するndto510870xxのブックマーク (51)

  • オオアナコンダの新種を発見、“世界最重のヘビ”に衝撃の事実

    最近の新たな研究により、オオアナコンダはヒトとチンパンジーの間よりも遺伝的差異が大きい2種に分けられることが明らかになった。写真はエクアドルのヤスニ国立公園で撮影された、今回新種とされたキタオオアナコンダ(Eunectes akayima)。頭にヒツジバエ科のハエが止まっている。(PHOTOGRAPH BY KARINE AIGNER/NATUREPL.COM) 世界で最も重いヘビが大きな秘密を隠していたことが明らかになった。2024年2月16日付けで学術誌「MDPI Diversity」に掲載された論文によれば、南米にすむオオアナコンダ(Eunectes murinus、英名Green Anaconda)は、実際には遺伝的に異なる2つの種に分けられることがわかった。両種の見た目は非常に似ているため、専門家でさえ区別できないほどだ。 「遺伝的には、違いは非常に大きいです」と、ナショナル ジ

    オオアナコンダの新種を発見、“世界最重のヘビ”に衝撃の事実
  • 脳に入る寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意

    葉の上でシルエットに見えているバナナナメクジ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オーストラリア人のサム・バラード氏は19歳のとき、パーティで友人たちにけしかけられてナメクジをべた。数日のうちに、彼は珍しいタイプの髄膜炎にかかり、それから1年以上昏睡状態が続いた。意識が戻った後も首から下の麻痺は治っていない。 医師によると、バラード氏の病気の元凶はナメクジに寄生する広東住血線虫(Angiostrongylus cantonensis)だという。(参考記事:「驚愕!ナメクジの腹に潜んで旅をする線虫」) 広東住血線虫の感染者はバラード氏の他にもいる。なかには氏と同じように、周りにけしかけられた結果として罹患した例もある。これまでに少なくとも3件の感染例で、少年や青年がナメクジやカタツムリをべていたことがわかっ

    脳に入る寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意
  • 目でアルツハイマー病の兆候がわかる? 早期発見に期待も

    人間の目の超広角デジタルスキャン画像。網膜の静脈と毛細血管が見えている。目に入った光は、網膜で電気信号に変換されて、脳に送られる。(PHOTOGRAPH BY JASON EDWARDS, ALAMY STOCK PHOTO) 「目は心の窓」とよく言われる。最近の研究によると、アルツハイマー病の初期の兆候も、目からわかるかもしれないという。アルツハイマー病は、米国では650万人以上、世界では5500万人以上の患者がいると推定される神経変性疾患だ。 7年がかりの分析により、目の網膜の変化と、アルツハイマー病患者の脳で起きている変化との間に関係があることが明らかになった。網膜の変化は、軽度の認知機能障害しか見られない、ごく初期の段階から始まっていた。この論文は2023年2月11日付けで医学誌「Acta Neuropathologica」に発表された。 「アルツハイマー病による病理学的変化は、非

    目でアルツハイマー病の兆候がわかる? 早期発見に期待も
  • 大戦中の兵士が偶然発見、世界遺産「古代トラキア人の墳墓」とは

    極彩色の玄室 カザンラクの墳墓の玄室の天井に描かれたフレスコ画。使用人や音楽家や戦車に囲まれて宴席につく夫婦が描かれている。(AGE FOTOSTOCK) 第二次世界大戦中の1944年4月、ブルガリアの都市カザンラクの近郊で驚くべき発見があった。塹壕を掘っていたブルガリア軍兵士たちが、鮮やかなフレスコ画で飾られた墓を発見したのだ。 後に、この墳墓は孤立した遺跡ではなく、失われた古代王国のネクロポリス(共同墓地)の一部であることが判明する。1979年、「カザンラクのトラキア人の墳墓」はユネスコ世界遺産に登録された。 紀元前5世紀に生まれた王国 古代トラキアは、現在のブルガリアのほか、トルコ北西部やルーマニア南部、セルビア南東部に当たる地域で、小さな部族国家に分かれていた。それぞれの部族は、ペルシャやアテネ、後のマケドニアといった強大なライバル国に囲まれ、同盟を結んだり抗争したりしながら暮らし

    大戦中の兵士が偶然発見、世界遺産「古代トラキア人の墳墓」とは
  • 「グリフィンの戦士」はいったい何者? ミケーネ文明の手がかり

    戦う者と倒れる者 「グリフィンの戦士」の副葬品から見つかった「ピュロスの戦い」と呼ばれる瑪瑙(めのう)石。3人の戦士による戦いの場面が彫られており、2人が戦い、1人が倒れている。(J. VANDERPOOL/DEPARTMENT OF CLASSICS, UNIVERSITY OF CINCINNATI) 2015年5月、ギリシャ南部ペロポネソス半島にあるオリーブ畑で、およそ3500年前の墓が見つかった。「グリフィンの戦士の墓」と呼ばれているこの手つかずの墓からは、武器や宝石など大量の副葬品も見つかり、ミケーネ文明の起源を探る上で大きな手がかりとなっている。(参考記事:「石を磨いたら3500年前の超細密彫刻が現れた」) 歴史と神話が入り混じる場所 ペロポネソス半島は、歴史と神話が複雑に混じり合った場所だ。アルカディア、オリンピア、アルゴリス、コリントスといった地名は、有名な神話、伝説、詩、

    「グリフィンの戦士」はいったい何者? ミケーネ文明の手がかり
  • がんを治す「がんワクチン」とは、その仕組みと有望な理由

    がん細胞(緑色)に取りついた2つのT細胞(黄色)をとらえた走査電子顕微鏡(SEM)の着色写真。T細胞は白血球の一種で、体の免疫系を構成する要素の一つ。がん細胞の表面に特定の標的(抗原)を認識したT細胞は、その標的に結合し、他の免疫細胞にがん細胞の破壊を指示する。(MICROGRAPH BY STEVE GSCHMEISSNER, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 一般的に、ワクチンはあらかじめ病気から私たちを守るものだ。だが「がんワクチン」は、すでにがんにかかっている患者の治療に主に使われる。がんワクチンは長年研究され、幾度も失敗が繰り返されてきたが、最近は明るい兆しが見え始めている。 この10年間にゲノム解読などの技術革新が進んだことで、がん細胞とその遺伝子の変異をより詳しく調べられるようになった。その結果、標的がより明確なワクチンを設計できるようになっている。それと同時に、

    がんを治す「がんワクチン」とは、その仕組みと有望な理由
  • 大人のファンが救った ブロック玩具のレゴ、復活劇の舞台裏

    レゴのピラミッドを組み立てるフィル・ソファー氏。レゴが業界トップの座に上り詰めることができた最大の理由が、ソファー氏のような大人のレゴファンだ。関係者によれば、「子供用」から「大人も歓迎」に至る道のりは平坦ではなく、長い上り坂の連続だったという。(PHOTOGRAPH BY DOMINIC LIPINSKI, PA IMAGES VIA GETTY IMAGES) 大人たちがプラスチック製ブロック玩具を大量購入し、オリジナルの作品をつくっている――そう聞いたレゴの幹部たちは「首をかしげていました」とパール・スミス・マイヤー氏は振り返る。 スミス・マイヤー氏は2000~14年にレゴで要職を歴任した人物だ。「1990年代後半まで、レゴは大人のファンにそれほど価値があると考えていませんでした。むしろレゴの首脳陣は大人が夢中になることが、かえってレゴブランドを棄損すると考えていました」(スミス・マ

    大人のファンが救った ブロック玩具のレゴ、復活劇の舞台裏
  • 北米の古代都市カホキアはなぜ衰退? 「過剰な伐採」説を否定

    カホキアの中央広場。現在、この一帯は史跡となり、世界遺産にも登録されている。最近の研究から、この古代都市の住民は、それまで考えられていたような環境破壊を引き起こしてはいなかったことが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY IRA BLOCK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 世界遺産にも登録されている米国の古代都市カホキア。今から1000年ほど前、現在の米国イリノイ州にあるこの町は、メキシコより北の北米大陸で最大の人口を誇るまでに急成長した。そこで暮らす人々は、町の中だけで1万5000人、周辺部も入れるとその倍ほどだったと考えられている。しかし、わずか数百年後には人口が減りはじめ、1400年ごろには誰も住まない場所になってしまった。 ミシシッピ川の氾濫原にあったこの古代都市で多くのマウンド(墳丘)が見かってから、考古学者たちはその謎に挑み続けてきた。マウンドの中で

    北米の古代都市カホキアはなぜ衰退? 「過剰な伐採」説を否定
  • 世界最古の菌類化石を発見、7億年以上前

    少なくとも7億1500万年前の菌糸の化石。菌類に特有のキチンに結合し、緑色に光る色素を用いて、共焦点レーザー走査型蛍光顕微鏡で撮影。(FROM BONNEVILLE ET AL. 2020: MOLECULAR IDENTIFICATION OF FUNGI MICROFOSSILS IN A NEOPROTEROZOIC SHALE ROCK. SCIENCE ADVANCES.) 菌類はとても重要であるにもかかわらず、わかっていることはあまりに少ない。学術的に記録されている菌類は10万種余りだが、地球上には380万種存在するという推定もある。(参考記事:「アリを「ゾンビ化」する寄生菌、脳の外から行動支配」) 菌類は、人知れず地味な仕事を多くこなしている。生物の死骸など大量の有機物を分解し、栄養を循環させている。菌類なしに、世界は機能しない。植物が生きられるのも菌類のおかげだ。土壌に張り

    世界最古の菌類化石を発見、7億年以上前
  • 「産業革命前はがん患者1%」説は本当か、143遺骨で検証

    「死の勝利」を描いた15世紀イタリアの作者不明のフレスコ画。一般的に中世の3大疾患は、感染症、栄養失調、そして戦争や事故による負傷だったと考えられている。(ART VIA WERNER FORMAN ARCHIVE, BRIDGEMAN IMAGES) 現代では、英国人の半数以上が一生のうちにがんと診断されると言われている。一方で考古学的証拠から、産業革命以前には、がんにかかる英国人は1%程度だったと考えられてきた。 だが5月4日付けで学術誌「Cancer」に発表された論文では、この1%という見積もりは小さすぎた可能性が指摘されている。 研究では、現代のがん検出ツールを用いて、数百年前に埋葬された遺骨を分析した。その結果、産業革命以前の英国人ががんにかかる確率は、これまで考えられていたより少なくとも10倍以上高かった可能性があることが明らかになった。 この研究を主導したのは、英ケンブリッジ

    「産業革命前はがん患者1%」説は本当か、143遺骨で検証
  • 多様な変異株に効くエイズワクチンに突破口

    免疫を刺激して「広域中和抗体」を産生させるワクチン候補のタンパク質「eOD-GT8」のCG。(IMAGE COURTESY OF JOSEPH JARDINE, SERGEY MENIS, AND WILLIAM SCHIEF OF SCRIPPS RESEARCH AND IAVI.) ウイルス学者のジョゼ・エスパーザ氏が、1980年代、世界保健機関(WHO)でエイズ(後天性免疫不全症候群)との闘いに着手したとき、氏も多くの同僚たちも、ワクチンこそが解決策であり、そう遠くない未来に開発できると確信していた。 彼らが楽観的だったのは、確かな科学的根拠があったからだ。エイズを引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)に対して、人間が抗体を作ることはわかっていた。そして、体に抗体を作らせるワクチンの開発は一般的かつ有望な戦略であり、麻疹(はしか)や天然痘など、数多くの病気の症例を劇的に減らしてい

    多様な変異株に効くエイズワクチンに突破口
  • 海のプラスチックごみ、主要な流出源は都市部の小さな河川、研究

    インドネシアのシアク川に浮かぶプラスチックと発泡スチロールごみ。(PHOTOGRAPH BY AFRIANTO SILALAHI, BARCROFT MEDIA/GETTY IMAGES) プラスチックごみが海に流れ出るのを防ぐにはどうすればよいか? 一つは、川から流れ出るごみを減らすことだ。 河川は、プラスチックごみが海に流出する主要なルートになっている。2017年の研究では、海へ到達するプラスチックごみの90%が、ナイル川、アマゾン川、長江(揚子江)など世界有数の10の大河から流れ出ているとする成果が発表された。同じ年にもう1件、よく似た研究成果が報告され、大河の浄化が問題解決に大きな効果をもたらすという点で、研究者たちの見解は一致していた。 しかし、2021年4月30日付で学術誌「Science Advances」に発表された新たな論文は、この見解を覆した。プラスチックごみの80%が

    海のプラスチックごみ、主要な流出源は都市部の小さな河川、研究
    ndto510870xx
    ndto510870xx 2021/05/17
    海洋プラスチックごみの対策も大気汚染と同じく対策したほうがいいよな。記事内には海に出さない陸上で処理したほうがいいと書いてるのでプラスチックを利用した技術の開発・研究して利益になるようがベターかな。
  • 動物性食品の生産による大気汚染で年1万人超が死亡、米国

    米国カリフォルニア州サーマルで、農地を耕作するトラクター。耕作から発生する粉塵のせいもあって、この地域の大気の質は、連邦政府と州政府の基準を満たしていない。サーマルの町があるリバーサイド郡は、喘息による子どもの入院率がカリフォルニア州で最も高い。(PHOTOGRAPH BY DAVID BACON, REPORT DIGITAL-REA/REDUX) 人々の健康を害し、主要な死亡原因にもなっている大気汚染は、自動車の排出ガスや工場、発電所の煙突から出る汚染物質と関連付けられることが多い。ところが、米国では農業の料生産で排出されるPM2.5による大気汚染で、年間約1万6000人が早すぎる死を迎えているという研究結果が5月10日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された。しかも、そのうちの80%は、肉、乳製品、卵など動物性品の生産に関連するという。 カーボンフットプリ

    動物性食品の生産による大気汚染で年1万人超が死亡、米国
    ndto510870xx
    ndto510870xx 2021/05/17
    正直これは眉唾物だな。wiredではヴィーガンはいうほど環境にいいわけではないという記事があったりする。 https://wired.jp/membership/2020/10/26/beef-with-veganism/ あとこの論文元のPNASってゆるゆるらしいし、これは保留。
  • 第1回 組み換えと異なるもうひとつの遺伝子技術

    9月初旬のある日、広大な水田の一角に私たちは立っていた。目の前にはイネが青々とした葉を空に向かって伸ばしている。この季節、日各地でよく見られる光景だ。しかし、ひとつ大きく違うことがあった。ふつうの水田は背丈も穂並みも均一に揃っているが、この20アール程度の水田のイネは背丈も穂のつき具合もバラバラなのである。 「この水田では数百種類のイネの品種を育てています」と話すのは、名古屋大学生物機能開発利用研究センターの教授で農学博士の芦苅基行さん。植物が環境に適応する仕組みを遺伝子レベルから解明する分子生物学の研究者で、イネを専門としている。愛知県東郷町にあるこの水田は名古屋大学の研究フィールドであり、芦苅さんの研究の現場なのだ。 現在、世界の人口は約72億人。その9人に1人が飢餓に苦しんでいるという。2050年に人口が90億人に達するといわれているいま、現状のままでは料問題が深刻化していくこと

    第1回 組み換えと異なるもうひとつの遺伝子技術
  • 第1回 コメの生産量と同量の食品が日本で廃棄されている | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    スーパーマーケットで買い物をしていて、ふと思うことがある。陳列棚を埋め尽くしている商品、売れ残りはどこへ行くのだろう。 野菜、肉、魚などの生鮮品や総菜の売り場は、閉店間際になれば空きが出るところこともある。しかし、その他の棚はいつも商品が満載だ。毎日、賞味期限切れで下げられる商品の量も相当なものになるに違いない。 「農場から卓に届くまでに、品の3分の1が廃棄されている」。誌『ナショナル ジオグラフィック』11月号記事「捨てられるべ物」の1節だ。先進諸国における品ロスは、世界的な問題となっているが、日の実情を小売業から見てみよう。 「スーパー、コンビニなどをはじめとする品小売業の全体でみると、約4割弱はリサイクルに回されますが、その他6割は廃棄物として処分されています」とセカンドハーベスト・ジャパン(略称2HJ)の広報室長(取材時)、井出留美さんはいう。 2HJは日初のフー

    第1回 コメの生産量と同量の食品が日本で廃棄されている | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    ndto510870xx
    ndto510870xx 2021/05/17
    >食物そのものの無駄にとどまらず、生産のための労力やエネルギーの無駄にもなる。さらに、食品ロスが増大すれば、食品の原材料価格を引き上げるおそれも出てくる。 確かに食品ロスは減らしたほうがいいよな。
  • 世界が一酸化二水素を禁止したら… 物理・化学の迷信|ナショジオ|NIKKEI STYLE

    興味はあるが、「物理や化学は縁遠い世界」という人は多いかもしれない。一見もっともらしい用語で説明されると、わからないまま信じてしまうこともあるだろう。ナショナル ジオグラフィックの別冊『科学の迷信 世界を惑わせた思い込みの真相』から物理と化学に関する迷信を紹介する。 1980年代初頭。ミシガン州デュランドに拠点を置く「デュランド・エクスプレス」紙は、都市の水道に化学物質「一酸化二水素(DHMO)」が入っていると報じた。その物質は「皮膚に激しい水ぶくれを引き起こす蒸気」を生成するという。カリフォルニア大学の学生たちはこれに便乗し、「一酸化二水素禁止連合」を創設。さらに、この運動に刺激を受けたアイダホ州の中学生ネイサン・ゾナーが、DHMO禁止を求める請願書を高校の新入生たちに回覧した。 研究者は、DHMOをがん性腫瘍や酸性雨の中で検知したという。DHMOは温室効果や熱帯低気圧、土壌侵を引き起

    世界が一酸化二水素を禁止したら… 物理・化学の迷信|ナショジオ|NIKKEI STYLE
  • 一酸化二水素、沸点、磁極 ――物理と化学の迷信 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    特に文系の人にとって、物理や化学は縁遠い世界。一見もっともらしい用語で説明されると、わからないまま信じてしまうこともあるだろう。そんな事例はいくつもある。ナショナル ジオグラフィックの別冊『科学の迷信 世界を惑わせた思い込みの真相』から物理と化学に関する迷信を紹介する。 一酸化二水素は危険? 1980年代初頭。ミシガン州デュランドに拠点を置く「デュランド・エクスプレス」紙は、都市の水道に化学物質「一酸化二水素(DHMO)」が入っていると報じた。その物質は「皮膚に激しい水ぶくれを引き起こす蒸気」を生成するという。カリフォルニア大学の学生たちはこれに便乗し、「一酸化二水素禁止連合」を創設。さらに、この運動に刺激を受けたアイダホ州の中学生ネイサン・ゾナーが、DHMO禁止を求める請願書を高校の新入生たちに回覧した。 研究者は、DHMOを癌性腫瘍や酸性雨の中で検知したという。DHMOは温室効果や熱帯

    一酸化二水素、沸点、磁極 ――物理と化学の迷信 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 人間の足が続々漂着「セイリッシュ海の謎」、科学で解明

    カナダ西海岸のセイリッシュ海。バンクーバー島と北米大陸に挟まれた内海だ。(PHOTOGRAPHER JOHN ZADA, ALAMY STOCK PHOTO) 2007年8月20日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州ジェデディア島の浜辺で、男物のジョギングシューズが片方だけ落ちているのを、12歳の少女が見つけた。の中には下が、そしてその中には、人間の足が入っていた。 それから6日後、近くのガブリオラ島で海辺のハイキングを楽しんでいたカップルが、黒と白のスニーカーを発見した。その中にも、やはり腐敗した足が入っていた。ジェデディア島で発見されたと同じサイズだったが、2つが同一人物のものでないことは明らかだった。発見された足は、どちらも右足だったのだ。 通報を受けた警察は、あぜんとした。「ほぼ同時期に2人の人間の足が発見されるなんて、怪しすぎます。1個見つかるだけでも100万分の1の確率に

    人間の足が続々漂着「セイリッシュ海の謎」、科学で解明
    ndto510870xx
    ndto510870xx 2021/05/06
    後で読もう。
  • 古代エジプトの「失われた黄金都市」を発見、3400年前

    3400年前の都市の日干しレンガの壁。ジグザグの壁が特徴的で、最も高い場所では3メートル弱の高さがある。(COURTESY OF ZAHI HAWASS) 3400年前のエジプトに、自らの名前と宗教、そして150年以上も続いた首都を捨てた異端の王がいた。現在のルクソールにあったテーベという首都を放棄して、アケトアテンという都市を新たに築き、そこでのネフェルティティとともにエジプトを統治したアクエンアテンだ。だが、彼の死後に若くしてエジプトの統治者となった息子のツタンカーメンは、父の遺産にことごとく背を向けた。(参考記事:「エジプト初の革命家 アクエンアテン」) しかし、アクエンアテンがなぜ、テーベを放棄したのかは大きな謎とされている。その答えの手がかりが、このたびテーベで新たに発見された古代の産業都市から得られるかもしれない。この都市は、アクエンアテンが父親のアメンホテプ3世から受け継い

    古代エジプトの「失われた黄金都市」を発見、3400年前
    ndto510870xx
    ndto510870xx 2021/04/22
    こういうのは記録しちゃうヤバいヤバい。
  • ビデオ会議は女性の方が疲れやすい、1万人調査

    過剰なビデオ会議が、リモートワーカーの「ズーム疲れ」を引き起こしている。(PHOTOGRAPH BY STEFAN WERMUTH, BLOOMBERG VIA GETTY IMAGES) ソーシャルディスタンス時代に欠かせないビデオ会議ツール。パンデミックが終わってもリモート勤務を続けると決めた企業もある。だが、既に1年以上オンラインでの生活と仕事が続き、ビデオ会議による疲労「ズーム疲れ」に悩まされる人が増えているという報告がある。(参考記事:「「ズーム疲れ」は脳に大きな負担、なぜ?」) 研究チームは、1万人以上を対象にズーム疲れについて調査、その原因について幅広く考察し、4月14日付で査読前の論文を共有するサイト「SSRN」に発表した。論文によると、ズーム疲れは誰もが同じ程度に感じているわけではないようだ。疲労の程度は女性のほうが男性よりも平均して13.8%高いことがわかった。 こうし

    ビデオ会議は女性の方が疲れやすい、1万人調査
    ndto510870xx
    ndto510870xx 2021/04/22
    ネットって疲れるんだな。