昨日のブログ記事で、根岸線の路線構想図の中で、新大船(現在の本郷台)から大船に直線で結ばれる構想があったことがわかります。 この路線は具体的にどのような路線を想定していたのでしょうか。 航空写真と地図から検証してみましょう。 まず、現在の状況から。 環状4号線(県道23号線)「笠間十字路」に立つと、東北東方向に斜めに伸びる直線道路が眼に入ります。 大きな地図で見る この道路は、戦後まもなくに撮影された航空写真にもはっきりと写っています。 太平洋戦争中、現在の本郷台駅周辺は、旧大日本帝国海軍の第一海軍燃料廠がありました。 したがって、戦時中はこの道路はとても重要な役割を果たしていたことがわかります。 栄区役所のホームページには次のような記述があります。 1938年(昭和13年)から、現在の本郷台を中心とする、小菅ケ谷、公田、桂地区の大水田地帯をつぶして、海軍の燃料廠が建設されました。この地域