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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (70)

  • 2020年を振り返って: 極東ブログ

    ブログは久しぶりになる。この間、ほとんど日々ツイッターでなにかしらつぶやいていたので、多少なり私に関心ある人がいても私の健在は伝わっていたかと思う。ブログを実際上休止していたのは、ブロクを書く気力がなかったことと、来年に向けて準備を進めていることに注力したかったからだ。後者についてはだいたい準備は終わった。来年の方向も見えてきた。何をするかというと、少しアカデミックな研究をしたい。世の中は「独学」がブームのようでもあるし、私も独学的な人であるが、できるだけそうではない方向になるだろう。 今年を振り返って、もう一つ私事の方向転換で次に心にかかっていたことは、現実に私を取り巻く人々の関連でもあるが、簡単に言えば、4人もいる子育てにそろそろ終止符を打ち、老後の人生に向かうことだ。この夏、63歳の誕生日をきっかけにいくつか年金書類の申請をした。自分が老人になったのだと思った。 さて、このブログにも

  • 日本の子供が自分を不幸だと感じているのはもしかして……: 極東ブログ

    ユニセフは3日、38か国を対象に7年ぶりに実施した子供の幸福度調査を発表した。それによると、日は38か国中20位。他方、健康分野では1位だった。というニュースが流れた。どうやら、日の子供は身体的には健康だけど、精神的には幸福ではない、ようだ。 というわけで、教育評論家の尾木直樹氏はブログでこう言っていた(参照)。 このパラドックス(逆説)は何を意味するのでしょうか? ② 最大の要因は日の学校における『いじめ地獄』です、海外の研究によると50歳になっても社会的、経済的影響は残り人生そのものを幸福にしないようですから重大事態ではないでしょうか? へえと思った。前回2013年の調査では、31か国を対象にし、日は全体で6位だった。つまり、対象国が増えたとはいえ、7年間で6位から20位に転落したのは、この間、特段に「いじめ地獄」が進んでいないと、尾木説は矛盾する。まあ、矛盾しているだろう。調

    nicht-sein
    nicht-sein 2020/09/04
    "内的な規律性が高いと、それほど幸せは感じられないんじゃないか"な、なんだってーΩΩΩ/でも納得できちゃう
  • 国家安全法が香港に導入される: 極東ブログ

    先ほど、中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)が「国家安全法」を香港にまで導入する方針を採択した。これで、中国土政府が、香港での反政府活動を厳しく取り締まる法的基盤ができた。 これで事実上、香港の高度な自治を認めた「一国二制度」が崩壊であり、中国は、国際世界が目を向けるなか、国際世界との約束ともいえる香港の「一国二制度」を公然と破った。国際法が通じない国家になった、驚きもないのだが。 国際世界はこの事態を阻止できなかったのだろうか、というと、それなりに努力はした。なかでも特記すべきことは、米国トランプ政権下で共和党指導の下「2019年香港人権・民主主義法(Hong Kong Human Rights and Democracy Act of 2019)」が昨年末成立していたことだろう。 が、所詮は阻止は無理だっただろう。その上で、もっとも懸念されることは、天安門事件の再来である。

    nicht-sein
    nicht-sein 2020/05/29
    "中国は、国際世界が目を向けるなか、国際世界との約束ともいえる香港の「一国二制度」を公然と破った。国際法が通じない国家になった、驚きもないのだが"この期に及んで国賓待遇で迎えるなんてしない、と思いたい
  • 緊急事態宣言の終わり: 極東ブログ

    今日から、緊急事態宣言が解除された。現実的には、段階的な解除ということになるが、町にランドセルの子供も見かける。満員電車には乗らなかったが、そういう風景もあったのではないか。 感慨深いといえば感慨深いのだが、私の場合、この間、自粛で我慢したよなあというより、まあ、自分の予感通りにほぼなったなということだ。3月9日に『新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)についての、たぶん奇妙な予想』(参照)という記事を書いた。 当てずっぽうで思ったそののんきな予想は、日のこの感染がある時期に急速にかつ他国に類もない収束を迎えるかもしれない、ということだ。他国と比較してという意味である。 ……むしろ、結果的に奇妙な国家という特性を示す事例になってしまうのではないか、と。 ほら、私の予想通り、と思うわけではない。なぜなら、これは、ただの直感に過ぎず、なんの根拠も示してなかった。しいて言えば、日の全

    nicht-sein
    nicht-sein 2020/05/29
    色々と不幸が重なって人柱を欲しているんじゃないかなと思っている。うまく二次感染も防ぎバラマキ政策で経済が立ち直ったら(その頃も安倍総理だったら)手のひらクルクルする人が出るんじゃないかなー
  • アニメ『けいおん』を全部見終えて: 極東ブログ

    人は知らず、呪いの言葉を抱えて生きていることがある。私のその一つは、「第三発目の原子爆弾はまた日の上に落ちると思います」という言葉だ。 エッセイ集『思索と経験をめぐって』の『木々は光を浴びて』の最後に、次の文脈に続いて唐突に現れる。 どういう話のきっかけだったか忘れたが、というのはその時かの女が言ったことばに衝撃をうけて、何の話の中でそうなったのかよく記憶していない。かの女は急に頭をあげて、殆ど一人言のように言った。 場所は国際基督教大学。森は1969年から同大の教授であった。時代は1970年代に至るあの空気のなかにあった。「かの女」というのは、当時の若いフランス人である。 森はこう続ける。 とっさのことで私はすぐには何も答えなかったが、しばらくしても私はその言葉を否定することが出来なかった。それは私自身第三発目が日へ落ちるだろうと信じていたからではない。ただ私は、このうら若い外人の女

  • 新コロナウィルスでわかったこと: 極東ブログ

    新コロナウィルスでわかったこと、いや、正確に言えば、新型コロナウィルス騒ぎでわかったことだが、どうやら世の中にはニュースと言うものはないんじゃないだろうか。 もう何日前からだろう。あるいは数週間前からだろうか、毎日見るNHKの7時のニュースが、ほとんどニュースと言えるものではなくなってしまった。30分間のニュースだが、新型コロナウィルスの騒ぎとスポーツニュースと天気予報を除くと、残りはあと5分ほどだろうか。そこでは地方の話題やスケジュール通りの出来事の報告といった話で終わる。逆に言うのなら、新型コロナウィルス騒ぎとスポーツニュースと天気予報がなければ、いったいNHKのニュースは30分間に何を伝えるのだろう。 もちろん、新型コロナウィルスの話題が重要であることは間違いない。経済活動などに波及する要素についても重要だろう。横浜寄港のクルーズ船は各国でも重要な話題にもなっている。しかし、あえて言

    nicht-sein
    nicht-sein 2020/02/17
    "私たちの社会が必要とするニュースとは何かと言う合意が見えなくなりつつあるのだろう"細かく分断されて、それぞれが敵対とはいかないまでも外様扱いしているような印象。良くないとは思うんだけれどねぇ……
  • WTO、運命の日は12月10日: 極東ブログ

    ろくでもない事態になることがわかっていて、どうにもならない、というのが現実というものだろうし、歴史の真なる姿というものはそういうものなのかもしれない、と呑気なこと言ってられない事態になった。12月10日がやってくる。WTO(世界貿易機関;World Trade Organization)が国家間の紛争解決で機能不全になる。ごく簡単に言うと、WTOが明日死ぬ。日時間だと明後日だろうか。残念だったなあ。 ニュースを確認にしておく。NHKニュース『WTO 紛争解決で初の機能不全に 委員選任 米の反対で難航』より。 WTO=世界貿易機関は10日、貿易紛争の解決が1995年の設立以来初めて、機能不全に陥る見通しとなりました。アメリカの反対で、紛争解決にあたる委員が選任できないためで、貿易をめぐる各国の対立は一層激しくなりそうです。 (中略) 貿易をめぐる対立が加盟国どうしの協議で解決できない場合、

  • 「合意なき離脱」の国内合意が取れない英国が病んでいるもの: 極東ブログ

    イギリスの動向が目まぐるしい。4日、EUからの離脱期限を来年1月末まで延期するよう求める法案が賛成327票、反対299票で下院で可決された。離脱強行派のジョンソン首相は、これに対抗し、それでは国民に信を問うとして、来月、総選挙を実施する動議を議会に提出し、採決。残念。必要な3分の2を超える支持を得られず否決。英国は日の首相と異なり、単独で議会の解散権はもたない、というか、日のこれも一種の解釈改憲なのでおかしいにはおかしいが。 BBCの報道を聞いていたら、事態を不思議の国になぞらえていた。ジョンソン首相は、離脱は求めているが合意なき離脱を求めているわけではない。野党労働党コービン党首は総選挙は求めているが総選挙の動議は認めない。まあ、だが今日ではない、ということのようだが、それで労働党は動議に棄権。 簡単にいうと、野党なのに、与党を倒して政権を取る気概はない。いや、気概の問題ではないだろ

    nicht-sein
    nicht-sein 2019/09/06
    "まともな野党がない英国の悲劇を笑う余裕はたぶん日本にもなさそうだ"
  • [書評] なぜ、男子は突然、草食化したのか――統計データが解き明かす日本の変化: 極東ブログ

    書のタイトル『なぜ、男子は突然、草化したのか』というのは、気になる問いかけだ。草化というのは、恋愛に淡白ということである。異性と付き合うために一生懸命活動するということの反対。つまり、異性の肉体を求めているという比喩での肉の対比である、はずだ……。 たしかに、私のような昭和の人間からすると、近年、男子が女子を口説き落とそうと必死になるというのはなくなったものだなと思う。この問いは、私の実感としてある。そこで、なぜだろうと思う。私の印象で言うなら、いやいや、今日はその話は控えておくとしてだ、それをタイトルにもってくる書はどう答えているのか。しかも、その答えは、印象といったものではなく、副題にあるように「統計データが解き明かす日の変化」である。統計、つまり、ファクトは何を語っているのか? 著者は、自身を「統計探偵」とする。統計から、各種の謎解きをする探偵になるというのだ。実際、著者

    nicht-sein
    nicht-sein 2019/08/30
    "人々が高齢化して政治意識・政治批判意識が保守化しているのではないか。なのに、日本社会の実態はそうした古臭い批判像とは、かなり異なっているのではないかと思う"
  • 孤独死の報道と教会の意義: 極東ブログ

    孤独死のニュースがよく報道されるようになった。しかも話題としてよく取り上げられるのは、50代くらい人の死。40代もある。誰にも気づかれず死後しばらくたって発見されるという。そこには腐乱した死体があり、その臭気で発見されるということもあるという。 そうした世代の孤独死が話題になるのは、単身世帯が増えたこともあるだろう。生涯未婚率が上がっていることから察せられるように、伴侶もなく友人もないという人も増えた。そうした人がある日、ふと死んでも誰も気が付かない。それでも仕事があれば、不審な休日で一週間もすれば気づかれるだろう。Lineとかツイッターとかで日々それなりの交流のある人なら、「最近、Kさん、見かけない」というふうにも思われるだろう。そういえば、ネットの著名人(リアルでも著名というべきか)、やまもといちろうさんの逸話だが、一週間ほどネットに登場してなかったら、死んだのかという連絡が殺到したら

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    nicht-sein 2019/08/13
    宗教の役割にコミュニティとそのコミュニティによる看取りがあるのはそんな気はする。日本だと宗教が分解されて家族単位になって、核家族化して家族もなくなった、ような、印象。
  • 捕鯨問題、終わりの始まり: 極東ブログ

    世界を騒がせてきた、日の捕鯨問題だが、これで、つまり、商用捕鯨の開始によって、終わりを迎えることになるだろう。つまり、捕鯨問題の終わりが始まったのである。 朝方、ツイッターで気軽に、こんなTweetをした。「そう言えば、商業捕鯨なんだけど、これを機に助成金が減り、クジラ肉はマーケットに委ねられる。つ・ま・り、捕鯨文化安楽死なんじゃないかと思うが、そういう論調を見かけず。仕方ないからブログに書くかな。」 とは言ったものの、「捕鯨文化安楽死」なんて物騒な言葉を使うと、そこだけ注目されて不用意な炎上を招きかねないので、とりあえず、なぜ捕鯨問題が終わるのかという道筋だけ簡素に述べて、炎上しかねないキーワードは自主規制しておくかなと思っていた。 それと、再考にするに、私が見てないだけで、きちんとした論評もあるかもしれない。そもそも私が書くような話でもない。が、そこは素朴に市民の複数の声として、

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    nicht-sein 2019/07/05
    ”とはいえ、こうした、団体は団体の維持自体がその目的化しやすいので、こういう終わりの始まりの時期に派手な活動をするなんてことがないように願いたい”
  • Echo Show 5を買った: 極東ブログ

    Echo Show 5を買った。つまり、これだ。 買ったのは、単なる興味からだ。Echo Dotも買う気でいたが、Google Homeで十分に思えた。Echo Spoも買う気でいたが、逸した。まあ、今回はと。 で、どうか? 要するに、時計である。 これにラジオの機能が付いている(radikoである)。 まあ、基はそれだけで、音楽も鳴る。CDプレーヤーの代わり、昭和人的には。 当然、天気予報やニュースも見られる。 それなりにいろいろ答えてくれる。ちなみに、G20のニュースを見ていて、安倍首相がけっこう背が高いので、その身長を聞いたら、178cmと言っていた。(ちなみに、Googleさんに聞いたら、175cm)。 「F35の写真を見せて」と言ったら、Bingから写真を出してきた。 これは便利かというと、まあ、普通に便利。 使い方はいろいろあるだろう。最新ニュースを常に表示させたり、個人通知

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    nicht-sein 2019/07/01
    ”今回も思ったことだが、この手のガジェットの最大の欠点は、電源だろうな。AC電源からコードをつなぐというのが美しくない”うん、これはすごい分かる
  • 昨今の年金問題の発生源を探してみたら、なんだこりゃ案件だった: 極東ブログ

    6月3日に発表された金融庁審議会の報告書が火元になって、老後の生活費は年金では足りず、老後の30年間のためには各人が二千万円の蓄えが必要だ、という話題になり、国は国民の生活を守らないのかうんぬんプンスカ、という話題になっている。そしてさらに、有識者に報告書作成を依頼する立場の麻生金融担当相が、これじゃ国民に誤解と不安を与えるから報告書を受理しない、とし、なんだその無責任さはプンスカ、という話題にもなった。かくしてネットにはこの話題がいろいろ広がり、まあ、いろいろ意見もあるようだ。 私としては、19年間近くもブロガーやっているので、さーて、こうした炎上案件では第一次資料を見るかなと、見てみた。『金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書』である。副題は「高齢社会における資産形成・管理」である。発表日は令和元年6月3日である。冒頭はこう。 はじめに 近年、金融を巡る環境は大きく変化している。例

    nicht-sein
    nicht-sein 2019/06/17
    "別途専門の審議会を立ち上げて、もっと庶民の年金問題にも配慮できる人選もして、きちんとした議論をすべき"デスヨネー/まあ、私的にはNISAを広げたい地方銀行と金融庁がお題目を作る為の審議会、という認識。
  • 今頃、終身雇用制崩壊が話題になったのはなぜかと疑問に思った: 極東ブログ

    ツイッターを見ていたら、経団連の中西会長が、「経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っている」と発言したとして話題になっていたが、なぜそれが話題なのかよく飲み込めなかった。 まず、奇妙な感じがしたのは、それが当に最近の話題なのかという点だった。古いネタを掘り出して大喜利にしているんじゃないか。と、調べてみると、22日のANNニュース「終身雇用はルールに非ず…財界トップ、変革求める」にその言及があった。それによると、「中西会長は、先週も「経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っている」などと発言しています」とのことだ。放言の類でも復古大喜利でもなかった。また、22日の産学協議会第二回会合の中間報告にも同種の趣旨があったともされている。23日東京新聞記事「企業の通年採用拡大を 経団連「終身雇用変える時期」」では、一連をこうまとめていた。 「終身雇用うんぬんは社会の習慣。企業から見ると、一生雇

    nicht-sein
    nicht-sein 2019/04/23
    終身雇用は崩壊しているけど、それに変わる指針を上は提示できてないし下も見えないので結局終身雇用に話が戻るんじゃないかなー。サラリーマンの対極はフリーランスだろうけど、終身雇用の対極はなんなんだろう?
  • [アニメ] 魔法少女まどか☆マギカ: 極東ブログ

    『魔法少女まどか☆マギカ』をたらたらと見た。見ろと勧められたというほどでもないが、それに近いようなことがあって、なんとなく見始めて見終えた(映画は見ていない)。この手のアニメのキャラクター・デザインは私は苦手なのと、オタクっぽさを感じさせるアニメはそもそも苦手なんで、こんなの俺が見るかなあ、と思っていたが、たらたらと見ることの利点もあるもので、しだいに面白くなった。というか、これはなるほど重たいテーマなのだなと理解した。 以下、ネタバレを含む。それと、この記事は批評的なものではない。感想というか連想というか、そういうものだ。まあ、どうでもいいという類でもある。 この作品で魅力的なキャラクターは、何と言っても、と言っていいのではないか、キュゥべえだろう。古典的な文学作品の文脈で言えば、悪魔の類型になるのだろうが、悪魔が通常、悪なるものを定義する形で表現されるのに対して、キュゥべえは、悪を止揚

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    nicht-sein 2018/03/21
    終風さんらしい感想だな、と思ったです
  • コンテンツとグローバリズムの関連で: 極東ブログ

    先日、米ドラマ『エンパイア 成功の代償』の話を書いた。自分には現代の黒人音楽と黒人社会のドラマティックな情景がとても面白かった。なるほど米国でこれが大ヒットしたのはよくわかる。で、日だとどうだろうか? 日でもこの作品、DVD/BDでも販売されているし、いろいろオンデマンドやペイチャネルで放映されているから、それなりに人気があるのだろう。が、ざっと自分の周りを見回した印象だと、興味を持っている人は少ない。 もともと、基的に米ドラマに関心を持つ日人は特定のセクターになっていて、そのセクター内でのローカルな話題になるのかもしれないなとも思っていた。それでも、この作品ならそれらを超える部分はありそうなものだが、と心に引っかかっていた。 『エンパイア 成功の代償』と限らず、米ドラマがどのくらい日で視聴率があるのだろうか?  かつての、と言ってももうけっこう古いが、韓流『冬のソナタ』や『アリ

    コンテンツとグローバリズムの関連で: 極東ブログ
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    nicht-sein 2016/04/22
    "グローバリズムなんか配慮してコンテンツなんか作らなくてもいいんじゃねと思う"超同意。それもあって、最近の『くーるじゃぱん』で海外に受けるコンテンツを、という話に違和感を感じる。
  • ブログに書こうかと思って書かないでいたこと、としての東京オリンピックのエンブレム問題: 極東ブログ

    今年は気が付くとブログを書く量がぐっと減ってしまった。理由はいくつかある。個人的な理由が多い。それでも、これは書かねければいけないなという点は書いてきたようにも思う。「安保法制」など。しかしまあ、それはそれとして、ブログに書こうかと思って書かないでいたことも多かった。書いてもうんざりする事態になるだけじゃないかと予想がついてしまって、その時点でめげてしまう。その一つに東京オリンピックのエンブレム問題がある。 もう年末かあとも思うと、しかし、少し書いておきたい気にもなった。 要点のひとつは、こうだ。佐野研二郎氏による2020年東京オリンピックのエンブレムのデザインになんら問題はなかったではないか、ということだ。が、そういうとまさかと思う人が多いのではないかとも思う。 逆に、何が問題だったのだろうか? 盗作疑惑だろうか。そういう話題が多くあがっていたが、結果として、盗作の認定はされていなかった

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    nicht-sein 2015/12/16
    "自分にとばっちりのように敵意が及ぶのがいやだなと思って、黙って「詰め腹」の事態を傍観していたのである。だから、私はこの件について加害者の仲間である"う、自分にも突き刺さるな……
  • 官邸ドローン落下事件はインスタレーションと見てよかった: 極東ブログ

    書こうかどうか迷ったのだけど、いちおうまだブロガーを廃業しているわけでもないので、少し書いておこう。ネタは、官邸ドローン落下事件である。で、何がいいたいのか。官邸ドローン落下事件はインスタレーションと見てよかったということである。 つまりアート。芸術である。 何も奇矯な修辞を弄したいわけではない。「芸術は爆発だ」とかいうギャグを言いたいわけでもない。普通に考えて、これはインスタレーションと見てよかったと思うのである。むしろ、なぜそうならなかったのかという点にこそ、現代日の重苦しい空気を感じる。 普通に考えてこれはインスタレーションだと私は思うのだが、そういう指摘をニュースでもネットでも私は見かけなかった。どこかにあったのかもしれないが、見かけないならブロガーが書いておくのもいいだろう。 容疑者が出頭してから、出頭に合わせて関連経緯のブログが公開され、それがこの事件の説明とされたことから、

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    nicht-sein 2015/05/03
    "なぜそうならなかったのかという点にこそ、現代日本の重苦しい空気を感じる"この感覚は腑に落ちる。なんとなく余裕がないよね……
  • 高高度ミサイル防衛(THAAD)を巡る東アジアの文学的表現の現状について: 極東ブログ

    ではそれほど話題になっている印象はないが、少し考えれば日に関連のある話題なので、というか、日にとって重要な話題ではないかと思われるので、ブログふぜいが拾える程度で拾ってみたい。いやその、高高度ミサイル防衛(THAAD:Theater High Altitude Area Defense)についてである。 それが何か、という説明がまずあるべきかもしれないが、当方のブログの視点としてはそれがどう日に伝わっているか、つまり、これを日のメディアがどう認識しているが最初の注目点なので、一昨日の共同報道から当たってみたい。「韓国国防省が中国に不快感表明 中韓外交問題に発展も THAAD配備問題」(参照)である。 韓国国防省報道官は17日、米国が最新鋭の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を検討していることを中国高官がけん制したことに対し、周辺国は「わが国の国

    nicht-sein
    nicht-sein 2015/03/22
    (韓国については)"内情を考えると、他人事のように見たいなあという感じがしてくる"同意。このあたりまじめに悩み始めると頭痛い。
  • 来年は證厳法師にノーベル平和賞を: 極東ブログ

    今年のノーベル平和賞は劉暁波氏に決まった。違和感はなかった。グーグルで「劉暁波」をキーワードで検索すると、昨年劉暁波氏について私が書いたエントリー「「〇八憲章」主要起草者、劉暁波氏の初公判の文脈」(参照)が上位に来るので、多くのかたがこの機にあのエントリー読まれるだろうか。併せて「「グリーンダム」搭載義務延期を巡って」(参照)も読まれれば、国内報道が伝える以上の経緯も理解されるのではないかとも思った。だから加えて劉暁波氏について新しいエントリーを起こす必要もないだろうとも思った。 関連する報道やツイッターを漫然と見ていると、民主化を促す劉暁波氏の受賞は中国に大きな変化をもたらすだろうという意見もあった。どうだろうか。私はむしろ、證厳法師にノーベル平和賞を与えたほうが、中国社会を根底から変える大きなインパクトを与えることになると夢想した。 證厳法師あるいは釈證厳、英語ではCheng Yen氏

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    nicht-sein 2010/10/10
    "證厳法師の活動は30人の主婦から始まった。民衆が民衆同士を直接援助しあう運動だった。(中略)結果的に、本当の意味での民主化と平和をもたらす"