現代のハイスピードレンズとしては、ライカのノクティルックスM F0.95/50mm ASPH.などがあります。また過去にはツァイスのPlanar 50mm f/0.7などの50mm/F0.7といったレンズも存在しました。 しかし世界は広いもの。なんと歴史上最も明るいレンズとしては、40mm/F0.33という桁外れのレンズが存在したというのです。 そこで今回はこのZEISS Super-Q-Gigantar 40mm f/0.33をご紹介したいと思います。 ■歴史的なハイスピードレンズたち ハイスピードレンズとは? 開放F値の小さい明るいレンズは、速いシャッタースピードで撮影できることから「ハイスピードレンズ」と呼ばれます。 現代のデジタルカメラは高感度撮影が容易であるためそれほど極端な明るさを求めない傾向にありますが、かつて低感度フィルムが一般的であった時代には、「大口径時代」と呼ばれる各