同人即売会に立ち竦む(2002年12月) 最近感じていることだけど、同人誌即売会において、一般参加者の相対的価値が低下してきていると感じている。参加者が増えて巨大化してくると、一般参加者が数十人欠けても、主催者もサークルも実は痛みを感じなくなる。大きな集合のごく一部が欠けたとしても、そんなことは視界にも入らないというほうが適切かもしれない。元の参加者数そのものが少ないオンリー即売会や参加者集めに苦労している地方イベントはともかく、多くのイベントは参加者が数十人程度減っても、何の問題も感じてこない、コミケットやコミックレヴォリューションのように減るのを歓迎している傾向さえある。 また、参加者を増やすことを歓迎しているイベントでも、参加者は単なるカタログの購入者としてしか期待されていないというのも多くのイベントで明らかになっている。企業系のイベントではそれしか期待されていない。 こうなると、一