推論のはしご( ladder of inference )という人の思考プロセスを表した概念があります。 この概念は Chris Argyris によって作り出され、 Peter Senge の The Fifth Discipline で用いられました。 The Fifth Discipline は日本の書籍だと「学習する組織」です。 推論のはしごを理解することで、人のコミュニケーションの齟齬がどこで生まれたかを 確認しやすくなります。 推論のはしごの各段 はしごは以下のような要素で構成されます。 Actions - 行動をする Beliefs - 結論を信じる Conclusions - 結論を出す Assumptions - 仮説を立てる Interpreted Reality - 現実に意味づけをする Selected Reality - 事実を選択する Reality and F