先日野菜のトマト、なすびの苗を 買いに行った時のことである。 何でもない大型スーパーに 入ると、そこは見慣れた風景。 行きかう人の動きが、常的に ある。 一心不乱に歩いている人、 カゴを持ちながら何か物憂げの 探している人 に立ち止まり3~4秒静止 していたかと、踵を返してもと 来た道に引き返していく人。 観察すると面白い。 自分たちもそんな風に思われて いるのかなと思うと、背中が ムズムズする(実際はそんな ことは無いが芯な気がする)。 ある人は、点灯したレジの番号を 見据えながらうず高く盛り上げた 食品の入りのカートを引いて、 脇の子供を愛で追いながらレジに 入っていく。てきぱきとした お母さんの様。 そんな流れを見ながら、食品 売り場を通り抜けて歩く。 目の前が明るくなる。 大きな、植物を扱う苗木 コーナーである。 目的のトマト、なすびの コーナーであれこれと詮索 しながら選び終わる