photo by Kyle Hasegawa 成人おめでとうございます。 明日はとんでもない早朝に起きて、美容室に行き、きっと、はじめての振袖を着るのですね。 きっと貴女は自分の振袖姿の美しさに、びっくりされることでしょう。そして、みちがえるばかりの素敵なオトナになったお友達の姿にも、感動を覚えられることでしょう。 さて、成人された貴女に、さまざまな祝辞と励ましのメッセージが贈られることでしょう。 そして、そういう言葉でちょっと満腹気味になり、また、夕方になると、一刻も早くその振袖を脱いでしまいたいと思うようになるでしょう。 袖の裾を床やトイレで汚してしまわず、襟に食べこぼしをせずに夕方まで過ごせたなら、立派な大人の女性であることを、この大事な日に、自ら証明したことになります。 というのは、もちろん冗談です。 着物屋(といっても、僕はリサイクルとアンティークの着物屋に過ぎませんが)の僕から