JR西日本は、乗客などからの著しい迷惑行為といった「カスタマーハラスメント」いわゆるカスハラに対する基本方針を制定しました。 ■【動画で見る】【乗客のカスハラ許さぬ】「従業員守る」とJR西日本の社長 カスハラはサービス停止 従業員が加害者に賠償を求める際の相談体制を整備
岸田文雄首相(66)が27日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。28日投開票の衆院補欠選挙、島根1区で自民党候補の応援を呼び掛けたが、3時間足らずで4000件を超える否定的なコメントが殺到する大荒れの事態となった。 【写真】衆院島根1区補選が選挙戦最終日を迎え、手を振る自民党総裁の岸田首相 岸田首相はこの日、衆院3補選で唯一の与野党対決となった島根1区入り。松江市で街頭演説を行い、「私たちは覚悟を決めて党を変えていかなければならない」と述べた。 午後6時22分には自身のXを更新し、街頭演説の写真を投稿。「いま日本においては30年ぶりに経済の明るい兆しが出てきました。大企業だけではなく中小企業、そして地方、農林水産業、介護、福祉、建設等様々な分野で幅広く賃上げを広げていかなければならない」とつづった後、自民候補をアピールした。 物価上昇や歴史的円安、庶民の苦境がまるで見えないかのようなこの
■苦境のラーメン店…新紙幣でさらに“追い打ち” 山盛りの野菜と豪快なチャーシューに、ニンニクが惜しみなく乗せられたラーメン。定番のラーメンは1杯830円です。 材料費の高騰などで、コロナ禍前に比べて1杯にかかるコストは1.5倍になりましたが、何とかこの値段に抑えているといいます。 豪麺MARUKO 西谷寛店長 「900円の壁は越えないようにはしたいです。そこは変えないで通すしかないかなと」 簡単に値上げもできず苦境に立たされるラーメン店。去年の倒産件数は過去15年で最多となっています。 こうした状況に追い打ちを掛けるのが今年7月から発行される新紙幣です。 この店のように、券売機を導入している店では新紙幣に対応した券売機への更新を迫られています。その費用は、券売機1台あたり100万円を超えるケースも少なくありません。 西谷店長 「さらにマイナス。100万利益出すのってなかなかじゃないですか。
宇宙はどのように始まったのか…… これまで多くの物理学者たちが挑んできた難問だ。火の玉から始まったとするビッグバン理論が有名だが、未だよくわかっていない点も多い。 【写真】「ビッグバン」の前に何が起きていたか…「宇宙の起源」のナゾを解く そこで提唱されたのが「インフレーション理論」である。本連載では、インフレーション理論の世界的権威が、そのエッセンスをわかりやすく解説。宇宙創生の秘密に迫る、物理学の叡智をご紹介する。 *本記事は、佐藤勝彦著『インフレーション宇宙論 ビッグバンの前に何が起こったのか』(ブルーバックス)を抜粋・再編集したものです。 本連載の締めくくりに、宇宙を考えるうえで避けて通れない「人間原理(Anthropic Principle)」の話をしていきましょう。 現在の宇宙の法則の中には、さまざまな物理定数があります。たとえば強い力、電磁気力、重力などの力の強さもそうです。つ
フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏が10日放送のTBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)に出演。活動休止を発表したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志を巡り、この日発売の「週刊文春」が新たな性的行為強要疑惑を報じた問題に私見を語った。 松本がMCを務めるフジテレビ系「まつもtoなかい」(日曜・午後9時)にもゲスト出演したことのある古舘氏。「少し違和感を感じるのは、少し言わしてもらうと」と切り出し、「類いまれなる笑いの才能を持ってる松本さんに対して、それと同等の人格を求める一つの空気ってないのかなと思うんですよ」と口にした。 「まるで王様扱いをしてテレビ各局が招き入れて、王様のように振る舞わせることを良しとしてきて、そしてこういうことのきらいが見えてきた瞬間に、あのX(旧ツイッター)のリアクションは何なんだっていう意見もいっぱいありますよね。私も正直そう思います。何言ってんのと」「も
2023年10月12日の奄美大島(鹿児島県)行きのJAL(日本航空)便で“珍事”がありました。同島で開かれた「かごしま国体」の相撲会場へ向かう乗客に体重の重い相撲関係者が集まってしまった結果、重量オーバーになる可能性が高いとして、急きょ臨時便を設定し、乗客を分散して搭乗させたのです。なぜこのような事態が起きたのでしょうか。 【写真】えっ…これが「重量級旅客向けの特別シートベルト」です 重量制限での臨時便を設定するのは、かなりのレアケースと報じられていますが、これは、航空会社が重量・重心位置を管理するという安全運航上の“公約”を守った結果によるものです。今回の臨時便は、運航関係者がフライトごとに変わる機体の重量の把握に、いかに気を使っているかが改めて分かる事例となりました。 航空機が安定して飛ぶには、乗客や貨物、燃料などを合わせた重量の把握と、機内でのきちんとした重量配分が欠かせません。過去
2022年11月、神戸地裁の法廷。あるひき逃げ事件の裁判が開かれていた。上下白色のスエット姿で現れた男性被告は、終始うつむいたまま。裁判でこういう態度自体はよくある仕草だ。不自然なのは、体を右にひねって自分の右足のつま先ばかり眺め、視線を外そうとしないこと。理由はすぐに分かった。傍聴席の左側に、遺影があるからだ。被害に遭った若い男性の写真。視界に入らないようにしているようだ。 裁判記録によると2022年6月3日未明、この被告は飲酒後、助手席に20代の女性を乗せて車を運転した。女性の制止を振り切って赤信号を2回無視し、時速140キロ以上で走行し、三輪バイクに後ろから衝突。乗っていた神戸市の飲食業李泉さん=当時(34)=は即死した。しかも救護せずにそのまま走り去り、さらに車も乗り捨てて逃げた。あまりにひどい事件だが、被告に適用されたのは危険運転致死罪ではなく、過失運転致死罪だった。一体なぜなの
ビッグモーター京都伏見店へ立ち入り検査に入る国交省の担当者ら=28日午前、京都市伏見区(木下倫太朗撮影) 中古車販売大手ビッグモーター(東京)による自動車保険の保険金不正請求問題で、全国34店舗の整備工場で一斉に行われた国土交通省による立ち入り検査。京都市伏見区のビッグモーター京都伏見店では同日午前9時ごろ、スーツ姿の国交省職員とみられる5人が店内に入った。 【写真3枚】店長に「罰金」社長が指示か…激しい文言が並ぶ兼重宏行前社長名のメール 産経新聞の取材に応じた京都伏見店の30代の男性社員によると、板金や塗装を行う工場内を工場長が案内したという。男性社員は「(立ち入り検査について)朝、店に来て初めて知った。何も知らされていなかった」と話し、困惑した様子だった。 不正問題が発覚して以降、同店では苦情の電話などが相次いでいるほか、中古車を購入した客から契約破棄を求める連絡もあったという。
全国各地の学校で季節性インフルエンザの集団感染が相次いでいる。東京や九州では5月に1校で3桁の感染者を確認。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、8日に「5類」に引き下げられて感染対策が緩んだことが一因とみられるが、専門家はコロナ下で免疫力が低下したことも背景にあると指摘する。 【グラフ】インフル患者、今年はこんなに… 東京都内にある小中学校では、5月に入っても集団感染が目立つ。調布市内の市立小学校では児童や教員104人がインフルエンザに感染し、18日に休校となった。保健所が調査したが学校の感染対策で特に不十分な点はなかったという。 八王子市では、23日までに小中学校の計5校で学級・学年閉鎖が出た。いずれの学校も感染者は10人程度だが、4月は小学校1校の学級閉鎖だけだった。市教育委員会の担当者は「5月は運動会シーズンで、今年は気温が高い日も多かった。熱中症対策で、マスクを外しているこ
5月7日、旧統一教会による合同結婚式が行われました。さらに韓鶴子総裁からは、今回の約8000組(オンライン参加も含む)の合同結婚式にて、今日は「天苑宮・天一聖殿を奉献する日となります」との祝祷も捧げられました。韓国の清平(チョンピョン)には、日本人の信者らの献金による、天苑宮が建てられています。 2世問題噴出の可能性5月12日の立憲民主党を中心にした「統一教会」国対ヒアリングが開かれました。最初に、韓国に赴き現地を取材した鈴木エイト氏から話がありました。 「今回はかなり大規模に行われた催しになりました。清平はリゾートですが、視界に入るところに、教団の施設が存在していました。今回、約2600人が(現地で)合同結婚式(祝福)を受けたわけですが、それ以上の人がこの地を訪れていました。多くの2世が合同結婚式に参加していますが、彼らは92年に行われた3万双(組)、95年の36万双の合同結婚式に参加し
谷口功一さん(50)の新刊『日本の水商売 法哲学者、夜の街を歩く』は、コロナ禍を乗り越えた全国各地のスナック経営者たちの「生の声」で綴られたルポである。本業は大学教にして東京都立大学法学部長でもある谷口さんは、中国地方を訪れた時に衝撃的な現場に遭遇する。(前後編の後編) 【写真を見る】一方で流行する「ギャラ飲み」 隙を見て女性が札束を抜き取る瞬間 「一見客・県外客、お断り」「その街は大都会に比べれば、なきに等しい感染者しか出していませんでした。しかも、すでに時短や休業などの要請もすべて解かれた時期です。にもかかわらず、ほとんどの店は休業中で、人っ子一人、歩いていない。知人から取材に応じてくれそうな店のリストをもらっていたのですが、一軒も営業していませんでした」 衝撃はそれだけではなかった。 「営業しているらしき店もあったのですが、すべての店が『一見客・県外客、お断り』の貼り紙を出していたん
技能実習生だったベトナム人の女性が死産した双子の遺体を遺棄した罪に問われた裁判で、最高裁は2審の有罪判決を破棄して逆転無罪の判決を言い渡しました。 死産翌日に事件発覚熊本県芦北町(あしきたまち)で技能実習生だったベトナム人の女性(24)は、2020年11月、実習先の寮で死産した双子の遺体を遺棄した罪に問われました。 女性は「妊娠がわかれば帰国させられる」と考え、周囲に相談せず、死産の翌日に病院を受診したことで事件が発覚しました。 女性の行為が「遺棄」にあたるのか?裁判で争点になったのは、遺体を二重にした段ボール箱に入れて接着テープで封をした女性の行為が「遺棄」にあたるのかどうかです。 女性側は「埋葬する意思のもと行った安置である」として無罪を主張していましたが、1審の熊本地裁は「遺体を段ボールに入れて部屋に置き続けた行為は遺棄にあたる」として懲役8カ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました
東日本大震災は11日で発生から丸12年になる。長男を亡くした宮城県名取市の女性は、あの日の一言をいまも悔やむ。「津波なんて来ないから。息子にそう言ってしまったんです」。繰り返す災害に自身の過ちを生かしてほしいと願い、語り部を続ける。街並みは変わっても、一緒に生きた場所で。そして兵庫でも。 【写真】28年前、災害時の安否を確かめる手段はこれしかなかった ■いまも悔やむあの日の一言 仙台湾に面し、平野が広がる名取市閖上地区。津波で住民の1割に当たる約750人が犠牲になり、震災で最も被害が集中した地区の一つだ。 沿岸にある津波復興祈念資料館「閖上の記憶」代表の丹野祐子さん(54)は、閖上中学校1年だった長男公太さん=当時(13)=を亡くした。 2011年3月11日は同じ中学で3年生だった長女の卒業式だった。祐子さんは式を終えて長女と公民館で謝恩会のさなか、午後2時46分の揺れに襲われた。 すぐ近
高市早苗経済安全保障担当相は14日夜、自身のツイッターに「組閣前夜に岸田(文雄)総理から入閣要請のお電話を頂いた時には、優秀な小林鷹之大臣の留任をお願いするとともに、21年前の掲載誌についても報告を致しました。翌日は入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛(つら)い気持ちで一杯です」と投稿し、自身の入閣に不満を漏らした。 【写真特集】ナンバー2は高市氏 高市氏は10日の内閣改造・党役員人事で自民党政調会長を辞し、経済安保担当相に就任。10日の記者会見で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連の「世界日報」が発行する月刊誌に対談が掲載されていたことを認めた。さらに12日、同日午後に予定していた小林前担当相らからの引き継ぎ式を中止し、内閣府職員へのあいさつ式を欠席した。
休学する東大生が急増しています。東大が保存している2009年以降のデータでは、学部生の休学者は年を追って増え、2022年の休学者(5月1日現在)は09年に比べて85%も増えていることがわかりました。なぜでしょうか。東大生に聞くと、「休学して自分のやりたいことをする人が増えている」と言います。かつては4年でストレートに卒業して、官僚や有名企業を目指した東大生の意識が大きく変化していることがわかります。 東大大学院農学生命科学研究科修士課程1年の岩永淳志さん(23)は、経済学部3年だった2019年8月から1年2カ月休学し、和歌山県の漁村にあるゲストハウスに住み込みで仕事を手伝いながら、地元NPOの町おこしの活動に携わった。 「僕は大阪府で生まれ、幼稚園の時に東京に来たので、都会の生活しか知りませんでした。田舎の生活がいかに大変で、いかに楽しいか、その実感を得たいと思っていました」 日比谷高校か
▽旧統一教会の元牧師語る“献金ノルマ” (教団の元牧師) 「私も一時期、教会でですね、信者さんに対して献金をお願いしました。そんな申し訳ない気持ちもある中、今回インタビューに応じたわけですけれども」 こう話すのは、旧統一教会の牧師として数年前まで、日本で布教活動を行っていた韓国人の牧師。 教団の内情を、今回、初めてテレビカメラの前で語りました。 Q. 信者に対して献金をさせていた? 「はい。たくさんありました。いつものことです」 Q. いつものこと? 「はい。統一教会の(牧師の)主な仕事というのは献金を集める仕事でございます。礼拝の説教というのも結局はいかにして信者さん達から献金を出させるか。」 一体どのように信者に献金させていたのでしょうか。 (教団の元牧師) 「教会のいわゆる中心メンバーたちが常に会議しながら、相談しながら具体的に献金を出させるために相手の背景とかを全部調べておいて面接
7月8日に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件。現行犯逮捕された山上徹也容疑者は、警察の調べに対し、「特定の宗教団体に恨みがあった」と供述している。 【写真あり】チェーンがかけられ、人気のなくなった現場近くの「奈良家庭教会」 山上容疑者を知る男性は、山上容疑者が「自分の家族が統一教会に関わっていて、霊感商法トラブルでバラバラになってしまった。統一教会がなければ、今も家族といたと思う」と語っていたと、本誌取材に証言している。 山上容疑者の犯行動機の一つとなった「統一教会」(現在は世界平和統一家庭連合)は、7月11日14時から会見を開いた。会見で田中富広会長は、「山上容疑者は信者ではない」「山上容疑者の母親は当協会の協会員であり1カ月に1回程度行事に参加していた」と認めたうえで、「さまざまな憶測が飛び交っており、メディアには公明正大な報道をしていただきたい」と語った。 会見会場では、多数駆けつけた
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