タグ

ブックマーク / ta26.hatenablog.com (16)

  • 佐々木俊尚氏の新著『レイヤー化する世界』を読んで - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■待ちに待った新著 前著、『「当事者」の時代』(2013年3月)から1年と3ヶ月、ジャーナリストの佐々木俊尚氏の新著、『レイヤー化する世界』がついに発刊された。いわゆるICTの最先端の世界の現状を言語化し、出現しかかっている未来に名前を与え、他方、既存の業界やそこを支配する価値の崩壊も容赦なく宣告する、そんな佐々木氏に今何が見えているのか。政府も、学者も、マスコミも、企業の経営者も、もはや信頼するに足る存在ではない今この時、期待はいやがうえにも高まる。 レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2013/06/05メディア: 新書この商品を含むブログ (28件) を見る ■先ずは自己啓発の書として 前著は普通の新書の倍はあろうかという大著だったが、今回はごく普通のサイズに収まった新書だ。使われ

    佐々木俊尚氏の新著『レイヤー化する世界』を読んで - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2013/06/22
    "佐々木俊尚氏の新著『レイヤー化する世界』を読んで"
  • 実は日本の未来は明るい/自信をなくしているあなたへ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■八方ふさがり? 気がつくともう2012年も残すところ2ヶ月を切っている。そろそろ今年一年を振り返るべき時期が近づいているので、多少予行演習的に今年一年のこと、というよりまず今現在をどのように評価すればいいものか、しばし考えてみた。そして、試しに何人かに今の自分、あるいは日をどう思うか聞いてみた。 ある程度予想した通り、残念ながらあまり景気のいい話は聞かれない。それはそうだろう。政治も経済も混迷の極みにあって解決すべき重要な問題もいっこうに片付いていかないのに、外交問題のような新たな難題のほうはどんどん増えていく。経済成長の新たな活路を中国等のアジアに求めたはずなのに、気がついてみると中国からも韓国からも返ってくるのは罵倒ばかり。しかも、ものづくり大国とおだてられて、その気になっていたのに、いつの間にか日の家電メーカーはどん底で、将来に対する展望もないとあっては、自尊心もずたずただ。失

    実は日本の未来は明るい/自信をなくしているあなたへ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2012/11/14
    いいものもある。だけどわるいものもある。
  • 社会を壊わしてしまわないためにこそ/『自助論』再考 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■複雑な心境になる『MOTTAINAI』 昨年、残念ながら亡くなってしまったが、ケニア出身の環境保護活動家であり環境分野での初めてのノーベル平和賞受賞者でもある、ワンガリ・マータイ氏が日の『もったいない』という言葉を知って、これを環境問題を考えるにあたって重要な概念として世界に広めようとしていたことは忘れることができない。これを聞いて、異国の女性が日の言葉に興味を持ってくれたことも、それを世界に広めようとしてくれていることも、日人として素直に嬉しい気持ちになった人は多いはずだ。マスコミも大いにこの人のことを取り上げた。だが、少なからざる日人は、一方で何ともきまりの悪い気持ちになったはずだ。何故なら次のような考えが湧いて来たに違いないからだ。 『もったいないなどと言っていては、経済はまわらず、科学も発展しないだろう。』 ■浪費は善? 日でも戦争を経験した世代にとっては極端な物不足を

    社会を壊わしてしまわないためにこそ/『自助論』再考 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 21世紀の『自助論』が必要かもしれないこと - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■新聞の社説 一昔前はやたらに読んでいたのに、最近すっかり読まなくなったものに、新聞の社説がある。ところが、最近たまたま『社説リーダー』*1というiPhoneアプリを見つけて使ってみるようになって、久々に新聞各紙の社説を大量に読み比べてみる機会に恵まれることになった。確かに社説がこれほど集中的にまとめてあると、新聞各社がどのような視点を持っているのか、あるいはどういう違いがあるのか等を大変効率的に知ることができる。このアプリを使っている人の評価をざっと見ても、概ね好評と言ってよさそうだ。 新聞購読の下落はもう歯止めがかかる気配もなく、Yahoo!のようなインターネットのまとめサイトにピックアップされた単体の記事を読むことはあっても、パッケージとしての新聞を読む機会は減る一方だ。新聞記事というのは、新聞全体構成のどこにどのような順序で配列されるかで、新聞社の考える記事の重要性が明確に示され、

    21世紀の『自助論』が必要かもしれないこと - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • カイゼンではなく変革/既存組織からの切り離しが必要 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■行き詰まる短期利益志向 2012年1月23日付けの日経ビジネスに、『利益より売り上げ さらば縮小均衡路線』という記事があって興味深く読んだ。確かに、昨今の日企業は、日的経営に自信満々で、株主や株価など何するものぞという気概に溢れていたころと違って、経営者に対する短期高収益のプレッシャーは強い。長期投資や成長戦略が必要であることはわかっていても、一方で、四半期決算が導入され、もう一方でヘッジファンドのような短期利益志向の影響力もあって、自社の株価に敏感な経営者はどうしても目先の収益にとらわれざるをえない。 だが、日企業の大抵の経営者は、欧米のようなタイプの経営に慣れているわけではないし、労働慣行や従業員の意識もさほど従来と変わらない中では取れる具体策もたかが知れている。結果、80〜90年代に一世を風靡した、元GEのジャック・ウエルチの経営手法の劣化コピーのような『選択と集中』『リスト

    pecan_fudge
    pecan_fudge 2012/01/24
    『クラ ウド・ブラックホール』…ハードとソフトが徹底的に分離され、かつての日本製品の持っていた付加価値はどんどんクラウドのほうに移行してしまう
  • 今経営学/ビジネス関連図書を読むにあたっての8つの留意点 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■深い探求が求められ始めた 昨年から今年にかけて、経営学者のピーター・ドラッカーのことが日でも非常に話題に上がる事が多かった。これは、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』*1という、非常にユニークなが300万部近くも売れたことがきっかけになった事も確かだが、従来のビジネスマンの枠を超えて、広くドラッカーが読まれている様子を目にすることが多かった印象がある。しかも、従前のように流行に遅れまいとして、一応買って流し読みするというような主体性のない態度ではなく、何らかの指針を得たいという真剣さが感じられる。実際ドラッカーの原著にあたればすぐにわかることだが、皮相的な経営ノウハウが書き連ねてあるわけではなく、『経営思想家』と評されるがごとく、時に非常に深淵で、読む側にそれなりの準備と覚悟を求めるものが多い。昨年は、これもかなり内容的には難解な、米国の政治

    今経営学/ビジネス関連図書を読むにあたっての8つの留意点 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 20年以上前にすでに指摘されていた現代日本の構造問題 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■再び注目される山七平氏 自分自身のブログでも何度も取り上げて来た、いわゆる『空気』の問題は、著書『空気の研究』*1で一世を風靡した評論家の故山七平氏の名前と共に、近年様々の人が取り上げ、いつのまにか生前の山氏を知らない世代の間にさえその名が出るようになってきた印象がある。氏は、私があらためて述べるまでもなく、日の社会、日人の行動様式等を、『空気』を始めとした独自の概念ツールを使って分析し、わかりやすい著述や講演でその成果を披露してきた大家である。すべてが混乱の極みにある今の日にあって、日人が従来頼りにしてきた外来の思想は、マルクス経済学はもとより、近代経済学も、フランス現代思想も、民主主義も、もはや今日を生きる上での指針にはならなくなってしまった。そんな中、あらためて自らを振り返り、『日とは、日人とは何なのか』と自問する人は増えて来ているし、そのような人たちが山氏の研

    20年以上前にすでに指摘されていた現代日本の構造問題 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 大企業だからこそ負ける理由 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■負け続ける日企業 先日、ソニーからiPadの対抗商品として、『Sony Tablet』*1が発売されるというニュースがあったので、自分なりに事前評価記事等をあたってみた。ソニーの、この商品を全体のラインアップの軸としてアピールして行きたい、という意気込みはわかる。だが残念ながら市場の評価が高いとは言いがたい。私も一通りスペックや価格をチェックしてみたが、買いたいという気にはならなかった。そして、発売当日(9/17)を迎えたが、どうやら会場は閑古鳥が鳴いて、かなり悲惨な状況だったようだ。(イベント会場はヨドバシカメラ マルチメディアAkiba)ここには、商品が出るたびに市場を熱狂の渦に巻き込んだかつてのソニーの面影はまったくない。 Expired 「Sony Tablet」の販売初日イベントが酷いと話題に…どうしてこうなった - NAVER まとめ また、先日はシャープの電子書籍リーダー

    大企業だからこそ負ける理由 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2011/09/26
    「日本の大企業でさえ勝てないのではなく、日本の大企業の構造だからこそ勝てないのだ」・・その理由について細かく分析している。
  • 企業における『組織』から『個人』へのシフトの意味と重要性 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■スティーブ・ジョブズ氏 アップルCEO辞任 先週飛び込んできた最もインパクトのあるニュースと言えば、何といっても『アップルのスティーブ・ジョブズ氏のCEO辞任』だ。当代随一のカリスマであり名経営者であるジョブズ氏の辞任ともなると、その関連の記事も半端ではなく、とても読み切れないほどの量が溢れ出てきている。(それはもう私がここで今更何かを書くことが気恥ずかしくなるほどだ。) 膨大な記事の山といっても、大方どの記事にも共通するのは、ジョブズ氏のカリスマとしての偉大さと、ジョブズ氏というカリスマがいなくなるアップルに対する今後の懸念である。 もちろん、ジョブズ氏の後継者に決まったティム・クック氏や製品デザイン責任者を務めるジョナサン・アイブ氏等、近年、優秀な人材が徐々に表に出て来ていて、後継体制を意識した準備は進んでいるように傍目にも見えていたし、ここまで盤石なビジョンと実績の裏付けのあるアッ

    企業における『組織』から『個人』へのシフトの意味と重要性 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2011/08/30
    「高付加価値、創造性、そしてそれを基礎としたイノベーションを実現したければ、管理された『組織』から自由発想できる『個人』に軸足を移さざるをえない」→ネット上でのソーシャルなつながりが鍵になるかも?
  • プラットフォーム戦略に勝利する『決め手』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■続々舞い込む大ニュース 最近、IT/電機業界を震撼させるような大ニュースが次々に舞い込んで来る。厳しい栄枯盛衰のドラマはこの業界の常とは言え、自分もこの競争の端くれにいることもあって、一時の勝者があっというまに次の時代の敗者に転落していく様をまざまざと見せつけられるのは何だか背筋がゾクゾクする思いだ。 ■没落するかつての巨人 ニュースの一つが、Googleによるモトローラの買収、もう一つがヒューレット・パッカード(HP)のパーソナル・コンピューター(PC)事業分離検討およびwebOS終息計画の発表である。両者ともモトローラは携帯電話業界で、HPはPC事業で、それぞれ業界を代表する巨人だし、つい最近までは業界の主役の座にいた。それはさほど遠い昔というわけでもないのだが、気がつくと敗者の位置に追いやられてしまっている。これに先駆けて、携帯電話業界のもう一人の巨人、ノキアの大規模なリストラと巨

    プラットフォーム戦略に勝利する『決め手』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2011/08/23
    プラットフォーム戦略を勝ち抜くために必要なのは「場」を支配する力という洞察。
  • それでも日本人を信じたい/押し流すべき『官僚思考』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■まだ戦後ではない 今回の震災は規模と範囲が大きすぎるため、未だに全貌が掴めているとは言えず、まったく動向がつかめていない村落等も少なくないという。そういう意味では、戦争に例えるなら、今は戦後の復興期というよりは、まだ戦争が続いているというべきだろう。ここに来て、特にその印象が強いのは、依然として予断を許さない福島原発の状況だ。情報が錯綜していて、当のところがなかなか把握しづらいが、少なくとも冷却システムが復旧して安定稼働するまでは『戦争』が終わらないことはわかる。今この瞬間も復旧作業に命がけの作業員の方々やそのご家族には、かける言葉とて無いが、とにかく頑張って欲しいとしか言いようがない。 ■極限状態であらわれる質 この戦争の比喩だが、良い意味でも悪い意味でも太平洋戦争前後の様々な出来事は、極限状態にあったその時に日人がどのように行動するのかを知るのに非常に貴重なサンプルを大量に残し

    それでも日本人を信じたい/押し流すべき『官僚思考』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2011/03/27
    この津波が来て尚、『官僚思考』の殻が流せないと感じているなら、あえて言う。脱ごう。脱いでしまおう。いつの間にか着せられたお仕着せの殻など、この機会に脱ぎ捨ててしまおう。
  • 日本再創造は必ず成る - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■茫然自失 東日大震災発生から10日が過ぎたが、かなり大きな規模の余震がいまだに続き、原発事故の状況はまだ予断を許さない。犠牲者数はすでに阪神淡路大震災を上回り、死者・行方不明者合計で2万人を超えている。加えて36万人以上の避難者がいて、原発事故の状況次第ではさらに大幅にこの数が増える恐れもある。あらためてこの震災のスケールの大きさに慄然とする思いだ。 震源からかなりの距離にある神奈川県にオフィスと自宅がある私の周辺も、停電や通勤の便の混乱もあって自宅待機や早退を余儀なくされ、 イベントや行事も軒並み中止となっている。私生活でもガソリンや米等の生活物資は驚くほど品薄で、夜停電したりすると何もできなくなってしまう。正直、公私ともに茫然自失状態からまだ回復できないでいる。 ■自分の役割 ただ、そんな中でも、Twitter、ブログ、Facebook、Ustreamを利用したNHK放送等を中心に

    日本再創造は必ず成る - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2011/03/21
    いつもながら卓越した観察眼と良質な言論。
  • 『ITの進化を先導する文科系』の時代をたぐり寄せたい - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■私のブログ 私のこのブログは、格的かつ継続的に書き始めたのが2008年の4月だから、もうじき丸3年が経過することになる。この間、自分なりには試行錯誤を続けてきたつもりだが、実際のところずっと迷路をうろうろしていたというのが実態に近い。 そんな私を尻目に、世の中のほうは当に恐ろしいほどのスピードで変化した。ブログを囲む環境も激変した。当時すでにTwitterもFacebookも存在はしたが、現在のような圧倒的なプレゼンスを示す存在になることはまだ想像すらできなかった。mixiはすでにかなり普及してはいたが、まだ招待制(2010年3月より招待なしでも参加できる登録制になった)ということもあり、ブログとは明確に棲み分けができていた印象がある。『ソーシャル・メディア/ネットワークの役割』、『リアルタイムな情報発信』、『新聞や雑誌のようなメディアの役割』等、その後、TwitterやFacebo

    『ITの進化を先導する文科系』の時代をたぐり寄せたい - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    pecan_fudge
    pecan_fudge 2011/03/04
    文系、理系というカテゴライズ自体意味がなくなってきているようにも思えるが…。ただこのような境界領域において起こっている出来事の本質を掴んで、説明できる語り部は少なく希少価値がある。
  • 佐々木俊尚氏の記念碑的作品『キュレーションの時代』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ついに入手! そして読了! 佐々木俊尚氏の新著、『キュレーションの時代』をやっと入手して、早々に読み終わった。 キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/02/09メディア: 新書購入: 57人 クリック: 2,260回この商品を含むブログ (201件) を見る かなり早い段階よりメールマガジンにおいて佐々木氏人から『いままで自分が書いたの中で最高傑作』とか、『「今まで誰も読んだことのないようなITを書いてみよう」というのが今回の新著の隠れた執筆動機』というような非常に力のこもった告知があったこともあり、いやが上にも期待は盛り上がっていたため一刻も早く読んでみたいと思っていた。 ■『記念碑』になる予感 実際に読み終えてみて、これは確かに傑作であることは間違いないが、それ以上に『記念碑』と

    佐々木俊尚氏の記念碑的作品『キュレーションの時代』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 『叩き合う文化』から『讃え合う文化』へ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■別格のスティーブ・ジョブズ氏 アップル社のCEOであるスティーブ・ジョブズ氏が病気療養の為に再度メディカル・リーブに入ったというニュースは、各所に大きな衝撃をもたらしているが、特にアップル社の拠地であるシリコンバレーではひときわ大きな騒動になっているようだ。最近現地に出張した日人に聞いてみても、日にいると想像できないくらい大きなショックを皆感じているという。シリコンバレーには数多くの著名人がいるが、やはりジョブズ氏は別格のようだ。 ■米国人の価値観を変えたジョブズ氏 先日、一連の関連記事の中に、大変興味深い論点を述べたものを見つけた。ニューズウイークウェブ版に掲載された、フリージャーナリストの瀧口範子氏のコラムである。 ジョブズ氏はプライス第一で製品の美しさなどほとんど見向きもしない米国人に、プライス以外の「美しさ」という価値を植え付けた、という。 それによって、安物買いのアメリカ

    『叩き合う文化』から『讃え合う文化』へ - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 「勝間和代vsひろゆき」討論はとても大切なことを世に問うている - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■非常に興味深いトピック 重い政治課題が山積のまま突入したゴールデンウイークだったが、ビジネス関連では休業中の会社も多く、IT関連の情報も動いているのは海外関連ばかり、と思っていたら、何とも興味深いトピックが飛び込んで来た。勝間和代氏とにしむらひろゆき氏(言わずと知れた2ちゃんねるの創始者)の対談である。 5月2日にテレビ東京系列のBS放送「デキビジ」で放送されたようだ。ほぼ全編Youtubeに残っているので一渡り視聴することができる。 YouTube YouTube YouTube ■にしむらひろゆき氏の勝ちと言わざるをえない すでに続々とブログ記事も書かれているようだし、Twitterでの議論もまだ続いている。これからどのような議論に発展して行くのか予想もつかない展開だ。そのような中、場合によっては火中の栗を拾うようなことにもなりかねないが、この対談、私自身普段から考え続けていることの

    「勝間和代vsひろゆき」討論はとても大切なことを世に問うている - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
  • 1