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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (2)

  • 家の守り神「ヤモリ」が夜でも色を見分けられるのはなぜ −ヤモリが持つ特殊な色覚能力の分子メカニズムを解明−

    山下高廣 理学研究科講師、七田芳則 名誉教授(現・立命館大学客員教授)、小島慧一 岡山大学助教らの研究グループは、夜行性のヤモリが暗がりで色を見分ける特殊な能力を持つメカニズムを明らかにしました。 ヒトは、明るい所で色を見分けられる(三色型色覚)ものの、暗がりでは見分けられません。これはヒトが、明るい所で働く光センサータンパク質(錐体視物質)を3種類持つものの、暗がりで働く光センサータンパク質(ロドプシン)を1種類しかもたないためです。この暗がりで色が識別できないことは多くの脊椎動物に共通しています。しかし、ヤモリは多くの種が夜行性で、暗がりで色を識別していると考えられています。ただ、ヤモリはロドプシンをもたないため、来明るい所で働く3種類の錐体視物質を暗がりで利用する必要があります。そこで研究チームは、夜行性ヤモリの錐体視物質の性質を調べました。その結果、錐体視物質の性質が数個のアミ

    家の守り神「ヤモリ」が夜でも色を見分けられるのはなぜ −ヤモリが持つ特殊な色覚能力の分子メカニズムを解明−
  • 多能性幹細胞で作製した生殖細胞に由来するマウスの産出に成功-生殖細胞形成メカニズムの解明、不妊症の原因究明などに貢献-

    ホーム 多能性幹細胞で作製した生殖細胞に由来するマウスの産出に成功-生殖細胞形成メカニズムの解明、不妊症の原因究明などに貢献- 斎藤通紀 医学研究科教授、林克彦 同講師らの研究グループは、マウスで多能性幹細胞であるES細胞とiPS細胞を卵子や精子を作る元となる始原生殖細胞に試験管内で分化させて、それらをもとに健常な精子とその子孫を得ることに成功しました。 これまでの研究では、ES細胞やiPS細胞には生殖細胞を含む他の細胞に分化できる能力があると確認されていましたが、ES細胞やiPS細胞から精子などを作り出す始原生殖細胞を体外培養で作製した成功例はなく、その技術開発が望まれていました。 研究グループは今回、マウスのES細胞やiPS細胞を試験管内で始原生殖細胞に分化させる技術を開発しました。そして、この技術で得た始原生殖細胞を雄マウスの精巣内に移植することで精子を得ることに成功しました。また

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