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あとで読むと書評と2024年に関するpkerattaのブックマーク (1)

  • <書評>『弥生人はどこから来たのか 最新科学が解明する先史日本』藤尾慎一郎 著 :東京新聞 TOKYO Web

    私が縄文時代や土偶の講演で必ず話す時代区分が、高校日史教科書改訂で大きく変わった。縄文時代のはじまりが土器の出現を指標に、3千5百年も早まり、約1万6千年前に。弥生時代も、水田稲作のはじまりを指標に約4百年早まり、約2千8百年前にさかのぼることになった。 この約2千8百年前といえば、日で一番有名な遮光器土偶が東北で作られている時期。縄文びいきの私としても、いくらなんでも早まりすぎではないかと思うが、これが最新科学の手法によって導き出された結果である。 書には科学的な調査や論考を軸に、著者をはじめとする国立歴史民俗博物館が、弥生時代の新しい時代観をどのように再構築したかが記されている。だが、これがちょっと難しい。「土器型式」という用語で語られる項は、なじみがない人には暗号みたい。 そこを乗り越えると日人起源論に迫れる。実に多様なDNAを持つ弥生人に驚く。弥生人の骨がもっとも多く出土す

    <書評>『弥生人はどこから来たのか 最新科学が解明する先史日本』藤尾慎一郎 著 :東京新聞 TOKYO Web
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