「すぐに『はい! やります!』とは思えなくて」 ――デビューを決断した背景には、これまで、芸能活動を続けてきたなかでの手詰まり感のようなものがあったのでしょうか。 矢埜 そうですね。あと、20代後半になったし、また新しいことをやってみたい気持ちになっていたタイミングでオファーをいただいたので、セクシー女優の道を考え始めました。 ただやっぱり、受け入れるまでは時間がかかったといいますか、すぐに「はい! やります!」とは思えなくて、半年くらい考える期間を設けさせてもらったんです。 その間、声をかけてくれた事務所の方と週に1回くらいの頻度でメリット・デメリットを何度も話し合って、次第に前向きに考えられるようになった感じですね。 ©文藝春秋 ――前向きに考えられるようになった一番の要因は何なのでしょうか。 矢埜 いまはセクシー女優さんが本当に幅広い仕事をされている時代じゃないですか。このままグラビ