タグ

#学びと政治に関するpkerattaのブックマーク (3)

  • サンデルと白饅頭、権威主義への迎合、観念の分断、あるいはシッキーについて - メロンダウト

    以下記事を読んで書籍を購入したのですが、読む前に所感らしきものを書いておきたい。すこしだけ長いです(6000文字ぐらい) www.hayakawabooks.com 前提として日アメリカの状況が違うことは留保しておくとしても、リベラル的価値観が能力主義、学歴偏重主義に依存しているのは共通するものなのでしょう。 資主義社会において唯一残された「振り分け機能」が能力及び知性であることは疑いようがなく、知性や能力(に紐づく学歴や実績)によって或るポジションが与えられるのは適正だという正義によってこの社会は成り立っている。もちろんこれが正義なのか暴力なのかは慎重に考える必要があり、それを議論してるのがリベラルコミュニタリアン論争なのでしょうが、学術的なそれとは別にメリトクラシー(能力主義)が現実的には「単に差別として機能しているよね」と言えなくもない。あるいは、仮にその振り分けが「資主義社

  • フランコ独裁体制下のスペインの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    硬直したカトリック保守体制の正体 スペインは1975年まで軍人フランシス・フランコの長期独裁体制下にありました。 当時のスペインはカトリック信仰に基づいた保守的・家父長的な規範が推奨され、国が隅々まで国民を監視し行動や発言、表現に介入してくる極めて息苦しい国でした。スペインは現在は世界でもっともフェミニズム運動が盛んな国の一つなので隔世の感があります。 フランコ独裁体制のスペイン歴史と社会についてまとめていきます。 1. フランコ将軍の反共和国反乱 右派と左派の対立 1930年に成立したスペイン第二共和政では、基的人権の保障と農地改革の実施が公約に掲げられました。特に農地改革は待ったなしと言われ、農民の悲願でした。 政府は労働者・農民保護のための様々な政策を打ちますが、一部の労働者・農民は政府の対応は生ぬるいとさらに急進的な方策を求め反乱を起こしたため国内の治安が悪化します。 治安の悪

    フランコ独裁体制下のスペインの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 建武の中興のお話

    ずいぶん昔のことになるのですが、司馬遼太郎が文芸春秋の冒頭言だったか、街道を行くだったかで、友人の作家が「太平記」を書こうとしていることに触れ、「あの時代はまさに権謀術数渦巻いた時代で、その時代を書こうとすると、たいていの人は頭がおかしくなってしまうので、やめたほうがいいと話した」と書いていたことがあります。(30年以上昔の話なので、ウロ覚えです。) 「太平記」は、室町時代に書かれたとされるで、現存するものが全40巻もある長編で、後醍醐天皇の即位から鎌倉幕府の滅亡、建武の中興の失敗と南北朝分裂、南朝の怨霊の跋扈による足利幕府の混乱までを描いた物語です。 原典があるわけですから、源氏物語や義経記のように、現代版の小説になりやすそうに思えるのですが、にもかかわらず、なぜ太平記を扱うと「頭がおかしくなる」のかというと、その時代が権謀術数渦巻く時代であった(もしそうなら逆に小説おもしろい題材に

    pkeratta
    pkeratta 2018/08/10
    “こうして田を分けてしまうことで、国を滅ぼし、家を滅ぼすことを、後年の人は嗤って「田分け(たわけ)」と呼びました。よく時代劇などに出て来る「たわけものめがっ!」の「たわけ」です。”
  • 1