スポンサーリンク 肉の表面にしか菌はいないって本当?嘘だと思った方がいいです。細菌類は基本的に「と殺の段階で食肉部に付着する」という認識は正しいですが、その細菌がご親切にずっと表面だけに留まってくれるかどうかは別問題です。 厚生省が出している生食用食肉(牛肉)の規格基準設定に関するQ&A のQ4から引用します。 1 今回の規格基準の設定に当たり実施した試験において、以下についての知見が得られています。 ① 牛のとさつ・解体後、熟成が進むにつれ、腸管出血性大腸菌がより深部に浸潤すること ② 菌体の生肉への接種から1時間後、肉塊の表面から1cm の部分から菌体が検出されたこと つまり、当初表面にいた細菌が時間の経過とともに、肉の内部へと潜っていくという現象が確認されているということです。これは、行政が食品の規格基準を改定する動機となるほどインパクトのある知見です。 さらに悪いニュースとして、肉