高知県内各地で接種が進む新型コロナワクチンだが、ファイザー製とモデルナ製の2つが使われている。この2つのワクチンの副反応には違いがある。 ファイザーとモデルナの違いをまとめた。 ファイザー製とモデルナ製のワクチンの違い この記事の画像(10枚) ワクチンの接種回数は、どちらも2回。違うのは「接種間隔」だ。 1回目を終えて2回目を打つまでの期間のことで、ファイザーが3週間であるのに対し、モデルナは4週間と、1週間長くなっている。 続いては「希釈」。これは、使用する際に薄める作業のこと。 ファイザーは希釈の必要があり、病院での個別接種に使われている。一方、モデルナは、希釈の必要がない。さらに、ファイザーのように超低温冷凍庫も必要ない。 現場の医療スタッフにとって管理がしやすく、負担が少ないため大規模接種に向いていて、県内でも職域接種に使われている。 この2つのワクチンの接種を担当した高知市の医