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歴史と本に関するpkerattaのブックマーク (26)

  • 読書感想文 海賊の経済学|とらつぐみ

    東インド貿易がはじまった18世紀ごろは、インド洋には海賊たちがウヨウヨいた。実際どれだけの海賊がいたのか不明で、「控えめに計算して1000人」と言う人もいれば、「3000人」と言う人もいる。とにかくも1000人以上。結構な数で海賊がいたというのは間違いない。 海賊といえば……で連想できるイメージはたくさんある。 強欲かつ独裁的な船長の下、凶暴なあらくれたちが船に乗っていて、誘拐されてきた奴隷たちが強制労働させられ、海賊たちは金銀財宝を独占している……。 こういったイメージの多くが、小説などの物語の中で作られたものであって、実像はだいぶ違う……というのがこののテーマだ。 海賊の話をする前に、当時の一般商船がどんなものだったかの話をしておこう。 18世紀の商船は、船長を頂点に置く絶対君主制だった。下っ端の水夫には何の権利もなく、強欲な船長によって給料も料もピンハネされ、さらに憂さ晴らしの暴

    読書感想文 海賊の経済学|とらつぐみ
  • 【鬼滅の刃】栗花落カナヲの下半身について - 本しゃぶり

    栗花落カナヲが履いているキュロットって何? 大正時代にあったの? 袴との関係は? 調べてみました。 21巻で明かされた真実 『鬼滅の刃』の21巻が発売された。 鬼滅の刃 21 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:吾峠呼世晴集英社Amazon 書で読者に最大の衝撃を与えたのは間違いなく隊服だろう。我々は前田まさおの技に騙されていた。 『鬼滅の刃』21巻 蟲柱の継子、栗花落カナヲが履いていたのはスカートではなく、キュロットだったのである。このブログの読者はファッションに疎そうなので説明すると、キュロットとはズボンのように股下があるスカートである。 User:Lumi iori, files merged by User:Mabalu / CC BY-SA, Link ハーフパンツなどとの区別は曖昧だが、基的には裾がスカートのように広がっているものだと思えば良い*1。 さて、カナヲの

    【鬼滅の刃】栗花落カナヲの下半身について - 本しゃぶり
  • 韓国人による“壮大な自己批判”の試み『反日種族主義』は一読の価値あり! | 文春オンライン

    の朝鮮半島統治をめぐる日韓間の歴史認識の違いで、もっとも象徴的なポイントは「日はいいこともした」という“事実”を韓国が決して認めようとしないことだ。日統治時代を経験した人など私的、個別的にはそう語る人はいた。しかし歴史教科書を含む学校教育やメディアなど公式の歴史観においては絶対認められなかった。いや、私的な場でもその主張はダメで、時には暴力沙汰にまでなる。韓国ではタブーになって久しい。 その結果、韓国では日統治時代に関する歴史は今も「抑圧と収奪と抵抗」だけで語られ、教えられてきた。異論は一切不可である。

    韓国人による“壮大な自己批判”の試み『反日種族主義』は一読の価値あり! | 文春オンライン
  • 『サピエンス全史』の著者に聞く「人類滅亡」の現実的シナリオ(ユヴァル・ノア・ハラリ) @gendai_biz

    文明が発達するほど、我々は不幸になっていく。なぜならその文明は「虚構」の上にもたらされたからだ──。 こう説きながら人類の歴史をマクロな視点から鮮やかな語り口で展開し、世界的ベストセラーになった『SAPIENS』。 世界中の主要メディアから称賛され、ジャレド・ダイアモンドなど歴史家、ダニエル・カーネマンなど経済学者、さらにはビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグらも先を争うように熟読した書が、ついに『サピエンス全史(上・下) 文明の構造と人類の幸福』として翻訳出版された。 クーリエ・ジャポンは刊行を機に来日した著者ユヴァル・ノア・ハラリに単独インタビュー。日語で読める記事としては最大級のボリュームで、若き「知の巨人」が縦横に語る人類の「質」と「未来」についてたっぷりと紹介する。 Interview & Text by Kei Abe / COURRiER Japon (この記事は「CO

    『サピエンス全史』の著者に聞く「人類滅亡」の現実的シナリオ(ユヴァル・ノア・ハラリ) @gendai_biz
  • nix in desertis:世界史用語集から消滅した用語ver.2019

    山川出版社の『世界史用語集』はほぼ毎年出版されているが,大規模な改編があった場合は改版,ミクロな改編しかなかった場合は増刷という使い分けをしている。ただし,正確に言えば改版は刷数をリセットして第1版に戻すということをやっているので,改版ではなく再出版になるのだが,まあそこは置いといて。改版になるのは学習指導要領が変わったタイミングになることが多いが,そうでなくともたまに改版している。ちなみに,第1刷のみタイトルが『世界史用語集』で,第2刷以降は『世界史用語集 改訂版』という書名になるという小ネタがある。書店では最新版以外が売っていることはまずないが,Amazon等で注文する際はタイトルと発行年をちゃんと見ないと無駄に古いものを買うことになるので注意が必要だ。たとえば現行の『世界史用語集』は2014年に刊行,『世界史用語集 改訂版』は2018年12月刊行である。 さて,その2018年12月に

  • 私も兵士です! - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    三沢基地から、毎月基地新聞「みさわ」が送られてくる。米軍、三沢市民との交流が伺えて嬉しい限りだが、今月号の「コラム」にI飛行隊長が表記の一文を書いていた。イラクで重傷を負ってイラク軍に捕まったリンチ上等兵を、米海兵隊員が突入して救助した際の言葉である。「我々は君を救出に来た米国の兵士だ」と告げた海兵隊員に対して、彼女も「私も兵士です(I am a soldier,too)」と答えたエピソードをあげ、「極限の恐怖と苦痛の中で、この若者(リンチ上等兵)が自身を表した『兵士』という言葉が心に残りました。どのような状況でも自分が何のためにあるのかを忘れてはいけないと、この言葉から教えられました。戦時・平時の別、階級や年齢の違いはあっても、私達はみな自衛隊員です。私達が任務を全うすることで、日の安全が保たれます。雪の中を昼夜警備に就く隊員、発進前の戦闘機の下で這うように点検する隊員、真冬に野外炊飯

    私も兵士です! - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
  • 普通に生きている人たちが教えてくれるマジカルな過去の世界/『家(チベ)の歴史を書く』著者・朴沙羅さんインタビュー - wezzy|ウェジー

    2019.01.15 16:05 普通に生きている人たちが教えてくれるマジカルな過去の世界/『家(チベ)の歴史を書く』著者・朴沙羅さんインタビュー 自分の親戚がどうやら「面白い」らしいことは知っていた――『家(チベ)の歴史を書く』(筑摩書房)はそんな書き出しからはじまる。著者の朴沙羅さんは、歴史社会学者で在日コリアン3世だ。多くの島民が虐殺された「済州島四・三事件」。朴さんの父方の親戚はその時、済州島で暮らしていた。 朴さんは、大学の課題をきっかけに、四・三事件を契機に済州島から日へ渡ってきた親戚たちにインタビューを行っていく。サングラスをかけ強面の誠奎伯父さん、小柄でもマシンガントークを繰り広げる貞姫伯母さん……クセが強い親戚たちに圧倒されながら、聞きとられた「マジカル」で「面白い」個人の歴史とは? ◇ ――『家の歴史を書く』では済州島四・三事件のようなシリアスな内容が語られながらも、

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  • 『「南京事件」を調査せよ』を読まずに死ねるか! - 温玉ブログ

    8月はあわや何も書かないで終わろうとしていたが去る25日に大変なが刊行されたので紹介せずにはいられなくなった。8月はその他にももろもろ事件があり、もやもやした気持ちになっていたけれど、とりあえずこの一冊の感想にぶつけてみたい。それだけ昨今のいろいろの事柄が集約されただったと思う。 そのとは清水潔『「南京事件」を調査せよ』だ。以前に紹介した『南京事件 兵士たちの遺言』というドキュメンタリー番組を制作するにあたって著者が調査した内容に、追加調査したことなどを交えて書籍化したものだ。あのすごい番組の制作の内幕をより詳しく紹介しているということだ。 番組の評価についてはこちらも参照のこと。 www.ntv.co.jp そうなのだ。もてラジでもずっと推している清水記者の新刊だ。読まずには死ねないだ。「またかよ!」とか言われそうだけど、みんなが清水記者のを読むまで勧めるのをやめない。必要な

    『「南京事件」を調査せよ』を読まずに死ねるか! - 温玉ブログ
  • 電子書籍は人の意識と社会を変える。音読から黙読への変化と同じくらい。 - Shinichi Nishikawa's

    僕が電子書籍について考えていることを書きました。 今回は、先日のDTP Booster014レポートの続きでもあります。この時のレポートで書きそびれていた項目は、 ビジネスモデルは? 電子書籍はWEB化するのか。そもそもインターネットとはなんなのか。 テキストとは何か ユーザはどのようなものを受容し、5年後に一般に普及しているものはなんなのか。そもそもコンテンツとは何か。 →エクスペリエンスとコンテンツ受容の違いを抑えて考える といったことでした。ビジネスモデルについては、後日。今回は下の3つについてです。 論旨 電子書籍が普及することによって、人間の意識はどう変わって、社会はどう変わるんだろうというこれからの世界を考えています。では、過去、やテキストは人間の意識や社会をどう変えたのだろう。さかのぼれば、文字の誕生(声しかなかった→文字ができた!)というところが最初のポイントだと思います

    電子書籍は人の意識と社会を変える。音読から黙読への変化と同じくらい。 - Shinichi Nishikawa's
  • 『信長公記』と作者太田牛一|ちくま学芸文庫|金子 拓|webちくま

    織田信長の家臣だった太田牛一が信長の生涯をまとめた『信長公記』。その記述は詳細かつ正確で、長篠の戦いを始めとするいくつもの出来事の様子をまざまざと伝えています。そんな『信長公記』の史料的性格、そして現代語訳を読む際のアドバイスについて書かれた、金子拓氏(東京大学史料編纂所准教授)による文庫版解説を公開します。 『現代語訳 信長公記(全)』は『明智光秀』『毛利元就』といった歴史小説で知られる作家榊山潤氏による『信長公記』の現代語訳である。 作者太田牛一について、また『信長公記』の特色については訳者解説でも触れられているから再説を要さないのだが、書元版が刊行された1980年(昭和55)以降、牛一やその子孫、そして『信長公記』自体の研究が大きく進展し、様々なことがわかってきている。そこで、以下ではそれらの点にとくに注意を払い、太田牛一の事跡や『信長公記』の史料的性格を述べ、最後に現代語訳のあり

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  • 米国でバカ売れしている「日本叩き本」の正体 | アメリカ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

    米国で2017年1月にドナルド・トランプ大統領が誕生することを受けて、日米関係の先行きに気を揉む人も少なくないだろう。そんな中、米国では『Killing the Rising Sun: How America Vanquished World War II Japan(日出る国をやっつけろ:米国はどうやって第2次世界大戦で日を屈服させたか)』というショッキングなタイトルのが売れ続けている。 保守系政治コメンテーターのビル・オライリー氏らが書いた同書は、今年9月13日に発売された。1945年8月に広島と長崎で行われた原爆投下の正当性を検証するという「歴史書」にもかかわらず、発売初日に10万部を販売。その後も売り上げを伸ばしており、ニールセン・ブックスキャンによると、11月末時点で約49万部も売れている。 10月2日以降、米ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストのノンフィクション部門

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  • 勉強になる面白い歴史漫画を感想付きで紹介してみる(2016) - ゆとりずむ

    こんにちは。 おっさんなので(?)少年漫画よりも青年漫画、特に歴史漫画が大好きです。歴史漫画といえば、日歴史中国歴史(三国志とか)が人気になることが多いような気がします。わたしの場合、教科書には中々載らない、載ったとしても1行2行の西洋の歴史を取り上げたものが大好きです。 ここ暫く、漫画を読む時間すら忙しかったのですが、一段落しましたので、今まで読んできたものの整理も兼ねてご紹介していきたいと思います。主に、史実を元にしたフィクションがメインですが、当時の『雰囲気』を感じられる歴史ものっぽい作品をピックアップしてみました。 ご参考になれば幸いです♪ ヒストリエ ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC) posted with ヨメレバ 岩明 均 講談社 2004-10-22 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 hontoで購入 図書館で探す 蛮族スキタイの出身

    勉強になる面白い歴史漫画を感想付きで紹介してみる(2016) - ゆとりずむ
  • セックスせずに歴史に名を残した人もいる!『童貞の世界史 セックスをした事がない偉人達』 - おたぽる

    だいたい世の中の問題は、9割がたセックスで解決すると思っている。今日もTwitterを覗けば、表現規制やらヘイトスピーチやらパナマ文書やら、さまざまな問題で、持論を必死に書いている人が数多いるわけだが、そうした書き込みをみて思うのは、セックスが足りないか、さっきべたメシが不味かったかというところだろう。世の中で、これほどタチの悪い連中はいない。 ところが、世の中には逆張り。すなわち、セックスが足りないどころか童貞や処女を、とことんこじらせた挙げ句に、天下を取ったり偉業を成し遂げた人もいた。 そのことを教えてくれるのが松原左京&山田昌弘『童貞の世界史 セックスをした事がない偉人達』(パブリブ)である。 この、タイトルの通りセクシュアリティの別なく、童貞と処女をキーワードにした列伝である。 多くの童貞と処女を語るにあたって、調査をしつくした著者は、冒頭で生涯童貞を貫いた理由を8つのパターン

    セックスせずに歴史に名を残した人もいる!『童貞の世界史 セックスをした事がない偉人達』 - おたぽる
    pkeratta
    pkeratta 2016/05/24
    "意外に「恋愛弱者」体質が少ないことを指摘する。すなわち、なんらか業績をあげたり権力を得れば、周囲がお膳立てをするものだが、それをはねのけた強い意志があったことを、著者は見いだしたのである。"
  • イラストでわかる『銃・病原菌・鉄』 - orangestarの雑記

    ※この記事は銃・病原菌・鉄の概要を書いたものですので、詳しいことは実際にを買って読んでいただけると良いかと思います。名著ですので、人生で一度読んでおくことをお勧めします。 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) 作者:ジャレド・ダイアモンド草思社Amazon文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) 作者:ジャレド・ダイアモンド草思社Amazon はじめに なんで、スペイン人のピサロは圧倒的に少ない人数でインカ帝国を征服できたんだろう。 それはスペイン人が、銃と鉄、そして何よりアメリカ大陸にはない病原菌とそれに対する耐性を持っていたからですよ。 じゃあ、なんで、スペイン人はそれを持っていたの?銃と、鉄を発明できたの?病気に対する耐性を持っていたの? ヨーロッパ人はインカ帝国の人より、人種的に勤勉だったり病気に強か

    イラストでわかる『銃・病原菌・鉄』 - orangestarの雑記
  • [書評] 数学の大統一に挑む(エドワード・フレンケル・著、青木薫・訳): 極東ブログ

    たまに現代数学を読むことにしている。付け加えると、理解できなくても、時代の最先端の数学を解説しようとしたは読むことにしている。それでどうかというと、正直なところ、たいていはさっぱりわからない。 同じことは物理学や生物学・医学についても言える。ただ、そうした「わからない」に向き合うのを諦めちゃうのが、なんとなくいやだなと思っている。この、エドワード・フレンケル・著『数学の大統一に挑む』も同じ。めっちゃ、現代数学である。もうこれは無理だろくらいの敷居の高さである。でもちょっと手にとってみたい気分にさせるのは、青木薫さんの翻訳だからだ。日語として読みやすい。内容を理解している彼女ならではの自然さがある。もう25年以上も前になるが、彼女が物理学のアカデミズムから翻訳者なろうとしているころ、数学はお得意だったのでしょと聞いたことがある。ラグランジアンなんかも難しいと思わなかったと答えていた

    [書評] 数学の大統一に挑む(エドワード・フレンケル・著、青木薫・訳): 極東ブログ
  • 「21世紀の資本」を6つの図で簡単図解した週刊現代の記事がとてもわかりやすい - ひそかブログ

    2015-02-12 「21世紀の資」を6つの図で簡単図解した週刊現代の記事がとてもわかりやすい 最近思ったこと 何かと話題のトマ・ピケティ氏による「21世紀の資」 週刊現代2015年2月21日号には「21世紀の資」を直感的に理解できるよう、6つの図で簡単図解した記事がのっていました。とてもわかりやすい図解と記事だったので、こちらで引用させていただきます。 ポイント②(図の2番目)とポイント⑤(図の5番目)について書かれた部分を、記事から引用します。 ポイント② 財産の成長率は、労働によって得られる賃金の成長率を上回る 株や不動産、債権などに投資することで財産は増えていく。こうした財産の成長率は、給与所得者の賃金が上がる率よりも、常に高くなる。これがピケティ教授の理論の核心である。では、財産の成長率が賃金の成長率を上回ると何が問題なのか。 主に資産運用によって財産を築いている

    「21世紀の資本」を6つの図で簡単図解した週刊現代の記事がとてもわかりやすい - ひそかブログ
  • 『生命の惑星 ビッグバンから人類までの地球の進化』でサイエンスリテラシーを鍛える - HONZ

    6,000円を超える価格、700ページに迫るボリューム、頻出する数式や化学反応式。このの表面的な特徴だけに着目すれば、購入までのハードルは随分と高い。しかし、このにはその価格以上の価値が間違いなくある。終盤まで読み進める頃には、「もっと読んでいたい」と思わずにはいられないストーリーがある。そして、この世界の成り立ちと仕組みを深いレベルで理解できる喜びがある。是非書店で書を手に取り、第一章だけでも読んで欲しい。続きが気になって、その足はいつの間にかレジへと向かっているはずだ。 書は、“Global Warming(地球温暖化)”という言葉を生み出した地球化学者ウォリー・ブロッカーによって1984年に出版された『How to Build a Habitable Planet』(邦題『なぜ地球は人が住める星になったか?』)の増補新版である。増補新版とはいっても、20年以上の月日で進歩した

    『生命の惑星 ビッグバンから人類までの地球の進化』でサイエンスリテラシーを鍛える - HONZ
  • 軍隊のない国は、なぜ非武装でいられるのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    軍隊のない国家―27の国々と人びとposted with amazlet at 09.12.30前田 朗 日評論社 売り上げランキング: 226231 Amazon.co.jp で詳細を見る 年の初めの書初めは、いろはの”い”から参ります。「軍隊のない国家」についてです。 私たち日人は軍隊を放棄すると憲法に書きながら、軍隊ではない自衛隊をもって自らを守っています。それでも軍隊のない国家への憧れは根強いようです。昔は「非武装中立論」があり、今でも「無防備都市宣言」活動があります。 世界に目を向ければ、意外と多く、当に軍隊を持たない国家が実在します。それらの国は非武装、無防備で、しかも誰に侵略されるでもなく平和を保っています。これはどういうことでしょう。当は軍隊なんていらないのでしょうか。いったい何故、「軍隊のない国家」は平和でいられるのでしょうか? 軍隊のない国家」は意外と多い 今回

    軍隊のない国は、なぜ非武装でいられるのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 戦争をしないためには戦争を知るべき? - しっきーのブログ

    戦争をちゃんと学ばないのは日政治家だけらしい。まあ歴史的経緯を考えるとやむなし。日は軍部が暴走したせいで悲惨な戦闘に突入していったイメージが強いけど、世界の戦争を見ていくと政治指導者の野望や判断ミスから戦争になったことがほとんどで、軍が暴走するみたいな例は珍しい。と、防衛大学校出身の方がおっしゃっております。 敬礼(`・ω・́)ゝ 防衛大出身で積極的に言論活動したがる人ってそれこそヤバいイメージが強いが、ここでは某田母神さんの話はやめておこう。今回読んだは、黒野耐『「戦争学」概論』であります。 「戦争学」概論 (講談社現代新書) 作者: 黒野耐出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (26件) を見る 三島由紀夫は、「戦後の非武装平和と戦中の一億玉砕って根は同じだよね?そう思わない?」みたいなこと

    戦争をしないためには戦争を知るべき? - しっきーのブログ
  • ゴードン『ミシンと日本の近代』:抜群におもしろい。物販と金融と生産に消費、産業と文化と女性の社会進出、なんでもあり! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ミシンと日の近代―― 消費者の創出 作者: アンドルー・ゴードン,大島かおり出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/07/24メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 読んでいる途中だが、抜群におもしれーわ、これ。ミシンの普及は掃除機や洗濯機と同じく、女は家庭で男は仕事、みたいな単純な性分業の一環として捕らえられがちだけれど、実は全然ちがっていて、ミシンによる内職を通じた女性の社会進出(自活)の一貫でもあり、またそれを使った日の繊維産業の発達の一貫でもあった。さらにシンガーミシンのための割賦販売というのが日における割賦販売の先駆であったんだけれど、ミシンの役割から見てこれはつまり、一種のマイクロファイナンスとしても機能していたわけだ。 さらにそれは、日における和装洋装論争にも関連しており、いまや見る影もない婦人誌(『主婦の友』とか)も一方でミシン販売に加担

    ゴードン『ミシンと日本の近代』:抜群におもしろい。物販と金融と生産に消費、産業と文化と女性の社会進出、なんでもあり! - 山形浩生の「経済のトリセツ」