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フランスは北アフリカのアルジェリアを伝統的に植民地支配していたが、フランス本国と同じく併合して県を設置し、その扱いを内国と同等とした。日本の朝鮮支配もこれと似ている。朝鮮総督府を最後まで解散することはなかったが、半島全土を1910年に併合したので本国と同じ内国扱いにした。アルジェリアは戦後、独立戦争を経てフランスから独立。 一方朝鮮半島は日本の敗戦によって強制的に独立(実際は連合国軍統治を経る)した。アルジェリアはいくらその扱いが書類上本国と同様だと言っても、植民地支配をされたという被害者の立場から現在でもフランスと精神的しこりがある。朝鮮・韓国もこれと同様である。「戦前・戦後の日韓関係はフランスとアルジェリアの関係と相似的」というのは、欧米人に現下の日韓関係を伝えるのには乱暴ではあるが手っ取り早い。
竹島、徴用工や慰安婦問題など韓国で通説となっている歴史認識を検証した『反日種族主義』。今夏刊行された韓国では曺国前法相が批判するなど物議を醸し11万部超、11月発売の日本版は36万部に。日韓で賛否両論、波紋を呼ぶ本書を識者が論じる。 ◆◆◆ 書かれている内容は、既存の研究で明らかにされてきたものが大半です。 日本が「朝鮮民族の精気を抹殺する」ために鉄杭を打ち込んだという荒唐無稽な主張や、朝鮮総督府の建物を解体した金泳三政権の倒錯した姿勢、「反日ならなんでもあり」の小説家や政治家への批判……。これらは世宗大学の朴裕河教授が2000年に上梓した、『誰が日本を歪曲するのか』(邦訳は『反日ナショナリズムを超えて』)で言及しています。目新しい歴史的発見は、本書には記されていません。 「進歩派」を攻撃するための一手 ではなぜ著者の李栄薫氏らはこの本を出したのか。 それは文在寅大統領ら進歩派を攻撃するた
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