はじめに Webサービスと連携しようとすると、ついてまわるのが認証情報の取り回しです。 気の利いたもので、Emacsにはそういったセンシティブな情報を統一的に扱うための方法が標準で用意されています。 その名も auth-source です。 今回は、古典的なユーザID・パスワード認証が必要なWebサービスを例にして、具体的な利用方法をまじえて auth-source の紹介をしようと思います。 Emacsで困ったら答えはおおよそ Info と describe-function あたりで求められます。 おもむろに M-: (info "(auth)Top") とタイプすれば、すべてはそこに載っています…が、ここでは敢えてかいつまんだ説明を試みます(Auth-source の Info は結構短めなので全部目を通してみるのも良いと思います)。 パッケージ作成者として It is a way