9日、JR学園都市線の普通列車に乗務していた運転士が、およそ1分間にわたって居眠りをしていたことがわかりました。異変を知らせるブザーの音で目が覚めたということで、JR北海道は「再発防止に努めたい」としています。 JR北海道によりますと、9日午後4時すぎ、JR学園都市線の普通列車に乗務していた24歳の男性運転士が、あいの里教育大駅とあいの里公園駅の間を走行中におよそ1分間にわたって居眠りをしたということです。 この間、列車は時速およそ40キロで700メートルほど進んだということですが、ブレーキなどの操作が一定時間行われないと作動するブザーの音で運転士が目を覚ましたため、停車駅を通り過ぎるようなことはありませんでした。 列車の乗客が一部始終を見ていてJRに連絡したということで、社内の聞き取りに対し、この運転士は「前の日に寝苦しくてよく眠れず運転中に眠気に襲われた。大変申し訳ない」と話していると