首相官邸のホームページでは戦後の総理大臣の出身地は選挙区という不思議なルールを採用しているのですが、これは安倍晋三が「山口県出身の総理大臣」を名乗るために恣意的に変更したルールです。
老後の生活費が「2千万円不足」するとして資産形成を呼びかけた金融庁の審議会報告書の受け取り拒否は、首相官邸が主導していたことがわかった。森友・加計(かけ)学園問題などで隠蔽(いんぺい)を続けた政権の体質が、改めて浮き彫りになっている。 安倍晋三首相は、18日の参院厚生労働委員会でも火消しに追われた。 「あたかも一律に老後の生活費が月5万円赤字になるとしたことは、国民に誤解と大きな不安を与えるもの。高齢者の実態はさまざまで、平均での乱暴な議論は不適切であった」 首相にとって年金問題は鬼門だ。2006年に発足した第1次安倍政権は参院選前に「消えた年金記録」の問題が噴き出し、1年で退陣に追い込まれた。 今月10日、首相も出席した参院決算委員会で「2千万円不足」問題の追及が強まり、公的年金にも焦点が当たった。その日、首相は周辺にこう漏らした。 「金融庁は大バカ者だな。こんなことを書いて」 ■官邸「
安倍首相、共産は「現在も暴力革命」 2020年02月13日17時46分 安倍晋三首相は13日の衆院本会議で、共産党を破壊活動防止法に基づき調査している理由を問われ、「現在も、暴力革命の方針に変更はないものと認識している」と説明した。戦後の一時期と断った上で、「各地の党組織や党員が殺人や騒擾(そうじょう)などの暴力主義的破壊活動を行った疑いがある」とも述べた。日本維新の会の足立康史氏への答弁。 連合政権「政治決断を」 志位氏、小沢氏の政治塾で講演 これに対し、共産党の志位和夫委員長は記者会見で、「党が分裂した時期に一方の側が取った誤った行動はあった」としつつも、「党として破壊活動の方針を取ったことも、実行したこともない」と反論。「壊れたレコードのような反共デマ」として撤回を求めた。 学術会議問題 菅内閣 新型コロナ最新情報
国の予算を使って首相が毎年4月に開く「桜を見る会」をめぐる問題で、この会を日程に含んだ観光ツアーを案内する文書が、安倍晋三首相の事務所名で、地元有権者に届いていたことがわかった。 政府はこれまで桜を見る会の招待者について、開催要領に基づき、各省庁からの意見を踏まえ、内閣官房、内閣府で最終的に取りまとめているなどと説明してきた。安倍首相は8日の参院予算委員会で、共産党の田村智子氏の質問に対し、「私は主催者としてあいさつや招待者の接遇は行うが、招待者の取りまとめなどには関与していない」と答弁していた。 朝日新聞が入手した文書は、2018年4月21日に開かれた「桜を見る会」の際のもの。「『桜を見る会』について(ご連絡)」と題し、「平成30年2月吉日」の日付や「あべ晋三事務所」として地元事務所の電話番号が記載されている。桜を見る会とその前日に都内のホテルで行う首相夫妻同席の夕食会に加え、4コースの
桜前夜祭「足踏み入れただけ」 安倍首相、契約主体を否定 2020年02月13日17時41分 安倍晋三首相は13日の衆院本会議で、首相主催「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開かれた前夜祭に関し、「私と妻は何ら契約について意思表示をしておらず、夕食会の場に足を踏み入れただけだ」と述べ、自身が契約主体ではないと強調した。「(自身には)会費を支払う義務は発生しない」とも語った。 〔写真特集〕桜を見る会~首相主催、招かれたのは…~ 立憲民主党の高井崇志氏は、首相の会費が免除されたのは、ホテルとの契約主体が後援会であることが理由だと指摘したが、首相は「ホテルと個々の参加者で契約が成立した」との認識を改めて示した。 学術会議問題 菅内閣 新型コロナ最新情報
安倍政権が今国会の重要議案と位置づける日米貿易協定をめぐり、自民党議員が16日の参院予算委員会の質問で、安倍晋三首相や茂木敏充外相をほめちぎる場面があった。実は国会審議では、与党議員が質問時間を使って政権への「ヨイショ」と受け取られても仕方ないようなやりとりをするシーンが珍しくない。なぜなのか。 「安倍総理、茂木大臣の卓越した外交能力、交渉能力により、非常に良いタイミングで短期間にまとめてくださったことを、日本国民を代表して感謝したい」 自民で外務省出身の松川るい参院議員はこの日の質問でこう持ち上げた。与党席から「よし!」とのかけ声が上がる一方、野党席からは激しいヤジが飛んだ。 松川氏はこの発言の直前には…
17日午前9時から、衆院予算委員会の集中審議が開かれました。安倍晋三首相が「意味のない質問だよ」とヤジを飛ばして野党が反発した一件を受け、審議の場で首相が釈明しました。「桜を見る会」問題などでも追及を強める野党に対し、首相はどう答弁したのか。タイムラインで速報し、記者が解説しました。 寸評=石井潤一郎記者ヤジ謝罪→疑惑紛糾 「こんな議論、子どもたちに見せられない」 17日の衆院予算委員会は、一国の宰相がヤジを飛ばしたことを謝罪するという、異例の幕開けとなりました。ただ、終日の審議が終わってみれば、平行線をたどる質疑と答弁が繰り返されるばかり。気色ばむ安倍晋三首相と退席する野党議員――という図は、国会見学に訪れる子どもたちの目にどのように映るかなと心配になりました。 「不規則な発言をしたことをおわびします」。冒頭、首相は野党議員にヤジを飛ばしたことを謝罪しました。ヤジを飛ばした12日から今に
政府は国の予算で開いてきた首相主催の「桜を見る会」を来年度は取りやめると発表した。予算や出席者の膨張が批判され、安倍晋三首相の後援者らが大勢出席していると指摘され始めた直後の中止判断だ。野党は「公的行事の私物化だ」と事実関係を明確にするよう要求。だが、政府は詳細な説明には応じていない。 「読み上げが1件あります」。13日午後の菅義偉官房長官の定例会見。予定よりも20分ほど遅れて会見場に入った菅氏は、手元のファイルを開くと用意したメモを読み上げ、「桜を見る会」の来年度の中止を発表した。会見場の記者団からはどよめきが起こった。 菅氏は、わずか約5時間前の午前の会見で「首相枠という特別なものはない」と否定していたが、午後には一転して具体的に存在を認めた。「徳俵に足がかかりっぱなしになった。こうするしかなかった」。首相周辺は、急転直下の判断についてそう語った。 政府は10月半ば、税金を使った同会の
人間としてどうなのか――。安倍晋三首相は4日午前の衆院予算委員会で、「桜を見る会」の問題について、立憲民主党の黒岩宇洋氏から追及を受け、荒っぽい言葉で応戦した。議論は「乱戦」の様相を呈した。 首相の後援会が主催する会前日の夕食会をめぐり、黒岩氏が「買収ですよ」と断じると、首相は「ウソつき」と猛反発。かつて黒岩氏が夕食会に高級すし店の料理を出していたのではないかと主張してきたことをたびたび持ち出し、議場は騒然となった。 主なやり取りは以下の通り。 黒岩氏 桜を見る会の前夜祭(夕食会)の会費をホテル側と5千円で合意したのは安倍事務所か。 首相 合意とかいうことではなく、ホテル側が提案した額を参加者が支払った。 黒岩氏 安倍事務所だから「一見(いちげん)さん」より安い価格にホテルが設定したということか。 首相 仲介、紹介者の信用というものはあると思うが、それはホテル側の判断だ。 黒岩氏 安倍事務
安倍晋三首相は6日、三重県伊勢市の伊勢神宮に参拝後、記者会見した。オーナー商法で行政指導されたジャパンライフの元会長に首相主催の「桜を見る会」の招待状が届いたとされる問題について、「招待者については個人に関する情報であるため、回答を差し控えさせていただいている」と発言。招待したかどうか、この日も明らかにしなかった。 首相は「桜を見る会については国民の皆さまから様々な批判があることは十分に承知をしている」とも語った。報道各社の世論調査で首相の説明は「十分ではない」と答えた人が多数を占めていることについて「世論調査の結果についても謙虚に受け止め、今後も丁寧に対応してまいりたい」とも述べたが、会見での説明はいずれも従来通りの内容にとどまった。
報道写真展を訪れ、写真にサインをする安倍晋三首相=東京都中央区の日本橋三越本店で2019年12月21日、藤井達也撮影 「そんな1年だっけ?」。思わずそうツッコんでしまったのは記者だけだろうか。安倍晋三首相が「報道写真展2019」を見て「日本が世界の真ん中で輝いた年になったのではないか」と語ったのである。確かに、改元や新天皇即位の祝賀行事、ラグビー・ワールドカップなど、明るいニュースはあったが、豪雨や台風などの災害は忘れられない。「真ん中で輝いた」と表現した安倍首相の真意はどこにあるのだろうか。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】 安倍首相は東京都内で開かれた写真展で21日、会場の写真を見て回った後、記者団の囲み取材に応じてこう述べた。
国の予算を使って首相が毎春開催する「桜を見る会」について、政府は13日、来年度の開催を中止することを決めた。招待者の選定基準などをめぐる批判が高まり、今後取り組む全面見直しに時間がかかるためと説明した。また、招待者の取りまとめの際、安倍晋三首相を含む官邸幹部や与党に推薦を依頼していたことも認めた。 菅義偉官房長官が13日午後の記者会見で発表した。菅氏は「国民から色々な意見があった。真摯(しんし)に受け止め、いったん整理した上で行うことがいいのではないかという結論に至った」と話した。来年度の当初予算案を編成する時期が近づいている点なども考慮したとしている。 安倍首相は13日夕、記者団の取材に「既に官房長官が説明した通りで、私の判断で中止をすることにした」とだけ話し、官邸を後にした。 政府は、招待基準の明確化、招待プロセスの透明化、予算額、招待人数の4項目を中心に、幅広く意見を集めて、会のかた
Published 2019/12/11 07:00 (JST) Updated 2019/12/11 15:10 (JST) 臨時国会が9日、閉幕したことを受け、安倍晋三首相は記者会見し、公的行事「桜を見る会」の私物化問題については、従来の説明を繰り返した。招待者名簿は「適正に廃棄している」と述べたが、11日午前0時現在、今年の会の様子を撮影した動画や写真は首相官邸のホームページ(HP)にアップされたままだ。動画を見ると、首相は会の冒頭「(公明党代表の)山口(那津男)さんや皆さんと共に政権を奪還してから、7回目の桜を見る会となりました」とあいさつしていた。(下)では、桜を見る会への招待の在り方と夕食会の問題を検証する。(共同通信編集委員=竹田昌弘) ■園遊会と比較すると、私物化明らか 首相が呼び掛けた「皆さん」は、会場の新宿御苑に集まった招待者であり、首相は一緒に政権を奪還した仲間と考え
「安倍辞めろ」コール=自民、動員1万人-東京・秋葉原【19参院選】 2019年07月20日22時34分 東京・秋葉原で、安倍晋三首相が参院選最終日の街頭演説を行った20日夜、聴衆の一部から「安倍辞めろ」コールが沸き起こった。選挙カー周辺は自民党員や支援者が固め、反対する市民らは遠巻きに声を張り上げた。 道警のヤジ排除で告発状=「職権の乱用」【19参院選】 選挙カーに一番近い場所は、党がゲートを設置し入場を規制。「恥を知れ」「忖度(そんたく)」などと書かれた反対派のプラカードを遮るように、支援者らが首相を支持するプラカードやのぼりを掲げた。 党関係者によると、1万人を目標に動員をかけたといい、首相は「1万人を超える最高の皆さんに集まってもらった。勇気100倍であります」と述べた。 演説を聞きに来た学校法人「森友学園」の籠池泰典元理事長は「史上最低の演説だ。自民党以外の一般の人を外に追いやって
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
検査を含めた医療体制の充実、休校要請の影響や経済的なダメージへの財政支援などを行うことを約束し、「政府だけの力でこの戦いに勝つことはできない。医療機関、自治体を含め一人一人の国民の皆様のご協力が必要」と語りかけ、理解を求めた。 医学的な見地から、感染症の専門家たちはどう評価したのだろう。 「検査の手続きの簡略化はいいこと」「5000床確保はどう実現する?」感染対策のスペシャリストである聖路加国際病院、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんは3点、検査の拡充について、病床の確保について、そして休校について触れた部分が気になった。 「既に断片的に報じられてはいますが、PCR検査について保険適用をし、医師が必要だと判断したら、保健所を介さずに直接検査会社に検体を出し、結果も保健所を通さずに戻してもらえるようにするという点は、医療機関としては良かったなと改めて思いました」 「手続きの手間が
国の予算で首相が主催してきた「桜を見る会」について、菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で「招待者数は内閣官房、内閣府でこれからも検討していくと思っている」と述べた。 桜を見る会は、各界の功績者らの慰労を目的に毎春開いている。今春は会場の新宿御苑に芸能人やスポーツ選手ら約1万8200人を招いたが、招待者の数や選定基準が不透明との批判が上がっている。 8日の参院予算委員会では共産党の田村智子氏が、首相の後援会関係者が参加しており首相との親睦に利用されているのではないか、と指摘した。 会の予算は過去5年間はいずれも約1766万円だった。来年度当初予算の概算要求では3倍以上の約5700万円に増えている。 その理由について菅氏は「テロ対策の強化や混雑緩和のための措置」と説明。「内閣府で実態に合わせた要求を行っている」と述べた。
<div class=\"Section videoranking\" id=\"VideosSlide\">\n<div class=\"Title\">\n<h2><a href=\"//www.asahi.com/video/?iref=com_rnavi_video#ranking-list-wrap\">動画ランキング</a></h2>\n<ul class=\"SubLink\"><li class=\"Fst\"><a href=\"//www.asahi.com/video/?iref=com_rnavi_video\">動画一覧</a></li></ul>\n</div>\n<div class=\"VideosSlide cFix\">\n<div class=\"VideosListOuter\">\n<ul class=\"VideosList cFix\">\n<
いよいよ新型コロナの国内感染の広がりが明白になった。昨日夜、日本人の感染者が新たに4人、このうち死亡者が1人出たことが発表されたのだが、いずれも、中国の渡航歴や中国人との接点がなかったと話している。しかも、死亡した80代女性は春節前の1月22日から症状を訴えていた。今日になっても、沖縄、和歌山などで新たに感染者が出ている。 これはつまり、4人はあくまで氷山の一角で、水面下では日本在住者の間での感染がかなりの規模で広がっているということだろう。これまでは湖北省渡航歴のある人に限って検査をしていたから感染者が補足できてなかっただけで、実際はもうかなり前から国内での感染が広がっていた可能性もある。 本サイトは、以前から「中国人、中国渡航者を止める水際作戦は意味がない」「それよりもすでに国内感染が進んでいることを前提に、検査や治療体制を整えるべきだ」と指摘してきたが、まさに危惧してきたことが起きて
安倍晋三首相が12日の衆院予算委員会で、荒々しい言葉とヤジで質問者を攻撃し続けた。首相が主催する「桜を見る会」問題に追及が集中することへのいら立ちからか、質疑自体を「非生産的」とけなす場面も。野党は激しく反発。識者からも疑問の声が上がる。 首相が衆院予算委の答弁に立ったのは、1週間ぶり。委員室が騒然となったのは、立憲民主党の辻元清美氏が桜を見る会や加計学園問題などを例に「総理が疑惑まみれと言われている」と指摘し、「タイは頭から腐る。そろそろ首相自身の幕引きだ」と述べて質問を終えた直後だった。 「意味のない質問だよ」 閣僚席から飛び出したヤジに野党側の抗議が10分余り続いた。首相は続く野党議員の質問に対し、自らのヤジであることを認めた。「私に言わせれば、質問ではなく罵詈(ばり)雑言の連続。反論の機会は与えられずに(質問を)終えられた。こんなやりとりでは無意味、と申し上げた」と自身の正当性を主
通常国会が20日、開会した。安倍晋三首相が「公私混同」と批判を受けている「桜を見る会」問題や政権が推進してきたカジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件など「疑惑国会」の様相を呈する中でスタートした。 首相は20日に衆参両院の本会議で施政方針演説に立った。 桜を見る会やIR汚職事件、首相が任命した元閣僚の辞任については一切、触れずじまいだったのと対照的に、今年開催される東京五輪・パラリンピックには繰り返し言及。「日本全体が力を合わせて、世界中に感動を与える最高の大会とする」と強調し、「国民一丸となって、新しい時代へと、共に踏み出していこう」と呼びかけた。 しかし、与党内からは続発する問題を危惧する声もあがっている。 公明党の山口那津男代表は20日の参院議員総会で「国会のスタートは波乱含みだ」と指摘。桜を見る会について「国民は十分な説明が尽くされていないと感じている」、IRの汚職
異常なキレ方だった。10日に開かれた参院決算委員会。老後資金2000万円不足の金融庁報告書を巡り、「『100年安心の年金』はウソ」と野党に追及され、ムキになって反論する安倍首相の態度は特にヒドかった。 民主党政権時代の悪口を長々と答弁する安倍首相に、野党席から「ちゃんと答えろ」とヤジが飛ぶと、駄々っ子のように「質問に答えてるじゃないですか!」と大臣席で激怒。審議ストップ中も「質問時間を返せ」と言われると、「何言ってんですか!」と顔を歪めていた。さらに、立憲民主党の杉尾秀哉議員にヤジを飛ばされると即反応。「あなたは何も分かってない!分かってない!」と杉尾議員を指さしながら怒りを爆発させていた。 安倍首相は2013年3月の参院予算委で、民主党(当時)の小西洋之議員から、質問で指をさされ「人を指さすのはやめた方がいいですよ。これは人としての初歩ですから」とたしなめていた。自身が発言した「人として
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、2015年に首相事務所名でツアー参加者に配られた文書の記載では、会場と宿泊先のホテルが異なることが19日、分かった。5千円という夕食会の会費が安過ぎるとの指摘に首相は、参加者の大多数が宿泊者という事情などを総合的に勘案してホテル側が設定したと述べており、疑問や詳細な説明を求める声が強まりそうだ。 夕食会は13年から毎年開かれ、15年と17年以降の会場はホテルニューオータニ、他はANAインターコンチネンタルホテル東京だった。今年のツアーの宿泊先は夕食会と同じホテルニューオータニだったとみられる。 15年のツアー参加者に配られた桜を見る会の注意文書には、当日の移動用バスに関し「宿泊先ホテル(全日空ホテルもしくはホテルオークラ東京)の出発時間が7時になります」と記され、夕食会が開かれたニューオータニは含まれていない。 参加者の一人はニューオータ
記者会見で新型コロナウイルス感染症への対応や改正新型インフルエンザ等対策特別措置法について質問に答える安倍晋三首相=首相官邸で2020年3月14日午後6時28分、川田雅浩撮影 安倍晋三首相が14日に開いた記者会見は、新型コロナウイルスへの対応を巡る2回目の会見となった。2週間前の2月29日に開いた記者会見では、質問を求める挙手が相次ぐ中、わずか5問で打ち切ったことで批判を浴びたが、今回は計12問に答えた。国民に政府の取り組みを直接訴えることで「説明責任」を果たす姿勢をアピールしたとみられるが、説明内容は発表済みのものにとどまり、新味に欠けた。 首相は、14日施行の改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」について、現時点では発令する状況にないと説明し、「専門家の意見をうかがいながら慎重な判断を行っていく」と語った。しかし、これらは法案審議の過程で同法を担当する西村康稔経
国会審議をわかりやすく伝えようとする「国会パブリックビューイング」(国会PV)が3日、東京都新宿区で行われました。安倍首相による公的行事や税金の私物化が問題視されている「桜を見る会」疑惑をめぐる審議を上映。映像を流すスクリーンを設置した新宿駅西口の地下広場には、多くの人だかりができました。 ゲストに1月30日の参院予算委員会で同疑惑について安倍首相を追及した日本共産党の山添拓参院議員が参加しました。国会PV代表の上西充子氏(法政大学教授)と質問の要点などを解説。まともに答えない安倍首相の答弁が流れると、聴衆から笑いが起きました。 自身の質問を振り返った山添氏は、参院自民党が作成した文書を示し、「桜を見る会」の招待者名簿は「公開されることもあります」と記載されていると指摘したが、安倍首相ははぐらかしの答弁を繰り返したと語りました。 上西氏は、「与党がはぐらかすからこの問題がいつまでも続いてい
安倍晋三首相によるヤジが、13日午前の国会を空転させた。野党議員を攻撃したり、質問をけなしたりする首相のヤジや答弁は繰り返されてきたが、「桜を見る会」への追及が強まる中で、拍車がかかった形だ。首相が国会を軽視する姿勢も透けて見える。 ヤジ問題の余波で30分遅れで始まった13日午後の衆院本会議でも、首相は強気だった。「恣意(しい)的人事を行ってきたとのご指摘は、まったく当たりません!」。野党が東京高検検事長の定年延長に疑念を呈すると、首相は野党席をにらみつけながら声色を強めた。 首相は12日の衆院予算委員会で、立憲民主党の辻元清美氏に「意味のない質問だよ」とヤジを飛ばしたことを認めたが、「質問ではなく罵詈(ばり)雑言の連続。当然、そう思うじゃないですか」と言葉を重ねた。謝罪どころか、自らの発言の正当性を主張した。 首相の問題発言で委員会が混乱することは何度もあった。森友・加計(かけ)学園問題
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
桜を見る会をめぐり安倍晋三首相の取材対応は揺れ動いた。記者団の前に1日に2度立ち止まり、長時間の質疑に応じたと思ったら、ぱたりと質問を受け付けなくなった。首相と記者団の攻防を、首相番記者が報告する。 11月29日朝、首相が官邸に入る際、記者団から「桜を見る会」にオーナー商法で行政指導を受けたジャパンライフ元会長が招待されていた疑惑について説明する考えがあるかを問いかけた。しかし、首相は答えなかった。 この日朝、記者団は首相秘書官を通じて、首相を記者が囲んで質問する「ぶら下がり取材」を要請した。秘書官の答えは「官房長官などが既に回答しており、応じられない」だった。 ぶら下がり取材に応じないと回答があった場合でも、首相が官邸に出入りする際、質問を投げかける「声かけ」をすると首相が一言答えることもある。 11月29日も首相が官邸に入った際、記者が「桜を見る会にいわゆる首相枠でジャパンライフの元会
安倍晋三首相が国会審議中に野党議員に「意味のない質問だよ」とヤジを飛ばした問題をめぐり、野党は13日午前、首相による謝罪と撤回を自民党に要求した。これを受け、与野党は17日に衆院予算委員会の集中審議を開き、冒頭に首相が「釈明」することで合意した。 与野党の国会対策委員長が13日朝から断続的に対応を協議。13日午前の審議は全面的に止まり、国会は空転した。 問題のヤジは、12日の衆院予算委員会で質疑を終えた立憲民主党の辻元清美氏に対し、首相が飛ばした。自民党の森山裕国対委員長は首相以外の政府関係者による謝罪などを提案したが、立憲の安住淳国対委員長は首相による明確な謝罪を求めた。9時の開会が予定されていた衆院予算委員会や衆院総務委は開かれない状態が続いた。 国対間の協議と並行して野党は立憲、国民民主、共産、社民の4党の幹事長・書記局長が会談。首相のヤジについて「議会制民主主義を冒瀆(ぼうとく)す
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く