新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下にもかかわらず、与党の国会議員が深夜に東京・銀座のクラブに出かけるなどの不祥事が最近、相次いでいる。 国民の怒りや不信の声の強さにようやく気づいたのだろう。 この不祥事で、公明党の遠山清彦衆院議員がきのう議員辞職した。発覚直後、党執行部は注意や役職の辞任程度で乗り切る姿勢を見せていたが、支持者らの反発は想像以上に大きかった。 自民党も深刻である。 松本純・元国家公安委員長が銀座のクラブに行った際、同党の田野瀬太道副文部科学相と大塚高司国対副委員長も同席していたことが明らかになった。 当初、松本氏は銀座には一人で行ったと説明していた。それがうそだった。結局、3人は役職を辞任し、離党する大失態となった。 いずれも政府が飲食店の営業自粛を呼びかけている午後8時以降にクラブに行っている。模範を示すべき国会議員の非常識な行動にあきれるほかない。 近く成