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  • 気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で

    水没していた青銅器時代の建造物が、干ばつにより川の水位が下がったことで姿を現した。 Universities of Freiburg and Tübingen, KAO 極度の干ばつでチグリス川の水位が下がり、約3400年前の都市が出現した。 イラクはここ数カ月の間、気候変動による干ばつに見舞われている。 考古学者たちは、気候変動によって露出したり破壊されたりした遺物の保存を急いでいる。 気候変動が引き起こした深刻な干ばつによってイラクの青銅器時代の古代都市が姿を現し、これによって調査する機会が得られたと研究者らが2022年5月30日に発表した。 イラクのクルディスタン地方では、2021年12月にこの地域を襲った干ばつから農作物を守るために、チグリス川の貯水場から大量の水が汲み上げられた。そのため水位が下がり、川沿いにある3400年前の古代都市の建造物が再び姿を現した。 国連によると、イラ

      気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で
    • トルコの侵攻を黙認する見返りに、米国、ロシア、シリア政府が認めさせようとしていること

      <トルコの侵攻を食い止める断固たる行動を伴うことはなかった。米国、ロシア、シリア政府の狙いは......> 膠着状態にあったシリアで均衡崩壊が始まったのかもしれない。 きっかけは、10月6日のドナルド・トランプ米大統領による米軍撤退決定、そしてこれを好機と捉えたトルコによる9日のシリア北東部への侵攻である。「平和の泉」と名づけられた作戦は、国境地帯がテロ回廊になるのを阻止するため、シリア北東部のユーフラテス川以東地域に全長400キロ、幅30キロの「安全地帯」を設置するとともに、同地をシリア難民の帰還場所とすることが目的とされた。 筆者作成 トルコと米国は「安全地帯」を協同で設置することを合意してはいた。だが、排除すべきテロリストの解釈が異なっていた。トルコは、民主統一党(PYD)、人民防衛隊(YPG)、シリア民主軍(SDF)、ロジャヴァ、北・東シリア自治局(NES)などを名乗るクルド民族主

        トルコの侵攻を黙認する見返りに、米国、ロシア、シリア政府が認めさせようとしていること
      • 独仏、トルコへの武器輸出を一時停止 対クルド作戦の人道的影響に警戒感

        トルコがシリア北東部で始めたクルド人勢力への軍事作戦に抗議して仏パリで行われたデモ(2019年10月12日撮影)。(c)Martin BUREAU / AFP 【10月13日 AFP】トルコがテロ集団と見なしているクルド人勢力への軍事作戦をシリア北東部で9日に始めたことを受け、ドイツとフランスは12日、作戦に使用されかねない武器の対トルコ輸出を一時停止した。 トルコへの主要武器輸出国であるドイツの発表の数時間後、フランスも、軍事作戦に使用されかねない「軍需資材」の対トルコ輸出を見合わせると発表した。 独仏はいずれも、トルコの軍事作戦で人道面の重大事態が引き起こされることへの警戒感を表明した。 トルコのシリア侵攻は多くの国から非難されており、フィンランドとノルウェー、オランダは独仏より先にトルコへの武器輸出停止を表明している。 この日欧州のいくつかの国では、トルコの軍事作戦に抗議し、クルド人

          独仏、トルコへの武器輸出を一時停止 対クルド作戦の人道的影響に警戒感
        • イスラム国、再びイラクで勢力を増す - BBCニュース

          イスラム国(IS)が、イラクで最後の占領地を失ってから2年たち、同国で再び組織化を進めていることが明らかになりつつある。クルドと欧米の情報当局者はBBCに、ISはイラクにおいて洗練された反政府組織となっており、ISによる攻撃も増加していると話した。 クルドの対テロリズム当局のトップを務めるラフール・タラバニ氏によると、ISはすでにアルカイダを上回る技術をもち、より危険な組織になっているという。 「優れた技術、優れた戦術、自由に使える多大な資金をもっている」と、タラバニ氏は言う。「車両や武器、食料の補給、道具を買える。技術的にはより洗練されている。彼らを追い出すのは、さらに難しくなっている。ステロイド注入で勢いづいたアルカイダのようなものだ」

            イスラム国、再びイラクで勢力を増す - BBCニュース
          • SNSで知り合い中学生に性的暴行か トルコ国籍の容疑者逮捕|NHK 埼玉県のニュース

            ことし1月、埼玉県川口市でSNSで知り合った中学生に性的暴行をしたとしてトルコ国籍の20歳の容疑者が逮捕されました。 調べに対し容疑を否認しているということです。 逮捕されたのはさいたま市南区に住むトルコ国籍で自称クルド人のハスギュル・アッバス容疑者(20)です。 警察によりますとことし1月、川口市のコンビニエンスストアの駐車場にとめた乗用車の中で都内に住む女子中学生に性的暴行をした疑いが持たれています。 容疑者はSNSで知り合った女子中学生を含めた数人のグループと事件当日にドライブをしていて、直前にほかに乗っていた人を車から降ろしていたということです。 調べに対し、「日本人の女性と遊んでいましたが暴行はしていません」と供述し容疑を否認しているということです。 警察は事件のいきさつを詳しく調べています。

              SNSで知り合い中学生に性的暴行か トルコ国籍の容疑者逮捕|NHK 埼玉県のニュース
            • 映画『マイスモールランド』オフィシャルサイト

              5月6日(金)公開 ずっとここに居られると思ってた ここで、 たくさんの人に出会って学んで ほんのすこし恋をした―― 埼玉に住む 17歳のクルド人サーリャ。 あるきっかけで在留資格を失い、 当たり前の日常が奪われてしまう。 東京にいる聡太に会う自由さえも。 嵐 莉菜 奥平大兼 監督・脚本 川和田恵真 企画:分福  制作プロダクション:AOI Pro. 共同制作:NHK FILM-IN-EVOLUTION(日仏共同制作) 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 製作:「マイスモールランド」製作委員会 配給:バンダイナムコアーツ @2022「マイスモールランド」製作委員会

                映画『マイスモールランド』オフィシャルサイト
              • トルコ 地上での軍事作戦 開始と発表 | NHKニュース

                トルコの国防省は9日夜、シリア北部に部隊を派遣し、地上での軍事作戦を開始したと明らかにしました。クルド側は、攻撃で市民など合わせて8人が死亡したと発表していて、戦闘の激化が懸念されます。 シリア北部はアメリカと協力関係にあるクルド人勢力が実効支配していますが、この勢力を国内の分離独立闘争とつながるテロ組織とみなすトルコは、国境沿いから排除するためとして、9日午後からシリア北部で砲撃などの軍事作戦を開始しました。 さらに9日夜にはトルコ国防省が公式のツイッターで、「トルコ軍とシリア人の部隊が、ユーフラテス川の東側にむけて地上での軍事作戦に乗り出した」と投稿し、地上部隊による作戦を開始したと明らかにしました。 トルコはクルド人勢力を排除したうえで、国境沿いに安全地帯をつくり、内戦から逃れてトルコに居住しているシリア難民の帰還先にしたいと考えていますが、地上からの軍事作戦も開始されたことで戦闘の

                  トルコ 地上での軍事作戦 開始と発表 | NHKニュース
                • 米軍、シリアでトルコ軍無人機を撃墜 NATO加盟国同士

                  米バージニア州アーリントンの国防総省で記者会見に臨むパット・ライダー報道官(2023年4月13日撮影)。(c)Kevin Dietsch / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP 【10月6日 AFP】米国防総省は5日、シリアに駐留する米軍部隊に接近したトルコ軍の無人機を脅威とみなし撃墜したと発表した。米国とトルコはともに北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、両国間の緊張が高まる恐れがある。 トルコは首都アンカラで起きた反政府武装組織「クルド労働者党(PKK)」による自爆テロを受け、シリア国内のクルド人勢力を攻撃していた。 米国防総省のパット・ライダー(Pat Ryder)報道官によると同日未明、米軍の拠点が約1キロにあるシリア北東部ハサケ(Hasakeh)近郊の「運用制限区域(ROZ)」内外で空爆を実施していた複数の無人機を確

                    米軍、シリアでトルコ軍無人機を撃墜 NATO加盟国同士
                  • トランプ大統領、トルコ大統領にシリア侵攻停止を要請

                    [ワシントン/ベイルート/アンカラ 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、シリア北部への軍事侵攻を即座に止めるよう求めた。 ペンス米副大統領が記者団に明らかにした。ペンス氏は「米国はトルコのシリアへの一段の侵略を容認しない。トルコが停戦し、暴力行為を止め、交渉のテーブルに着くことを求める」と述べた。 トランプ氏はまた、トルコへの経済制裁も発表した。 半年前に引き下げられたばかりの鉄鋼への追加関税を50%に引き上げるほか、トルコとの通商交渉を即座に停止すると表明。人権侵害への関与が疑われるトルコ政府関係者などを制裁対象にする大統領令を近く発令する方針も明らかにした。 一方、民主党のペロシ下院議長は、トランプ氏の発表したトルコに対する一連の制裁措置は、人道的危機の解決には不十分だと即座に批判した。 ロシアが後ろ盾となるシリアのアサド政権軍は

                      トランプ大統領、トルコ大統領にシリア侵攻停止を要請
                    • クルド人組織、シリア政府が支援で合意 トルコの進攻で - BBCニュース

                      シリアのクルド人民兵組織は13日、トルコ軍の進攻を受けている北部への部隊派遣にシリア政府が合意したと発表した。シリアの国営メディアは、すでに政府が北部に部隊を派遣したと伝えている。

                        クルド人組織、シリア政府が支援で合意 トルコの進攻で - BBCニュース
                      • イラクの「毒ガス村」ルポ クルド人5000人が化学兵器の犠牲に 後遺症今も | 毎日新聞

                        化学兵器の被害に遭い、視力をほぼ失ったスウェイバ・サイードさん=イラク北部ハラブジャで2019年11月30日、篠田航一撮影 トルコやシリアなどの山岳地帯に暮らし「国を持たない世界最大の民族」と言われるクルド人。かつては大半がオスマン帝国領に住んでいたが、第一次世界大戦後の帝国解体で民族も分断された。1988年、そんな歴史にまた悲劇が加わった。イラクのクルド住民5000人が、当時のサダム・フセイン政権に化学兵器で殺害されたのだ。現場となったイラク北部の山あいの町を訪ねると、32年がたとうとする今も視覚障害や呼吸器疾患に苦しむ人々がいた。【ハラブジャ(イラク北部)で篠田航一】 「子供たちはなぜ命を奪われたのか。化学兵器を絶対に許さない」。自宅でスウェイバ・サイードさん(63)が言った。 88年3月16日、夫と7人の子供と家にいると、イラク軍機の爆撃が始まった。一帯に油が燃えるような臭気が漂い、

                          イラクの「毒ガス村」ルポ クルド人5000人が化学兵器の犠牲に 後遺症今も | 毎日新聞
                        • トルコ、シリア北部を空爆 クルド人部隊と政府軍の12人死亡

                          トルコ・イスタンブールで、6人が死亡した爆発が起きた現場のイスティクラル通りに事件翌日に飾られた国旗(2022年11月14日撮影)。(c)Yasin AKGUL / AFP 【11月20日 AFP】トルコ空軍は19日夜、シリア北部で複数の町を空爆した。英国を拠点とするNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、一連の空爆で、米国が支援するクルド人主導の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」の構成員6人と政府軍側の6人が死亡した。 トルコ政府は、先週イスタンブールで6人が死亡した爆発について、反政府武装組織「クルド労働者党(PKK)」の犯行だと非難している。国防省は20日早朝、ツイッター(Twitter)で空爆の瞬間を映した動画を公開し、「テロリストの根城は精密爆撃で破壊された」と発表した。 人権監視団のラミ・アブドルラフマン(R

                            トルコ、シリア北部を空爆 クルド人部隊と政府軍の12人死亡
                          • 【独自】トルコ国籍のクルド人男性 初の難民認定 法務省が本人通達 「帰国すれば生命の危険」認められる|FNNプライムオンライン

                            法務省は、トルコ国籍のクルド人男性について、日本で初めて難民として認定し、さきほど、本人に通達した。 関係者によると、難民認定を受けたのは、2014年に来日した30代のトルコ国籍のクルド人男性で、さきほど、東京・港区の東京出入国在留管理局本局で、本人に通達されたという。 トルコでは、政府が、クルド人の分離独立運動を取り締まっていて、この男性は、帰国すれば迫害の恐れがあるとして、複数回、難民申請をしていた。しかし、難民として認定されなかっため、処分の取り消しなどを求めて国を提訴していた。 一審の札幌地裁は、人種、国籍、政治的意見などを理由に迫害を受ける恐れがあるどうかについて、「客観的事情が存在するとは認められない」として、男性の訴えを退けた。 これに対して二審の札幌高裁は、今年5月、男性が、2010年ごろトルコ軍の隊員などから「棒で殴られたり、たばこを押しつけられたりするといった暴力を加え

                              【独自】トルコ国籍のクルド人男性 初の難民認定 法務省が本人通達 「帰国すれば生命の危険」認められる|FNNプライムオンライン
                            • トランプ氏、トルコに「重大な制裁」へ シリア越境作戦続く

                              シリア北東部のクルド人支配地域に対する軍事作戦に参加し、国境を越えてシリアへ入る親トルコ派のシリア人戦闘員ら(2019年10月11日撮影)。(c)Nazeer Al-khatib / AFP 【10月12日 AFP】スティーブン・ムニューシン(Steven Mnuchin)米財務長官は11日、トルコがシリア北東部で開始したクルド人勢力に対する軍事作戦の拡大をけん制する措置として、ドナルド・トランプ(Donald Trum)大統領が大規模な対トルコ制裁を承認する意向だと発表した。一方、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は軍事作戦続行の意向を改めて表明した。 トルコ軍は国境沿いの要衝都市の奪取を目指した戦闘を継続しており、これまでに民間人およそ10万人が避難を余儀なくされている。 ホワイトハウス(White House)で記者会見したムニュ

                                トランプ氏、トルコに「重大な制裁」へ シリア越境作戦続く
                              • トランプ大統領 トルコに経済制裁科す方針 明らかに | NHKニュース

                                トルコがシリア北部への軍事作戦を続ける中、アメリカのトランプ大統領は近くトルコに対し経済制裁を科す方針を明らかにしました。軍事作戦を黙認したとして国内外から批判が高まっていることを受けて、トルコに対し厳しい姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。 具体的には、トルコの政府当局者などを制裁の対象にするほか、鉄鋼関税を大幅に引き上げるとしています。 声明でトランプ大統領は「トルコの指導者たちが危険で破壊的な道を歩み続けるのであれば、速やかにトルコの経済を破壊する用意がある」と述べ、トルコを強くけん制しました。 トルコの軍事作戦をめぐっては、トランプ政権が現地に展開していたアメリカ軍の部隊を撤退し作戦を黙認したとして、国内外から批判が高まっていて、トルコに対し厳しい姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。 また、ペンス副大統領はホワイトハウスで記者団に対し、トランプ大統領がトルコのエルド

                                  トランプ大統領 トルコに経済制裁科す方針 明らかに | NHKニュース
                                • トランプ氏「クルド人見捨てず」 対トルコで立場錯綜

                                  トルコ・アクチャカレ近郊で、対シリア国境に向け車で進む兵士ら(2019年10月8日撮影)。(c)BULENT KILIC / AFP 【10月9日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は8日、米国はシリアのクルド人勢力を「見捨てたわけではない」と表明し、米国がトルコのクルド人攻撃を容認するかについて錯綜(さくそう)したメッセージを再び発信した。 トランプ氏は6日、トルコ・シリア国境の要衝地域からの米軍撤退を発表し、トルコが長らく計画してきたシリアのクルド人勢力攻撃を容認する姿勢を示唆。クルド人勢力はシリアで米軍と共にイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」掃討作戦を進めてきたことから、トランプ氏の決定は自党・共和党の重鎮らから裏切り行為と見なされていた。 トランプ氏は8日のツイッター(Twitter)投稿で、「われわれはシリア撤退の途上にあるかもしれないが、決して

                                    トランプ氏「クルド人見捨てず」 対トルコで立場錯綜
                                  • ミサイル着弾のクルド人自治区 20分前に米領事館が「避難指示」 両国へ不信募る  | 毎日新聞

                                    イランの弾道ミサイルが着弾したイラク北部・クルド人自治区アルビルの米軍駐留基地の入り口。兵士が厳重に警備していた=2020年1月9日午後0時5分、三木幸治撮影 イランの報復攻撃で弾道ミサイルが着弾した米軍の駐留基地があるイラク北部・クルド人自治区アルビルに9日、入った。米軍によるイラン革命防衛隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害をきっかけに危険水域に達した米国とイランの緊張で、対立の現場となっているのがイラクだ。巻き添えとなった住民の間には、戦闘激化への不安や両国への不信感が広がっていた。【アルビル三木幸治】 「激しい爆音が聞こえ、家の窓が大きく揺さぶられた」。基地近くに住む主婦、ワジーラ・サイードさん(62)は「恐怖の夜」をそう振り返る。イランがミサイルを放ったのは8日未明。複数の住民によると、この日午前1時ごろ、米国領事館から突然、スピーカーで「家の外に避難してください。窓から離れて

                                      ミサイル着弾のクルド人自治区 20分前に米領事館が「避難指示」 両国へ不信募る  | 毎日新聞
                                    • トルコ、シリア軍事作戦を停止 クルド部隊撤退後に終了へ

                                      トルコのシャンルウルファから撮影した、シリアの国境沿いの要衝の町ラスアルアインから立ち上る黒煙(2019年10月17日撮影)。(c)Ozan KOSE / AFP 【10月18日 AFP】(更新)トルコは、同国がシリア北部で進める軍事作戦を5日間停止することで同意し、クルド人が率いる部隊が安全地帯から撤退し国境から離れることを条件に作戦を終了する意向を表明した。マイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領とトルコ当局が17日、明らかにした。 ペンス氏はトルコの首都アンカラで、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領らと会談した後に記者会見し、トルコの軍事作戦が「(クルド側部隊の撤退)完了後、完全に終了する」と表明した。 ペンス氏はまた、米国が「今後120時間での秩序ある撤退を支援する」ためにクルド人勢力と協力すると説明。5日間の停戦中、米国はトル

                                        トルコ、シリア軍事作戦を停止 クルド部隊撤退後に終了へ
                                      • クルド司令官、国務省幹部に激怒 「米はわれわれ見捨てた」 | 共同通信

                                        【ワシントン共同】米CNNテレビは12日、クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)のマズルム司令官が10日、米国務省幹部と会合し「米国はわれわれを売った。われわれを見捨て、(トルコ軍に)虐殺させようとしている」と激怒したと報じた。 SDFは過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で米軍に協力してきたクルド人勢力。トルコ軍による攻撃を黙認したトランプ大統領の対応に米国内でも「盟友への裏切り」と批判が高まっている。 マズルム氏は、米国がトルコ軍の攻撃を中止させなければ、SDFはシリアのアサド政権や後ろ盾のロシアと協力し、トルコ軍に対抗すると主張した。

                                          クルド司令官、国務省幹部に激怒 「米はわれわれ見捨てた」 | 共同通信
                                        • トルコ軍、クルド人地域への攻勢強める 国境の町に侵攻

                                          トルコ国境に近いシリア北東部ラスアルアイン付近に集結した親トルコのシリア人民兵ら(2019年10月12日撮影)。(c)Nazeer Al-khatib / AFP 【10月13日 AFP】シリア北東部で越境軍事作戦を展開するトルコ軍は、国際的な非難や米国の制裁警告にもかかわらず、クルド人勢力への攻勢を強めている。11日には、戦略的要所となる国境の町ラスアルアイン(Ras al-Ain)に侵攻した。 トルコ軍とシリアの親トルコ派民兵らは、前夜からクルド人部隊と戦闘を繰り広げた末、ラスアルアインに入ったと、トルコとクルド人勢力双方が明らかにした。ラスアルアインは、トルコが軍事作開始から4日目で初めて掌握したクルド人支配地域の町。トルコ国防省はこれをラスアルアイン陥落と称賛した。 一方、現地のクルド人防衛勢力はラスアルアインの陥落を否定。現地のAFP記者も、トルコ側の部隊がラスアルアインに入った

                                            トルコ軍、クルド人地域への攻勢強める 国境の町に侵攻
                                          • クルド人部隊、シリア北部国境からの撤収完了 ロシア発表

                                            シリアのハサカで、装甲車両の横に立つロシア憲兵隊員(2019年10月24日撮影、資料写真)。(c)Delil SOULEIMAN / AFP 【10月30日 AFP】ロシアは29日、シリア北部のクルド人部隊がロシアとトルコの間で先に結ばれた合意に従い、対トルコ国境沿いの地域からの撤収を完了したと述べた。 ロシアの複数の通信社の報道によると、セルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相はアルメニアを訪問した際、「設置されるべき安全地帯の地域からの武装集団の撤収が期限前に完了した」と語った。 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領も29日、ロシアから完全撤収の通知を受けたと明らかにした。 撤収期限は29日午後6時(日本時間30日午前1時)となっていた。 ロシアとトルコは先週、ロシア憲兵隊とシリア国境警備隊が、クルド人部隊YPG(人民防

                                              クルド人部隊、シリア北部国境からの撤収完了 ロシア発表
                                            • トルコがシリアに進攻 米国務長官は「承認していない」 - BBCニュース

                                              トルコは9日、シリア北東部のクルド人民兵組織に対する軍事作戦を開始した。アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は、この作戦を「承認」していないと述べるとともに、軍事行動の引き金になると批判を受けている、同地域からの米軍撤退を擁護した。 ドナルド・トランプ大統領は6日、トルコによる軍事作戦に関与しない方針だと発表。すると、トルコがクルド人民兵組織「人民防衛部隊(YPG)」への攻撃を開始する道を切り開くことになりかねないなどと、身内の与党・共和党内からも批判が殺到していた。 こうした中、ポンペオ長官は米公共放送PBSのインタビューで、トルコには「正当な安全保障上の懸念」があり、「トルコ南部がテロの脅威にさらされている」と主張。トランプ大統領による突然の米軍撤退表明を擁護した。

                                                トルコがシリアに進攻 米国務長官は「承認していない」 - BBCニュース
                                              • 難民申請4回却下でも解体業を経営する「川口市のクルド人」の本音(後編)|「なぜ難民が貧乏でなきゃいけないんだ!」:三好範英 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                                                難民申請を事実上2回までに制限する改正出入国管理・難民認定法が成立し、川口市ではクルド人を念頭に置いた「一部外国人による犯罪の取り締まり強化を求める意見書」が採択された。半年後に再度取材を試みると、インタビュー時は日本社会のルールを守る重要性を語っていたクルド人の男性は、「強制送還するならやってみろ」と激高した。 インタビューを続ける中でA氏は、物騒な発言をした。 「入管の人間を3回殴ったことがある。血だらけにしたこともあるし、捕まったことはないが。今はいいんだけれど、僕らを人間として見ていなかった。娘が5歳の時に、『この人本当にあんたのパパなの』と5歳の子に聞いた。外にいる日本人と入管の日本人は同じ日本人かと思う位だ。(入管職員が)お父さんの耳を引っ張ったんだよ。俺、入管職員ぼこぼこにした」 こうした発言に対しては、「入管職員も法律を守らせねばなりませんよ」とややたしなめるように言うと、

                                                  難民申請4回却下でも解体業を経営する「川口市のクルド人」の本音(後編)|「なぜ難民が貧乏でなきゃいけないんだ!」:三好範英 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                                                • 奥富精一 川口市議会議員 自民党 on Twitter: "昨夜20:45に刺された外国人が自力で医療センターに来て、その後、騒動があり沈静化する深夜01:00まで、医療センターでの埼玉県南部の急患受入れが不可能になってしまったとの報告がありました。騒動に起因する行政機関麻痺の波及事態になってしまったとの事。 取り急ぎ、ご報告まで"

                                                  • 米トルコ「停戦」合意はトランプの自作自演、クルド人はその犠牲になった

                                                    トルコの支援を受けたシリアの反体制武装勢力(10月17日、トルコ南部アクチャカレ) MURAD SEZER-REUTERS <自分でつくり出した危機を「解決」して自画自賛するトランプ外交。最終的にトランプは完全にトルコ側に回る可能性もある> トランプ米大統領には、お気に入りの外交アプローチがある。まず、長期間続く問題を自分の発言で深刻な危機に変える。次に根本の問題ではなく、自分が引き起こした危機を「ディール(取引)」によって終わらせる。最後に、問題を解決したと称して勝利を誇る。 最も有名な例が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長との首脳会談だ。トランプと金のディールは北朝鮮との戦争のリスクを減らしたが、そのリスクの大部分はトランプが戦争になると脅し続けたせいで生じたものだ。その結果、金は外交的勝利を収め、核兵器を放棄する必要さえなくなった。 米政府は10月17日、同様のパターンでト

                                                      米トルコ「停戦」合意はトランプの自作自演、クルド人はその犠牲になった
                                                    • ニッポン移民の町ツアー【第6回 埼玉県川口市周辺のトルコ・クルド料理店10選🇹🇷】|Hiro Kay(比呂啓)

                                                      2023年2月6日、トルコ・シリアで大規模な地震がおきました。震源地はガズィアンテプ付近。そして同日の内にカフラマンマラシュ県で2回目の大きな地震が起き、トルコとシリアあわせて東日本大震災を超える5万人を超える死者数を出しているといいます。(2023年2月末現在) そして、この地域というのは、埼玉県蕨市を中心に住む多くのクルド人やトルコ人の出身地。奇しくも私と友人のじょいっこさんは、この地震の日の翌日に川口市にある2つの朝食を提供する店を梯子する、という約束をしていたのです。 サイタマ国ワラビスタンにある「ハッピーケバブ」というレストランが、いわゆる「置き場」地帯に出店している朝食専門店。朝には、仕事前に腹ごしらえするクルド人数百人が集結するらしい。ランチに行ったら営業していて、クミンをきかせたレバー煮込みをエキメッキにはさんで。チャイと一緒に。 pic.twitter.com/be6K2

                                                        ニッポン移民の町ツアー【第6回 埼玉県川口市周辺のトルコ・クルド料理店10選🇹🇷】|Hiro Kay(比呂啓)
                                                      • ドキュメンタリー映画『東京クルド』公式サイト|日向史有監督作品

                                                        監督:日向史有 撮影:松村敏行/金沢裕司/鈴木克彦編集:秦岳志 カラーグレーディング:織山臨太郎サウンドデザイン:増子彰MA:富永憲一 協力:日本クルド文化協会映像提供:#FREEUSHIKU技術協力:104 co Ltdクルド語翻訳:チョラク・ワッカス 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 プロデューサー:牧哲雄/植山英美/本木敦子 製作:ドキュメンタリージャパン配給:東風

                                                          ドキュメンタリー映画『東京クルド』公式サイト|日向史有監督作品
                                                        • クルド人を追い出したその後は......思慮も展望もないエルドアンの戦争

                                                          エルドアンがシリアに仕掛けた攻撃の目標は極めて曖昧で複雑だ Murat Kula/Presidential Press Office/REUTERS <シリア北部に侵攻したもののそこで何を成し遂げたいのかは分からないまま> 国際的な非難も顧みずにシリア北部に侵攻したトルコのエルドアン政権は、ひたすら自らの言い分を伝えることに固執している。 トルコ側に言わせれば、今回の「平和の泉」作戦は対テロ作戦で、トルコ人に対し、そしてクルド人を含めたシリアに対して安全を提供するものだ。さらにトルコ軍が攻撃しているシリアのクルド人民兵組織・人民防衛隊(YPG)は、トルコ国内でクルド人の独立国家建設を目指す武装組織クルド労働者党(PKK)と一体のテロ組織であり、後者の実態はテロ組織ISIS(自称イスラム国)と変わらないという。 国際的な怒りと圧力がどれほど高まっても、トルコはこの主張を一歩も譲らない。だが長

                                                            クルド人を追い出したその後は......思慮も展望もないエルドアンの戦争
                                                          • 呉越同舟だったIS打倒、トルコとクルドが100年の怨讐再び

                                                            トルコとシリアの国境で不安定の度が増している。10月7日に米国が撤退を表明。これを受けてトルコが、シリア北部のクルド人勢力への軍事作戦を開始した。17日には米・トルコが作戦停止で合意したものの、その条件はクルド人勢力にとって著しく不利なものに見える。ロシアがさらにプレゼンスを増すことになるのか。トルコの地域研究を専門とする新井春美ガバナンスアーキテクト機構上席研究員に聞いた。 (聞き手 森 永輔) トルコと米国が10月17日、シリア北部を拠点とするクルド人勢力への軍事作戦をトルコが停止することで合意しました。トルコが10月9日に同作戦を開始してから約1週間のことです。非常に速い展開ですね。 ことの発端は、ドナルド・トランプ米大統領がシリア北東部からの米軍撤退を発表したことでした。この部隊はどのような役割を担っていたのですか。なぜ、この時期に撤退を発表したのでしょう。 新井:役割はクルド人武

                                                              呉越同舟だったIS打倒、トルコとクルドが100年の怨讐再び
                                                            • 埼玉県川口市、クルド人と住民間のトラブル深刻化 男女関係のもつれから殺人未遂事件 ジャーナリスト・石井孝明氏が緊急寄稿 (1/3ページ)

                                                              埼玉県南部に集住するトルコ系クルド人(トルコ国籍)と、地域住民とのトラブルが深刻化している。男女関係のもつれからクルド人男性が4日、同胞をナイフで複数回切り付けて重傷を負わせ、埼玉県警は殺人未遂容疑で逮捕した。被害者が搬送された川口市医療センターには、双方の親族ら約100人が詰めかけてもみ合いとなり、公務執行妨害容疑で2人が逮捕された。周辺の交通が混乱し、一時、病院機能が止まったという。ジャーナリストの石井孝明氏が緊急寄稿した。 ◇ 今回の事件はメディアも伝えたが、トラブルはこれだけではない。治安悪化におびえる地域住民によると、ゴミ捨て、夜の騒音、女性への「ナンパ」行為、危険運転などが発生している。この1年、状況が悪化している。 筆者は直近1カ月、クルド人が数千人集住する川口市、蕨市を何度も取材した。街中でかなり多くの中東系男性が歩いており、日本の他地域と雰囲気が違う。

                                                                埼玉県川口市、クルド人と住民間のトラブル深刻化 男女関係のもつれから殺人未遂事件 ジャーナリスト・石井孝明氏が緊急寄稿 (1/3ページ)
                                                              • アングル:米軍撤収で事態急変、中東諸国におけるクルド人の歴史

                                                                10月14日、シリアのクルド人勢力はトルコ軍の侵攻に対抗するためシリアのアサド政権軍と協力することで合意、シリア北部の将来に暗雲が垂れ込めた。写真は12日、イラク北部エルビルで、トルコ軍のシリア侵攻に抗議するクルド人住民ら(2019年ロイター/Azad Lashkari) 米軍はこのほど、シリア北部からの撤収を開始。トランプ米政権の突然の方針転換は、クルド人勢力に対する裏切りだと批判されている。 トルコ政府は、国内に住むシリア難民数百万人を移住させる「安全地帯」をシリア側に設置するよう求めている。トルコが安全保障上の脅威と見なすクルド人民兵組織「人民防衛部隊」(YPG)に対する緩衝地帯とする目的がある。 トルコ、シリア、イラク、イランの4カ国には大勢のクルド人が少数民族として住み、数十年間にわたって抑圧を受けてきた。各国のクルド人らは、程度は異なるが自治権を求めている。 各国におけるクルド

                                                                  アングル:米軍撤収で事態急変、中東諸国におけるクルド人の歴史