並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

161 - 200 件 / 372件

新着順 人気順

ゲノムの検索結果161 - 200 件 / 372件

  • ノーベル賞「ゲノム編集」研究の阪大名誉教授が語る「科学者の原点」 | 毎日新聞

    研究テーマとしてきたゲノム編集の研究者がノーベル化学賞に選ばれ、思いを語る大阪大名誉教授の中田篤男さん=大阪府豊中市で2020年10月7日午後8時54分、宮川佐知子撮影 2020年のノーベル化学賞は、生物の遺伝子を効率よく改変する技術「ゲノム編集」を開発した研究者2人に授与される。この技術のベースは、約30年前に大阪大微生物病研究所(大阪府吹田市)で生まれた。当時研究に携わった阪大名誉教授の中田篤男さん(90)は喜びを語りつつ、倫理面の課題も指摘されるゲノム編集について「良い方向に使ってほしい」と心から願う。脳裏には、終戦前後に学徒動員先や進学先の大学で目にした惨状があった。 中田さんは1980年代、同研究所で石野良純さん(63)=現九州大教授=と、大腸菌の酵素について研究していた。大腸菌の遺伝子に不思議な「繰り返し配列」があることに気づき、87年に論文を発表した。スウェーデン王立科学アカ

      ノーベル賞「ゲノム編集」研究の阪大名誉教授が語る「科学者の原点」 | 毎日新聞
    • モダリスが祝ゲノム前夜祭、ノーベル化学賞にゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」で : 市況かぶ全力2階建

      のぞみ全車指定のJR西日本、「お乗りになってから初めて自由席がないことにお気付きのお客様」とつい煽ってしまう

        モダリスが祝ゲノム前夜祭、ノーベル化学賞にゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」で : 市況かぶ全力2階建
      • いちから分かる!「ゲノムの正体を探る」

        全ての生物は、それぞれの体内にその生物を形づくるために必要な「設計図」のようなものを持っています。その設計図は、それぞれの生物に固有のもので、ヒトや鳥、花や昆虫ではそこに書き込まれている情報(遺伝情報)が違っています(図1)。この設計図上の情報はコピーされて親から子に代々受け継がれて(遺伝して)いくため、ヒトからはヒトが生まれ、鳥からは鳥が生まれます。決してヒトから鳥が生まれることはありません。 図1. ヒトにはヒトの、鳥には鳥の「設計図」が体内にある それぞれの生物の設計図はどの様なもので、そこにはどのように遺伝情報が書き込まれているのでしょうか? 設計図は、細胞の中にあるDNA (デオキシリボ核酸)からできており、ヌクレオチド分子(詳細は「4.DNAとは」を参照)の並びで表わされ、生物の「形や性質」(形質)を決める全遺伝情報が書き込まれています。 どうやらDNAが、ゲノムの正体を探るた

          いちから分かる!「ゲノムの正体を探る」
        • NHKのゲーム教養番組「ゲームゲノム」第6回からの放送では『ロマンシング サガ2』や『ライフ イズ ストレンジ』、『天穂のサクナヒメ』を特集。司会は歌手・ダンサーの三浦大知さんに交代

          NHKは、毎週水曜23時から総合テレビで放送中のゲーム教養番組「ゲームゲノム」について、歌手・ダンサーの三浦大知さんに後半(第6回から第10回)の司会を担当させると発表した。あわせて、第6回以降の番組で『ロマンシング サガ2』や『ライフ イズ ストレンジ』、『天穂のサクナヒメ』を特集する予定も明らかにしている。 (画像はSteam『ロマンシング サガ2』より)(画像はSteam『Life is Strange: Before the Storm』より) 「ゲームゲノム」は、名作と呼ばれるテレビゲームの魅力を文化的な側面から深掘りしていくNHK初のゲーム教養番組である。本番組では、2021年10月にパイロット版として『デス・ストランディング』の特集を放送。ゲーム好きとしても知られるモデル・女優の本田翼さんによる司会やゲストの小島秀夫氏・星野原さんによる白熱したトークで人気を博し、10月にスタ

            NHKのゲーム教養番組「ゲームゲノム」第6回からの放送では『ロマンシング サガ2』や『ライフ イズ ストレンジ』、『天穂のサクナヒメ』を特集。司会は歌手・ダンサーの三浦大知さんに交代
          • ゲノム解析によって明らかになった宮古諸島の人々の由来 | 琉球大学

            ゲノム解析によって明らかになった宮古諸島の人々の由来 琉球大学大学院医学研究科の松波雅俊助教、今村美菜子准教授、木村亮介准教授、石田肇教授、前田士郎教授、同大学医学部先端医学研究センターの小金渕佳江特命助教(現・東京大学)の研究チームによる研究成果が、進化生物学の学術雑誌「Molecular Biology and Evolution」誌に掲載されました。 <発表のポイント> 内閣府、文部科学省、沖縄県の支援を受けた沖縄バイオインフォメーションバンクプロジェクトの一環として宮古諸島住民の協力を得て1240名のゲノム解析を行った。 集団遺伝解析により、宮古諸島出身者は、宮古島北東部・宮古島南西部・池間/伊良部島の3つの集団に分類されることがわかった。宮古諸島のような比較的狭い地域の住民が複数の集団に分類される例は世界的にも類を見ない。 池間/伊良部集団は、グスク時代の外部からの移住に由来し、

              ゲノム解析によって明らかになった宮古諸島の人々の由来 | 琉球大学
            • 日本人はなぜ新型コロナウイルスに強いのか 新進気鋭のゲノム学者が解説(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

              幸いなことに、日々報告されている新型コロナウイルス感染症の患者数は、多少のゆらぎはあるものの、傾向としては減少の一途をたどっている。つい1カ月ほど前までは、このままでは欧米のように感染者・死亡者が増加する可能性もあると騒がれていたが、杞憂に終わりそうだ。 感染者数に関して、日本はPCR検査数が足りていないのではないかという批判もあるが、欧米各国でも感染者数に対してPCRの検査数は十分とはいえない状況であり、死亡者数を見ても明らかに状況は異なっている。日本と欧米各国では、なにが異なっているのだろうか。 はやっている新型コロナウイルスの種類が、日本と欧米で異なることが要因だろうか。新型コロナウイルスに限らず、ウイルスは突然変異を繰り返し、ときには宿主に対してさらに強毒化する場合もある。確かに、感染初期に中国の武漢を中心としてはやった新型コロナウイルスと、現在、欧米を中心にはやっている新型コロナ

                日本人はなぜ新型コロナウイルスに強いのか 新進気鋭のゲノム学者が解説(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
              • 「家庭でのゲノム編集禁止」 カリフォルニア州で 初のCRISPR法が成立

                Don’t change your DNA at home, says America’s first CRISPR law 「家庭でのゲノム編集禁止」 カリフォルニア州で 初のCRISPR法が成立 DIY遺伝子編集キットに「自己投与しないように」との警告文の記載を義務づける法律が、来年1月にカリフォルニア州で施行される。当局に対して挑発的な態度をとるバイオハッカーがターゲットとみられるが、現在、法律の規制対象となるようなキットは販売されておらず、今後も販売される見込みはない。 by Antonio Regalado2019.08.14 707 322 5 2 「自分自身に使用しないように」という警告文を表記しない限り、カリフォルニア州で「遺伝子治療キット」を販売するのは違法になる。 しかし1つ問題がある。そのようなキットが存在するかどうかは不明だ。とにかく、今はまだ存在しない。 この消費

                  「家庭でのゲノム編集禁止」 カリフォルニア州で 初のCRISPR法が成立
                • “ゲノム編集”で子ども誕生 規制の在り方検討へ 厚労省 | NHKニュース

                  遺伝子を自在に操作できる「ゲノム編集」を行ったヒトの受精卵から、子どもを誕生させる行為の規制について検討する厚生労働省の専門家会議が開かれ、法的な規制が必要という意見が大勢を占めました。厚生労働省は今後、具体的な規制の在り方を検討するとしています。 ゲノム編集を行ったヒトの受精卵から子どもを誕生させる行為について、国内では研究として行うことが指針で禁止されているものの罰則はありません。 この技術を使って、去年、中国の研究者が実際に双子を誕生させたのを受けて、厚生労働省の専門家会議は、ことし夏からより厳格な法律での規制ができるかなど検討を進め4日、取りまとめのための会合を開きました。 会合の中では、ルールの実効性を確保するためにも法的な規制が必要という意見が大勢を占めました。 そのうえで、専門家会議はゲノム編集だけでなく「遺伝子組み換え」など受精卵の遺伝子を人為的に制御するすべての技術につい

                    “ゲノム編集”で子ども誕生 規制の在り方検討へ 厚労省 | NHKニュース
                  • ゲノム修復困難で死滅? コロナ第5波収束の一因か

                    新型コロナウイルスの流行「第5波」の収束には、流行を引き起こしたデルタ株でゲノム(全遺伝情報)の変異を修復する酵素が変化し、働きが落ちたことが影響した可能性があるとの研究結果を国立遺伝学研究所と新潟大のチームがまとめた。 8月下旬のピーク前にはほとんどのウイルスが酵素の変化したタイプに置き換わっていた。このウイルスではゲノム全体に変異が蓄積しており、同研究所の井ノ上逸朗教授は「修復が追いつかず死滅していったのではないか」と指摘する。 研究は10月に開かれた日本人類遺伝学会で発表した。 この酵素は「nsp14」。ウイルスは増殖する際にゲノムを複製するが時々ミスが起きて変異が生じる。変異が積み重なるとやがて増殖できなくなるが、nsp14が修復すれば防げる。

                      ゲノム修復困難で死滅? コロナ第5波収束の一因か
                    • キンギョの祖先は1400万年前に遺伝子が倍になり進化の原動力になった 阪大グループがゲノム解読 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

                      ニュース キンギョの祖先は1400万年前に遺伝子が倍になり進化の原動力になった 阪大グループがゲノム解読 2019.06.28 キンギョの祖先は約1400万年前に遺伝子が倍になって進化の原動力になってキンギョができた—。大阪大学などの研究グループがキンギョのゲノム(全遺伝情報)を解読してこのような興味深い研究成果をまとめた。脊椎動物の進化解明のほか、人の病気発症メカニズムの研究にも役立ちそうだという。研究論文は27日に米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された。 研究グループには、大阪大学蛋白質研究所・分子発生学研究室の大森義裕招へい教授のほか、国立遺伝学研究所の川上浩一教授、藤山秋佐夫特任教授らも加わった。 研究グループによると、キンギョはコイ科の魚で、約1000年前の中国、宋の時代に野生のフナから育種が始まり、東アジアを中心に数百年間にわたって品種改良が進められた。日本には室町時代に

                        キンギョの祖先は1400万年前に遺伝子が倍になり進化の原動力になった 阪大グループがゲノム解読 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
                      • A型は重症化リスク高い傾向 欧州で感染者のゲノム解析:朝日新聞デジタル

                        ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                          A型は重症化リスク高い傾向 欧州で感染者のゲノム解析:朝日新聞デジタル
                        • 「デススト」を特集したNHKの番組「ゲームゲノム」が55分サイズに! 拡大版SPが1月24日に放送

                            「デススト」を特集したNHKの番組「ゲームゲノム」が55分サイズに! 拡大版SPが1月24日に放送
                          • 理化学研究所、ヌタウナギの全ゲノム解読 脊椎動物の進化解明に - 日本経済新聞

                            理化学研究所と東北大学などは、顎を持たない原始的な脊椎動物「ヌタウナギ」の全ゲノムを解読した。顎をもつ脊椎動物との共通祖先から分かれる前後で、遺伝子の数が倍に増えていた。研究成果は、脊椎動物の進化の解明に役立つ。ヌタウナギは顎を持たない「円口類」で、脊椎動物の中では最も原始的な体の構造をしている。ヌタウナギの仲間は世界に70種くらい生息しているが、そのほとんどが深海にすむため入手しにくく、これ

                              理化学研究所、ヌタウナギの全ゲノム解読 脊椎動物の進化解明に - 日本経済新聞
                            • ソバのゲノム解読、品種改良 モチ性、食料問題解決に期待―京都大など:時事ドットコム

                              ソバのゲノム解読、品種改良 モチ性、食料問題解決に期待―京都大など 2023年08月11日00時10分配信 モチ性ソバ粉と通常のソバ粉を混ぜた十割そば(京都大提供) 京都大などの国際研究グループが、ソバの全遺伝情報(ゲノム)を解読し、もちもちした食感のあるモチ性を持つ品種改良に成功したと発表した。ソバはキヌアなどのように地域の重要作物ながら、育種などの研究が進んでいない「孤児作物」。世界は気候変動と急激な人口増に直面しており、食料問題の解決が期待されるという。 マツタケのゲノム完全解読 生態の仕組み、解明期待―かずさDNA研と東大 論文は10日の英科学誌ネイチャー・プラント電子版に掲載された。 研究グループはソバのゲノムを解読し、起源をチベット南東部の野生種と突き止めた。化学物質を用いて特定の遺伝子の機能を失わせることにより、イネやムギ、アワなどにあるモチ性を獲得させた品種を開発した。 品

                                ソバのゲノム解読、品種改良 モチ性、食料問題解決に期待―京都大など:時事ドットコム
                              • テレビゲームの魅力を“文化”として深堀りする教養番組「ゲームゲノム」NHK総合で10月15日から放送へ。俳優の本田翼さんがMCを担当

                                NHKは、テレビゲームの魅力を“文化”として深堀りする教養番組「ゲームゲノム」をNHK総合で放送すると発表した。初回は10月15日(金)の午後10時45分から30分間にわたって放送予定。芸能界きってのゲーム好きとして知られる俳優の本田翼さんがMCを務める。 (画像は本田 翼と、あの人気ゲームの世界を深掘り! ゲームゲノム |NHK_PR|NHKオンラインより) 発表によると「ゲームゲノム」は、誕生から約半世紀を経てひとつの文化へ昇華したゲーム独自の魅力をVTRとともに徹底分析する番組である。番組内では作品を愛するアーティストや開発に携わったゲームクリエイターが特別ゲストとして出演。それぞれの視点で作品の魅力を語るという。 MCを務める本田翼さんの発表コメントは以下のとおりだ。 ゲームをカルチャーとして深掘りする番組にMCとして出演させていただきます。 収録ではMCという立場に緊張しましたが

                                  テレビゲームの魅力を“文化”として深堀りする教養番組「ゲームゲノム」NHK総合で10月15日から放送へ。俳優の本田翼さんがMCを担当
                                • フグもブタもゲノム編集 京大発新興、品種改良しやすく - 日本経済新聞

                                  遺伝子を効率よく改変するゲノム編集技術を使って品種改良した食品の実用化が進む。京都大学発スタートアップは育ちをよくしたトラフグについて、国への届け出のみで販売と流通が認められた。ゲノム編集によって、養殖しやすくする品種改良に道が開けた。低コスト化やブランド創出などにつながると期待されている。「トラフグのほかイカ、エビなど20種の水産物をゲノム編集で改良している」。京大発スタートアップ、リージョ

                                    フグもブタもゲノム編集 京大発新興、品種改良しやすく - 日本経済新聞
                                  • 世界初 カキの全ゲノム解読に成功 岡山大院 赤木准教授らのグループ:山陽新聞デジタル|さんデジ

                                    岡山大大学院の赤木剛士准教授(園芸学)らの研究グループは29日、雌と雄で株が異なる果実のカキで、全ゲノム解読に世界で初めて成功したと発表した。遺伝子情報を活用し、病気への強さや甘さなどの特長を高めた新品種の開発が期待できるという。 研究は、米カリフォルニア大デービス校とかずさDNA研究所(千葉県木更津市)などと共同で実施。カキの祖先種の一つとして考えられているマメガキからDNAを取り出し、約8億5千万ある塩基の組み合わせ「塩基対」の全配列を解読した。 その結果、赤木准教授が約4万種類ある遺伝子の中から既に見つけていた「OGI」「MeGI」という二つの性別決定遺伝子が、ゲノムが倍以上に増える「ゲノム倍化」という現象によって生じていたことが分かった。 遺伝子の組み合わせを解析して時期を調べたところ、恐竜など生物の大量絶滅が起きた約6600万年前と判明した。遺伝子はゲノム倍化によって新たな機能を

                                      世界初 カキの全ゲノム解読に成功 岡山大院 赤木准教授らのグループ:山陽新聞デジタル|さんデジ
                                    • コロナウイルスのゲノム変異に未知の仕組みか、東北大が発見

                                      コロナウイルスには、パンデミック(世界的大流行)を引き起こしている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)など、さまざまな種類がある。これらのうちSARS(重症急性呼吸器症候群)関連コロナウイルス同士のゲノム(全遺伝情報)を比べたところ、特定の領域に未知の仕組みによる可能性のある、長い塩基配列の挿入や欠失、入れ替わりが集中して起きていることが分かった。東北大学の研究グループが発表した。さらなる変異への対応や対策を考える手がかりとなる可能性がある。 コロナウイルスには風邪の病原体となるタイプや、重篤な肺炎などを引き起こすタイプがある。後者には2003年に見つかり大流行したSARSコロナウイルス(SARS-CoV)や、2012年に見つかったMERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス(MERS-CoV)などがある。新型コロナウイルスは、SARSコロナウイルスの仲間に分類されている。 コロナウイ

                                        コロナウイルスのゲノム変異に未知の仕組みか、東北大が発見
                                      • 東京都健康安全研究センター » 2024年 1月の東京都における新型コロナウイルスのゲノム解析結果

                                        系統樹はウイルスの進化(変化)の流れを示すものです。下の系統樹は東京都内で検出された新型コロナウイルスの全遺伝子領域(約30,000塩基)について解析を行い、得られた塩基配列を元に作成しています。当センターでは新型コロナウイルス遺伝子の全領域について遺伝子解析を行い、都内に流行する株の遺伝子系統の確認と新たな変異株の出現を監視しています。 下の系統樹は東京都内2024年1月に当所からGIASIDに登録した新型コロナウイルスの全遺伝子領域を基に系統樹解析を行ったものです。 BA.2.86.1の子孫系統である JN.1系統派生変異株は世界中で流行がみられており、東京でも12月初旬から急激に検出割合が増加し、既存のEG.5.1( XBB.1.9.2.X )系統は減少しています。下記系統樹のJN.1系統の変異株は128検体に達し解析検体の6割以上を占めています。またJN.1から派生した変異株JN.

                                        • 【CEDEC2019】「『逆転オセロニア』における、機械学習モデルを用いたデッキのアーキタイプ抽出とゲーム運用への活用」セッションレポート - GeNOM(ゲノム) | GeNOM(ゲノム)- DeNAゲーム開発の現場から

                                          2019年9月4日~6日の期間、パシフィコ横浜において、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2019」が開催されました。 本記事では9月5日に実施された、『逆転オセロニア』における、機械学習モデル (トピックモデル) を用いた、大規模データからのデッキアーキタイプの抽出、関連するKPIの可視化などについて紹介されたセッションの内容を一部抜粋してレポートします。 セッションの冒頭では、分析部 アナリストの安達涼より、登壇者の簡単な自己紹介のあと、DeNAゲーム事業部分析部について、現在では各ゲームタイトルに専属アナリストをアサインする体制があること、行動ログ分析、ユーザー調査など、さまざま分析手法を利用して分析に取り組んでいることが説明されました。 また、新しい分析手法や機械学習などの高度な技術を活用したR&Dにも挑戦しており、本セッションでの発表は、その実践例の一部を抜粋して紹介する

                                            【CEDEC2019】「『逆転オセロニア』における、機械学習モデルを用いたデッキのアーキタイプ抽出とゲーム運用への活用」セッションレポート - GeNOM(ゲノム) | GeNOM(ゲノム)- DeNAゲーム開発の現場から
                                          • 「発達障害」最新レポート その発症メカニズムをゲノム研究で追う(小野 和哉) @gendai_biz

                                            ADHDとASDは併存する 発達障害は、2013年のアメリカ精神医学会の診断基準の改定(DSM5)を受けて、大きな変化のただ中にあります。発達障害とは、一般的に乳児期から幼児期にかけて様々な原因が影響し、発達の遅れや、質的な歪み、機能獲得の困難さが生じる心身の障害を指す概念のことをいいます。こうした発達障害には様々な分類がありましたが、DSM5で「神経発達症」というグループ名に統一されました。 特筆するべき点は、注意欠如多動性障害(ADHD)と自閉スペクトラム症(ASD)が併存診断することが認められたことです。ADHDは、不注意、多動(じっとしていられない)、衝動(思いつくと行動してしまう)の3つの課題があります。また、ASDは、社会性(暗黙のルールが分からない)、コミュニケーション(言葉以外に身振りや表情が少ない、会話も内容が過度に細かい、羅列的で焦点が掴みにくい)、こだわり(常同的、反

                                              「発達障害」最新レポート その発症メカニズムをゲノム研究で追う(小野 和哉) @gendai_biz
                                            • 「ゲノム編集食品」国が初承認 トマト流通へ - 日本経済新聞

                                              遺伝子を効率よく改変するゲノム編集技術を使い開発したトマトが、国内初の「ゲノム編集食品」となる見通しとなった。厚生労働省は11日、専門家会議を開き、筑波大学と同大発スタートアップ、サナテックシード(東京・港)のゲノム編集トマトについて安全性に問題ないと判断した。同社は同日、販売・流通を厚労省に届け出た。開発したトマトは人の血圧上昇を抑える働きがある物質「GABA(ギャバ)」を豊富に含む。ゲノム

                                                「ゲノム編集食品」国が初承認 トマト流通へ - 日本経済新聞
                                              • 2020年ノーベル化学賞:ゲノム編集技術を開発した欧米の2氏に

                                                今年のノーベル化学賞は,遺伝子を効率よく改変できるゲノム編集技術を開発した独マックスプランク感染生物学研究所のシャルパンティエ(Emmanuelle Charpentier)所長と,米カリフォルニア大学バークレー校のダウドナ(Jennifer A. Doudna)教授に授与される。 DNAを狙った場所で切断し,配列を組み替えることは,生命科学研究の基本技術の1つだ。かつては制限酵素を使って切断していたが,どこが切れるかは運まかせだった。90年代にDNAの特定の配列に結合する人工制限酵素が登場し,ピンポイントで切断する道が開けたが,目的の配列に合わせて酵素タンパク質を作る必要があり,手間も時間もかかった。今回化学賞を授与される2氏が開発したのは,DNAの狙った場所を迅速かつ簡単に切ることができる,極めて鋭いDNAの「ハサミ」だ。実験動物から作物まで,遺伝子組み換えの効率を飛躍的に高め,生物学

                                                  2020年ノーベル化学賞:ゲノム編集技術を開発した欧米の2氏に
                                                • NHK“ゲーム教養番組”「ゲームゲノム」55分拡大SP。1月24日放送

                                                    NHK“ゲーム教養番組”「ゲームゲノム」55分拡大SP。1月24日放送
                                                  • 縄文人直系でなかった西北九州弥生人 ゲノム解析で判明:朝日新聞デジタル

                                                    弥生時代に現在の長崎県周辺にいた「西北九州弥生人」は、縄文人直系と考えられていたが、実は渡来系弥生人との間でかなり混血が進んでいたことを、国立科学博物館などのグループが人骨に残された遺伝情報(核ゲノム)を解析して明らかにした。日本人類学会の機関誌Anthropological Science(日本語版)に発表した。 九州の弥生人は三つに大別される。大陸から北部九州にやって来た渡来系弥生人、鹿児島県付近に住んでいた、頭の前後が極度に短いなどの特徴を持つ南九州弥生人、そして、西北九州弥生人だ。渡来系弥生人が在来の縄文人と交じり合う形で、現代の日本人につながる人々が生じていったとされるが、西北九州弥生人は影響をほとんど受けず、顔の彫りの深さや腕の太さなどに縄文人と共通する特徴を残していたと考えられてきた。 今回、下本山岩陰遺跡(長崎県佐世保市)から1970年に発掘された約2千年前の西北九州弥生人

                                                      縄文人直系でなかった西北九州弥生人 ゲノム解析で判明:朝日新聞デジタル
                                                    • 英国のゲノム解析技術が特定した新型コロナ変種 - MIYOSHIN海外ニュース

                                                      英国で発見された新型コロナ変種 英国で新型コロナの変種が発見されたニュースは世界を驚かせました。 日本でもロンドンからの搭乗客5名が変種の新型コロナに感染していた事が判明しました。 実はこのウイルス変種はそう簡単に発見できる代物ではなく、英国の研究者が最新のゲノム解析技術を駆使して突き止めたものだった様です。 もし英国で発見されていなければ、日本での発見は相当遅れていた可能性が大きいと言われています。 この英国での発見に関して米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)が How British Scientists Tracked Down the New Covid-19 Variant - Researchers are trying to determine whether the variant will cause more-serious disease and evade v

                                                        英国のゲノム解析技術が特定した新型コロナ変種 - MIYOSHIN海外ニュース
                                                      • 赤ちゃんの原因不明の病気 ゲノム解析で診断 慶応大など | NHKニュース

                                                        重い病気なのに原因が特定できなかった赤ちゃん85人を対象に慶応大学などのグループが遺伝情報を詳しく解析したところ、半数近くで病気の原因を特定できたと発表しました。 この研究は、慶応大学医学部の武内俊樹専任講師を中心とする全国の新生児科の医師や遺伝学の研究者らのグループが行いました。 グループによりますと、原因不明の病気で新生児集中治療室に入院するなどしている赤ちゃん85人を対象に遺伝情報を調べるゲノム解析を行ったところ、41人で遺伝子の異常が原因であることを突き止めたということです。 多くが従来の検査では診断が難しい数万人から数十万人に1人という極めてまれな病気で、このうち20人は治療ができるようになったり、体の負担となる検査を行わずにすんだりしたということです。 原因が特定できた1人で、生まれたときから呼吸が止まるなどの命に関わる症状があった女の赤ちゃんは、ゲノム解析によって遺伝子の異常

                                                          赤ちゃんの原因不明の病気 ゲノム解析で診断 慶応大など | NHKニュース
                                                        • (時時刻刻)ゲノム編集食品、食卓へ 遺伝情報、ピンポイントで改変:朝日新聞デジタル

                                                          野菜や家畜など、生物の遺伝情報をピンポイントで変えられる、ゲノム編集技術を使った食品が市場に出回る。近く国への届け出が始まり、血圧の抑制をねらったトマトが来年にも発売される見込みだ。ただ、国へ届け出なくても罰則はなく、食品表示の義務化も見送られる見通しだ。新しい技術への消費者の不安はぬぐえないまま… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!--

                                                            (時時刻刻)ゲノム編集食品、食卓へ 遺伝情報、ピンポイントで改変:朝日新聞デジタル
                                                          • 遺伝子組み換え技術とゲノム編集技術 - 「がんに効く生活」とか

                                                            稲(いね)の品種改良(かいりょう)の方法をおしえてください。:農林水産省 (maff.go.jp) 現在(げんざい)、もっとも多く行われているのは交配(こうはい)による方法です。 これは、いろいろな稲の品種の特徴(とくちょう)を調べて、良い特徴を持った品種の稲の雌(め)しべに、別の良い特徴を持った稲の品種の花粉を付けて(これを交配といいます)種を取り、両親の良い特徴を合わせ持ったものを見つけ出す方法で、稲では10年ぐらいかかります。 目的の性質(せいしつ)を持つ品種が見つからないときには、「遺伝子組み換え技術(いでんしくみかえぎじゅつ)」でほかの生物の遺伝子を入れる方法があります。 ヒト用スギ花粉症(かふんしょう)治療(ちりょう)イネや血圧(けつあつ)を下げる作用のあるノボキニン蓄積(ちくせき)イネなどの研究(けんきゅう)がされています。 最近では、親の特徴を子へ引きつぐための仕組みについ

                                                              遺伝子組み換え技術とゲノム編集技術 - 「がんに効く生活」とか
                                                            • 熱狂ゲノム:遺伝子検査、30代男性記者が3社受けてみた 「私の寿命は…?」 | 毎日新聞

                                                              がんや心臓病といった病気になるリスク、太りやすさや記憶力の良さ、寿命まで――。遺伝子で病気のリスクや体質を調べる民間の遺伝子検査サービスが普及し、利用者は100万人以上に上るとみられる。どんな検査なのか、記者(30代男)が幅広い項目を検査する大手のうち3社のサービスを受けてみた。 唾液の採取用のキットと同意書が宅配便で届く 3社は、約300項目を調べて結果を提供している。費用は、約3万7000~約1万6000円。セール中だったり、冊子形式で結果の受け取りを希望したりすることで、値段が異なった。インターネットで申し込むと、唾液の採取用のキットと同意書が宅配便で届いた。 説明書を読むと、どの社も「遺伝子の統計的な傾向を示すもので、診断ではない」などと強調。ある社のパンフレットには「研究協力のお願い」とあり、「『健康長寿社会』の実現を目指します」「あなたの遺伝情報を活用します」などと記載されてい

                                                                熱狂ゲノム:遺伝子検査、30代男性記者が3社受けてみた 「私の寿命は…?」 | 毎日新聞
                                                              • ソメイヨシノ その起源探る全ゲノム解析|NHK

                                                                サクラと言えばソメイヨシノをイメージする人も多いと思います。 全国の学校や神社、公園などに植えられていて、その数は数百万本といわれています。そのソメイヨシノの起源には謎が多いことをご存じでしょうか。江戸時代の後期に現在の東京・豊島区で最初の1本から増やされていったとも言われていますが、その最初の1本は人為的に交配されたのか、それとも自然にできたのかさえも諸説あり、詳しい由来は謎に包まれています。樹木は300年以上生きるものもあるので、「最初の1本」がまだどこかにある可能性があり、それを見つけ出せばソメイヨシノ誕生の謎も解けるのかもしれないのですが、それにたどり着くことは事実上、不可能だとみられてきました。しかし、新しい発見をもとにソメイヨシノの最初の1本にたどりつけるかもしれない可能性が浮上し、私たちはその研究者を追いました。これほど身近ながら、謎が多いソメイヨシノにどこまで迫れたのでしょ

                                                                  ソメイヨシノ その起源探る全ゲノム解析|NHK
                                                                • ゲノム編集野菜は売れるか 「第1号」トマト開発のベンチャー会長に聞いた | 毎日新聞

                                                                  サナテックシード社の竹下達夫会長=東京都港区の同社で2020年12月28日午後1時17分、大迫麻記子撮影 遺伝子を効率よく改変できるゲノム編集技術で開発されたトマトが、2022年にも国内で流通する見通しとなった。ベンチャー企業「サナテックシード」(東京都港区)が筑波大と共同開発した。遺伝子に手を加える食品について不安に思う消費者もいるなか、なぜ商品化に乗り出したのか。ビジネスとしての将来性をどう見ているのか。竹下達夫会長(73)に聞いた。【大迫麻記子/統合デジタル取材センター】 サナテックシードが開発したトマトは「シシリアンルージュハイギャバ」と名付けられている。もともとイタリアで開発された「シシリアンルージュ」という品種の改良版だ。血圧を下げたり、ストレスを緩和したりする効果のあるアミノ酸の一種「ガンマアミノ酪酸(GABA、ギャバ)」を、改良前より5~6倍多く含む。昨年12月11日に国へ

                                                                    ゲノム編集野菜は売れるか 「第1号」トマト開発のベンチャー会長に聞いた | 毎日新聞
                                                                  • 米国の「バイオ・ゲノム企業」のすさまじい進化

                                                                    バイオテクノロジーや遺伝子治療分野でのアメリカ企業の進歩が進んでいます。写真はイメージ(写真:metamorworks/PIXTA) 7月15日にダウ工業株平均株価が2万7359ドルの過去最高値を付けたのに続き、同26日にはNASDAQ総合指数も8330.21と最高値を更新した。 先行きの景気減速懸念がささやかれてはいたが、本格化している4~6月期の決算もおおむね堅調で、主力株も新興株もともに好調を維持していた。 ところが7月31日、連邦準備理事会(FRB)が10年半ぶりの利下げに踏み切ったものの、パウエル議長が追加の利下げを否定し、市場の期待を裏切ると、翌8月1日にはトランプ大統領がすべての中国製品に関税を課す制裁第4弾を9月に発動すると表明、連日の大幅な下落につながった。 さて、前回まで3回にわたり、注目テーマとそれに関連するアメリカ企業の情報をお届けしてきた。最終回となる本稿では、バ

                                                                      米国の「バイオ・ゲノム企業」のすさまじい進化
                                                                    • ゲノム編集、品種改良容易に 低コスト・ブランド化へ - 日本経済新聞

                                                                      遺伝子を効率よく改変するゲノム編集技術を使って品種改良した食品の実用化が進む。京都大学発スタートアップは育ちをよくしたトラフグについて、国への届け出のみで販売と流通が認められた。ゲノム編集によって、養殖しやすくする品種改良に道が開けた。低コスト化やブランド創出などにつながると期待されている。「トラフグのほかイカ、エビなど20種の水産物をゲノム編集で改良している」。京大発スタートアップ、リージョ

                                                                        ゲノム編集、品種改良容易に 低コスト・ブランド化へ - 日本経済新聞
                                                                      • 神への挑戦:収監された中国研究者、「早すぎたが、100%成功」ゲノム編集ベビー | 毎日新聞

                                                                        「ヒトの設計図」を書き換える行為は許されるのか――。世界初のゲノム編集ベビーを誕生させたと2018年に発表し、中国で収監された中国人研究者の賀建奎(がけんけい)・南方科技大元副教授。ゲノム編集ベビーは、ヒトそのものを作り替えてしまう危険性をはらみ、世界各国が固く禁じている。生命倫理上、最大のタブーを破り、神に「挑戦」した人物はいま、何を語るのか。【聞き手・田中韻】 同時公開の記事があります。 ◇ゲノム編集ベビー「やがて世界は受け入れる」初作製の中国研究者 ◇ヒトがヒトを作り替える可能性 ゲノム編集ベビーは許されるか ※『神への挑戦 第2部』まもなく連載スタート。生命科学をテーマに、最先端研究に潜む倫理や社会の問題に迫ります。 第1回 「若返り」老いにあらがう ――現在どのような研究をしていますか。 ◆ゲノム科学者として、中国の北京、武漢、三亜の3カ所に研究室を設け、デュシェンヌ型筋ジストロ

                                                                          神への挑戦:収監された中国研究者、「早すぎたが、100%成功」ゲノム編集ベビー | 毎日新聞
                                                                        • ダウン症も治療可能に? iPS細胞にゲノム編集、国内外で進む研究:朝日新聞デジタル

                                                                          ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                            ダウン症も治療可能に? iPS細胞にゲノム編集、国内外で進む研究:朝日新聞デジタル
                                                                          • この犬、人間なら何歳? ゲノムに着目した新数式 米研究

                                                                            2頭のラブラドルレトリバー、米ニューヨークで(2019年3月20日撮影、資料写真)。(c)Johannes EISELE / AFP 【7月10日 AFP】犬が人間なら何歳に当たるかを知るには犬の年齢に7を掛けるとよいと言われているが、米国立衛生研究所(NIH)は9日、この計算に使う係数は犬が年齢を重ねるにつれて変動することが分かったと発表した。年齢が上がるにつれて変化する犬のゲノムの研究で明らかになったという。 犬、ヒトなど事実上すべての哺乳類の一生は、誕生、幼年期、若年期、性的成熟期、成熟期、死という変化をたどる。 これら一生のうちの各段階に対応するDNAの化学的特徴が、遺伝子が生体の表現系にどのような影響を与えるか調べる後生学(エピジェネティクス)という研究分野で明らかにされている。 後生学はヒトではよく確立されており、DNAのサンプルを送ると「後生学的時計」を読んで生物学的な年齢を

                                                                              この犬、人間なら何歳? ゲノムに着目した新数式 米研究
                                                                            • 『ゲノム編集ベビー』は何が問題なのか。簡単に解説します。 - ウパブログ

                                                                              こんにちわ、かなりおです。 今回はちょっと真面目な話になりますが、気になるニュースを見つけました。 『ゲノム編集ベビーの中国・賀副教授が実刑判決』というニュース。 『ゲノム編集ベビー』は受精卵に遺伝子改変を行った上で生まれたベビーのことで、2016年以降に双子の赤ちゃんを含む3名が中国で出生し問題になっていました。 この倫理を問う裁判が中国で行われており、先日、懲役3年、罰金約4700万円の実刑判決が下されました。 今回、中国で発覚した『ゲノム編集ベビー』の内容は 夫がHIVに感染した夫婦が対象 受精卵にHIVに感染しないよう遺伝子改変を行った となっています。 この件の問題点は 倫理・道徳に反していること 受精卵にHIVを感染させないために、遺伝子改変は不要だったこと 出生した3名のべビーの今後の健康状態がわからないこと です。 倫理的問題 受精卵へのHIV感染を防ぐのに遺伝子操作は必要

                                                                                『ゲノム編集ベビー』は何が問題なのか。簡単に解説します。 - ウパブログ
                                                                              • GATK SelectVariantsの使い方 -GATK解説シリーズ-part 7 - バイオインフォマティクスでゲノムワイド関連解析(GWAS)

                                                                                GATK SelectVariants 使用難易度★★★★★ 本記事は、GATK解説シリーズのPart 7です。 GATK解説シリーズのリンクまとめは↓こちら eupatho-bioinfomatics.hatenablog.com 今回は何をする? GATK SelectVariantsを使って、Part 6の記事で得たmerged.vcfファイルから、自身の解析条件に適したフィルター条件を設定して、バリアントを選別します。 実際には、FilteringのステップはSelectVarinatsとVariantFiltrationをセットで実行することになります。 GATK VariantFilterについては次回解説します。 今回と次のVariantFiltrationの条件が解析結果に大きな影響を及ぼしますが、実用レベルでもよく使用するオプションの種類が多く、最適な設定の検討が難しいこ

                                                                                  GATK SelectVariantsの使い方 -GATK解説シリーズ-part 7 - バイオインフォマティクスでゲノムワイド関連解析(GWAS)
                                                                                • ゲノムビジネス最前線、遺伝子情報の利用には「リテラシー」普及が不可欠

                                                                                  賢人100人に聞く!日本の未来 コロナの感染拡大は一時より落ち着きを見せていますが、経済や社会の先行きははっきりしません。そこで今回、日本と世界を代表する識者100人に未来を語ってもらいました。日本企業はどうなる!?株価は上がる!?国際情勢は?といった疑問に答え、医療から政治、教育、文化、宗教まで幅広い分野の羅針盤を4週間にわたり紹介します。ぜひ、賢人たちの声に耳を傾け、変化と行動の指針としてください。 バックナンバー一覧 2018年、中国で誕生した「ゲノム編集ベビー」が波紋を広げたことは記憶に新しい。また、今年のノーベル化学賞には「ゲノム編集」の新技術を開発した米仏の2氏が選ばれるなど、すでに生活の一部に浸透し始めているさまざまなゲノム技術。一方で、正しく使えば有益だが、“未知”の技術に対する理解不足も課題となっている。特集『賢人100人に聞く!日本の未来』(全55回)の#37では、遺伝

                                                                                    ゲノムビジネス最前線、遺伝子情報の利用には「リテラシー」普及が不可欠