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デザイン思考の検索結果1 - 17 件 / 17件

  • さよなら、さよなら、デザイン思考|KESIKI

    こんにちは、KESIKIの石川 俊祐です。 今年の10月にIDEOのレイオフのニュースが出ました。驚いた方も多かったのではないでしょうか。 このニュースによって、「デザイン思考はもう終わりなのでは?」という意見を耳にします。アメリカの経済メディアFast Companyも「Design giant Ideo cuts a third of staff and closes offices as the era of design thinking ends(意訳:デザインの巨人IDEO、デザイン思考の時代の終わりに伴いスタッフの3分の1を削減しオフィスを閉鎖)」という記事をあげています。 しかし、本当にデザイン思考が“終わった”と言えるのでしょうか。 もしデザイン思考が終わったとして、これからのデザインはどのような役割を果たすのでしょうか。 そんな話を書いていきたいと思います。 「デザイン

      さよなら、さよなら、デザイン思考|KESIKI
    • デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」|designing

      デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」 イノベーションを促進する方法として、2000年代のビジネス界に瞬く間に広まった「デザイン思考」。しかし、そのなかで「デザインは問題を解決するためのもの」という誤った意識が強まってしまったと、あるデザイナーは警告する。 2023.06.01 アップルの台頭とともに高まった企業のデザインへの関心。 その流れを追い風に広まったのが「デザイン思考」ではないだろうか。 しかし、そのなかで「デザインはアップルの成功を追随させてくれるもの」「デザイナーは問題を解決する人」という認識も強まってしまい、デザイナーの役割を窮屈にしててしまった——ノースカロライナ州立大学グラフィックデザイン学科助教授で、自身もデザイナーのジャレット・フラーは言う。 では、デザイナーの真の力を発揮するためにもつべきマインドセットとは何か? フラーはスウェーデン政府イノベーシ

        デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」|designing
      • デザイン思考は期待外れだったのか

        デザイン思考は、世界の複雑な社会的課題を解決できると期待されたが、それに十分に応えてきたとはいえない。デザインに批判的に向き合うことで、デザイナーは自分たちの方法論の有効性を証明するためではなく、コミュニティのために働くことができるようになる。 アンヌ=ロール・フェイヤード  Anne-Laure Fayard サラ・ファサラー Sarah Fathallah 非営利団体、政府、そして国際機関は、複雑な社会的課題に対して革新的な解決策を開発するにあたって、しばしばデザイン思考を活用している。特定の人たちの「ために」ではなく、その人たちも含めた他者と「ともに」行う取り組みにおいてとりわけその傾向が強い。デザイン思考は、デザイナーのナイジェル・クロスによって40年以上前に概念化され、1982年に専門誌Design Studiesに掲載された「デザイナー的知識の方法(Designerly Way

          デザイン思考は期待外れだったのか
        • デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」|designing

          デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」 イノベーションを促進する方法として、2000年代のビジネス界に瞬く間に広まった「デザイン思考」。しかし、そのなかで「デザインは問題を解決するためのもの」という誤った意識が強まってしまったと、あるデザイナーは警告する。 2023.06.01 アップルの台頭とともに高まった企業のデザインへの関心。 その流れを追い風に広まったのが「デザイン思考」ではないだろうか。 しかし、そのなかで「デザインはアップルの成功を追随させてくれるもの」「デザイナーは問題を解決する人」という認識も強まってしまい、デザイナーの役割を窮屈にしててしまった——ノースカロライナ州立大学グラフィックデザイン学科助教授で、自身もデザイナーのジャレット・フラーは言う。 では、デザイナーの真の力を発揮するためにもつべきマインドセットとは何か? フラーはスウェーデン政府イノベーシ

            デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」|designing
          • ニューヨークの美大講師が教えるデザイン思考、創造性、再現性を高める基本のフレームワークとは? | ライフハッカー・ジャパン

            これから学ぶ「創造のプロセス」の考え方については、以下の例えがわかりやすいかもしれません。 例えば、物理の難題を解くことが魔法ではないのと同じように、創造的な課題解決も決して魔法ではありません。物理に法則があるのと同じように、創造のプロセスにも型があります。その型を理解することは、素晴らしいデザインを生み出すための基盤となります。(203ページより) 創造のプロセスの基本形=「発散と収束」創造のプロセスにおける基本の型となるのは、「発散と収束」のパターンです。 ビジネスの現場でも、企画会議などでは自由なアイデア出しをする「発散」フェーズを経て、そこからアイデアを絞り込んでいく「収束」フェーズへ移行する場面が見られるように、「発散と収束」のプロセスは、すでにデザイン以外のあらゆる業種にも浸透した手法です。 創造のプロセスを発散と収束の二つのフェーズに分けることで、創造の可能性が広がります。

              ニューヨークの美大講師が教えるデザイン思考、創造性、再現性を高める基本のフレームワークとは? | ライフハッカー・ジャパン
            • 「デザイン思考の終焉」は本当か パナ、富士通…先行企業の現在地

              米IDEOの事業縮小・日本撤退の報道によって“デザイン思考終焉(しゅうえん)論”を唱える声が出ているが、本当にそうなのか。むしろ不可欠なものとして浸透し、当たり前に使われているというのが実態のようだ。 非デザイナーのための、デザイナー的思考法・課題解決手法として広まった「デザイン思考」。ビジネスパーソンの間でブームにもなったので、5ステップ(共感→問題定義→アイデア創出→試作→テスト)に代表される研修を受けた経験があるマーケターも多いのではないだろうか。 その先駆者である米デザインファームIDEOの事業縮小・日本撤退の報道によって“デザイン思考終焉(しゅうえん)論”を唱える声が出ている。しかし、本当にそうなのか。 たしかにかつてのブームのときほどそのフレーズを聞かなくなったが、むしろ不可欠なものとして浸透し、当たり前に使われているというのが実態のようだ。デザイン思考を積極的に活用している企

                「デザイン思考の終焉」は本当か パナ、富士通…先行企業の現在地
              • #3-5 デザイン思考は「はやすぎる」(UX戦略の教科書)|小城 崇

                サービス仮説を立案するための方法論としては、一般的に「デザイン思考」や「デザインスプリント」「リーンUX」などの手法が提唱されている。 しかし、これらの方法論を活用してサービス仮説を立案しても、「経営サイドからSTOPをかけられてお蔵入りする」や「経営サイドの要望に応えているうちに、企画段階とは全く異なるサービスとしてリリースされてしまう」といった結末を辿ることが多い。 なぜ、このような現象が起きるのだろうか。本記事では「デザイン思考」を始めとする既存のサービスデザイン方法論の問題点を明らかにしたうえで、どのようにアップデートするべきかを提示することを目指す。 デザイン思考が提示する方法論・プロセス既存のサービスデザイン方法論の問題点を提示する前に、まずは「デザイン思考とはどのようなものか」について概要レベルで解説しておきたい。 まずは、デザイン思考が提示する検討プロセスを簡単に紹介しよう

                  #3-5 デザイン思考は「はやすぎる」(UX戦略の教科書)|小城 崇
                • デザイン思考は終わり? 米IDEO不振、デザイン経営の今後は

                  デザイン思考の先駆的存在である米IDEO。1991年に設立された、世界的に名高いデザインファームが、苦境にあえいでいる。2023年だけで2回目の人員削減を実施し、東京オフィスも閉鎖するという。イノベーションを起こす手法としてIDEOが方法論を確立、普及させたデザイン思考はもはや不要なのか。識者に聞いた。 米メディア「Fast Company」が2023年11月3日公開の記事で、IDEOの業績不振、人員整理、オフィス閉鎖などを報じた。日本のビジネスパーソンの間にも浸透してきたデザイン思考だが、その役割を終えたのか……。デザイン思考に詳しい2人──BIOTOPE代表の佐宗邦威氏、KESIKI代表取締役・チーフデザインオフィサーの⽯川俊祐氏──に話を聞いた。 彼(編集部注:IDEOのCEOであるデレク・ロブソン氏)は、正式な解雇者数は年末までに125人に達すると予想されており、これは世界の推定従

                    デザイン思考は終わり? 米IDEO不振、デザイン経営の今後は
                  • デザイン思考と画像生成AIの組み合わせがパワフルである|黒澤 友貴

                    情報量の少ない文字の2次情報ではなく、多量のビジュアルデータを集め、現場での観察やインタビューによる1次情報を浴びるように吸収します。 実際にデザイナーと一緒にリサーチをしてみるとわかるのですが、たいへん多くの情報をインプットします。時計の例でいえば、好きだと思う時計の写真をイメージ検索で50~100枚くらい集めることもザラです。 実はこの作業を通じて、多くの具体的なイメージに触れることで、最終的にどんなアウトプットを作りたいのかに関するイメージのヒントを見つけることができます。 日経新聞 大量の画像や現場観察で吸収 デザイン思考のリサーチ デザイナーから学ぶ新たな切り口の作り方(1)デザイン思考(デザイナー)の特徴として、文字情報よりビジュアルを軸に思考することで、新たな切り口のアイデアを発想しやすくする特性があるとのこと。 画像生成AIによって、誰でもビジュアル思考がしやすくなっている

                      デザイン思考と画像生成AIの組み合わせがパワフルである|黒澤 友貴
                    • なぜ日本人は「アート思考」「デザイン思考」が苦手なのか…「おしゃれな見た目」を取り入れられない本当の理由 新しい価値観を受け入れる「余白」がない

                      ロジカルシンキングから脱却するための思考法 「アート思考」や「デザイン思考」という言葉を聞いたことがある方は、少なくないと思います。 アート思考とは端的にいうと、芸術家(アーティスト)の思考のこと。自分自身の経験や興味関心に基づき、非連続なコンセプトを導き出す思考方法です。 そしてデザイン思考とは、デザイナーやクリエイターの思考プロセスを活用した手法で「人間中心思考」とも呼ばれ、他者視点で解決策を考えるものといわれています。商品やサービスを使うユーザーの視点から考える手法です。 アート思考とデザイン思考では、思考フレーム(当てはめる対象)や実践方法は違いますが、どちらも、マインドセットは共通しています。それは、ロジカルシンキングという「枠」からの脱却です。 「論理的に実証可能なことを積み重ねていった先に、最適な答えがある」「前例をもとに分析を行い、業務を進めた先に、より先進的な何かが見つか

                        なぜ日本人は「アート思考」「デザイン思考」が苦手なのか…「おしゃれな見た目」を取り入れられない本当の理由 新しい価値観を受け入れる「余白」がない
                      • デザイン思考・デザイン経営レポート2023

                        経済産業省と特許庁による「『デザイン経営』宣言」から5年が経ち、大手企業をはじめデザインを経営に生かす取り組みが行われています。しかしながら何らかの課題に直面し思うように進んでいなかったり、そもそも導入に踏みきれない企業も多いのが現状です。 その背景の一つには、デザイナー以外のビジネスパーソンの間で「デザイン思考」や「デザイン経営」に関する理解が正しく浸透していないことがあるのではないかと考えました。 そこでコンセントでは意識調査を行い、イノベーションやDXの推進に関連する非デザイナーのビジネスパーソンを中心とした500名の方から得られた、「デザイン思考」や「デザイン経営」に関する認識や活用についての質問の回答と洞察をまとめました。 イノベーションに関わる多くのビジネスパーソンのデザイン思考の習得と活用を促すこと、またビジネスパーソンのデザイン思考の習得の後押しやデザイン経営の導入により、

                          デザイン思考・デザイン経営レポート2023
                        • デザイン思考をもう一度 丸井、ウェブ改革で出店後押し - 日本経済新聞

                          大企業の間で顧客の潜在的な欲求を探り、革新的な製品やサービスを創出する「デザイン思考」を取り入れる動きが再び広がり始めた。米テック企業がイノベーションを生み出す手法として10年ほど前に話題となったが、日本では誤解もあり定着しなかった。海外に比べデジタル化で後れを取る中、革新力を呼び戻せるか。吉祥寺マルイ(東京都武蔵野市)の1階。チャイのテイクアウト専門店「チャロチャロ!チャイブレイク」は買い物

                            デザイン思考をもう一度 丸井、ウェブ改革で出店後押し - 日本経済新聞
                          • デザイン思考は期待外れだったのか? - YAMDAS現更新履歴

                            ssir-j.org ついこの間「さよなら、さよなら、デザイン思考」という文章を読んだばかりだが、デザイン思考の評価並びに模索すべき方向性についての詳細な記事が Stanford Social Innovation Review(SSIR)で公開されている。 この記事の原文は SSIR で2023年最も読まれた記事の1位のようで、SSIR に限らず(この文章にも書かれているように、当時 IDEO の CEO だったティム・ブラウンらによって書かれ、SSIR に掲載された「デザイン思考 × ソーシャルイノベーション」は重要文献だった)いろんな人が大きな期待をかけてきたトピックであり、結局、デザイン思考ってどうなんだ? という関心は今もとても強いということなのだろう。 この文章はまず、デザイン思考の旗印のもとで行われてきた試みが、複雑な社会問題に対して効果のある持続可能な解決策を生み出せなかっ

                              デザイン思考は期待外れだったのか? - YAMDAS現更新履歴
                            • デザイン思考は製造業を変えたのか? 開発現場から見たデザイン思考の功罪[前編]

                              デザイン思考は製造業を変えたのか? 開発現場から見たデザイン思考の功罪[前編]:設計者のためのインダストリアルデザイン入門(8)(1/3 ページ) 製品開発に従事する設計者を対象に、インダストリアルデザインの活用メリットと実践的な活用方法を学ぶ連載。今回から“デザイン思考は製造業を変えたのか?”をテーマに取り上げる。[前編]ではデザイン思考の概要を解説するとともに、実際の経験を踏まえた筆者自身の見解を述べる。 ⇒ 連載バックナンバーはこちら はじめに “デザイン思考(デザインシンキング)”――2000年代初頭、この言葉はビジネス界に新たな風を吹き込みました。Apple(アップル)の製品をはじめ、数々の名高い製品がデザイン思考を利用して生み出されたと解説され、それは魔法のように感じられました。 2010年代初頭には、国内外のコンサルティング会社はデザイン思考を課題解決の手段として彼らのビジネ

                                デザイン思考は製造業を変えたのか? 開発現場から見たデザイン思考の功罪[前編]
                              • なぜ日本人は「アート思考」「デザイン思考」が苦手なのか…「おしゃれな見た目」を取り入れられない本当の理由 - Plenty of quality

                                なぜ日本人は「アート思考」「デザイン思考」が苦手なのか…「おしゃれな見た目」を取り入れられない本当の理由 新しい価値観を受け入れる「余白」がない | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

                                  なぜ日本人は「アート思考」「デザイン思考」が苦手なのか…「おしゃれな見た目」を取り入れられない本当の理由 - Plenty of quality 
                                • 「デザイン思考は終わった」のか? IDEOの縮小から見るデザインコンサル業界のあれこれ|tsujiharasaki | ILY,inc

                                  Hello, 辻原です。 春が来たと思った瞬間に夏になりましたね。辻原は普段全身ユニクロで、せめてものおしゃれ要素としてスプリングコートをたくさん所持しているのですが、年々着用できるタイミングや時期が短くなってきているように感じています。地球におしゃれを妨害されているかもしれません。 このテーマでnoteを書くのは少々今更感がありますが、先日のBIOTOPEさんの記事を拝読しすこしモヤついたので、弱小ながらもデザインコンサル業を営む者として私から見える風景を整理しておきたいと思っています。このネタに関しては地味に熱い想いがあるので長いnoteになる可能性があります。 お暇な方のみどうぞ! はじめに・私はIDEOを作りたかった実は…な告白から入りますが、私はIDEOを作りたかったんです。弊社はILY,という社名ですが、この名称には理由があって「IDEOが概念なら、こちらは愛じゃい!」という対

                                    「デザイン思考は終わった」のか? IDEOの縮小から見るデザインコンサル業界のあれこれ|tsujiharasaki | ILY,inc
                                  • デザイン思考は製造業を変えたのか? 開発現場から見たデザイン思考の功罪[後編]

                                    ⇒ 連載バックナンバーはこちら はじめに 本稿は“デザイン思考(デザインシンキング)”に関する解説の[後編]となります。 [前編]では、デザイン思考の概要、普及背景、筆者の実務経験などを解説しました。[後編]では昨今のデザイン思考に対する批判の論点やデザイン思考の功績について取り上げます。 また、[後編]ではデザイン思考に対する批判的な内容も多く含みますが、[前編]の冒頭でお伝えした通り、筆者はフレームワークや思想、哲学としてのデザイン思考を肯定的しています。だからこそ、デザイン思考の批判されるべき点を明確にし、それによって正しい理解と活用につながることを望んでいます。 将来、事業の場にデザイン思考を取り入れてみたいと考えている方にとって、ここで紹介する内容や筆者の経験が少しでも参考になれば幸いです。 デザイン思考の罪とは:不完全な解決策 「罪」という表現は少し大げさかもしれません。しかし

                                      デザイン思考は製造業を変えたのか? 開発現場から見たデザイン思考の功罪[後編]
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