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デザイン思考の検索結果1 - 11 件 / 11件

  • さよなら、さよなら、デザイン思考|KESIKI

    こんにちは、KESIKIの石川 俊祐です。 今年の10月にIDEOのレイオフのニュースが出ました。驚いた方も多かったのではないでしょうか。 このニュースによって、「デザイン思考はもう終わりなのでは?」という意見を耳にします。アメリカの経済メディアFast Companyも「Design giant Ideo cuts a third of staff and closes offices as the era of design thinking ends(意訳:デザインの巨人IDEO、デザイン思考の時代の終わりに伴いスタッフの3分の1を削減しオフィスを閉鎖)」という記事をあげています。 しかし、本当にデザイン思考が“終わった”と言えるのでしょうか。 もしデザイン思考が終わったとして、これからのデザインはどのような役割を果たすのでしょうか。 そんな話を書いていきたいと思います。 「デザイン

      さよなら、さよなら、デザイン思考|KESIKI
    • デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」|designing

      デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」 イノベーションを促進する方法として、2000年代のビジネス界に瞬く間に広まった「デザイン思考」。しかし、そのなかで「デザインは問題を解決するためのもの」という誤った意識が強まってしまったと、あるデザイナーは警告する。 2023.06.01 アップルの台頭とともに高まった企業のデザインへの関心。 その流れを追い風に広まったのが「デザイン思考」ではないだろうか。 しかし、そのなかで「デザインはアップルの成功を追随させてくれるもの」「デザイナーは問題を解決する人」という認識も強まってしまい、デザイナーの役割を窮屈にしててしまった——ノースカロライナ州立大学グラフィックデザイン学科助教授で、自身もデザイナーのジャレット・フラーは言う。 では、デザイナーの真の力を発揮するためにもつべきマインドセットとは何か? フラーはスウェーデン政府イノベーシ

        デザイン思考が生んだ、問題解決というデザインの「誤解」|designing
      • 「アジャイルソフトウェア開発という概念」の源流は日本なのか 〜『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか 』を読んで〜 - bonotakeの日記

        夜中におもむろに書評を書き出す第2段。 日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~ (光文社新書) 作者:岩尾 俊兵光文社Amazon この本自体はとても面白いし首肯できる部分も多いが、1箇所だけイチャモンをつけたい。 そもそもアジャイルソフトウェア開発という概念自体、マニフェスト(注:アジャイルソフトウェア開発宣言のこと)の発表よりも3年早く、1998年に日本の研究者から提案されている。 南山大学の青山幹雄教授による一連の研究である。 (同書より引用) ここで紹介されている「1998年」の「提案」とは、おそらくICSE1998で青山先生が発表した論文 "Agile Software Process and Its Experience" のことだろうと思う。Agile Software Process(ASP)という、実際に富士通の社内で実践されたソフトウェ

          「アジャイルソフトウェア開発という概念」の源流は日本なのか 〜『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか 』を読んで〜 - bonotakeの日記
        • デザイン思考は期待外れだったのか

          デザイン思考は、世界の複雑な社会的課題を解決できると期待されたが、それに十分に応えてきたとはいえない。デザインに批判的に向き合うことで、デザイナーは自分たちの方法論の有効性を証明するためではなく、コミュニティのために働くことができるようになる。 アンヌ=ロール・フェイヤード  Anne-Laure Fayard サラ・ファサラー Sarah Fathallah 非営利団体、政府、そして国際機関は、複雑な社会的課題に対して革新的な解決策を開発するにあたって、しばしばデザイン思考を活用している。特定の人たちの「ために」ではなく、その人たちも含めた他者と「ともに」行う取り組みにおいてとりわけその傾向が強い。デザイン思考は、デザイナーのナイジェル・クロスによって40年以上前に概念化され、1982年に専門誌Design Studiesに掲載された「デザイナー的知識の方法(Designerly Way

            デザイン思考は期待外れだったのか
          • 「科学技術の未来予測はダメ」 指摘から20余年、「SF」は解決の糸口に? 国の機関が気付いた“人中心の社会”の描き方

            「科学技術の未来予測はダメ」 指摘から20余年、「SF」は解決の糸口に? 国の機関が気付いた“人中心の社会”の描き方:SFプロトタイピングに取り組む方法(1/4 ページ) 2040年の未来像は“技術マッチョ”すぎる。果たして人間中心といえるのか――こんな課題に直面したのが、文部科学省の研究機関による科学技術の予測報告書です。最新技術の動向を取り入れてエッジの効いた未来を描くも、技術的にできることを集めた社会像になってしまうといいます。過去には「そんな科学技術ありきの考え方ではダメ」と指摘を受けたこともありました。 そこで注目したのが、SF的な思考をビジネスに活用する手法「SFプロトタイピング」です。人の生活や社会の姿を物語として表現できるSFを使うことで、科学技術とのつながりを建設的に描き出す狙いです。 SFを使うことで未来の見方がどう変わるのか、SFプロトタイピングを手掛けているSFプロ

              「科学技術の未来予測はダメ」 指摘から20余年、「SF」は解決の糸口に? 国の機関が気付いた“人中心の社会”の描き方
            • 「デザイン思考の終焉」は本当か パナ、富士通…先行企業の現在地

              米IDEOの事業縮小・日本撤退の報道によって“デザイン思考終焉(しゅうえん)論”を唱える声が出ているが、本当にそうなのか。むしろ不可欠なものとして浸透し、当たり前に使われているというのが実態のようだ。 非デザイナーのための、デザイナー的思考法・課題解決手法として広まった「デザイン思考」。ビジネスパーソンの間でブームにもなったので、5ステップ(共感→問題定義→アイデア創出→試作→テスト)に代表される研修を受けた経験があるマーケターも多いのではないだろうか。 その先駆者である米デザインファームIDEOの事業縮小・日本撤退の報道によって“デザイン思考終焉(しゅうえん)論”を唱える声が出ている。しかし、本当にそうなのか。 たしかにかつてのブームのときほどそのフレーズを聞かなくなったが、むしろ不可欠なものとして浸透し、当たり前に使われているというのが実態のようだ。デザイン思考を積極的に活用している企

                「デザイン思考の終焉」は本当か パナ、富士通…先行企業の現在地
              • 「デザインファーム」はこれからどうなる?|BIOTOPE

                こんにちは、BIOTOPEの石原です。昨年末に報道されたIDEO東京オフィス撤退のニュースからはや数カ月。「デザイン思考」を民主化し、多くの人々のクリエイティビティを解放した功績はもはや語るまでもなく、それだけに「デザイン思考の終焉」とまで言われています。 私たち、共創型戦略デザインファーム・BIOTOPEとしてもこの出来事は決して他人事ではなく、自分たちの在り方や今後進むべき道について深く考えさせられる機会になりました。 これからデザインファームはどんな存在として、どのような価値を提供することができるのか。そのなかで、BIOTOPEはどうあるべきなのか。そんな問いを、BIOTOPE CEO・佐宗邦威、COO/Transition designer・押野直美、Business designer・山田和雅に対してぶつけながら議論をしてみました。 佐宗邦威◎BIOTOPE代表。イリノイ工科大学

                  「デザインファーム」はこれからどうなる?|BIOTOPE
                • オフィス閉鎖するIDEO Tokyoが残したもの 初期メンバー2人が証言

                  2013年から18年までIDEO Tokyoに在籍。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ卒業後、パナソニックデザインカンパニー、PDDイノベーションUKのクリエイティブリードを経て13年IDEO Tokyo 参画。BCG Digital Ventures, Head of Designを経て、19年KESIKIを設立し代表取締役、CDO(チーフデザインオフィサー)に就任。多摩美術大学TCL特任教授 ――IDEO Tokyoに参画した経緯は? 野々村健一氏(以下、野々村) 米国ボストンにあるハーバード・ビジネス・スクールに留学していた2011年にサンフランシスコとパロアルトにあるIDEOの拠点にインターンシップに行き、12年に入社しました。当初はサンフランシスコ拠点での採用でしたが、新たにローンチする東京拠点に切り替えてもらいました。入社時のIDEO Tokyoのメンバーは3人でし

                    オフィス閉鎖するIDEO Tokyoが残したもの 初期メンバー2人が証言
                  • なぜ日本人は「アート思考」「デザイン思考」が苦手なのか…「おしゃれな見た目」を取り入れられない本当の理由 新しい価値観を受け入れる「余白」がない

                    ロジカルシンキングから脱却するための思考法 「アート思考」や「デザイン思考」という言葉を聞いたことがある方は、少なくないと思います。 アート思考とは端的にいうと、芸術家(アーティスト)の思考のこと。自分自身の経験や興味関心に基づき、非連続なコンセプトを導き出す思考方法です。 そしてデザイン思考とは、デザイナーやクリエイターの思考プロセスを活用した手法で「人間中心思考」とも呼ばれ、他者視点で解決策を考えるものといわれています。商品やサービスを使うユーザーの視点から考える手法です。 アート思考とデザイン思考では、思考フレーム(当てはめる対象)や実践方法は違いますが、どちらも、マインドセットは共通しています。それは、ロジカルシンキングという「枠」からの脱却です。 「論理的に実証可能なことを積み重ねていった先に、最適な答えがある」「前例をもとに分析を行い、業務を進めた先に、より先進的な何かが見つか

                      なぜ日本人は「アート思考」「デザイン思考」が苦手なのか…「おしゃれな見た目」を取り入れられない本当の理由 新しい価値観を受け入れる「余白」がない
                    • デザイン思考は期待外れだったのか? - YAMDAS現更新履歴

                      ssir-j.org ついこの間「さよなら、さよなら、デザイン思考」という文章を読んだばかりだが、デザイン思考の評価並びに模索すべき方向性についての詳細な記事が Stanford Social Innovation Review(SSIR)で公開されている。 この記事の原文は SSIR で2023年最も読まれた記事の1位のようで、SSIR に限らず(この文章にも書かれているように、当時 IDEO の CEO だったティム・ブラウンらによって書かれ、SSIR に掲載された「デザイン思考 × ソーシャルイノベーション」は重要文献だった)いろんな人が大きな期待をかけてきたトピックであり、結局、デザイン思考ってどうなんだ? という関心は今もとても強いということなのだろう。 この文章はまず、デザイン思考の旗印のもとで行われてきた試みが、複雑な社会問題に対して効果のある持続可能な解決策を生み出せなかっ

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                      • 東工大、多摩美術大学、一橋大学が共同で行う人材育成プログラムNVCAを無料公開

                        東京工業大学は、多摩美術大学、一橋大学と共同で、誰でも無料で聴講可能なオンラインのデザイン講義シリーズ「NVCA: New Value Creation Academy(新価値創造アカデミー)」を3月15日より無料公開しました。本講義は、人材育成プログラム「Technology Creatives Program(通称:テックリ)」での学びのエッセンスをさらに広く知っていただくために立ち上げられました。 変化の大きい現代社会においては「新たな価値を創造できる人材」が必要とされています。NVCAは、そのような人材の育成を通じて、「人や組織の創造性を活かす社会の実現」を目指して生まれました。 NVCAのプログラムは、デザイン思考やデザインプロセスをベースに、必要となる知識を要素として組み合わせて11のテーマから構成されています。いつでもどこでも効率よく学べるよう、1モジュールの視聴時間は30分

                          東工大、多摩美術大学、一橋大学が共同で行う人材育成プログラムNVCAを無料公開
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