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フミコフミオの検索結果41 - 80 件 / 196件

  • 鎌倉で生まれ育った僕が、鎌倉に「住みやすさ」を感じるワケ|文・フミコフミオ - SUUMOタウン

    こんにちは。僕は、フミコフミオ。1974年、鎌倉生まれの48歳、中間管理職だ。由比ヶ浜の産院で生まれ、鎌倉の街で育ち、今はもう鎌倉を離れているものの、ずっと湘南エリアで暮らし続けている。 鎌倉と僕(の家族)との縁が生まれた時期は今から100年前にさかのぼる。 というのも、母方の祖父が市内の鎌倉ヒロ病院で100歳で亡くなるまで、ずっと鎌倉で暮らしていたのだ。 つまり、祖父以前の家族史は不明だが、鎌倉と僕の(家族との)縁は少なくとも100年を超えていることになる。今でも僕の母は、由比ヶ浜にある祖父の家で暮らしている。ちなみに僕が生まれた矢内原医院は、由比ヶ浜にはもうない(2013年に大船に移転した)。 そんな鎌倉生まれ、鎌倉育ち、現在も湘南在住かつ湘南勤務の僕が「暮らす街」という視点でリアルな鎌倉の魅力(主に、僕が育った鎌倉駅周辺について)を語り尽くしてみるというのが、今回の企画の趣旨である。

      鎌倉で生まれ育った僕が、鎌倉に「住みやすさ」を感じるワケ|文・フミコフミオ - SUUMOタウン
    • 前代未聞! アイドルグループメンバーがトイレに閉じ込められ、ライブ出演できず 原因はまさかの… - スポニチ Sponichi Annex 芸能

      前代未聞! アイドルグループメンバーがトイレに閉じ込められ、ライブ出演できず 原因はまさかの…

        前代未聞! アイドルグループメンバーがトイレに閉じ込められ、ライブ出演できず 原因はまさかの… - スポニチ Sponichi Annex 芸能
      • 猫がいなくなった。 - Everything you've ever Dreamed

        猫がいなくなった。ノラ猫だ。近所の道路や駐車場を歩いていたり、近隣の家の庭や僕の車の下で昼寝をする姿を見かけたオスのキジトラで、尻尾が短くて丸くてお団子みたいだったので、勝手に「ダンゴ」と名付けて呼んでいた。初めて見かけたのは2015年の春先だ。隣家の自家用車の屋根の上にいて、出勤中の僕と目が合ったのだ。口もとが真っ白なのが印象的な、子猫だった。それからは毎日のように姿を見かけるようになった。何日か見かけないときは妻さんと「今日はお出かけかね」「猫は自由でいいよね」なんて話をしたものだ。台風の日や雪の日は「あの子大丈夫かな」と心配した。ダンゴは鈴や首輪もしていなかったけれど、毛並みも綺麗で少し太り気味だったのでどこかのウチでゴハンをもらっていたのだと思う。さいわい、といってしまっていいのかわからないけれど、我が家の周りも高齢化の直撃を受けていて、毎日サンデー状態のおじさんたちが日中ぶらぶら

          猫がいなくなった。 - Everything you've ever Dreamed
        • かつて2世信者と交際したことがある。 - Everything you've ever Dreamed

          具体的な団体名称は明かせないが、新興宗教の2世信者と付き合ったことがある。当時、僕は30才で相手は20代前半だった。彼女は母子共々の信者だった。彼女自身も、親の影響で無理やりというわけではなく、積極的に青年部に属して何とも表現しにくい会合に出席していたし、事故で人が亡くなったニュースに「きちんと加護を受けてない人間だから死んでも仕方ない」と発言したりしていたので、そこそこ厚い信心をお持ちになられていた。 カルト教団が世間を騒がせてから10年も経っていない時代だ。宗教ガールと付き合うのがリスキーであることは僕も分かっていた。なぜ付き合ったのか。一言で言ってしまえば隠蔽されていたのだ。いたした後、「実は私ね」とカミングアウトされたときの衝撃は忘れられない。合体グランドクロスのあとで「私と付き合いたいのなら青年部に来てよ。仲間たちもいるから」と恐ろしいことを言われても関係を絶てずにいたし続けたの

            かつて2世信者と交際したことがある。 - Everything you've ever Dreamed
          • 閉店したレトロ食堂の奇跡の大復活で喜びのあまりむせび泣いてしまいました。【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第13回】 - ぐるなび みんなのごはん

            僕が営業という仕事を25年も続けてこられたのは、普段の外回り営業や出張の際に、訪れた町々の名店でランチを食べられるからである。新しいお店や埋もれていた店を見つけたときの喜びは、契約を取れたときとなんら変わらない。営業という仕事を通じて、お気に入りの店を何軒も見つけては、利用してきた。断じて仕事をサボっていたのではない。新規でお店を見つけて、ランチを食べて、お気に入りの店にしていくことは、本業に活力をもたらせてくれた。つまり仕事の一部であった。面倒な案件や取扱い注意のクライアントを前に憂鬱な気分になっても、「あの街にいけばあのランチが食べられる」と思えばこそやり遂げることができたのだ。そういう経験が僕には数えきれないほどある。 ところが、皆さんも御存知のとおり、アレの影響で飲食店を取り巻く状況は一変した。宣言やら制限で、飲食店の経営は厳しくなった。もともと経営基盤が弱く、跡取りに苦戦している

              閉店したレトロ食堂の奇跡の大復活で喜びのあまりむせび泣いてしまいました。【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第13回】 - ぐるなび みんなのごはん
            • 諸事情によりブログ更新を停止することになりそうです。 - Everything you've ever Dreamed

              ブログ更新を停止するかもしれません。理由は画像を見ていただければわかります。 2007年より一貫してガラケーで執筆してきた当ブログですが、更新停止することになりそうです。理由はガラケー(ガラホ)弐号機がぶっ壊れて完全に沈黙したため。機体の上にソフトクリームをブチまける、ビールをこぼす、酔っ払ってトイレにちゃぽんする、という取扱いに問題がなかったとは言いませんが、原因を追究したところで、憎しみの連鎖が断ち切られないうえ、ガラケーが壊れたという事実は変わらないので、あえて悪者探しはいたしません。ガラケー風の機種に変更すればいいのですが、悪いことは重なるものでございまして、本業の業務でラインワークスを導入することになり、仕事用のスマホを導入せざるをえない状況になりました。ガラケー以外で執筆した経験がほぼないので今後どうなるか不透明な状況ですが、間違いなく以前と同じようには更新できなくなります。引

                諸事情によりブログ更新を停止することになりそうです。 - Everything you've ever Dreamed
              • 48歳。これまでの人生をふりかえってみた。 - Everything you've ever Dreamed

                何かと巻き込まれる体質のため気をつけていたのだけど、新型コロナに感染してしまった。奥様には、この体質を「劣化版ジョン・マクレーン」と揶揄され、飛行機には乗るなと忠告されている。「僕が飛行機に乗るとテロリストによるハイジャックが起きて人に迷惑がかかるから」がその理由だ(仮に、飛行機に乗って隣席がテロリストだったら、機内から迫真のブログを更新して世界一のブロガーになるだけのことだと思うのだけど)。僕自身は自分の人生を巻き込まれたり巻き込んだりの平均的なアラフィフ男性の人生と分析している。僕は2022年2月13日に48歳になった。これまでの人生を簡単に振り返って、人生について考えてみることにしてみた。 1970年代 3才祖父事故死(川で)/4才横浜駅で迷子になる/ピアノを習いはじめる 1980年代 小3ボヤを起こす(近所の野原)/小4交通事故に遭う(車にはねられる/捻挫) 1990年代 高3春に

                  48歳。これまでの人生をふりかえってみた。 - Everything you've ever Dreamed
                • 神奈川県における新型コロナ感染自宅療養について経験したこと全部話す。 - Everything you've ever Dreamed

                  私事だが新型コロナに感染して10日間自宅で療養生活を送っておりました。明日から復帰である。感染して発症したものの、不幸中の幸いで軽症で済んだ。感染したタイミングがたまたま神奈川県が方針を変更したときと重なって、自宅療養をどうすればいいのか(届け出等)試行錯誤したので、のちのちの参考のために僕の経験をここに残しておきたい。 0日目(発症) 2022年1月29日土曜日。就寝前に歯磨きをした際に喉に違和感を覚える。たまたま、昼寝をしたときにイビキをかいていた(奥さんに「うるせー」とケリを入れられた)ので、「喉が枯れたのではないか?」とそのときは思った。それくらい「よくある」喉のイガイガだった。いつもなら龍角散をキメているレベル。振り返ってみると、これが一連の出来事の発端だった。もうひとつ、仕事が重なって疲労が溜まっていたのも感染の要因であったと思う。とにかくノドの不調に要注意だ。 ・体調の変化に

                    神奈川県における新型コロナ感染自宅療養について経験したこと全部話す。 - Everything you've ever Dreamed
                  • サラリーマンがランチに求めるハンバーグの理想形を見つけました【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第12回】 - ぐるなび みんなのごはん

                    ランチ1,000円問題を考えたい 突然で大変申し訳ないが今回は真面目な話をしたい。僕は中間管理職だ。上からも下からも、そして家庭や一族郎党からも圧力をかけられている日々を送っている。日本の中間管理職の多くと同じように、職場や家庭で毎日もがきながら居場所を作っている。だが、会社組織の変更で、そういう日々の努力は無に帰してしまうことがある。そういった、会社員生活のどうにもならなさを発散できるのはランチタイムしかない。 僕が営業という仕事を続けてこられたのは、商談や出張で外に出て、いろいろなお店の食事を味わってきたからである。自由を満喫していた独身時代も、不自由を受け入れた結婚後も、ランチタイムを楽しみに生きてきたのは変わらない。変わったのはランチに使えるお金が限られたことくらいだ。 だから、2020年からの新型コロナ感染拡大によって、ときどき訪れていた個人店のいくつかが休業したり、商売をやめた

                      サラリーマンがランチに求めるハンバーグの理想形を見つけました【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第12回】 - ぐるなび みんなのごはん
                    • 今さら「エッセンシャルワーカー」と言われても「やりがい搾取」としか思えないよ。 - Everything you've ever Dreamed

                      最近エッセンシャルワーカーという言葉をよく聞くようになった。医療従事者や介護職や公共交通機関のような社会を回すために必要な仕事に従事している人を指している言葉だ。「エッセンシャルワーカーの皆さんに感謝!」「エッセンシャルワーカーがいなければ社会が回らない。とても大切」という言葉を聞くたびに欺瞞に満ちているなーと思ってしまう。現実問題として看護職や介護職の人たちの給料は低く抑えられていたのだから。感謝!社会に不可欠!というのなら相応の賃金を払ったり、待遇を保障するなりしないと、ひと昔前に流行った「やりがい搾取」と同じだろう。「あなたたちの仕事は大事です。やりがいのある、意義のある仕事です。社会を支える仕事です。だから低賃金でも頑張って」をひとことでまとめたものが「エッセンシャルワーカー」という言葉で、つまり、やりがい搾取そのものだ。医療従事者に感謝をこめてブルーインパルスを飛ばしても現場にい

                        今さら「エッセンシャルワーカー」と言われても「やりがい搾取」としか思えないよ。 - Everything you've ever Dreamed
                      • フミコフミオさん『神・文章術』刊行。「書きたいという気持ちが起こったら、深く考えずに勢いで書いてしまおう」 - 週刊はてなブログ

                        ※キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。 ブログ「Everything you've ever Dreamed」のフミコフミオ(id:Delete_All)さんによる著書第2弾『神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する』が2021年12月に刊行されました。これに合わせ、フミコフミオさんに本作への思いを寄せていただきました。記事末には抽選で10名様に書籍が当たるプレゼントのお知らせもあります! この記事は、はてな×KADOKAWAの「ブログ書籍化プロジェクト」で出版される書籍のプロモーション記事です。 神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する 作者:フミコフミオKADOKAWAAmazon 「書こう!」という気持ちが沸き起ったらストレートに書くようにすること こんにちは。フミコフミオです。去る12月16日にKADOKAWAさんより『神・文章術 圧倒

                          フミコフミオさん『神・文章術』刊行。「書きたいという気持ちが起こったら、深く考えずに勢いで書いてしまおう」 - 週刊はてなブログ
                        • 社内の権力争いで生き残ったみたいです。 - Everything you've ever Dreamed

                          風雲急を告げる社内。まさに、権力を巡って、壮絶なる戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。体調を崩して昨秋から休養していた社長が、年明け早々復帰したのだ。予定よりも早い電撃復帰。社長不在のあいだにツメアトを残そうとして、自爆を繰り返していた専務派は隠蔽工作も間に合わず大慌てである。 僕は、社長派でも専務派でもない。だが社長の意向で中途入社して営業部門の責任者に就いたため、専務派からは社長派の急先鋒と見られていた。数々の仕打ち、嫌がらせを受けた。刺客を放たれ失脚を覚悟した。だが、これで終わり。これからは俺のターンである。ザマーミロ。ボスは療養中も会社の情報をマメにチェックしており、ほぼ正確に状況を把握していた。ITに疎い専務派の年寄りたちは、社長がなぜ会社の状況を知っているのか理解できていない模様。それでも専務は不敵な笑みを見せた。勝算があるのか?僕は来る壮絶な決戦に震えた。 復帰早々幹部

                            社内の権力争いで生き残ったみたいです。 - Everything you've ever Dreamed
                          • 【読書感想】神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                            神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する 作者:フミコフミオKADOKAWAAmazon Kindle版もあります。 神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する 作者:フミコフミオKADOKAWAAmazon 書くだけであなたも天才になれる! 誰でも、簡単に・・・ 多くの人々の心を動かす文章がスラスラ書けるようになる! 自分だけの独自の世界観を演出することができる! オリジナルな物語がつくれるようになる! 書くことであらゆる悩みを解決できる! SNSの反応率がめちゃくちゃ上がる! そのための技術を、これ1冊にまとめました。 僕自身も長年のはてなユーザーで、フミコフミオさんの文章はずっと読んできました。 書かれていることは、どこまで「事実」なのか? あの「釣りタイトル」はどうなのか? 本当に携帯電話で書いているのか? など、いろいろと思うところもあるのですが、虚実入り乱れていそうな

                              【読書感想】神・文章術 圧倒的な世界観で多くの人を魅了する ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                            • 著作に付けられた酷評Amazonレビューにキズついて作家引退まで考えてしまいました。 - Everything you've ever Dreamed

                              好き好き大好きAmazonショッピング。クリック数回で終わる快適な買い物体験もさることながら、レビュー欄自体がコンテンツとして成立しているのがマジ最高。ただし最高であったのは過去のことである。残念ながら最近は、商品発売直後の不自然な高評価連発とアンチの低評価が悪目立ちして、まともなレビューが埋没している状況。声の大きな人や極端な声が目立っているネット社会そのものである。 それでも楽しく前向きな高評価レビューは読んでいて楽しい。そういうレビューで埋められているほうが気分がいい。だが高評価レビューの中にも「目から鱗が落ちました」「人生を変える一冊でした」的な薄気味悪いものも多い。そのような人は何枚眼球に鱗が貼られていて、何回人生を変えてきたのだろうか、心配になる。ウロコにつつまれた半魚人なのか、人生をループしている人なのか知らないが、生き方そのものを変えてみたほうがよろしいのではないかと愚考す

                                著作に付けられた酷評Amazonレビューにキズついて作家引退まで考えてしまいました。 - Everything you've ever Dreamed
                              • 「匿名ブログで書き捨てるとスッキリする」僕がブログを20年以上も続けている本当の理由 ブログに書けば「悩み」は解消する

                                「悩み」を自分の力にすることができる 「書けるようになるためには、どうすればいいのか」という本題に入る前に、書くことによって得られるものを列挙しよう。「こんな良いことがあるのか!」というポジティブな効果を確認しておいたほうが、ヤル気が出てくるだろう。 【書くという行為を通じて得られるもの】 ・悩みや迷いが消える。 ・やりたいことが見つかる。 ・良い人間関係が築ける。 ・充実した毎日が送れるようになる。 ・文章が思いのままに、爆速で書けるようになる。 ・自分の武器となる個性が見つかって、さらに磨き上げられる。 ・多くの人に読まれるブログが書けるようになる。 僕は、20代の終わりから30歳にかけて、大きなものから、ささいなものまで、いろいろな悩みを抱えていた。 たとえば、お決まりの 「同期の奴らが苦労なくノルマをこなしているのに、なぜ自分はノルマ達成に四苦八苦しているのだろう。能力が足りないの

                                  「匿名ブログで書き捨てるとスッキリする」僕がブログを20年以上も続けている本当の理由 ブログに書けば「悩み」は解消する
                                • 急で悪いけど仕事ヤメることにした。 - Everything you've ever Dreamed

                                  前の会社に勤めていた頃から18年ほど付き合いのある、とある会社の担当者と2年ぶりに会ったら、突然、後任を紹介された。挨拶。名刺交換。雑談以上商談未満の会話。確か、定年まで1年以上あったはず、横領がバレたのか、ハラスメントで追いやられたのか…。僕の疑問を察したかのように「家の事情で早めることにした」と彼は言った。咄嗟に「長い間、お世話になりました」と言うと彼は「何にもお世話してないよ。悪かったね」と詫びた。 そうなのだ。僕が前の会社に勤め始めた頃から、つまり食品業界に転職してきた頃から、何年も通って話をしてきたけれど、残念ながらいまだ契約に至っていない。辞めていく彼が、源義経を守護する武蔵坊弁慶のごとく、契約の前に立ちはだかって薙刀を振るいまくっていたのだ。 ナギナタマンの第一印象はマジで最悪。「御社とは取引しないから」。コンペの結果通達はそれだけ。わざわざ呼び出してその一言。「なんて冷血な

                                    急で悪いけど仕事ヤメることにした。 - Everything you've ever Dreamed
                                  • 上司の言葉をまとめてみたよ2021(今年心に刺さった言葉編) - Everything you've ever Dreamed

                                    今年一年で僕の心に刺さった言葉たちを簡単な解説つきでお届けします。これらの言霊に触れてハートを熱くしてもらいたい。 「お忙しいところありがとうございます。現在、コンサル乗り換えキャンペーン実施中です!」 営業電話。絶対にお前と仕事をしたくないと思わせる神ワザ。 「これを口に出したら今の時代ハラスメントになってしまうけど」 会社上層部の言葉。その後、自然の流れでハラスメント発言。様式美。 「むーん」 出社して1時間パソコンの前で微動だにせず画面を見ていた会社上層部が発していた音。「Yahoo!でも眺めているだけだろう」と思い背後からチェックしたら、パソコンの電源が入っていなかった。そこにあったのはYahoo!はなく恐怖!であった。 「見ろ。冷凍おせち事業は絶好調だ。こういう仕事を取るんだよ」 会社上層部からの檄。実は、その仕事を立ち上げて引き継いで販路を作ったのは僕。重度の記憶障害らしい。そ

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                                    • やっぱり会社で失脚しそうです。 - Everything you've ever Dreamed

                                      失脚ルートを回避したつもりでいたが、どうやらまだ脱していなかった。つかルートのど真ん中にいた。社内は、社長休養不在中に爪痕を残そうとして「出勤朝礼後は帰宅して在宅勤務オッケー」「在宅勤務は年休扱い」といったトリッキーな施策を打ち出しては周囲に諌められている専務のせいで不安定さを増すばかりである。そんな専務の手先となって僕を監視している人事マンに「まだ何か隠していますよね」と言われ、「味方じゃないあなたに全部話すわけないでしょ」とブチかましていた余裕はない。今、抱えている懸念事項によっては、立場を追われることを覚悟しなければならない。失脚である。この文章は、僕がくだした判断に間違いがなかったか、恥をしのんで世に問うものである。 年上部下氏から相談を受けたのは今月の頭であった。デリケートな話題なのでオブラートにつつんだ表現をすると、身体の一部に腫瘍がみつかったとのことであった。持病である神経痛

                                        やっぱり会社で失脚しそうです。 - Everything you've ever Dreamed
                                      • 書くだけでゴミを宝に変えられる(12/16発売『神・文章術』より) - Everything you've ever Dreamed

                                        好き嫌いを抜きに、人や物を見るのは難しい。僕らには感情があるからだ。普通の感覚ならば、イヤな上司、面倒な会議、といった嫌いなものは極力、避けたいと考える。まして、嫌いなものに進んで興味を持つなどありえない。 僕が、「書くこと」で得たもののなかで最も大きなものは、「嫌いなものに興味を持てるようになったこと」だ。それまで「嫌いなもの」について自分からすすんで考えたことはなかった。「書くこと」などなおのこと。だが、書いてみると、そこは「自分にとっての未開のフィールド」だった。新鮮な発見と驚きに満ちた、愉快な体験になった。「好きなもの」よりも「嫌いなもの」について書くと、新しい発見がある。 「イヤなものや嫌いなものなど考えたくない」と考えてしまう状態は、思考停止である。何も得られない。僕は同じ部屋の空気を吸いたくないほど嫌いな上司について、なぜ吐き気がするほどイヤなのか、その理由を書き出していくこ

                                          書くだけでゴミを宝に変えられる(12/16発売『神・文章術』より) - Everything you've ever Dreamed
                                        • 夫婦関係をどう終わらせるのがベターなのか考えました。 - Everything you've ever Dreamed

                                          11月22日、いい夫婦の日から奥様との関係をどう終わらせるか真剣に考えている。きっかけになったのは仕事中にかかってきた彼女からの一本の電話であった。電話の向こうの彼女は涙声。「チュンちゃんが怪我で死んでしまった」という内容。チュンちゃんという名の知り合いはいない。我が家にはペットもいない。落ち着かせて話を聞くと、実家の庭に怪我でなくなったスズメの亡骸があるどうしよう、というものであった。ここで情のない言葉を吐くと恐ろしい災厄に遭うので、彼女の立場になって、チュンちゃんはさーウチのねー子ではないからねー一般的には燃えるゴミに出すねーそれがイヤなら役所に来てもらって役所から燃えるゴミに出してもらうのがいいんじゃないかなーと思いつく最大限の礼節を尽くして助言した。それが彼女の感情を刺激した。彼女はわーわー声をあげて泣きまくった。泣きまくったあとで彼女は僕に対して「小さな命の墓標ひとつ立てられない

                                            夫婦関係をどう終わらせるのがベターなのか考えました。 - Everything you've ever Dreamed
                                          • 「バカと付き合うな」は現実的ではない。(12/16発売『神・文章術』より) - Everything you've ever Dreamed

                                            ブレないの亜種で、「バカと付き合うな」という考え方もある。「バカと付き合うと貴重な時間と労力の無駄だからヤメておきなさい」という急進的な考えである。確かに、目標へ最短距離で向かうとき、バカなるものは障害でしかない。無視すればストレスはない。スタートからゴールまで一直線に突破するなら、バカとお付き合いするのは無駄である。でも、正しくブレることができれば、「バカと付き合う」も、ポジティブなものに変えられる。 現実社会はおバカなことばかりだ。頭のいい人や立派とされる人、社会的に成功している人、といったエリートでも、実際はバカなことばかりしている。緊急事態宣言下で、国会議員が女性の接待を伴う店で深夜まで飲み食いをして失脚している。頭の良し悪しは関係なく、ありえないことをしている。 この世はバカなものばかりである。逆にいうと、「バカと付き合うな」は人づきあいを放棄した、ある種の「世捨て人ライフスタイ

                                              「バカと付き合うな」は現実的ではない。(12/16発売『神・文章術』より) - Everything you've ever Dreamed
                                            • 会社で失脚しそうです。 - Everything you've ever Dreamed

                                              超チルなサラリーマンを目標に4年前中途入社してから順調にやってきて、生え抜きと老人で占められた幹部に抜擢され、営業部門の責任者を任されてきたけれど、マジで失脚しそう。詳しくはいえないが、社内で大きな動きがあったのだ。ウチの会社は僕が入社する前、経営が芳しくなかった頃から、金融機関から出向を受け入れてきた。出向者は1年ほど経った時点で幹部社員になるという流れが出来ている。その流れから社内で勢力を持っているのが専務派であり、先述の社内の動きに乗じて専務派が攻勢にでているのだ。そのうちの一人、去年の春から出向してきた50代の人事マンが、夏から正式に社員となった。無論、専務派。その彼が、突然、僕に牙をむいた。「一年ほど、営業部長の行動を監視させてもらい、いくつか問題を発見しました」といってヒアリングを行いたいと言ってきたのだ。営業管理ソフトと社用車のドラレコGPS管理で僕の行動を一年間チェックして

                                                会社で失脚しそうです。 - Everything you've ever Dreamed
                                              • 書くだけで人との付き合いを一段階深いものに変えられる(12/16発売『神・文章術』より) - Everything you've ever Dreamed

                                                ブロガーや作家やライターとの付き合いはない。お誘いもない。単純に嫌われているのかもしれない。営業面からいえば、コネは多くあったほうがいい。だが、そういった付き合いが「書く」という行為のプラスになるだろうか。あったとしても「あの人が頑張っているから僕も頑張ろう」くらいの気分の問題だ。付き合いによって「書くこと」の質が劇的に向上することはない。 なぜなら、「書く」という行為が、個人的で孤独な営みであり、自分と向き合うことによってのみ、なされるからだ。付き合いによって文章がうまくなるという幻想は捨てよう。持つべきものは、友との付き合いではない。自分と向き合う時間だ。 もちろん、仕事に関連のある人間とワイワイ話すほうが楽しかったり、直接的な刺激を受けられたり、モチベーションが高まったり……という側面は、少なからずあるかもしれない。でも、その仲間との集まりを終え、帰宅した後。アクションをなんにも起こ

                                                  書くだけで人との付き合いを一段階深いものに変えられる(12/16発売『神・文章術』より) - Everything you've ever Dreamed
                                                • 「ドラえもん」決定前に「?」で予告を打つ恐ろしさ~『未来の自分に期待』した作品の話

                                                  「創作秘話を描くときはお話を盛っていた」、という可能性も高いようですが、こういう例は藤子・F・不二雄先生だけでもないようです。

                                                    「ドラえもん」決定前に「?」で予告を打つ恐ろしさ~『未来の自分に期待』した作品の話
                                                  • 会社におきる理不尽な仕打ちで熱くなった頭を超新感覚な冷麺で冷やしてきました。【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第11回】 - ぐるなび みんなのごはん

                                                    仕事でもっとも大切なことは、能力や経験ではない。無茶な上司やわがままなクライアント、迫りくる納期に対峙しても、冷静でいられる頭脳である。ハートは熱く、頭は冷静に。これが出来ないと、上司やクライアントに失礼を働いて失脚してしまうだろう。また、すぐにカッとなったりクールダウンするようなアップダウンのある生活をしていたら、人生100年時代を生き抜くのは困難である。だから、時折冷たいものを食べて、常に頭を冷やしておくことが必要である……。このような思わせぶりのイントロを書いているのは、僕が、ここ最近、会社特有の理不尽な出来事が続いてカッとなってしまう日々が続いているからである。 ▲冷麺専門店!なんとなくライブハウスのような外観。ロックだ…。 熱いハートを抱きつつ冷静な頭脳を維持するべく、僕が訪れたのは神奈川・茅ヶ崎にある「茅ヶ崎冷麺舎」さん。僕の知るかぎり、湘南エリア唯一の冷麺専門店である(筆者調

                                                      会社におきる理不尽な仕打ちで熱くなった頭を超新感覚な冷麺で冷やしてきました。【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第11回】 - ぐるなび みんなのごはん
                                                    • フミコフミオ先生も絶賛!巨大唐揚げを食べてきたの巻/どすこい力士食堂(小田原) - 世界の町で朝メシを喰う

                                                      家族との湯河原旅行後、小田原はどすこい力士食堂でメガトン級の唐揚げを食べてきました。 このお店、食い道楽の僕が愛読している「みんなのごはん」にて、はてなブロガーの大御所・フミコフミオさんが連載で訪れたことで有名。 僕はフミコフミオさんと同じ神奈川県民。 またウィットに富んだ自虐的なネタがとても面白く、駆け出しブロガーの僕にとって雲の上のような存在です。 ○About ○アクセス ○店内 ○料理 ○まとめ ○About [住所] 神奈川県小田原市中町3-1-23 [電話番号] 0465-43-7579 [営業時間] ランチ  11:00〜13:30 ディナー 17:00〜22:00 [定休日] 不定休 [備考] 説明するのも野暮だが、元力士のお店です。 ○アクセス 小田原駅から徒歩15分 大雄山線 緑町駅から徒歩10分 ぐるなび的には最寄りは緑町みたいだが、小田原から電車に乗るのも馬鹿らしい

                                                        フミコフミオ先生も絶賛!巨大唐揚げを食べてきたの巻/どすこい力士食堂(小田原) - 世界の町で朝メシを喰う
                                                      • 取引先の新人女性から「彼女いますか?」と聞かれました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                        100億年ぶりに女性から「カノジョさん、いないの?」と言われたとき、どこか懐かしく甘い匂いがした。何の匂いだろう?僕は言葉を探しながら考える。そして捜し当てる。再生、確認。間違いない。真夏の海岸で嗅いだコパトーンの甘い匂いだった。「彼女はいませんよ」僕は言った。妻の目を盗み、真実と嘘のボーダーをかすめるようにして。年の離れた相手に。 声と匂いの主はクリニックを運営している法人で事務職として働く女性で、今年の春から働いている新人さんだ。僕がクライアントである理事長先生と面談する際はいつも、彼女が応接室に通してくれた。麦茶から番茶へ。季節の移り変わりと共に彼女のいれてくれるお茶と交わす言葉も変わった。「今日は暑いですね」「夕立になりそう」「あっという間に秋が来てしまいましたね」彼女はいつもとびきりの笑顔で僕みたいな中年男に話しかけてくれた。そして今日の「カノジョさん、いないの?」カノジョという

                                                          取引先の新人女性から「彼女いますか?」と聞かれました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                        • 「何ものにもなれなかった」が口癖の50代知人に復讐されてドン底に突き落とされた。 - Everything you've ever Dreamed

                                                          宮沢賢治は「真の幸福に至れるのであれば、それまでの悲しみは、エピソードに過ぎない」と言った。だが、今を生きる僕らのほとんどは幸せに至る前のエピソードで死んでしまうのでないだろうか。「何ものにもなれなかった」が口癖の元同僚がいる。出会ったときは先輩だったが、別れるときは部下だった人。50代、バツイチ。彼の口から「何ものにもなれなかった」という台詞が出ると「何かを目指したことありますか?」「そもそも何ものって?」「挑戦してないのに後悔するポーズやめてください」と僕が詰問し、彼が「いじめるなよー」とヘラヘラするのがこれまでの飲みのパターンであった。 世間的に飲めるようになったので彼と飲んだ。駅前。チェーン居酒屋。再会に乾杯した直後「就職した会社がブラックでさ」と切り出す彼。就職していたらしい。またうだつのあがらない話を聞かされると憂鬱な気分になる。話を促すと彼は「手取り28万」「営業事務」「正社

                                                            「何ものにもなれなかった」が口癖の50代知人に復讐されてドン底に突き落とされた。 - Everything you've ever Dreamed
                                                          • 忌々しい過去に苦しめられています。発端は37年前の友人への残酷な仕打ちです。 - Everything you've ever Dreamed

                                                            消してしまいたい記憶ほど消えない。そして記憶ほど土地に紐づけられているものもない。だから、僕のように生まれてから何十年もほぼ同じ土地で暮らしている人間は、団地裏の電柱を見かけるたびに子供の頃の立ち小便の記憶が蘇えるように、土地や自然、建築物によって葬り去ったはずの過去の記憶が亡霊のように呼び起こされるので、消えていかないのだ。 カシワギくん(仮)との記憶は僕の人生のなかで、今も、消し去りたい記憶ナンバーワンであり続けている。苦い記憶だ。カシワギくん(仮)は小学校のときの同級生だ。彼は性格が穏やかで誰とでもうまく付き合っていた。いい奴だった。ファミコン。草野球。ドロケー。小学5年の放課後は毎日のように遊んだ。カシワギくん(仮)とは何から何までうまくいっていたわけではない。彼は女の子から人気があってムカついた。草野球のあと立ちションをしたときに横目で見た彼の大きさにムカついた。彼は友人であると

                                                              忌々しい過去に苦しめられています。発端は37年前の友人への残酷な仕打ちです。 - Everything you've ever Dreamed
                                                            • 「『 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』は面白かったよ」(ネタバレなし) - Everything you've ever Dreamed

                                                              ずっと楽しみにしていた『 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』がようやく劇場公開されたので、映画館で鑑賞しようとしたが奥様に止められた。理由は、緊急事態宣言が解除された直後に、映画館が入っている商業施設に出向いたら、浮かれた人たちが大挙して押し寄せている、人流がヤバいうえ、話題作ゆえ劇場内が過度の密状態が想定されるというものであった。なるほど、彼女の言い分は理解できた。彼女なりに僕の身を案じてくれているのだ。 一方で、納得できない部分もあった。なぜなら緊急事態宣言真っ最中の先月、彼女はご学友とショッピングモール内にある映画館で『科捜研の女/劇場版』を鑑賞していたからである。なぜ「科捜研の女」が許されて「007」が許されないのか。よくわからない。「科捜研の女」は比較的空いているからオッケーで、007は満席だからダメなのか。科捜研ガラガラ。それを指摘することは、テレビシリーズを録画して一話も欠

                                                                「『 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』は面白かったよ」(ネタバレなし) - Everything you've ever Dreamed
                                                              • 緊急事態宣言明けに出社したら営業部門のトップではなくなっていた件 - Everything you've ever Dreamed

                                                                僕は食品会社の営業部長。ウチの会社において役員と社員を識別するのは超簡単。パーテーションだ。デスクの周りをパーテーションで囲われているのが役員なのだ。だから、上半期の締めで先月(9月)おこなわれた役員会の後、エレベーターで会った役員から「キミには期待しているよ」と言われたり、僕の席の周りに梱包されたパーテーションが運び込まれたりしたので、「ついに取締役…」と武者ブルったのはここだけの話である。10月1日朝に臨時朝礼の実施が通達された。下半期を迎えて新たな人事体制の発表があるとのことであった。武者震いブルブル。 10月1日、1週間ぶりの出社。少し早めに会社に行ったら、僕のデスクがなくなっていた。「これが、かのサントリー社長の提唱する45歳定年制…」と血の気が引いた。営業部の島を見渡せるポジションにあった僕のデスクは、営業部の島に組み込まれていた。しかも西日がバチバチ当たる窓際。嫌がらせか。僕

                                                                  緊急事態宣言明けに出社したら営業部門のトップではなくなっていた件 - Everything you've ever Dreamed
                                                                • 【告知】新刊『書くことがすべて(仮)』が出ます。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                  情報解禁できるようになったので告知を。2年ぶりに『書くことがすべて(仮)』という本を出します。発売日は今冬(12月予定)で今回もKADOKAWAさんからです。 内容をひとことであらわすと、「書くことで構築した世界観を武器に人生を切り拓いていこう」という文章術×人生論です。実用本です。書くという行為、物語るという行為で人生を軽くする方法、文章術やライティングという技術的なアプローチではなく書くものをつくるというアプローチから誰でも思いのまま個性あふれる文章が書けるようになる方法について、僕の経験から得たものを全部ブチ込みました。 書きたいけど書けない人。悩みや不安を抱えている人。力を出し切れてない人。夢や目標がはっきりしない人。仕事や研究がダルい人。未来が恐ろしい人。そういう人たちのために書きました。書くだけで僕は自分の人生を上向きにすることができた。書かずに普通の会社員生活をしていたら、お

                                                                    【告知】新刊『書くことがすべて(仮)』が出ます。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                  • 小田原で出会った熊本ラーメンが絶品すぎて、なぜか文体が崩れてしまった【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第10回】 - ぐるなび みんなのごはん

                                                                    お世話になっております。会社員のフミコフミオです。上司の悪口や職場の愚痴をブログに書き続けて、書籍を出し、『ザ!世界仰天ニュース』で放送されたブロガーがいましたけど、それ、僕です! カッコ悪いでしょ職場ブログなんてー「あれは、かくかくしかじかでー」とか裏で言い訳しているみたいでー。なので、厳しいコメントつけられたりして、思うところはあるけれど、じっと黙っていようかと思っていたんですよね。読む人がそう思うならそれでいい、的な。 あと、「社長や上層部には反抗しない」が、僕の主義。 相手が部下だったらまた違っただろうけど、上司相手では、男はじっとするものだと。ブロガーにとって読者様は上司みたいなものなんですよ(大汗)。 でも、厳しいコメントを付けられているうちに、ストレスがたまってきちゃった。だからこうやってブログとは別の場所でライターとして文章を書いているわけ。 これ、余談ですが、僕、専業ライ

                                                                      小田原で出会った熊本ラーメンが絶品すぎて、なぜか文体が崩れてしまった【フミコフミオのサラリーマン御祝膳問答第10回】 - ぐるなび みんなのごはん
                                                                    • 「親ガチャ」から始まった47年の人生をガチャ視点で振り返ってみた。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                      「親ガチャ」という言葉をはじめて聞いた。ガチャ。実力とは無関係に運で人生を左右されるという意味だ。なんて悲しい言葉だろう。だが、振り返ってみると僕の47年6か月の人生も、実力ではどうしようもない「ガチャ」に左右された人生であった。 1974年2月生。両親ともに日本国憲法25条で規定された「健康で文化的な最低限度の生活」が送れる程度の水準をもっていたので「親ガチャ」はまずまずといったところである。生まれたときから比較的顔は整っており、アラフィフになった現在でもアジア映画の片隅にいそうな、よく言えばタンクトップとブリーフの似合うトニー・レオンの親戚のような顔をしているので、「顔ガチャ」もまずまずといったところであった。幼少期は母親から「橋の下で拾ってきた」とたびたび言われていたので、彼女からみれば「ベビーガチャ」は外れだったのかもしれない。3歳でピアノをはじめたのは僕の人生で数少ない当たりであ

                                                                        「親ガチャ」から始まった47年の人生をガチャ視点で振り返ってみた。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                      • 【ご報告】 - Everything you've ever Dreamed

                                                                        新型コロナワクチンの副反応を、SNSに投稿する人が後を絶たない。僕の観測範囲では、投稿者は圧倒的に中高年おじさんが多い。よく言われているように、反応には、個人差があるので、それらの投稿は参考程度に眺めるしかない。賢明な読者の皆さまにおかれましても、そういう対応をされていることと想像している。 なぜ、おじさんたちは、そのような投稿をしてしまうのだろう?結論から言ってしまうと「キテる感」からの行動である。若者たちが接種できていない段階で、人生の先輩である俺たちはすでに先行している。ブームを先取りしている。そういう、キテる自分をアッピールしたいのである。背景には昨今のおじさんの劣悪な扱いがあった。「流行や情報に疎いアップデートできない老いぼれ」「異臭製造マシン」…。だがワクチン接種に関しては俺たちは先行している。なぜなら年取っているから。見よ!渋谷にワクチンを求めて群がる小僧ども。俺たちの勇姿を

                                                                          【ご報告】 - Everything you've ever Dreamed
                                                                        • 新型コロナで社内断絶が起きました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                          8月某日、朝。幹部会議がはじまって30分が過ぎようとしていた。僕は絶望していた。会議室にいることを怨んだ。なぜなら30分経過したのに、実際には、会議は始まっていないからだ。バカバカしい権力闘争を見せられていた。ノートの片隅にコロ助を書いていた僕に声がかかっって、現実に引き戻された。「営業部長、キミはどう思う?」 A専務につくかB常務につくか。僕は、夢いっぱいの藤子不二雄ワールドから汚い現実に引き戻されたのだ。 30分前。「熱中症が予想されるため、本日の幹部会議は予定通り行われます」という挑戦的な社内メールにムカついた僕は会議室に一番乗りした。ホワイトボードに書かれた「フードロス促進!」という謎ワードに溜息をつきながら末席に座り、参加メンバーの到着を待った。地方の食品会社の幹部会議。ウチの会社は先代社長時代からの重鎮であるA専務とB常務、ともに70代の派閥争いが激化している。毎回、唾を飛ばし

                                                                            新型コロナで社内断絶が起きました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                          • 離婚することになりました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                            離婚することになりました。残念な気持ちはない。一ヵ月間彼女と話し合ってきた結果だからだ。彼女と僕は一回り以上年齢が離れている。話合いでわかったことは、考え方や価値観の違いは否めない、ということだ。最近流行りの熟年離婚ということになるのだろうか。法律的に何といえばいいのか、考えながら、今の気持ちを文章にしてみたい。 原因と理由について、彼女は、「介護をしたくない」「顔を思い浮かべるだけでゲボが出る」「面倒くさい」等々を挙げたが、本音はわからない。あえて掘り起こそうとも思わない。彼女を尋問して隠された不満を剥き出しにすることに何の意味があるだろう。終わる関係をさらに虚しくするだけだ。人生とは、関東ローム層のように厚く積み重なった不満のうえを、ひとつひとつの層を意識せずに歩いていくようなものなのだ。生活に大きな支障はない。彼女は活き活きとしている。お互いに生まれたときの名前に戻るだけのことなのだ

                                                                              離婚することになりました。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                            • 小山田圭吾氏の大炎上問題でわかったこと。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                              過去の言動によって東京五輪の音楽担当を外された小山田圭吾さんの爆発大炎上がとどまることを知らない。所属しているバンドの新譜が発売中止になり、その関連のラジオ番組も終了になった。小山田氏のキャリアが終わってしまいそうな勢いである。 1991年の秋、僕は、氏が組んでいたフリッパーズ・ギターの「ヘッド博士」を、プライマルスクリームの「スクリーマデリカ」とニルヴァーナの「ネヴァーマインド」といったロックの歴史的名盤と同じくらいよく聴いていたので、現状は残念でならない。「ヘッド博士」から数年後、今回の問題になった氏の発言が掲載された雑誌もリアルタイムで読んだ(大学のサークル室に置いてあった)。報道されているとおり、酷い内容だった。詳細は覚えていないけれど、小山田氏も聞き手も「ひでえ(笑)」みたいなトーンだったと記憶している。 小山田氏の炎上は完全に自業自得で弁護できるものではない。と僕は思ったけれど

                                                                                小山田圭吾氏の大炎上問題でわかったこと。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                              • 1984年、あの夏のブラジャーを忘れない。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                                はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 はじめてブラジャーを意識した、あの暑い夏の午後を僕は今でもはっきり覚えている。1984年、小学5年の夏休み。街を取り囲む山々の中に、雨上がりの日姿をあらわすと噂されていた幻の湖を友達と探しに出かけたときだ。夏草の伸びた道を男友達3人と幼馴染のSに続いて僕は歩いた。Sは近所に住む小柄な女の子だった。真夏のギラギラした太陽。全方向から降り注ぐような蝉時雨。額をダラダラ流れる汗。いつからそれらは僕のなかで暑苦しく、騒々しく、臭いものへと変わったのだろう。 行く手を小川が遮った。川幅は狭く、流れは遅い。深さは膝くらい。僕らは小川を順番に飛び越えた。僕の番が来た。なかなか踏ん切りがつかなかった。柱に足をぶつけて左足親指の爪がはがれる怪我をしていたのだ。何も知らない悪ガキたちにはただの意気地無しに見えたのだろう。すでに飛び越えた彼らは「こわいのか

                                                                                  1984年、あの夏のブラジャーを忘れない。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                                • 私はコレで会社を辞めました。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                                  25年。中途半端に長くなってしまった僕の会社員生活において、数多のクソな人物やクソな出来事はあったけれども、上司Kの伝説的な土下座から僕の退職に至るまでの1年間に起こった一連のクソオブクソに比べれば、すべて鼻クソである。あえて言おうカスであると。 新卒で入った会社は超有名企業だった。長い歴史を誇る、その名を聞けば誰でも知っている会社だ。僕はその会社のとある事業部付の営業チームに配属されて働いていた。事業部のトップがKである。Kは仕事が出来る人だった。前任者の急死(好人物。残念ながらある朝起きてこなかった)もあって、40才の若さで事業部のトップになっていた。Kは数値目標(ノルマ)さえ達成していれば、細かいことを言わない人だったので、仕事をしやすい上司だった。 伝説のKの土下座を僕は見ていない。「社長の自宅の前で待ち構えていたKが、出勤しようとする社長の前で涙を流しながら土下座をした」「申し訳

                                                                                    私はコレで会社を辞めました。 - Everything you've ever Dreamed