ミャンマーの1年で最も暑い4月中旬は、旧正月(ティンジャン)を祝う水掛けが風物詩だ。そんなお祭りムードに文字通り水を差したのが、新年を迎えるのを待たずに始まった徴兵である。国軍は8日、新たな徴兵制に基づき各地で実施した軍事訓練について「参加者全員が志願兵だった」と強調した。真偽はさておき、今後の徴兵を逃れようと国外脱出を図る若者は後を絶たない。2021年2月1日のクーデター以降、軍事政権の圧政
ミャンマーで徴兵制を実施する計画に多くの若者が反発するなか、軍が首都ネピドーで新たな兵士の招集を始めたと国営放送が伝えました。一方、独立系の地元メディアは、軍が各地で強制的に若者を徴兵する動きも出ていると非難しています。 ミャンマーでは3年前のクーデター後、実権を握る軍が先月、民主派勢力などとの戦闘による兵員不足を補うため、18歳以上の国民を対象に徴兵制を実施すると発表しました。 軍は当初、4月中旬から始めるとしていましたが、国営放送は29日、首都ネピドーに入隊を希望する184人の若者が招集され、手続きが行われたなどと伝えました。 徴兵制が始まったという正式な発表はありませんが、軍の報道官は27日に行われた軍事パレードの際に、徴兵制の第一陣は志願者から選ぶなどと説明していました。 一方、独立系の地元メディアは、最大都市ヤンゴンなどで軍が各家庭を訪れ、対象となる若者を強制的に徴兵する動きが出
ミャンマー軍が徴兵制を実施する計画を発表したのを受けて、最大都市ヤンゴンにある隣国タイの大使館の前には、徴兵を逃れるために出国を希望する若者らがビザを求めて長蛇の列を作っています。 ミャンマー軍は今月10日、18歳以上の男女を対象に兵役の義務を課す徴兵制を実施すると発表しました。 この発表を受けて、最大都市ヤンゴンにあるタイ大使館の前には、徴兵を逃れるために出国を希望する若者や家族などが長期滞在のビザを求めて100メートルを超える長蛇の列をつくっていました。 20歳の男性は「兵士になりたくないので、ミャンマーを離れてタイに行き、学校に通いたい」と話していました。 ミャンマーでは去年の秋以降、軍に対して民主派勢力や少数民族の武装勢力が各地で攻勢を強めていて、軍は兵士の死亡や投降で兵力の不足に直面しているとみられています。 複数の地元メディアは14日、軍の報道官が4月から毎月5000人を徴兵す
ミャンマーで3年前のクーデター以降実権を握る軍は、国民に兵役の義務を課す徴兵制を実施すると発表しました。少数民族の武装勢力などの大規模な攻勢にさらされる中、兵員不足を補うねらいがあるとみられます。 ミャンマー軍は10日、国営メディアを通じ、徴兵制の導入を決めた2010年の法律に基づき、徴兵を始めると発表しました。 それによりますと、対象は男性は18歳から35歳、女性は18歳から27歳で、兵役は原則2年以内としていますが、国の非常事態の場合は、最長5年まで延長できるとしています。 発表の中で軍は「すべての国民はミャンマーの独立した主権と領土の一体性を守る義務がある」として意義を強調しました。 ミャンマーでは3年前のクーデター以降、民主派勢力や少数民族の武装勢力との間で激しい戦闘が続いていますが、去年の秋以降、各地で大規模な攻勢にさらされ兵士の間に死者や投降者が相次いでいます。 軍が今回、徴兵
ミャンマーで軍がクーデターを起こして1日で3年となりました。こうした中、民主派勢力の呼びかけで最大都市のヤンゴンなど各地で軍への抗議を示す「沈黙のストライキ」が行われ、人通りが途絶えました。 ミャンマーでは3年前の2月1日、軍が前の年に行われた総選挙に不正があったと主張してクーデターを起こし、民主化運動の指導者のアウン・サン・スー・チー氏を拘束して、権力を握り続けています。 ミャンマーの人権団体によりますとこの3年間に軍による攻撃や弾圧などで死亡した市民は4400人以上に上り、いまも2万人近くが拘束されているとみられています。 1日は街頭などには出ない「沈黙のストライキ」が各地で呼びかけられ、最大都市ヤンゴンの中心部では午前10時すぎから人通りや車の行き来が途絶え、市民たちの軍に対する根強い反発が示されていました。 軍はクーデター後、民政移管に向けた選挙を実施すると主張し続けていますが、1
Published 2024/01/20 08:05 (JST) Updated 2024/01/20 08:18 (JST) 軍事政権の支配が揺らぐミャンマーで、少数民族武装組織の支配地域を中心に覚醒剤など違法薬物の製造が急拡大し、市民の汚染が深刻化している。「ヤーバー」と呼ばれる錠剤型の覚醒剤が1錠千チャット(実勢相場で約45円)で出回り、幅広い層が常用。周辺国を経由し日本やオーストラリアにも流入する。現地で実態を追った。(共同通信=木村一浩) ▽「幸せ」 「気持ち良くて何も考えなくなる。家族や仕事はもちろん、酒もセックスも興味がなくなった」 最大都市ヤンゴン。喫茶店を経営していたチョチョレさん(34)は「幸せな気分になりたくて」友人に勧められるまま手を出し、あっという間にヤーバーの常用者になった。入手は驚くほど簡単だ。密売人の連絡先が交流サイト(SNS)などで出回り、連絡すれば職場や
ミャンマー東部で軍と少数民族の武装勢力との戦闘が続く中、少数民族側は軍の将官を含む2300人を超える兵士が投降したことを明らかにしました。 少数民族による一斉攻撃が始まって以降、最も多いまとまった数の投降とみられていて、軍の士気の低下と統制の乱れをうかがわせています。 ミャンマーでは去年10月下旬に、3つの少数民族の武装勢力が東部シャン州で一斉に軍への攻撃を開始し、攻勢を強めています。 少数民族側は5日、コーカン族の武装勢力がシャン州の中国との国境近くの地域を掌握し、この地域最大のミャンマー軍の司令部の兵士が投降したことを明らかにしました。 投降した兵士は合わせて2389人で、このうち、准将6人が含まれているということです。また、兵士の家族1600人余りも投降したとしています。 地元メディアは、少数民族側が撮影したとみられる、投降した軍の兵士たちの様子を伝えています。 これについてミャンマ
「仕事ない」若者ら国外へ 日本語試験、年20万人に急増―ミャンマー 2024年01月04日08時48分配信 ミャンマー最大都市ヤンゴンで日本語能力試験を終えて会場から出る受験生ら=3日 クーデターで国軍が実権を握ったミャンマーでは、「仕事がない」として若者らが国外に出て働く動きが活発化している。就職先として日本の人気は高く、今年の日本語能力試験への応募者は前年の約3倍の延べ約20万人に急増した。 ミャンマー、アヘンの最大生産国に アフガン激減で逆転―国連報告 3日午後、最大都市ヤンゴンのヤンゴン大学前は、試験を終えた受験生や出迎える家族らで混み合っていた。男性のトゥンパタさん(26)は、3年前に自動車整備の学校を卒業したが、新型コロナウイルスや2021年のクーデターの影響で仕事がなかった。「車が好きなので日本に行って働きたい」と語った。 試験を主催する国際交流基金によると、応募者は約10万
「Are you John? I'm Kiki」 最近、見知らぬ若い女性からこんなメッセージが届く人が増えている。ほとんどの人はこれを無視するが、 「私はジョンじゃない、間違いメッセージだよ」 と返信する人もいる。これは詐欺師の罠にかかる第一歩である。 インターネットを利用した詐欺は以前から存在していたが、2022年頃からその数は急増した。特に、そのメッセージの発信元がミャンマーであることが多くなっている。詐欺メッセージを発信している犯罪組織はミャンマーの中国国境とタイ国境地域に多くの拠点を持っている。そのひとつが、シャン州東北部で中国との国境沿いに位置するコーカン地区にある。このコーカン地区の中心地ラウカイ(ラオカイ)に中国人犯罪組織がいくつも集まり、オンライン詐欺の中心地となっていた。 コーカン地区は、コーカン人(明王朝の遺臣の末裔と言われている)の民族軍であるコーカンBGF(コーカン
ミャンマーの山岳地帯にある「巨大詐欺団地」に中国人が誘拐され働かされていた…その数なんと12万人!ミャンマー北部で起きている「驚愕の混乱」と「中国の困惑」 中国人に広がる「ミャンマー詐欺産業」による被害 中国との国境に近いミャンマー・コーカンで内戦が激化し、中国人民解放軍は雲南省の国境付近で11月24日に実弾を使った射撃、銃撃訓練を開始した。中国側はあくまでも国境の安全を守るための訓練だと主張したが、ネット上では内戦を逃れてきたものの、中国が築いた鉄条網のフェンスに遮られた人々が、中国側から発射されたと見られる催涙弾に逃げまどう姿を捉えた動画がアップされている。 この内戦は10月27日に「三兄弟同盟」によって仕掛けられた。「三兄弟」とは、コーカン地区の元実力者だった故・彭家声が設立した「ミャンマー民族民主同盟軍」(MNDAA)と、コーカン西部に暮らすタイ系民族のトーアン民族解放軍(TLNA
おととしのクーデター後、軍が実権を握るミャンマーでいま異変が起きています。 「自らの身を守るため投降する道を選んだ。その判断に悔いはない」 少数民族の攻撃を受け、投降したミャンマー軍の大尉はこう語りました。 軍が各地で守勢に立たされ、兵士の投降が相次いでいるミャンマー。いま何が起きているのか、取材しました。 (アジア総局記者 高橋潤 / 国際部記者 北井元気) それは10月27日に始まった 「どうやら少数民族が一斉に攻撃を始めたようだ」 ヤンゴンのスタッフから連絡を受けたのは10月27日の午後。 戦闘をしかけたのは、中国との国境に近い東部シャン州を基盤とするMNDAA=ミャンマー民族民主同盟軍、TNLA=タアウン民族解放軍、そして西部ラカイン州を拠点とするAA=アラカン軍という3つの少数民族の武装勢力でした。 少数民族の武装勢力(ミャンマー シャン州 2023年10月投稿) 130を超える
まえがき ミャンマーでは公用語としてビルマ語が使われている。ビルマ語の表記にはビルマ文字を用いるのだが、このビルマ文字のインターネット上での使用は、混迷を極めていた。そしておそらく今もまだ…。なぜか? それは、Unicodeという文字コードの標準がありながら、Zawgyiというものが広く使われていたためである。なぜそのようなものが登場し、普及することとなったのか、この記事で解説する。 目次 まえがき 目次 凡例 この記事で使う名称について ビルマ語表記 コードポイント ラテン文字表記について Zawgyiの概説と歴史 Zawgyiとは Zawgyiのダウンロード Zawgyi誕生・普及の経緯 複雑なビルマ文字 ビルマ文字とUnicode 回避策としてのビルマ文字フォントの登場 Zawgyiの普及 Zawgyiの実装 実装の方針 文字の並べ替えをせず、左から右に書く 文字の形のバリエーション
(CNN) ミャンマーのアヘン生産量がアフガニスタンを抜き、世界トップになったことが、国連薬物犯罪事務所(UNODC)の新たな報告で分かった。 UNODCが発表した報告によると、ミャンマーの今年の生産量は1080トン。これに対してアフガンでは、イスラム主義勢力タリバンの暫定政権が昨年4月にアヘンの原料であるケシの栽培を禁止し、生産量が95%減少した。 一方ミャンマーでは、アヘン生産量が3年連続で増加し、今年は前年比36%増だった。同国の「アヘン経済」は10億~25億ドル(約1460億~約3640億円)の規模となり、国内総生産の2~4%を占めている。 同国は数十年前から麻薬生産国として知られてきた。2021年のクーデター後はさらに、国内で続く経済停滞や政情不安を背景にアヘン生産が急増している。昨年末には内戦の激化やインフレ、生活苦の影響で栽培農家が増えた。 今後特に北東部シャン州など、紛争が
2021年2月1日にミャンマーで軍事クーデターが起きてから2023年10月28日でちょうど1000日、2年9ヶ月が過ぎた。世界ではウクライナ、イスラエルと次々と戦いが起き、日本ではミャンマーのことは忘れられたように見える。しかし、今でもミャンマーでは戦いが毎日続き、悲惨なことが毎日起きている。私はヤンゴンに住む一人の日本人だが、このミャンマーの1000日間に何が起こったか日本にいる人たちにも伝えたいと思う。 まさかのクーデター(2021年2月1日〜2月3日)2021年2月1日のまだ薄暗い早朝、軍によるクーデターが起きた。第一報を知ったのは、日本のメディアが伝える短いネットの速報だった。驚いてFacebookで調べると、BBCビルマ語放送のページがクーデターのニュースを慌ただしく伝えていた。その直後にインターネット回線が切れ、しばらくして携帯の電話回線も切断された。テレビも全チャンネルが停止
ミャンマーでクーデター後、実権をにぎる軍と少数民族の武装勢力や民主派勢力との戦闘が激しさを増し、軍の兵士の投降が相次ぐ異例の事態となっています。投降したミャンマー軍の将校が、NHKのインタビューに応じ、軍内部の統制が乱れ、士気が低下している内情を明らかにしました。 ミャンマーでは、ことし10月27日に3つの少数民族の武装勢力が東部シャン州で一斉に攻撃を開始し、民主派勢力とも連携して攻勢を強めています。 ミャンマー軍はおととしのクーデター後初めて各地で守勢に立たされていて、民主派勢力の組織「国民統一政府」は、先月29日までに541人の兵士が投降したと明らかにしています。 こうした中南東部カレン州で少数民族の武装勢力、KNU=カレン民族同盟に投降した軍の将校が、少数民族側の監督下でNHKのインタビューに応じました。 この将校は先月、橋を守っていた際に2日半にわたって攻撃をうけ、孤立無援のなか2
2021年2月1日のミャンマー軍によるクーデター後、ミャンマー全土で大規模なデモや抗議活動が連日続いた。その先頭に立っていたのは10代から20代の若者たちで、ミャンマーではズィージェン(Z Gen / Z世代)と呼ばれている。この世代は今までのミャンマーに存在しなかった、まったく新しい世代だった。何十年にもわたる軍事独裁政権下で生きてきた親や祖父母の世代とは異なり、物心ついた頃には(限定的ながら)民主化された国であり、スマートフォンを駆使するデジタルネイティブとして、世界と繋がっていた。日本の同世代の若者と比べても、ほとんど変わらない。 武力闘争を選んだZ世代の若者たち クーデター後、彼らは真っ先に先頭に立った。軍の恐ろしさを知る親たちはデモへ参加しないよう諭したが、若者たちは耳を貸さなかった。やがてデモは親世代や祖父母世代も巻き込む大規模なものへと発展した。デモの先頭に立つ若者に質問した
(CNN) 多くの血が流れた軍事クーデターから約3年。東南アジアの国ミャンマーの軍事政権は全土で複数の前線の戦闘を強いられる中、権力の座に過去最大の脅威が迫っている。 ここ数週間、影響力を持つ民族武装組織が抵抗勢力に加わり、かつて見られなかった協力体制のもとで新たに大規模な反転攻勢が展開されている。国民からの不信感が根強い軍事政権は、国境の戦略的要衝や主要な軍事拠点、重要な交易ルートを過去に例を見ないほどの規模で失い、戦闘能力の限界を露呈していると専門家は言う。 「今現在、軍事政権は崩壊する動きをみせている。それもひとえに、この広範な活動が全土で起きているためだ」と語るのは、ミャンマー専門家マシュー・アノールド氏だ。 今は「軍の存亡がかかった時期」だと言う同氏は、抵抗勢力が「打倒軍事政権という根本的な目標を掲げ、主要な町の奪還に注力している」と語る。 「1027作戦」と名付けられた反転攻勢
「ミャンマーの項目が消えたぞい」「PKKのページがない?」―。公安調査庁がホームページなどで公表する「国際テロリズム要覧」で「テロ組織」として挙げていた情報が大幅に削除され、X(旧ツイッター)で憶測を呼んでいる。同庁によると、11月24日にウェブ版を更新したことで、複数の「テロ組織」に関する情報がなくなったという。世界各地で紛争が相次ぐこのタイミングでなぜなのか。ミャンマーの少数民族ロヒンギャの取材を続ける上毛新聞も同国の治安情勢を注視しており、広報担当者に真意を尋ねた。 国際テロリズム要覧は、国際テロリズムの潮流や組織の実態を把握し整理するため、公安調査庁が1993年から発刊している。今年9月下旬、通算で第20版となる2023年版を発行した。24日に更新されたのがこのウェブ版だ。 最新版の内容を22年版と比較すると、「主な国際テロ組織等の概要及び最近の動向」と題した項目では、トルコでクル
Published 2023/11/21 21:56 (JST) Updated 2023/11/21 22:13 (JST) 【北京共同】中国公安省は21日、中国人を標的にした特殊詐欺に関わった疑いがあるとして、これまでに隣国ミャンマーで拘束された計3万1千人の容疑者が中国に移送されたと発表した。 中国では海外を拠点としたグループによるインターネットや電話を利用した詐欺被害が深刻化している。公安省は今年9月からミャンマー側と協力し、国境を接する同国北部で取り締まりを強化していた。 王小洪公安相は10月末、ミャンマーの首都ネピドーで軍政トップのミンアウンフライン総司令官と会談し、両国の司法機関の連携強化について協議した。
クーデター後、軍が実権をにぎるミャンマーで民主派勢力が攻勢を強め、軍の兵士の投降が相次いでいます。 民主派勢力の司令官の1人はNHKの取材に「長期的に軍の立場を揺るがすものになるかもしれない」と話しています。 ミャンマーでは、おととしのクーデター以降、実権を握る軍に対して、10月末から民主派勢力を支援する3つの少数民族の武装勢力が一斉に攻撃を始めました。 民主派勢力によりますと12日にシャン州で軍の兵士とその家族、およそ260人が投降したほか、15日にはカヤー州でも30人あまりの兵士が投降したとしています。 ミャンマー軍の兵士が相次いで投降するのは異例で、軍の統制の乱れが露呈した形です。 NHKのインタビューに民主派の武装勢力の司令官の1人は「今回の一斉攻撃は軍の部隊に相当な心理的プレッシャーを与え、長期的に、軍の立場と安定を揺るがすことになるかもしれない」と話し、ミャンマー情勢の転換点に
KK園区(KKえんく、別名 AA園区) は、ミャンマーのミャワディにある犯罪集団の拠点である。2022年8月、KK園区のトップである華人の余倫凱が違法賭博の罪で逮捕された際、多数の台湾人および香港人がKK園区に騙されて送り込まれ、犯罪行為に従事させられ、使えなくなると臓器を取り出して捨てられていることが明るみになり、一度行ったら死ぬまで出られない「豚の煉獄(猪仔炼狱)」として中国・台湾の人々を震撼させた。 KK園区は、人身売買、臓器売買、および特殊詐欺の終着点(入ったら二度と出られない)であると非難されている。タイのモエイ川に隣接している。ミャワディ地区はメーソート空港から車で約12分の所にある[1][2][3]。カンボジアのブローカーは被害者をここに直接送るわけではなく、まず別の場所に誘い出し、そこから送る。コロナ禍の以前は中国人を騙して連れて来て詐欺行為に従事させていたが、コロナ禍の後
ミャンマー・シャン州を巡回するタアン民族解放軍(TNLA)のメンバー(2023年3月9日撮影)。(c)AFP 【11月2日 AFP】ミャンマー軍事政権は1日、北部シャン(Shan)州での三つの少数民族武装勢力との戦闘で、中国国境の要衝の町の支配権を失ったと明らかにした。 シャン州では先月27日から戦闘が激化していた。同州は、中国の巨大経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」の一環で、10億ドル(約1500億円)規模の鉄道事業が計画されている。 タアン民族解放軍(TNLA)、アラカン軍(AA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の3勢力は、国軍の複数の拠点のほか、最大の貿易相手国である中国につながる主要道路を占拠したとしている。 軍事政権のゾーミントゥン(Zaw Min Tun)報道官は1日、中国・雲南(Yunnan)省と国境を接するチンシュエホー(Chinshwehaw)に
名古屋のマンダレーでミャンマーを体験する photo by pexels 昨日、ミャンマーの少数民族シャン族の伝統料理「Meeshay(ミーシエ、シャンヌードル)」についての記事を書いていた際、ミャンマー料理の美味しさを改めて思い出しました。そこで、近所でミャンマー料理を提供しているお店はないかと調べてみることにしました。 最初は「名古屋で見つけるのは難しいだろう」と思って検索していましたが、予想に反して「マンダレー(MANDALAY)」というお店を見つけました。素敵な名前ですね。 雨も上がり、青空が広がっていました。そんな気持ちの良い日に、散歩を兼ねてランチに出かけることにしました。 清々しい天気でした 久々に山崎川を通った 「マンダレー」は名古屋市昭和区の川名エリアにあります。電車を利用する方は、地下鉄鶴舞線の川名駅から1番出口または2番出口を利用すると便利です。駅からは約8〜10分の
2017年、ヤンゴンにて Meeshayの写真を見て2017年のヤンゴンを思い出す 著作者: Wagaung at English Wikipedia, CC BA-SA 3.0 File:Meeshei.JPG - Wikimedia Commons 2017年、ヤンゴン。取引先との商談が終わり、「ちょっと軽くランチでも」と、彼らが地元のレストランへ連れて行ってくれることになった。外観はちょっと古めかしく、地元の人々で賑わっているようなところだった。 レストランの入口をくぐると、目の前に広がったのは、様々な年代の地元の人々の温かな光景だった。男性たちは、伝統的なロングスカート「ロンジー」を纏っていた。彼らのロンジーは、鮮やかな色や模様が特徴で、男性の気品や優雅さを引き立てていたように感じた。 ロンジー(Longyi)を着している男性 著作者:不明, Public Domain File:
《ああ、今日も生きて命があった。しかし明日は死が待っている》-。先の大戦の激戦で知られるビルマ(現ミャンマー)戦線から生還した元兵士の山本栄策さん(102)=滋賀県草津市=が自身の体験をもとにした私小説を執筆し、自費出版した。前編だけでも200ページを超え、後編の執筆も継続中。負傷を繰り返した地獄のような日々と祖国への思い、そして平和への願いが100年を超える人生を振り返りながらつづられている。 「難しい操作はできませんが…」。軽快にキーボードをたたく音が書斎に響く。朝起きるとパソコンに向かい、ひたすら文字を打ち続けるのが日課だ。現在執筆しているのは、昨夏に自費出版した私小説「百二歳の旅人」の後編。復員後から現在までの話になるといい、「今は改行など細かい調整段階。できるだけ早く完成させたい」と意気込む。 山本さんが執筆してきた手記や小説 約20年前、パソコンの普及とともに使い方を習得した。
「走るんだ!」──このひと声で、マックスとジェーンの苦痛に満ちた半年は終わった。 ともにフィリピン国籍の2人はミャンマー東部カイン州(旧カレン州)の国境沿いの街ミャワディで、中国系の犯罪組織に囚われていたのだ。 自由の身となった2人はタイ側の国境の街メソトに渡り、ようやく身の安全を感じることができた。そこは、2人が半年前に人身取引の末に連れてこられた場所でもあった。 逃亡の支援者は2人に「とにかく逃げろ」と声をかけた。マックスとジェーンは言われるがまま荷物を手に走った。そのときのことを思い出すといまも震えが止まらないと、マックスは言う。 マックスは2022年12月、ジェーンは2023年1月にそれぞれタイ国内の高待遇の求人に応募した。だが、フィリピンからタイに到着すると500キロ近くも北西に離れたメソトに車で運ばれ、そこから国境間を流れるモエイ川経由でミャンマーに連れて行かれた。 彼女たちの
The junta’s governance failures threaten China’s national security and are increasingly leading to transnational criminal challenges. Tuesday, July 11, 2023 / By: Jason Tower Publication Type: Analysis The 2021 military coup in Myanmar not only triggered an unprecedented nationwide revolt against military rule but is increasingly precipitating challenges to global security. The junta’s ineffectual
性的暴行を受けたあと殺害され、埋められた15歳の少女 2人の息子を同時に失い、復讐を誓う母親。 2年前にクーデターを引き起こしたミャンマー軍による民主派勢力への弾圧は今、武器を取った民主派側と軍の暴力の応酬へと様相を変えています。 罪なき市民、子どもまでもが犠牲になる現実。 「アジア最後の経済フロンティア」と呼ばれ、外国企業がこぞって進出した国でなぜ、目を背けたくなる暴力がエスカレートしているのか。 その背景には、ミャンマー軍が長年採ってきた、ある戦術がありました。 (アジア総局記者 高橋潤) 白昼のヒットマン ことし4月、ミャンマー最大の都市ヤンゴン。 自転車に乗って現れた2人組の男が突然、車の前に立ちはだかり、車に向けて発砲。男たちは走り去ろうとする車を執拗しつように追いかけながら発砲を続けました。 画像の左上 赤丸で囲った男が被害者の乗る車に発砲する瞬間 店先の防犯カメラに一部始終が
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