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光合成の検索結果1 - 40 件 / 404件

  • 世界最高水準の人工光合成に成功 トヨタ系、植物上回る効率 | 共同通信

    人工光合成の効率を世界最高水準まで高めることに成功した、豊田中央研究所の「人工光合成セル」=21日午後、愛知県長久手市 トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。

      世界最高水準の人工光合成に成功 トヨタ系、植物上回る効率 | 共同通信
    • ついに光合成の謎が解明される! エネルギー問題解決策として注目される「人工光合成」実現に向け前進! 大阪市立大 : ギズモード・ジャパン

      ついに光合成の謎が解明される! エネルギー問題解決策として注目される「人工光合成」実現に向け前進! 大阪市立大2011.04.19 20:007,511 光合成って小学生の時に習いますけど、原子レベルでは意外と謎だったんです。 大阪市立大の研究グループが、植物が光合成で水を分解して酸素を発生させる仕組みを原子レベルで解明することに成功しました。これによって「人工光合成」として高効率で太陽光から電気を取り出せる可能性が高まります。光合成とは光エネルギーを化学エネルギーに変換する生化学反応のこと。植物や藻類などの光合成生物は光エネルギーを使って水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を合成しています。また、水を分解する過程で酸素を発生させます。 この光合成のうち、水を分解して酸素と電子などを発生させる詳しい構造は分かっていませんでした。 wikiペディアによれば従来の太陽電池では電力貯蔵の問題が生じ

        ついに光合成の謎が解明される! エネルギー問題解決策として注目される「人工光合成」実現に向け前進! 大阪市立大 : ギズモード・ジャパン
      • 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 | WIRED VISION

        前の記事 ネット時代で「読む量」が急増:研究結果 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 2010年2月10日 Brandon Keim Image credit: Bùi Linh Ngân/Flickr 光合成は、植物や細菌が用いる光エネルギーの捕捉プロセスだが、その効率の良さは人間の技術では追いつかないほど優れている。このほど、個々の分子に1000兆分の1秒のレーザーパルスを当てる手法によって、光合成に量子物理学が作用している証拠が確認された。 量子の「魔法」が起きているとみられるのは、1つの光合成細胞に何百万と存在する集光タンパク質の中だ。集光タンパク質は、[集めた光]エネルギーを、光子に感受性のある分子内で回転している電子から、近くの反応中心タンパク質へと輸送し、そこで光エネルギーは細胞を動かすエネルギーへと変換される。 この輸送の過程で、エネルギーはほとんど失わ

        • 光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す

          植物のタンパク質にレーザーで刺激を与え、その結果起こるプロセスをX線で捉えることによって、科学者らは光合成反応に未知の段階が存在することを発見した。画像はX線で透視したハグマノキの葉。(IMAGE BY NICK VEASEY, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 光合成は地球の生命にとって不可欠だ。生態系の基礎をになう植物は、これによって自らの栄養を得ている。しかし、光合成がどのような仕組みで行われているのかについては、まだ正確にはわかっていない。 今回、ふたつの新たな実験によって、光合成の中でも特に難しい反応のひとつである水の分解における謎の一端が明らかになった。 水の分子が分解されると、酸素が空気中に放出される。「われわれ全員が依存している、あらゆる高等生物にとって不可欠な酸素は、まさに光合成の副産物なのです」と語るのは、米ローレンス・バークレー国立研究所の化学者で、ひとつ

            光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す
          • 世界初の「完全」人工光合成に成功 豊田中央研究所 - MSN産経ニュース

            トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手町)は20日、太陽光、水、二酸化炭素(CO2)のみを使った人工光合成に世界で初めて成功したと発表した。CO2吸収だけでなく、バイオ燃料の生成も可能といい、環境問題の解決策として注目されそうだ。 人工光合成の研究は、1970年代から世界的に進められている。ただ、高濃度の紫外線や、特殊な薬品を使用する必要があり、植物と同様な自然状態での光合成の成功は例がなかった。 今回の研究では、光合成の作用のうち、水を分解して酸素を作り出す反応を半導体に、CO2から有機物を取り出す働きをもうひとつの半導体と特殊な金属に担わせることで「自然状態」での光合成に成功した。有機物として酢酸が生成されるが、アルコール成分などバイオ燃料の生成も可能という。 梶野勉・主席研究員は「CO2を『資源』に活用できる可能性が開ける。エネルギー問題の解決につながれば」と話している。

            • 「植物であることをやめた植物」!? 花は咲かず、光合成もせず… 珍しいランの新種を発見 京都大 - MSN産経west

              京都大大学院人間・環境学研究科の末次健司研究員(植物分類学)は7日、花を咲かせず光合成もしない新種のランを鹿児島県で発見したと発表した。こうした種の発見は世界で2例目という。フィンランドの植物学専門誌のオンライン版に掲載された。 末次研究員は昨年4月、鹿児島県・薩摩半島の約40キロ南にある竹島で植物を調査し、竹林に生える新種のランを発見。100個体以上が自生しているのを確認し、「タケシマヤツシロラン」と名づけた。 この種は、きのこなどの菌類に寄生して栄養を得る植物で、光合成を行わず1年のうちの多くを地中で過ごす。4~5月だけ地上に芽を出してつぼみができるが、開花をせずにそのまま種子を作るという。 こうした植物の発見は2012年に台湾で報告された事例があるという。 末次研究員は「開花も光合成もしないという、いわば『植物であることをやめた植物』といえる。今後、なぜこうした進化を遂げたのかを詳し

              • 光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー

                光合成するウミウシには葉緑体に対して独自の接待法を編み出していました。 基礎生物学研究所で行われた研究によれば、一部の光合成するウミウシは、エサから盗んだ葉緑体を、植物とは異なる方法で細胞に組み込み、光合成を行わせているとのこと。 これまで葉緑体が光合成を行うには光や水、二酸化炭素以外にも、植物本体の光合成遺伝子が必要であることが知られており、ウミウシも植物の光合成遺伝子を何らかの方法で獲得していると考えれていました。 しかし今回の研究では、それが違うと判明します。 葉緑体に光合成させるには、受け入れる動物細胞の遺伝子を調整するだけよかった分かったのです。 研究内容は4月27日付けで『eLife』に掲載されています。

                  光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー
                • 「光合成で消費されるCO2のOと、生産されるO2のOは同じものじゃない」の解説

                  ぐるぐるうづまき @guruguruuzumaki さて、こないだなっこさん( @nacco_86400s )から出題された「光合成で消費されるCO2のOと、生産されるO2のOは同じものじゃない」ってのがよく分かんないってお話について、解説な感じで話をしてみたいと思います。だいぶ長い話なので真夜中にうpするのです。ごめんなさい。 2013-06-27 03:18:07 ぐるぐるうづまき @guruguruuzumaki 光合成の化学反応式は 6CO2+12H2O+光エネルギー→C6H12O6+6H2O+6O2 で表されます。これは全体の反応についてまとめた反応式なので、左式の酸素原子と右式の酸素原子の由来がわかりにくいですね。だもんで個別の反応について解説していきます。 2013-06-27 03:19:46 ぐるぐるうづまき @guruguruuzumaki 光合成は葉緑体で起きてるって

                    「光合成で消費されるCO2のOと、生産されるO2のOは同じものじゃない」の解説
                  • 彩恵りり🧚‍♀️科学ライター✨おしごと募集中 on Twitter: "太陽電池と組み合わせることで、光合成を利用せず、光合成より4倍も効率的な植物栽培法が開発されたよ。リプで解説するね! Elizabeth C. Hann, et al. "A hybrid inorganic–biologica… https://t.co/M5l2iXCMjH"

                    太陽電池と組み合わせることで、光合成を利用せず、光合成より4倍も効率的な植物栽培法が開発されたよ。リプで解説するね! Elizabeth C. Hann, et al. "A hybrid inorganic–biologica… https://t.co/M5l2iXCMjH

                      彩恵りり🧚‍♀️科学ライター✨おしごと募集中 on Twitter: "太陽電池と組み合わせることで、光合成を利用せず、光合成より4倍も効率的な植物栽培法が開発されたよ。リプで解説するね! Elizabeth C. Hann, et al. "A hybrid inorganic–biologica… https://t.co/M5l2iXCMjH"
                    • 世界初、光合成する「人工の葉」の開発に成功…人類の宇宙進出に期待 : らばQ

                      世界初、光合成する「人工の葉」の開発に成功…人類の宇宙進出に期待 無重力では地上の植物はうまく育たないため、長期の宇宙ミッションでは効率的な酸素供給が課題の1つとなっています。 世界初となる、光合成する人工バイオリーフがロンドンで開発され、今後の宇宙進出に期待が持たれています。 1. 開発したのはロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学の卒業生であるジュリアン・メルキオッリ氏。 2. ベースとなるのは、シルクの原材料である生糸(蚕の繭)。 3. 生糸から抽出したタンパク質には分子を安定させる驚くべき性質があるといい、タフツ大学のシルク研究室と共同で開発されました。 4. このタンパク質の素材に植物から抽出した葉緑体を注入。 5. すると生糸のタンパク質の性質によって葉緑体が閉じ込められ、人工の葉として機能するとのことです。 6. 光を当てると植物と同様に、水と二酸化炭素から酸素が生成されます。

                        世界初、光合成する「人工の葉」の開発に成功…人類の宇宙進出に期待 : らばQ
                      • 「光合成」水分子から酸素分子が作り出されるプロセス観測成功 | NHK

                        植物などが行う「光合成」で、水の分子から酸素の分子が作り出されるときのプロセスの一部を特殊なX線を使って捉えることに成功したと岡山大学などの研究グループが発表しました。光合成の反応の詳しいメカニズムの解明につながり、クリーンなエネルギー源として注目が集まる「人工光合成」の研究への応用が期待されるとしています。 これは岡山大学の沈建仁教授らの研究グループが国際的な科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。 光合成で水から酸素が作り出される反応が起きる際にはマンガンなどの原子が「ゆがんだイス」のような形に結合した物質が触媒となって水を取り込むことが知られていますが、今回、研究グループは特殊なX線を使ってこの触媒に水の分子が取り込まれる様子を1億分の2秒から1000分の5秒までという極めて短時間で観測しました。 その結果、光を当ててから100万分の1秒後に触媒の構造が変化し始め、徐々に水の分子を取り

                          「光合成」水分子から酸素分子が作り出されるプロセス観測成功 | NHK
                        • 世界で最も効率よく人工光合成 東芝が技術発表 NHKニュース

                          植物が太陽の光を利用して水と二酸化炭素からエネルギーを作り出す「光合成」の原理を応用した、いわゆる「人工光合成」の研究で、東芝は、世界で最も効率よく人工光合成を行うことができる技術を開発したと学会で発表しました。 人工光合成は、太陽の光を利用して水と二酸化炭素からエネルギーを作り出す植物の光合成の原理を応用して、メタノールなどの燃料を人工的に作り出す技術で、世界各国で研究が進められています。 兵庫県淡路市で開かれている国際学会で、東芝は26日夜、人工光合成を行う工程に、特殊な半導体や表面に加工を施した金の触媒を使うことで、太陽光エネルギーからメタノールなどの原料である一酸化炭素を作り出す変換効率を1.5%に高めることに成功したと発表しました。 東芝によりますと、これは藻類に匹敵し、現段階では世界で最も高い水準だとしています。 実用化には、変換効率を10%程度にまで高めることが必要とされるた

                            世界で最も効率よく人工光合成 東芝が技術発表 NHKニュース
                          • 光合成、植物超す効率で燃料生成 パナソニックが実証実験へ - 日本経済新聞

                            パナソニックは太陽光と二酸化炭素(CO2)、水を使ってメタンやエタノールといった燃料をつくり出す次世代技術「人工光合成」で、世界最高の変換効率を実現する電子材料を開発した。メタンなどの生産量が従来の5倍に高まったという。CO2を発電や輸送の燃料に活用する実証実験を2020年までに始め、この分野のビジネスで先行したい考えだ。光合成は植物が太陽光で水を分解して水素イオンなどを取り出し、CO2を別の

                              光合成、植物超す効率で燃料生成 パナソニックが実証実験へ - 日本経済新聞
                            • 熱帯雨林の樹木、暑すぎて光合成できなくなる可能性 国際研究

                              熱帯雨林の樹木が高温になりすぎて光合成ができなくなっている可能性があるという研究が報告された=2020年3月15日、ブラジルのジュルラ川/Florence Goisnard/AFP/Getty Images (CNN) 南米や東南アジアの熱帯雨林で、一部の葉があまりの暑さのために光合成ができなくなっている可能性があるという研究結果を、米国、オーストラリア、ブラジルなどの研究チームが23日の科学誌ネイチャーに発表した。 植物の葉が二酸化炭素と日光と水からエネルギーを作り出す光合成は、温度が46.7度前後に達するとうまくいかなくなり始める。研究チームによれば、葉の温度は気温よりも大幅に高くなることがある。 研究チームは、地球の約400キロ上空にある国際宇宙センターの熱衛星センサーから届いた気温データを利用。熱帯雨林上層部の林冠によじ登って葉に取り付けたセンサーのデータと組み合わせて観測を行った

                                熱帯雨林の樹木、暑すぎて光合成できなくなる可能性 国際研究
                              • 富士通、人工光合成で従来比100倍以上の酸素発生効率を実現 ~太陽光エネルギー反応を高効率化する新材料技術

                                  富士通、人工光合成で従来比100倍以上の酸素発生効率を実現 ~太陽光エネルギー反応を高効率化する新材料技術
                                • パナソニック、人工光合成を植物並み高効率に - 日本経済新聞

                                  パナソニックは植物とほぼ同等の効率で人工的に光合成する技術を開発した。太陽電池に似たシステムを使い、太陽光と水と二酸化炭素(CO2)から有機物を生成。2015年には自動車の燃料としても使うエタノールの合成で実用化を目指す。研究成果は30日に米ロサンゼルスで開かれる国際会議で発表する。人工光合成は植物と同様に太陽光で水とCO2からエタノールなどの有機物をつくる技術。今回、太陽光と水、CO2を反応

                                    パナソニック、人工光合成を植物並み高効率に - 日本経済新聞
                                  • さようなら肉食女子、こんにちは光合成女子!性の自給自足時代突入? - モデルプレス

                                    10月5日深夜23:50分よりTBS系で放送された「シンデレラ画報」。司会の今田耕司、柳原可奈子が軽快なトークで送る”女性たちが知りたいホットなリアリティ情報”がテーマの新バラエティトーク番組。 ゲストコメンテーターは今をときめく女性おしゃれプロデューサーたち。「Harper's BAZAAR」編集長の秋山都さんやモデルで実業家のユリーカさんなどが出演。その中でもひときわキャラが濃かったのがクリエイティブディレクターの湯山玲子さん。 湯山さんが提唱したテーマ「さようなら肉食女子、こんにちは光合成女子!性の自給自足時代突入?」でスタジオが大盛り上がりしただけでなく、ネット上でも大きな反響があった。 湯山さんによると、「今、男子たちが一斉に女子から逃げてしまっている草食系男子全盛時代。昨年ぐらいから登場した”森ガール”っていうのは、草食男子に食べてもらえるように草に擬態化している現象なん

                                    • 人工の葉っぱが光合成する日がきた

                                      まさに植物そのもの! 人類が遠い宇宙を探索する夢を実現するには、スペースシップ内に地球と同等の環境を作り出すことが必須となります。単に生活必需品を積載するだけでは十分ではありません。そこでロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生であるJulian Melchiorriさんが考案したのが人工的なバイオリーフ。この人口の葉っぱ、地球上の普通の植物と同じように、光と水を与えると酸素を放出するんです。 素人的には本物の植物をスペースシップに積み込むのではだめなの?と思ってしまいますが、実は植物は無重力だと十分に育たない可能性があるのだそう。そうはいっても無数の酸素タンクを積み込むよりは、植物のように酸素を生み出してくれるものを持っていくほうが効率が良いわけで…。何か良い代替案はないものかとMelchiorriさんは考えたわけです。 最終的に彼が創り出したのは人工的なバイオリーフでした。シルクリーフと

                                      • 「藍藻の光合成だけ」で半年以上コンピュータを動かすことに成功! - ナゾロジー

                                        近年では、「スマート家電」のように、身の回りのアイテムを電子的に管理できます。 しかし、それらすべては電気で動くので、より多くの電源プラグや電池が必要になっています。 増大する電力需要に対応するため、イギリスのケンブリッジ大学(University of Cambridge)・生化学科に所属するクリストファー・ハウ氏ら研究チームは、新しい電力源として、藻類である「藍藻(らんそう)」の光合成を使用した小型発電機を開発しました。 藍藻の光合成だけで、マイクロプロセッサ(コンピュータで演算・制御を行うチップ)に半年以上電力を供給できます。 研究の詳細は、2022年5月12日付の科学誌『Energy & Environmental Science』に掲載されました。 Algae-powered computing: scientists create reliable and renewable

                                          「藍藻の光合成だけ」で半年以上コンピュータを動かすことに成功! - ナゾロジー
                                        • 人工光合成効率がついに1.5%、東芝が金ナノ触媒で実現:日経エレクトロニクスDigital

                                          東芝は、水(H2O)と二酸化炭素(CO2)、太陽光を利用して有機物を作り出す、植物の光合成を模倣した「人工光合成」システムを試作した。生成した一酸化炭素(CO)が持つエネルギーを、入射光のエネルギーで割った変換効率は1.5%と高い。植物の中でも効率が高い藻類の光合成に匹敵する値だという。例えば、養殖環境で育てたクロレラのエネルギー変換効率は2%ほどとする注1)。 人工光合成は、温室効果があるCO2を削減しつつ、エネルギー源や材料になる有機物を獲得できるため、国内外で研究プロジェクトが進められている。 例えば、2014〜2021年度で116億円が投じられる予定のNEDOのプロジェクト「二酸化炭素原料化基幹化学品製造プロセス技術開発」で、人工光合成の研究が実施されている。米国では、2010〜2015年で1億2200万米ドルを投じる予定の「Joint Center for Artificial

                                            人工光合成効率がついに1.5%、東芝が金ナノ触媒で実現:日経エレクトロニクスDigital
                                          • ご飯を食べるのが面倒くさいです。どうやったら光合成ができますか?

                                            ご飯を食べるのが面倒くさいです。どうやったら光合成ができますか?

                                            • 微生物を体内に取り込んで光合成させることで窒息した状態から生命活動を回復できるという衝撃の研究結果が発表される

                                              脊椎動物の生命活動を支える脳には酸素が欠かせないため、重度の低酸素環境に置かれて窒息した生物は、神経活動を停止してしまいます。ドイツのルートヴィヒ・マクシミリアン大学の研究チームが2021年10月に公開した論文では、窒息により神経活動が完全に停止したオタマジャクシの脳に藻類を注入することで、脳内に酸素が生成されて神経活動を再開し「生き返った」ことが発表されました。 Green oxygen power plants in the brain rescue neuronal activity https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(21)01126-3 Injecting Algae Into Suffocated Tadpoles Brings Their Brain Cells Back to Life https://www.

                                                微生物を体内に取り込んで光合成させることで窒息した状態から生命活動を回復できるという衝撃の研究結果が発表される
                                              • 自然界の10倍の効率で光合成を行ってアルコールを生成する「バイオニック・リーフ」が開発される

                                                By Oregon Department of Transportation 植物が葉緑素(クロロフィル)を使い、二酸化炭素を吸収して酸素を大気に放出していることは非常によく知られている現象ですが、この仕組みに化学による力を加えることで、従来の10倍もの効率で光合成を行い、燃料として使えるアルコールを生成する「バイオニック・リーフ(生体科学の葉)」が開発されています。 New "Bionic" Leaf Is Roughly 10 Times More Efficient Than Natural Photosynthesis - Scientific American http://www.scientificamerican.com/article/new-bionic-leaf-is-roughly-10-times-more-efficient-than-natural-photo

                                                  自然界の10倍の効率で光合成を行ってアルコールを生成する「バイオニック・リーフ」が開発される
                                                • 光合成をやめた植物3種の種子の運び手をカマドウマと特定 | 神戸大学ニュースサイト

                                                  神戸大学大学院理学研究科の末次健司特命講師は、ギンリョウソウ、キバナノショウキランおよびキヨスミウツボという光合成をやめた寄生植物3種が、カマドウマという直翅目(バッタの仲間)の昆虫に種子を運んでもらっていることを明らかにしました。 寄生植物の種子は非常に小さく、埃のように風で舞うことで散布されると考えられてきました。しかし、寄生植物の中でも光合成をやめた植物の生育環境は日光の届かない暗い林床であり、風通しが非常に悪いため、風に種子散布を頼るのはあまりに非効率的です。そこで今回、ギンリョウソウ、キバナノショウキランおよびキヨスミウツボの種子散布方法を調査し、主な種子の運び手をカマドウマと特定しました。地上で生活する哺乳類がいる地域において、バッタの仲間に種子散布を託す例の発見はこれが世界で初めてのものです。 本研究成果は、11月10日に国際誌「New Phytologist」にオンライン掲

                                                    光合成をやめた植物3種の種子の運び手をカマドウマと特定 | 神戸大学ニュースサイト
                                                  • ついに発見された光合成植物の脊椎動物細胞内での共生 | 5号館を出て

                                                    私が良く学生に出す質問のひとつに、無脊椎動物ではたくさん光合成植物を細胞内共生させて光合成の恩恵にあずかっているものがいるのに、なぜ脊椎動物ではそれが発見されていないのか、というものがあります。今まで発見されていないのだから、非常に稀なことは間違いないとしても、実は脊椎動物ではなんらかの共生できない理由があるのかもしれないということを考えてもらいたいという問題です。 ところがなんと本日発表になったPNASのオンライン早版には、その「常識」が打ち破られる論文が出ていました。サンショウウオ(spotted salamander (Ambystoma maculatum))の細胞の中で光合成する緑藻(green algae (“Oophila amblystomatis”)です。 Published online before print April 4, 2011, doi: 10.1073/

                                                      ついに発見された光合成植物の脊椎動物細胞内での共生 | 5号館を出て
                                                    • まるでSFのような電気エネルギーで生きる「電気合成」微生物の存在を初めて特定、光合成や化学合成に続く第3の合成

                                                      電気エネルギーを直接利用して生きる微生物を初めて特定し、その代謝反応の検出に成功したことを東京大学 理化学研究所の共同研究チームが発表しました。二酸化炭素から栄養分を作り出す方法としては、太陽光をエネルギーとして二酸化炭素からデンプンを合成する「光合成」、そして太陽光が届かない環境で水素や硫黄などの化学物質のエネルギーを利用する「化学合成」の2つが知られていたわけですが、今回の発見によって新たに「電気合成」可能な微生物が存在することが確認され、その代謝メカニズムの一端が明らかとなっています。 電気で生きる微生物を初めて特定 | 理化学研究所 http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150925_1/ KAKEN - 深海熱水海底発電と電気合成微生物群集の存在証明(24244091) https://kaken.nii.ac.jp/d/p/24244091.j

                                                        まるでSFのような電気エネルギーで生きる「電気合成」微生物の存在を初めて特定、光合成や化学合成に続く第3の合成
                                                      • 新種:光合成しない植物 鹿児島・屋久島で発見 神戸大 | 毎日新聞

                                                        屋久島で発見されたホンゴウソウ科の新種の「ヤクシマソウ」。右上が雄花、その他は雌花=神戸大大学院理学研究科の末次健司特命講師撮影 神戸大大学院理学研究科の末次健司特命講師(生態学)らの研究グループは19日、鹿児島県の屋久島で新種のホンゴウソウ科植物を発見したと発表した。「ヤクシマソウ」と命名し、漢方製剤大手のツムラ(東京都)が20日発行した植物研究雑誌「ザ・ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ボタニー」に掲載された。 末次氏は昨年10月、屋久島の低地照葉樹…

                                                          新種:光合成しない植物 鹿児島・屋久島で発見 神戸大 | 毎日新聞
                                                        • オタマジャクシに植物を注入、光合成を利用し脳に酸素を送ることに成功 : カラパイア

                                                          これはSFの話ではない。半分植物で半分動物の生物が人間の手によって誕生したようだ。 我々動物は大気や水中から呼吸により酸素を体内に取り込むことで生命活動を維持しているが、一方植物は光合成によって酸素を放出する。 ドイツの研究グループは、植物の持つ光合成の力を利用して、オタマジャクシの心臓から藻類を注入し、脳に酸素を与えることに成功したそうだ。 将来的には、酸素が乏しい水中や高地でかかる病気の治療や、研究用の組織やオルガノイドに酸素を供給する手段として利用できる可能性があるとのことだ。

                                                            オタマジャクシに植物を注入、光合成を利用し脳に酸素を送ることに成功 : カラパイア
                                                          • ◆二酸化炭素からペットボトルを作る! 人工光合成の新機軸: サラリーマン大家の太陽光発電日記

                                                            先日、人工光合成の新機軸、二酸化炭素からペットボトルを作れるか、との記事が出てました。究極ですね! ----- 人工光合成の新機軸、二酸化炭素からペットボトルを作れるか ITmedia http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/04/news042.html 人工光合成の目的は、二酸化炭素と水から有用な化合物を作り出すこと。研究目的は大きく2つある。1つは高い効率。もう1つは狙った物質を作ることだ。東芝は2個の炭素原子を含む有用物質を作る実験に成功。太陽電池から得た電力を用いて、二酸化炭素と水からペットボトルの原料物質を合成した。 年々、大気中の濃度が高まっていく二酸化炭素。2016年には濃度が400ppm(0.4%)を超えてしまった。 二酸化炭素には地球温暖化を促進する作用があるため、各国がさまざまな対策を進めている。2016年1

                                                            • このままでは暑すぎて植物が光合成できなくなり世界の熱帯雨林が消滅する

                                                              記録的な猛暑により連日熱中症警戒アラートが発令されるなど、地球の暑さが人間の限界に達しつつあることが肌で感じられるようになりました。さらに、気候変動により植物の葉が光合成できないほど熱くなり、最終的に世界の熱帯林が崩壊する危険性があるとの論文が、科学誌・Natureに掲載に掲載されました。 Tropical forests are approaching critical temperature thresholds | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-06391-z Tropical forests may be approaching a critical high-temperature threshold - University of Plymouth https://www.plymouth.ac.uk/news/tropic

                                                                このままでは暑すぎて植物が光合成できなくなり世界の熱帯雨林が消滅する
                                                              • 新属新種の「光合成をやめた植物」発見という約1世紀ぶりの快挙!研究者さん本人による「何がすごい?どんな植物?」が好奇心で胸踊る

                                                                末次 健司 @tugutuguk 光合成をやめた植物(菌従属栄養植物、腐生植物、寄生植物)研究者。神戸大学理学部教授(兼・高等学術研究院卓越教授)。専門は、植物、昆虫やキノコの自然史(生態や進化)。変わった生物に心惹かれますが、特にラン科植物が大好き。学生さん、学振応募者や共同研究者を募集中。自身初の単著の書籍『「植物」をやめた植物たち』好評発売中! sites.google.com/site/suetsuguj… 末次 健司 @tugutuguk 約1世紀ぶりの快挙! 新属新種の光合成をやめた植物を発表しました。その名もムジナノショクダイ(狢の燭台)!発見と同時に新属と認識され、現在もその属名が認められている日本産の維管束植物は1930年にまでさかのぼり、今回の成果は世紀の発見といえると思います!doi.org/10.1007/s10265… pic.twitter.com/khMC13

                                                                  新属新種の「光合成をやめた植物」発見という約1世紀ぶりの快挙!研究者さん本人による「何がすごい?どんな植物?」が好奇心で胸踊る
                                                                • 人工光合成が可能に? 可視光での量子収率およそ90%、リン酸銀の画期的な酸化特性を発見 物材研 実現に大きく一歩前進 « NODE 科学、技術、サブカル ニュース

                                                                  人工光合成が可能に? 可視光での量子収率およそ90%、リン酸銀の画期的な酸化特性を発見 物材研 実現に大きく一歩前進 人工光合成の実現に大きく一歩前進 高活性光触媒材料を発見 – プレスリリース | NIMS. 独立行政法人物質・材料研究機構の光触媒材料センターは、「リン酸銀(Ag3PO4)」が可視光照射下で極めて高い酸化力を発揮する光触媒材料であることを発見した。Nature Materials誌電子版に掲載された。 光触媒材料センターは、リン酸銀の画期的な酸化特性を、水分解による酸素発生試験とメチレンブルーの分解試験により見いだした。酸素発生試験では、他の可視光応答型光触媒の効率を遙かに凌ぎ、しかも,可視光照射下での量子収率は、およそ90%と驚異的な値を示した。同様に、メチレンブルー分解試験においても、光酸化性能が極めて高かったという。 常温で太陽光エネルギーのみを利用して起こり、環境

                                                                  • 光合成する微生物を地下深くで発見、定説覆す | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

                                                                    スペインのリオ・ティント川地域の環境。火星に似ていることから、この厳しい環境で生存する生物を研究し、地球外生命体の可能性を探る研究者は多い。(PHOTOGRAPH BY WESTEND61, GETTY) スペイン南西部のイベリア黄鉄鉱ベルト地帯は、まるでエイリアン映画のセットのようだ。鉄を豊富に含んだ大地にさび色の湖が点在し、スペイン語で「赤い川」という意味のリオ・ティント川が、暗い色の岩石の間を縫いながら鮮やかな赤色に輝いている。だが、その足元にはさらに奇妙な世界が広がっていた。 この黄鉄鉱ベルトでボーリング調査を行い、岩石コアサンプルを取り出したところ、太陽の光も届かず、水や栄養も乏しい地下600メートル付近でシアノバクテリアが大量に見つかり、研究者らを驚かせた。シアノバクテリアは環境適応力が高く、地球上のあらゆる場所で見つかっているが、これまで太陽光がなければ生きられないと考えられ

                                                                      光合成する微生物を地下深くで発見、定説覆す | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
                                                                    • 光合成にまつわる100年以上の「謎」、水から酸素ができる瞬間の観察に成功…岡山大など研究チーム

                                                                      【読売新聞】 植物の光合成のうち解明が最も難しかった、水から酸素ができる反応の一端を捉えることに成功したと、岡山大などの研究チームが発表した。X線自由電子レーザー施設「 SACLA ( サクラ ) 」(兵庫県佐用町)の強力なX線をご

                                                                        光合成にまつわる100年以上の「謎」、水から酸素ができる瞬間の観察に成功…岡山大など研究チーム
                                                                      • MITが光合成も可能な人工葉の開発に成功

                                                                        新エネルギー源としても注目されそうです! MIT(マサチューセッツ工科大)が研究室内で人工的に光合成を成功させました。今回の光合成に使用したのは、もちろん太陽光、それとシリコンと薬品で作った人工葉っぱなのです。この人工葉っぱは自然の葉っぱと同じように太陽光と水からエネルギーを作ることができるのです。 現在この技術はまだ研究所内に限られたことですし、効率化をはかるためにはまだまだ開発が必要です。が、これはかなり大きな可能性を秘めた技術進歩です! 人工で作った葉っぱから電力を供給することができたら...。今注目の新エネルギーの1つとして更なる開発が期待されています。 [PopSci] そうこ(Sam Biddle 米版)

                                                                          MITが光合成も可能な人工葉の開発に成功
                                                                        • 人類の夢!「人工光合成」研究が加速:日経ビジネスオンライン

                                                                          山田 久美 科学技術ジャーナリスト 早稲田大学教育学部数学科出身。都市銀行システム開発部を経て現職。2005年3月、東京理科大学大学院修了(技術経営修士)。サイエンス&テクノロジー、技術経営関連の記事を中心に執筆活動を行っている。 この著者の記事を見る

                                                                            人類の夢!「人工光合成」研究が加速:日経ビジネスオンライン
                                                                          • 大阪市立大学 - 光合成酸素発生の謎を解明-神谷信夫教授(複合先端研究機構)らの研究成果がネイチャー誌に掲載

                                                                            「人工光合成への足がかりへ!」 大阪市立大学・複合先端研究機構の神谷信夫教授(物質分子系専攻)と岡山大学大学院自然科学研究科の沈建仁教授(バイオサイエンス専攻)らの研究グループは、光合成において光エネルギーを利用し、水を分解して酸素を発生させる反応の謎を解明しました。太陽の光エネルギーを生物が利用可能な化学エネルギーに変換する機構を解明し、地球の環境問題、エネルギー問題、食料問題の解決に貢献する画期的な成果といえます。本研究の成果は、米国東部時間4月17日13時発行の英国雑誌「Nature」オンライン版にResearch Articleとして掲載されています。 発表雑誌 発表雑誌:Nature 論文名: " Crystal structure of oxygen-evolving photosystem II at a resolution of 1.9 Å " 「酸素発生光化学系I

                                                                            • 人工光合成、近づく実用化 三菱ケミなど大規模実証成功: 日本経済新聞

                                                                              水と二酸化炭素(CO2)、太陽光を使って化学原料をつくる「人工光合成」の研究で実用化に向けた成果が相次いでいる。植物のようにでんぷんをつくるのはまだ難しいが、前段階の水素の製造では三菱ケミカルなどが大規模実証に成功した。人工光合成の研究開発で日本は世界の先頭を走る。実現に向け、コスト低減などの課題を解決できるかが焦点になる。同社や富士フイルムなどで構成する「人工光合成化学プロセス技術研究組合」

                                                                                人工光合成、近づく実用化 三菱ケミなど大規模実証成功: 日本経済新聞
                                                                              • 日光浴?光合成?はたまた日光消毒?お日様の持つ力とミスドのヴィタメールコラボドーナツおかわり

                                                                                【セブンイレブン】 ふわっとどら つぶあん&ホイップ 北海道十勝産小豆使用、最高どら焼きでしょうを贈呈したい。

                                                                                  日光浴?光合成?はたまた日光消毒?お日様の持つ力とミスドのヴィタメールコラボドーナツおかわり
                                                                                • 根岸さん 人工光合成に挑戦へ NHKニュース

                                                                                  根岸さん 人工光合成に挑戦へ 1月2日 19時18分 ノーベル化学賞を受賞した根岸英一さんが、地球温暖化の解決に向けて、国内の研究者およそ120人と研究プロジェクトを立ち上げ、二酸化炭素から資源や食料を作り出す、いわば「人工光合成」の実現に挑むことになりました。 根岸英一さんが、去年ノーベル化学賞を受賞した「クロスカップリング反応」は、特殊な金属の触媒を使って有機物どうしを結びつけるのが特徴で、この触媒はこれまで液晶テレビや医薬品などの開発に利用されてきました。根岸さんは、こうした金属の触媒を使って、地球温暖化の解決に挑む研究プロジェクトを新たに立ち上げることになりました。具体的には、金属の触媒を使って二酸化炭素からコメや麦のような食料やバイオエタノールのような燃料を作り出す、「人工的な光合成」とも言える新しい化学反応の発見を目指すということです。プロジェクトには、東京大学や京都大学など国