経営するのは企業だけだと思い込むのは無知と傲慢のなせる業だ。学校経営、病院経営、家庭経営・・・・・・はどこに消えたのか。むしろ世の中に経営が不足していることこそが問題なのである。現代の学校や病院や家庭が不合理の塊なのは誰もが知っていることではないか。 (岩尾俊兵『世界は経営でできている』講談社現代新書、2024) こんばんは。私の本棚にある近内悠太さんの『世界は贈与でできている』には、著者のサインが入っていて、そこにはラテン語で「Credo quia absurdum」と書かれています。意味は、 不合理ゆえにわれ信ず。 世界は贈与でできている(2024.5.12) 夢うつつの状態がまだつづいているんだろうか、それとも現実なんだろうか。合理的に考えれば、あり得ない。でも、不合理ゆえに信じてみようかな。詳細は省きますが、最近、そんなふうに思うことがありました。 不合理ゆえにわれ信ず。 信じよう