ハンガリーのパクシュ原子力発電所の内部(2003年4月25日撮影、資料写真)。(c)PETER G. KISS / AFP 【8月27日 AFP】ハンガリーは26日、ロシア国営原子力企業ロスアトム(Rosatom)による原子炉2基の新設計画について、規制当局が25日に承認したことを受け、数週間以内に着工する方針を発表した。契約は2014年に結ばれたが、承認は何度も先送りにされていた。 首都ブダペスト南方にある同国唯一の原子力発電所、パクシュ(Paks)原発に出力1200メガワットの原子炉を2基建設。既に4基が稼働している同原発の発電容量を倍以上に増強する。 同原発は旧ソ連時代の技術で1980年代に建設され、国内の電力需要の約40%を賄っている。 ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル(Peter Szijjarto)外務貿易相は「大きな一歩であり、重要な節目となる」とフェイスブック(Face