土のうで囲われた穴の付近を視察する委員ら=愛知県豊田市の明治用水頭首工で2022年6月2日午前10時58分、酒井志帆撮影 愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」の大規模漏水で、東海農政局は2日、原因究明や復旧対策を検討する委員会の初会合を開いた。三重大名誉教授の石黒覚委員長は会合後、漏水の原因となった川底の穴について「(頭首工下部の地中に水の通り道ができる)パイピング現象が発生したと推定される」と指摘。「頭首工は造成から60年以上が経過し、経年変化を無視するわけにはいかない印象を持っている」と述べ、頭首工の劣化が同現象を招いた可能性に言及した。 漏水を巡っては、頭首工の上流と下流部の川底にそれぞれ穴が見つかっている。委員会のメンバーは会合に先立って現場を視察したが、石黒委員長は漏水箇所を見た感想について「左岸下流部に、かなりの流出土砂がたまっている」と語り、パイピング現象
ランダムっぽいパターンのタイルやブロックって、どうやって貼っているのかなーと気になっていた。 設計図はあるのか。ないとしたら現場の裁量でランダムに貼っているのか。自分でも仮想的に貼ってみて調べることにした。 タイルのパターンが気になる こういう模様のパターンってあると思うんです。 歩道のブロックのパターン 例えば歩道で、いろんな色のブロックがランダムっぽく貼られてるやつ。 家の壁のタイルにもある 壁のタイルにも何種類かの色が混ざってるものがある。こういうのってどうやって貼ってるかなーというのが以前から気になっていた。 まず、模様の設計図はあるんだろうか。でも見る限り決まったパターンはなさそうだし、設計図があるようには見えない。とすると、現場で作業する人の裁量で貼ってるんだろうか。 こういうのとかも もしそうだとしても、現場に運ばれるそれぞれの色のタイルの枚数は決まっているだろう。であれば、
昨年末に福井県の南越前町にある今庄(いまじょう)というところに行ってきた。その帰り際、滋賀県北端の「近江塩津(おうみしおつ)駅」において乗り換えの待ち時間が発生した。 やることがなく手持無沙汰な時間……と思いきや、駅構内の地下通路に這わされたパイプが素晴らしい味わいを醸しており、それらを眺めているだけであっという間に乗り換え時間が来たのであった。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:東海道線から見える"気になる岩”を見にいった > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 北陸道の宿場町「今庄宿」を見にいった 今
海中で土木作業などを行う潜水士たちの負担を減らそうと、大学や青森県八戸市の企業などが開発を進めている、水中用の「パワーアシストスーツ」の実証実験が行われました。 これは法政大学理工学部や、八戸市の港湾土木会社と潜水会社が共同で開発を進めていて、岩手県洋野町で行われた実証実験には、関係者13人が参加しました。 試作機のスーツは、両腕に装着する形で、それぞれにゴム製のチューブが2本ずつ取り付けられ、そこに空気を送り込み膨張や収縮する際の力を利用して、重いものを持ち上げるのをサポートします。 両腕にスーツを装着した潜水士は、深さ5メートルのプールの中でおよそ50キロのおもりを持ち上げたり、およそ100キロのおもりを転がしたりして、スーツの動き具合などを確認していきました。 スーツを装着した潜水士の佐々木雄治さんは「通常よりも少ない力で作業できたように感じた。体に固定する部分を改良することで、さら
1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:運航休止の宇野港⇔高松港フェリーに乗る > 個人サイト オカモトラボ 日本最大の「ろう石」鉱床 今回、岡山県と兵庫県の県境近くにある三石(みついし)という地域へ向かう。 岡山県と兵庫県の県境は峠になっているので長い長い坂道になっている。 地図だとこのへん。 この一体は古くから日本最大の「ろう石」鉱床を有する地域なのだ。 ろう石とは、一般的には溶鉱炉や陶芸窯などに使われる耐火煉瓦の原料として使われる石だ。また、ものによっては、食器や洗面台やトイレの便器など陶磁器の材料にも使われている。 兵庫県へ向かう国道沿いに土橋(つちはし)鉱山がある。 土橋鉱山の敷地はこんな感じ。 人影は見えないが乗用車が何台も止まっていて、ここが現
北海道新幹線の札幌延伸に向けたニセコ町のトンネル工事で、建設会社の「熊谷組」など4社で作るグループが、コンクリートの強度を確認する試験を所定どおり実施したと、うその報告をしていたことが分かりました。 熊谷組などによりますと、北海道新幹線の羊蹄トンネル有島工区の工事で、去年からことしにかけて、コンクリートの強度を確認する試験として、土台などに流し込む前後に水分量を測定すべきところを流し込む前しか行わず、固まる前の状態をトンネルのブロックごとに3か所で測定すべきところを1か所しか行わなかったのに、所定のとおり実施したと、うその報告をしたということです。 先月、「鉄道・運輸機構」の担当者が工事現場に立ち会い、うその報告に気付いたということで、熊谷組は理由について「試験を担当する外部の試験員の数が足りなかったため」と説明し、「再発防止策を講じるとともに、コンプライアンス教育を再徹底し、信用・信頼の
東京 調布市で道路の陥没や地下の空洞が見つかった問題で、地下のトンネル工事の影響で緩んだ地盤を補修するため、トンネルの真上にある住宅の解体工事が25日から始まります。 調布市の住宅街ではおととし10月以降、道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかり、地下深くで行われていた「東京外かく環状道路」の掘削工事を行っていた東日本高速道路などはトンネルの真上の幅およそ16メートル、長さ220メートル、深さ最大およそ50メートルの範囲について、緩んだ地盤の補修を行う方針です。 東日本高速道路などは対象となる範囲の住宅の一時的な移転や買い取りを進めていて、25日から解体工事を始める予定です。 住宅の解体後、特殊な機械を使って土を固める材料を地中に注入し、地盤の強度を高める計画ですが、現時点では作業の開始時期については見通しが立っていないとしています。 一方、東日本高速道路などは1年余り中断していた「外環道
同じ街でも専門家と歩くと見方が変わる。今回は街の石材を見分ける西本昌司さんと石を見ながら二子玉川駅周辺を歩いた。 とはいえ、石である。地学の授業のことなど何も思い出せない自分におもしろがれるのだろうかと心配したが、今や知識のわんこそばにお腹がはちきれんばかり。 私達の生活は、こんなにもマグマやサンゴ礁が固まったものに囲まれていた! すでに石の上を歩いていた 西本昌司さんと歩くのは東急田園都市線の二子玉川駅周辺。ここから商業施設RISEにある二子玉川 蔦屋家電に行く予定なのだが、駅前で待ち合わせるとすぐに足は石に向かう一行だった。 西本「この辺も石ですからね。全部石ですからね。まあ薄いですから。多分2、3センチぐらいが多いと思うんですよね」 ふだん何気なく歩いている場所も薄い石の上を歩いているのだった。石か石じゃないか意識して歩くだけで街の風景が早くも変わる。 西本昌司さん(右)は名古屋市科
人は誰しもインディ・ジョーンズである。 心の奥にあるアドベンチャー欲を押し殺しながら、日々生活している。 今回、そんな冒険心をほどよく満たせる場所を見つけたので紹介したい。 東京から日帰りできる神奈川県真鶴町に、波しぶきを浴びる江戸時代の採石場があるのだ。 その名は「番場浦磯丁場遺跡」 神奈川県真鶴半島の海辺にある採石場跡だ 岩肌をつたいながら、ダイナミックかつ歴史ある景観が楽しめる場所である。 ゴツゴツした磯に、長方形に切り取られた穴が多数残る 打ち寄せる大自然のすぐそばに、こんな人工的空間が広がっている かなり大掛かりな採石をしたのだろう。 では、ここで切り出された石はどこで使われたのか? 江戸城の巨大な石垣に使われたそうだ 江戸城とは現在の皇居を中心とする、全国の大名を動員して作られた日本最大の城郭である。 真鶴岬の突端から始まり、なかなかスケールの大きな話になりそうだ。 なぜ、こん
北海道新幹線の札幌延伸に向けた羊蹄(ようてい)トンネルの建設工事で、シールド機が岩塊にぶつかり、2021年7月から掘削を中断していることが分かった。22年3月上旬から岩塊を取り除く工事に着手する。除去が完了するまで1年半以上かかる見通しだ。建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が22年2月8日に発表した。 岩塊が見つかったのは、北海道の倶知安(くっちゃん)町とニセコ町にまたがる全長9750mの羊蹄トンネルのうち、札幌側の比羅夫(ひらふ)工区(延長5569m)内。坑口から3468mの地点で、岩塊が掘削方向に約15m先まで塞いでいた。 鉄道・運輸機構の広報担当者は「トンネル工事の事前調査では、岩塊を見つけられなかった。岩塊の強度は1mm2当たり150Nを超えており、シールド機で壊せないほど硬かった」と説明する。 比羅夫工区は、奥村組・日本国土開発・札建工業・山田組JVが16
道路のアスファルトにも、夏でも熱くならないやつとかいろんな種類があるときいた。それは見て分かるのだろうか。というか分かるようになりたい。専門家に聞いた。 密粒度アスファルトってなんだ 以前、「この写真の景色の中で名前を知っているものがあれば教えてください」と呼びかけたところ、景色がたちまち名前で埋まったという経験をしたことがある。 この景色が・・ こうなった(一部を拡大)。 ただの「車」に見えていたものはじつは「トヨタシエンタ2代目」であり、「植栽」だと思っていたものは「アベリア」だと教えてもらった。街の解像度が上がるような体験だった。 それは道路についてもそうだった。今まで「アスファルト」だと思っていたものは、実は「密粒度アスファルト混合物(ポリマー改質Ⅱ型)」だと教えてもらったのだ。まじで。アスファルトにも種類があるのか。 それなら見た目で分かるようになりたい、とつねづね思っていた。
変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:琵琶湖を散歩させたい > 個人サイト 海底クラブ たくさんの橋がある さいわい私の暮らす京都市には南北に賀茂川という大きな川が流れていて、気軽に見に行ける橋には事欠くことがない。 あらためて見るとすごくたくさんの橋が架かっている。 橋と橋の間は長いところでも800m、短いところで200mしか離れていない。自転車でさっさと移動して橋の写真だけ集めてもいいのだが、せっかくなので餌をとる鳥や河原で珍妙な楽器を鳴らす人を見ながら歩くのがよさそうだ。 スタート地点は高野川と賀茂川が合流する出町柳。 改装中の河合橋(かわいばし) 1本目の橋は、出町柳駅の目と鼻の先にある河合橋。 現在歩道を広げるために改修中で全貌は見れないのだが、これは逆に言えば数十年に一度の改修中の姿を見
みつごご @mitsugogo <能登町水道復旧状況> 4/10の情報に更新されました town.noto.lg.jp/open/info/0000… 通水 5,826戸/6,220戸(+26戸) 通水率 93.67% 以下、新たに水が出るようになったエリア ■宇出津地区 ・平体の全域 ■瑞穂地区(全域解消) ・町の全域 ■上町地区(全域解消) ・合鹿の全域 ▼以下の地域は家屋倒壊や道路決壊による断水。復旧次第解消予定 ・音羽町の一部(宇出津) ・四明ヶ丘の一部(宇出津) ・浜町の一部(松波) ・白山町の一部(松波) 2024-04-11 21:43:16 みつごご @mitsugogo <能登町水道復旧状況> 4/11の情報に更新されました town.noto.lg.jp/open/info/0000… 通水 5,851戸/6,220戸(+25戸) 通水率 94.07% 以下、新たに水が
川辺川ダムがあれば、2020年7月4日の球磨川の氾濫が防げたかどうか検証してみます。 川辺川ダムがあれば、川辺川起因の洪水は防げた? 以下をもとに、計算しています。 ・川辺川ダムを計画していた場所に近い場所には、四浦(ようら)水位観測所がある。 ・川辺川と球磨川が合流した下流に人吉水位観測所がある。 ・四浦水位観測所と人吉水位観測所の距離は約20kmある。 ⇒水流は10kmと仮定すると、川辺川ダムで堰き止めた影響は2時間後に人吉観測所に現れる。 ・2020/07/04 07:30(水位5.07m) の後に人吉観測所は、欠測となっているので、 四浦では、2時間前の 05:30(水位8.26m)の水位を維持できれば、川辺川が原因で氾濫することは無いと言える。 ・四浦は、2020/07/04 10:20に8.26m以下(8.19m)の水位となっている。 ⇒05:30~10:20で、水位8.26m
岡山市が造成した県道の擁壁が不安定だった問題で、ミスがあった構造計算は、市の担当者が建設コンサルタント会社に口頭で指示した契約外の業務だったことが分かった。無償で行わせた業務なので同社の責任を問えず、市の費用負担で補強工事を実施した。 市は2023年1月30日、当時の担当職員とその上司ら5人を減給などの懲戒処分にしたと発表した。土木工事の設計ミスで職員が懲戒処分を受けるのは、岡山市では初めて。 問題があったのは、市が19~20年度に実施した県道玉柏野々口線災害復旧事業だ。1級河川の旭川沿いに延長18.5mにわたり高さ7mまたは9mのもたれ式擁壁を構築し、県道の山側に重力式擁壁を設けた。 その後、会計検査院の調査でもたれ式擁壁に構造計算の誤りがあると判明。安全率や設計水平震度、残留水圧などの設定を間違っていた。擁壁の安全性に問題があるため、21年3月に県道を通行止めにした。 構造計算は、市が
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全国に9697か所。 各地の川に架けられた管理者がはっきりしない橋の数です。 許可を得ずに勝手に架けられた“勝手橋”。 木製の簡易なものから、コンクリート製の頑丈な橋までその種類も様々。 買い物や通学にと、地元の人たちの生活に欠かせないものもある一方で、浸水被害や事故が実際に起きていて、安全性を不安視する声も聞かれます。 この“勝手橋”の実態に迫りました。 (光成壮、松原圭佑) 生活に欠かせない“みんなの橋” 紫式部ゆかりの寺として知られる大津市の石山寺。 そこから700メートルほど離れた住宅地にその橋はありました。 多羅川に架かる長さおよそ10メートルのコンクリート製の橋。 幅は人が1人通れるほどしかありませんが、落下を防ぐための金属の欄干もあります。 近くのスーパーと川の反対側にある住宅地を最短距離で結んでいます。 取材した日も、スーパーの客や、散歩をする人、近くの小学校の児童たちが頻
まとめ 「関東平野は家康が水系を変え繁栄、というけどそういう他の都市あるの?」→歴史上の都市干拓・治水事業について色々 ことしの大型台風と水害を経て、あらためて歴史的な治水に関して考える機会が多くなりましたね。都市が平地に作られ、水需要も多い以上、川との付き合い方は必然的なものになるのかもしれません。 38678 pv 75 7 users 9 まとめ 家康と関東移封~ライバル封じ込めか、信頼できる部下を東国の要にしたのか?/そして「江戸改造」と利根川 6/19のNHK大河ドラマ「真田丸」で北条が滅亡、今後家康は根を張った東海・中部地方から関東に移り、江戸を築きます。そして直木賞候補に「家康、江戸を建てる」が選ばれました。自分も少しシビライぜーション脳、シムシティ脳なので、英雄たちの「都市建設」にも興味があり、特に利根川を東に動かすってスゲーと思ってはいましたが、詳細はしらないので、この機
建設業界がゲーム対戦競技「eスポーツ」のプレーヤーに熱視線を送っている。ジョイスティックなどゲームコントローラーの高度な操作技術が、油圧ショベルやクレーンなど建設機械の遠隔操作に生かせるとみており、eスポーツプレーヤーを呼び込み、慢性的な若手技能者不足の解消につなげたい考えだ。建設機械の遠隔操作をアピールするイベントも相次いでいる。 「オフィスから建設機械を動かせるようになれば、仕事としてチャレンジすることも考えたい」 東京・六本木で10月26日に初めて開かれた遠隔操作競技会「e建機チャレンジ大会」に参加した佐藤幹太さん(駒沢大学3年)は競技終了後にこう述べ、建設業界に魅力を感じた様子だった。同様に大学のeスポーツサークルから参加した猪股諭吉さん(明治大学2年)も「パワーショベルを動かしたのは初めて。いい経験になった」と話した。 同大会は、一般社団法人の運輸デジタルビジネス協議会(東京都港
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