▶︎あだ名は台詞泥棒 書き直し連発、脚本家に聞くと… ▶︎「台本と違う」「家康凄すぎ」3つの改悪シーン検証 ▶︎「俺が主役」実力者岡田准一出演に難色、見せ場を強奪 ▶︎禁煙控室でアイコス、イス蹴り「あいつを外せ!」 ▶︎有村架純が好きすぎて “300万円静岡ツアー” 強要 今年2月、東京都渋谷区のNHK放送センター。前室(控室)には、番組スタッフやマネージャー、出演者らが待機していた。 「殿、おはようございます」 颯爽と現れたのは、周りから“殿”と呼ばれる男だ。彼は早速、いつものルーティーンを始めた。机の下にあった椅子を蹴って引き寄せ、足を組んだ状態で座る。本来は禁煙にもかかわらず、加熱式タバコのアイコスを片手に共演者らと談笑。前室から喫煙コーナーまではおよそ30歩だが、そこまで足を運ぼうとはしない。 ほどなくして前室にいた一行は撮影のため、106スタジオへ向かう。広さ200坪のスタジオに
今から1000年の昔の日本は、いったいどのような社会だったのか? 天皇や貴族たちの生活は? はたまた、ドラマに登場する紫式部や藤原道長たちはどのような人物だったのか? 時代考証を担当する倉本一宏氏に、最新の研究成果も交えながら解説してもらった。その後編(前編はこちら)。 古記録から見えてくる紫式部、道長、そして晴明の実像は!? ――紫式部はどんな人物だったと思われますか? 私は歴史学者なので本当は専門外なんですけれども、一般的に歌集『紫式部集』から、ある程度少女時代と結婚・出産・夫との死別、つまり第1の人生は復元できるんです。すべてが本当の話じゃないとは思いますが。そして、夫と死別したのちに『源氏物語』と『紫式部日記』を執筆するという、世間でクローズアップされている第2の人生があります。 ですが、私はむしろ『源氏物語』を書き終わった後の人生の方が長いと考えています。これは第3の人生と言うべ
昨日かなり遅ればせながら、大河ドラマ「光る君へ」の第1回を観た。 力の入ったセットや小道具で、それらしい雰囲気が出ていてよかった。大筋で雰囲気が出ているから、細部にあるアナクロニズム(後の時代のものごとが紛れこむ時代錯誤)が、かえっておもしろい。 「光る君へ」の調度品のしくじりを発見。 藤原兼家の後ろの唐屏風に書かれている人物が明らかに清国人w(平安時代だったら宋代か唐代の人物のはずなのに)#光る君へ pic.twitter.com/zwc1jeaayX — 介 (@suke88887) January 7, 2024 視聴前にこのツイートを見ていたから、多少の先入観があったことは否定できない。けれども、過去を描くのにアナクロニズムはつきものだ。無毒なアナクロニズムなら、アナクロニズムとして美味しく楽しめばいい。 第1回は少女時代の紫式部の話。ちなみに「少女時代の紫式部」という表現もアナク
俳優の吉高由里子が主演を務める、大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第3話「謎の男」が21日に放送され、藤原実資役のロバート秋山竜次が登場した。 【写真】その他の写真を見る 秋山が演じる藤原実資は、藤原小野宮流の当主。有職故実(政治や儀式のしきたり)に詳しく学識がある。正義と筋道を重んじると同時に、プライドが高い頑固者でもある。道長にとっては尊敬しつつも煙たい存在。 第3話では、帝の容態は一向に回復しないまま時が過ぎ、実資が「重くはなっておらぬ。されどご回復の兆しもない。あのご様子はただのお疲れではない。どうあってもおかしい」と鋭く気づき、内侍所にて陪膳の女房たちの取り調べを行う。 そのほか、譲位を促され弱気になる天皇を励ます一方で、女房たちからの陰口に落ち込む姿も。視聴者からは「ロバート秋山さん、コントのキャラネタで鍛えた演技力と芝居がかった台詞回しが大変に平
岡田准一(42)が、ジャニーズ事務所から退所する見込みであることが1日、分かった。 【一覧】先月は岸優太…近年の主なジャニーズ事務所退所者 創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題をめぐり同事務所が2度目の会見を開く今日2日、発表されるとみられる。俳優業で活躍し事務所の中心的存在の退所発表となれば、ファンにとって大きな衝撃となる。 ◇ ◇ ◇ 複数の関係者によると、岡田は11月で退所する意向を周囲に伝えているという。NHK大河ドラマ「どうする家康」で織田信長役を演じて話題になるなど、今のジャニーズ事務所でもエース格の1人。28年間在籍した事務所から離れる。 95年にV6としてCDデビューし、三宅健、森田剛とともにComing Century(通称カミセン)の一員としても活動。V6が解散した21年に独立した森田、同事務所元副社長の滝沢秀明氏が設立した新会社TOBEに今年合流した三
NHKの大河ドラマ「光る君へ」の主人公は、“世界最古の長編小説”の著者、紫式部だ。時代を超えて、今もなお世界で読み継がれる物語の書き手は、元祖インフルエンサーと言えるのかもしれない。1980年代から脚本家として第一線で活躍し続け、「光る君へ」の脚本も手掛ける大石静に「書く力」「物語が持つ力」について聞いた。 テレビもソーシャルメディアもなかった時代から、書物や物語は、人々の心を震わせ、ときに社会をも変える力を持っていた。“最古の長編小説”とも称される『源氏物語』の書き手である紫式部をはじめ、古今東西にわたり、文学史上にその名を刻む女性の作家は少なくない。この号のテーマである「影響力を持つ女性」として、物語を紡ぐ女性について伺いたい──そんな思いから取材を申し込んだ大石静は、だが、「書き手としての女性の視点」など考えてみたこともないという。 大石静が脚本を手掛ける大河ドラマ「光る君へ」は、平
NHK大河ドラマ『どうする家康』で主人公・徳川家康を演じる嵐の松本潤(40)が、プロデューサーに指示するなどして、自身が格好良く映るように台本を書き換えていることが、「週刊文春」の取材でわかった。家康の台詞が書き加えられた台本を入手した。 “殿”と呼ばれる松本(ドラマHPより) 自身が格好良く映るように台詞や演出を変更 『どうする家康』の脚本を手掛けるのは、『相棒』(テレビ朝日系)や『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)などで知られる古沢(こさわ)良太氏。今作で描いたのは、従来の家康像とは打って変わり、“か弱きプリンス”が悩みながら戦国乱世を生き抜く姿だ。ドラマは現在、佳境に突入し、天下分け目の決戦・関ヶ原の戦いが近づいている。
年が明けてスタートした『光る君へ』。大石静さんが大河ドラマの脚本を手がけるのは、『功名が辻』以来、18年ぶりとなる。わかっていることの少ない紫式部と平安時代をテーマに、大石さんの描く1000年前の物語が幕を開けた(構成=山田真理 撮影=大河内禎) 本名も不明の人物を題材に 『光る君へ』の放送はまだ始まったばかりですが、この仕事にとりかかってすでに2年半が過ぎました。大河ドラマであってもほかのドラマであっても仕事の厳しさに変わりはないですが、なにしろおよそ50話となると、普通の連続ドラマの5クール分、ぶっ通しで書かなければいけません。 いまは29話目を書き上げたところですけど、最終話を書き上げるまでホッとするときは訪れないでしょうね。 2021年の春ごろにお話をいただき、「紫式部を描く」というテーマを聞いて少し悩みました。平安時代に関する知識は、歴史の授業で学んだ程度。私でもピンとくるような
大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie いよいよ本日 #光る君へ 放送開始です! #吉高由里子 さん(#まひろ/#紫式部役) #柄本佑 さん(#藤原道長役) は、紫式部にゆかりある京都の #上賀茂神社 を訪れました。 ▼番組情報は番組HPをぜひご覧ください! nhk.jp/hikarukimie pic.twitter.com/4veMIUp8bc 2024-01-07 16:22:19 リンク 大河ドラマ「光る君へ」 - NHK 大河ドラマ「光る君へ」 【NHK公式】大河ドラマ「光る君へ」(2024年)。主人公は紫式部(吉高由里子)。 平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性。彼女は藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生
takuhiro (kinosy) @Kino_see 陰陽道と陰陽師の研究をしています。修士(歴史学)。在野で活動。陰陽道研究者の集まる「陰陽道史研究の会」メンバー。 専門は陰陽師・陰陽道史(土御門神道史も含む)/中国地方の晴明伝説・陰陽師伝説。 【分類】宗教史・文化史 【愛好】ルパン三世/007シリーズ/金田一耕助/明智小五郎/時代劇 高等遊民気取り、だが貧乏。 note.com/kinosy takuhiro (kinosy) @Kino_see ちなみに「弾指」は魔除けの方法で『土佐日記』にも出てきます。のちに「魔を払う」が転じて"人に嫌われる、仲間に入れない"を意味する「爪弾き(つまはじき)」の語源に。密教には今も所作としてのこる他、禅宗でも使われます。 #光る君へ pic.twitter.com/ADpOdcMHJn 2024-02-26 01:29:12
リンク お笑いナタリー ロバート秋山が扮する藤原実資の姿公開、大河ドラマ「光る君へ」 1月7日(日)にスタートする大河ドラマ「光る君へ」で、ロバート秋山が藤原実資役を務めるのは既報の通り。このたび扮装写真が公開された。 28 リンク Wikipedia 藤原実資 藤原 実資(ふじわら の さねすけ)は、平安時代の公卿。藤原北家小野宮流、参議・藤原斉敏の四男。 藤原北家嫡流・小野宮流の膨大な家領を継ぎ、有職故実に精通した当代一流の学識人であった。藤原道長が権勢を振るった時代に筋を通した態度を貫き、権貴に阿らぬ人との評価を受けた。最終的に従一位・右大臣に昇り、「賢人右府」と呼ばれた。実資の残した日記『小右記』はこの時代を知る貴重な資料となっている。 祖父・実頼の養子となり、非常に愛されて家領の多くを相続し、小野宮流を継承した。 小野宮流は藤原北家嫡流でありながら、分派 5 users 40
2026年 大河ドラマ制作決定! 主演・仲野太賀 × 作・八津弘幸 × 豊臣秀長 大河ドラマ 豊臣兄弟! 大河ドラマ第65作で描くのは、 戦国時代のど真ん中!! 強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡── 夢と希望の下剋上サクセスストーリーです! 主人公は天下人の弟・豊臣秀長(とよとみ・ひでなが) 歴史にif(もしも)はないものの… 『秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった』 とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で 戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメント! 豊臣秀長 役 (とよとみ・ひでなが) <プロフィール> 1993年東京都出身。2006年俳優デビュー。近年の出演作はドラマでは「あのコの夢を見たんです。」「コントが始まる」「#家族募集します」「初恋の悪魔」「ジャパニーズ・スタイル」「いちばんすきな花」など。映画では『泣く子はいねぇが』『す
大河ドラマ「光る君へ」の第9回「遠くの国」で、その死をもってストーリーから劇的に退場した直秀。生い立ちも何も分からないミステリアスな佇まいと、少女マンガから抜けて出してきたような不器用で精悍なキャラクターで、視聴者の人気を集めました。今回の幕切れに涙したファンも多いことでしょう。彼はどんな思いで道長やまひろと向き合っていたのでしょうか。直秀を演じた毎熊克哉さんに「美術展ナビ」がインタビューしました。あの握りしめた「泥」は、毎熊さんが自分で考えたものでした。(聞き手・美術展ナビ編集班 岡部匡志) 因縁の放免に殺された直秀 Q 鳥辺野(※1)で、仲間たちと共に無惨にうち捨てられた直秀。こぶしに握りしめた泥が強烈な印象を残しました。 A 台本にはないけれど、最後に泥を握りしめて死んでいく事を提案して、認めてもらえました。それを道長がみつけて、泥をはらって、(散楽を象徴する)扇子を持たせてくれまし
2024年の大河ドラマ「光る君へ」。紫式部が主人公となる本作は、平安貴族の世界を描く初めての大河ドラマとなる。「光る君へ」の時代考証を務めるのは、日本古代史・古記録学を専門とする倉本一宏教授(国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学)だ。大河ドラマの見方や、日本古代史研究の魅力、歴史への向き合い方について話を聞いた。(取材・山口智優) 倉本一宏(くらもと・かずひろ)教授(国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学) 89年東大大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。09年より現職。著書に『紫式部と藤原道長』(講談社)、『平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像』(NHK出版)など。 【後編はこちら】 研究者を目指したきっかけや、平安時代の「リアルな歴史」を学ぶことの重要性について聞きました。取材こぼれ話も合わせて掲載しています。 史実とドラマは別物 区別して楽しんで ─
ジュエリーが似合う著名人を表彰する「第31回ジュエリーベストドレッサー賞」の20代部門を受賞した女優の有村架純さん=2020年1月21日、東京都江東区の東京ビッグサイト 徳川家康の正妻、築山殿はどんな人物だったのか。歴史評論家の香原斗志さんは「徳川家の将来を案じた彼女は、息子の信康とともに生き延びる道を模索するため、夫を裏切って武田と内通した。大河ドラマで描かれるような悲劇のヒロインではない」という――。 【この記事の画像を見る】 ■家康と築山殿を不仲に描かない大河ドラマ 徳川家康と正室の築山殿が不仲だったというのは、研究者によって強弱こそあるが、ほぼ共通認識である。元亀元年(1570)、家康が岡崎城(愛知県岡崎市)から浜松城(静岡県浜松市)に拠点を移した際、岡崎にとどまって以来、築山殿は死ぬまで家康と別居生活を送った。そのことからも、不仲だったことは疑う余地がないといわれている。 ところ
大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie 躍動せよ!平安の女たち男たち!主人公は紫式部、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性。光源氏=光る君のストーリーの原動力は秘めた情熱とたぐいまれな想像力、そして一人の男性・藤原道長への想い。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。主演 #吉高由里子 利用規約nhk.jp/rules nhk.jp/hikarukimie 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie 第十五回「おごれる者たち」をご覧いただきありがとうございました。 見逃した方、もう一度見たい方は ぜひ #NHKプラス でご覧ください。 ▼配信ページはこちら plus.nhk.jp/watch/st/g1_20… ※配信期限:4/21(日) 夜8:44 まで ※要ログイン #吉高由里子 #財前直見
今から1000年の昔の日本は、いったいどのような社会だったのか? 天皇や貴族たちの生活は? はたまた、ドラマに登場する紫式部や藤原道長たちはどのような人物だったのか? 時代考証を担当する倉本一宏氏に、最新の研究成果も交えながら解説してもらった(後編はこちら)。 戦もなく、人々が比較的豊かだった平安時代はもっと評価されていい ――「光る君へ」の時代考証を担当することになった経緯を教えてください 2022年5月に「光る君へ」の内田ゆきチーフ・プロデューサーからご連絡をいただき、作品の内容について相談を受けて、それに応えるという日々が続いていたのですが、そのうちにスタッフのみなさんからも相談を受けるようになって、正式に時代考証を担当することになりました。 お引き受けした理由は、平安時代史、当時の政治状況や後こう宮きゅう(天皇のきさきや女官たち)の情勢、人々の生活を、より多くの方に理解してもらえる
2024年の大河ドラマ「光る君へ」。紫式部が主人公となる本作は、平安貴族の世界を描く初めての大河ドラマとなる。「光る君へ」の時代考証を務めるのは、日本古代史・古記録学を専門とする倉本一宏教授(国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学)だ。大河ドラマの見方や、日本古代史研究の魅力、歴史への向き合い方について話を聞いた。(取材・山口智優) 【前編はこちら】 戦争だけが歴史じゃない 2024年大河ドラマ「光る君へ」時代考証・倉本一宏教授インタビュー【前編】 倉本一宏(くらもと・かずひろ)教授(国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学) 89年東大大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。09年より現職。著書に『紫式部と藤原道長』(講談社)、『平安貴族とは何か三つの日記で読む実像』(NHK出版)など。 好きなことに打ち込んだ学生時代 ゼミから開けた将来の道 ──東大ではどのよ
6月25日、NHK大河ドラマ『どうする家康』の第24回「築山へ集え!」が放送された。世帯平均視聴率は10.0%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 家康(松本潤)は、正妻・瀬名(有村架純)が「築山」(瀬名の住む屋敷)に、敵である武田家の重臣らを招いていることを知る。このことが信長(岡田准一)に知られてはまずいと、築山に踏み込んだ。 だが、瀬名は「戦い、奪い合うのではなく与え合う。互いの国が、慈愛の心で結びついて大きな国をつくれば、織田も手出しはできない。そういう国をつくりたい」と、壮大な “謀(はかりごと)” を話す。 それを聞き入れた家康は、武田勝頼(眞栄田郷敦)と手を結ぶが、やがてそれは信長の耳にも入りーーという話が展開された。 「家康が正妻の築山殿(瀬名)と嫡男・信康を死に追い込んだとされるのが、世に言う『築山事件』です。築山殿が武田側と内通していることを、信康の妻である徳姫(ド
リンク 大河ドラマ「光る君へ」 - NHK 大河ドラマ「光る君へ」 【NHK公式】大河ドラマ「光る君へ」(2024年)。主人公は紫式部(吉高由里子)。 平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性。彼女は藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。キャスト相関図・見逃し配信・あらすじ・放送予定など 【キャスト】吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則 【作】大石静(脚本家 1 user 4122 玉置玲央 @reo_tamaoki 大河ドラマ『光る君へ』藤原道兼役/映画『風よあらしよ』村木源次郎役/PARCO STAGE『リア王』エドマンド役/NHKスペシャル 未解決事件 File.10『
久しぶりのブログという感じになってしまい、近況というのもなんだが、今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』を楽しく見ている。藤原道長と紫式部の若き日の秘められた恋といった、ラノベ(ライトノベル)のような展開も面白いが、そこここに『大鏡』や『小右記』などからの史実に『蜻蛉日記』をまぜたりするのも楽しい。これからは『御堂関白記』や『枕草子』もまぜていくだろうと期待が高まる。『源氏物語』を仄めかす趣向も楽しい。『光る君へ』というタイトル自体この趣きもある。今回の大河ドラマを好むのは私だけではなく、令和六年の『源氏物語』ブームといった印象も受ける。が、この『源氏物語』、一千年も昔の物語の反面、現代の反映もあることも興味深い。連想される一番大きな話題は、五年ほど前に発見された写本である。この後続の話はなお興味深い。 発端は五年前、三河吉田藩主・大河内松平家の子孫の実家に源氏物語を書写した写本があるとして、
「違和感を拭えないことが多かった」「途中から見るのをやめた」といった声が、私のもとに届けられる機会が多かった。2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」。実際、全48回の平均世帯視聴率は11.2%と、歴代の大河ドラマのワースト2を記録した。テレビの視聴の仕方が多様化した昨今、視聴者数は視聴率だけでは測れないが、視聴者の関心が高いと思われる時代と人物が描かれたことを考えると、さみしい数字だといわざるをえない。 【写真6枚】於愛を演じた広瀬アリス 妹・すずとの“美脚”ショットも 「違和感」の所在を、私は大別して、以下に集約している。登場人物のキャラクターを単純明快にしすぎたこと。女性の活躍という現代社会における課題を、過去において実現済みのように描いたこと。そして、お涙ちょうだいのメロドラマを優先して歴史のダイナミズムを軽視したこと。その3点である。 こう書くと、「ドラマはドラマであり、史実
大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie 躍動せよ!平安の女たち男たち!主人公は紫式部、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性。光源氏=光る君のストーリーの原動力は秘めた情熱とたぐいまれな想像力、そして一人の男性・藤原道長への想い。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。主演 #吉高由里子 利用規約nhk.jp/rules nhk.jp/hikarukimie 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie ◆◇#光る君へ あらすじ◇◆ 第七回「おかしきことこそ」 公式HPではコラムや歴史解説などのコンテンツもお楽しみいただけます。 あす2月18日(日) [総合] 夜8時00分 [BS・BSP4K] 午後6時00分 [BSP4K] 午後0時15分 #吉高由里子 #柄本佑 #黒木華 #岸谷五朗 #段田安則
数少ない平安大河として注目を集めている「光る君へ」(NHK)がはじまった。 世界的にも有名ながら謎多き紫式部はどんな人物なのか、史実とフィクションを 混ぜ合わせ、ロマンスあり、政治の権謀術策ありと、ドラマティックに描く。 第1回からいきなり、血なまぐさい出来事が起こる。まさに「バイオレンス」。 主人公・まひろ(子役・落井実結子)の母・ちやは(国仲涼子)は実際、こんな酷い目にあったのだろうか。 第1回の試写会のあとに行われた取材会で、脚本家・大石静が「光る君へ」の構想を語った。 前編はコチラ 愛した人のお兄さんは親の仇。そういう悲しい宿命を描こうと ――第1回をご覧になった感想はいかがでしたか。 大石静(以下大石)「第1回は子役パートで、少女時代のまひろに、生意気な文学者の萌芽を感じました。まひろと道長のみならず、花山天皇の子役も、小さな才能ががんばっていました。子役の演出は難しいなか、一歩
徳川家康の正妻、築山殿はどんな人物だったのか。歴史評論家の香原斗志さんは「徳川家の将来を案じた彼女は、息子の信康とともに生き延びる道を模索するため、夫を裏切って武田と内通した。大河ドラマで描かれるような悲劇のヒロインではない」という――。 家康と築山殿を不仲に描かない大河ドラマ 徳川家康と正室の築山殿が不仲だったというのは、研究者によって強弱こそあるが、ほぼ共通認識である。元亀元年(1570)、家康が岡崎城(愛知県岡崎市)から浜松城(静岡県浜松市)に拠点を移した際、岡崎にとどまって以来、築山殿は死ぬまで家康と別居生活を送った。そのことからも、不仲だったことは疑う余地がないといわれている。 ところが、NHK大河ドラマ『どうする家康』を見ているかぎり、この夫婦が不仲だとは微塵も感じられない。家康は築山殿(ドラマでは瀬名)を慕いつづけ、ほんとうは一緒に暮らしたいのだが、岡崎にいる長男の信康の面倒
大河ドラマ「光る君へ」(2024年) @nhk_hikarukimie ◆◇#光る君へ あらすじ◇◆ 第三回「謎の男」 公式HPではコラムや歴史解説などのコンテンツもお楽しみいただけます。 あす1月21日(日) [総合] 夜8時00分 [BS・BSP4K] 午後6時00分 [BSP4K] 午後0時15分 #吉高由里子 #柄本佑 #黒木華 #岸谷五朗 #段田安則 ほか nhk.jp/p/hikarukimie/… 2024-01-20 13:50:00 リンク (3)謎の男 (3)謎の男 - 大河ドラマ「光る君へ」 放免に捕えられた道長(柄本佑)を案ずるまひろ(吉高由里子)。為時(岸谷五朗)に謹慎を強いられ、成す術もない。ある日、まひろは為時から思わぬ依頼を受けることに。 自分のせいで放免に捕らえられた道長(柄本佑)を心配するまひろ(吉高由里子)。しかし、父の為時(岸谷五朗)に謹慎を強いられ
「光る君へ」#10 花山天皇退位! 寛和の変の直前に、道長とまひろが交わした和歌・漢詩の深い意味とは? 寛かん和なの変――寛和2年(986)、右大臣・藤ふじ原わらの兼かね家いえ一家による花か山ざん天皇を退位させんとする陰謀劇が起きたとき、藤原道みち長ながは数え年21歳でした。 ドラマでは、オリジナルストーリーとして道長とまひろ(紫式部)との恋が進行していますが、寛和の変の直前、権力欲にまみれた父たちに嫌悪感を抱いた青年道長は、まひろに駆け落ちを持ちかけます。二人が交わし合った和歌と漢詩が彼の心を駆り立てたのですが、そこにはどのような意味があったのでしょうか。 道長が和歌を贈るとまひろが漢詩の句を返す形で、二人は3度の贈ぞう答とうを交わしました。通常は男女ともに自作の和歌を詠み交わすもので、これはドラマ上の演出です。 道長の贈った和歌は、皆『古こ今きん和歌集』のものです。 思ふには 忍しのぶ
2026年放送されるNHKの大河ドラマは、兄の秀吉を支えた豊臣秀長を主人公に兄弟で天下統一を成し遂げるまでを描いた「豊臣兄弟!」に決まりました。主演は仲野太賀さんが務めます。 主演の仲野さんと脚本家の八津さん 65作目となる再来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、兄の秀吉を支えた豊臣秀長が主人公です。 戦国時代を舞台に兄弟の強い絆で天下統一を成し遂げるまでを「天下一の補佐役」と称された秀長の目線で描きます。 豊臣秀長を演じるのはNHKのドラマ10「拾われた男」で主演を務めるなどドラマや映画で活躍する若手俳優の仲野太賀さんです。 脚本は、連続テレビ小説「おちょやん」や「半沢直樹」などの人気作を手がけてきた八津弘幸さんが担当します。大河ドラマの脚本を手がけるのは初めてです。 12日東京・渋谷のNHK放送センターで開かれた記者会見で、主演を務める仲野さんは「大河ドラマの主役を演じる重みを感じるととも
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