並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 63件

新着順 人気順

岡本智博の検索結果1 - 40 件 / 63件

  • 光るLEDバッジを売ったら予想以上に反響があった - デイリーポータルZ

    モノを売るのは難しい。 言葉としては知っていても、本当の意味で理解したのは2年ほど前のことだ。東京ビックサイトで行われたデザフェスというイベントに友人に誘われ参加した時だった。 デザフェスとは小さなスペースでデザイナーさん達がモノを売ったり、展示をしたり、パフォーマンスをしたりするイベントだ。 僕もそこで色々と自分が考えたものを売った。いや、売ろうとした。ほかの参加者はよく売れていたが、本当に、全く、売れなかったのだ。僕は岡山県に住んでいるので東京ビックサイトに来るだけでも結構お金がかかる。そうなるともう笑うしかないのである。 そして、いつか売れるものを作ってみたいと固く決意したのだ。

      光るLEDバッジを売ったら予想以上に反響があった - デイリーポータルZ
    • フライドポテト、チェーン店別徹底比較

      1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:近所にあるかも?戦前の街頭ラジオの痕跡「ラジオ塔」 > 個人サイト オカモトラボ フライドポテト難民になった 僕はとある映画館のフライドポテトが大好きだった。そのフライドポテトは細くカットされ、ジャガイモの皮があって、衣を付けて揚げてあり、ちょっとコンソメ風の味だった。 しかしその映画館からフライドポテトが姿を消し、僕は突如としてフライドポテト難民となった。 似たフライドポテトはどこの店に行けば食べられるのか? 意外とそういう情報がなく、ファストフードはもちろんコンビニや居酒屋などでもメニューにフライドポテトがあれば食べまくった。 フライドポテト比較表 以下はこれまでに調査したフライドポテトの概要を示す表である。 なお

        フライドポテト、チェーン店別徹底比較
      • 素人が中国で部品をオーダーメイドした話

        1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:フライドポテト、チェーン店別徹底比較 > 個人サイト オカモトラボ インターネットの発展とともに自分で考えたりデザインしたりした商品を売るハードルはものすごく低くなっている。かくいう僕もオリジナルのLEDバッジなどをハンドメイドして売っている。 ハンドメイドにはハンドメイドの良さがあるが、より多くの人の手元に届けようとした場合、量産も選択肢のひとつだ。しかし量産に関する情報はまだまだ乏しい。 ある日、材料が手に入らなくなる 僕がハンドメイドで作っているバッジ(ブローチ)ではこの電子部品を使用している。 マトリックスLEDという電子部品。 この電子部品を日本のネットショッピングサイトから買っているが、製造元は中国の会社だ

          素人が中国で部品をオーダーメイドした話
        • 「どうだ明るくなったろう」山本唯三郎の意外な人生をたどる

          1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:烏龍茶は水割りがおいしい > 個人サイト オカモトラボ 風刺画「どうだ明るくなったろう」とは 見た事ない人もいると思うので、まずは「どうだ明るくなったろう」について説明しよう。 「どうだ明るくなったろう」とは、歴史の教科書の大正時代のページに出てくる風刺画である。 こんな感じ。本物は検索して確認してほしい。 暗闇の中で靴が見つけらない芸者さんに対し、成金の男性が百円札に火をつけて明かりにするというもの。 第一次世界大戦のバブルを揶揄した和田邦坊(わだくにぼう)の作品だ。そのエキセントリックな行動はインターネット上で題材としても親しまれている。 実はこの風刺画、函館の料亭で起こった実際のできごとが元になったとされている。

            「どうだ明るくなったろう」山本唯三郎の意外な人生をたどる
          • 近所にあるかも?戦前の街頭ラジオの痕跡「ラジオ塔」

            1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:昭和のパフェが食べたいんだ! > 個人サイト オカモトラボ ラジオ塔=電波を出す塔ではなく、街頭ラジオ 以前、岡山の街歩きの会に参加させてもらった時のことだ。「ラジオ塔」を研究されている方にお会いした。 ラジオ塔…って何?ラジオの電波を出す塔の事?と思ったが違った。 「街頭ラジオ」の事だそうだ。 街頭テレビなら知っているが、街頭ラジオ?…そしてその痕跡はまだ日本各地に残っているらしい。全然知らないぞ。知らない事を知るのは楽しいので、ラジオ塔についてお話をうかがう事にした。 住宅街の中にあるごく普通の公園、岡山市の上伊福西公園。 待ち合わせしたのは、岡山県岡山市の中心部から15分ほど歩いたところにある上伊福西公園だ。 …

              近所にあるかも?戦前の街頭ラジオの痕跡「ラジオ塔」
            • 健康のために一駅歩く、ただし地方で。

              1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:平成を賑わしたUMA事件、2000年ツチノコ発見現場は今 > 個人サイト オカモトラボ 地方の駅の間隔=都会で急行が止まる駅の間隔 在京メディアは定期的に健康のために一駅手前で降りることをお勧めしてくるが、都心だと1キロ前後くらいの一駅は、地方都市だと5キロくらいはザラで、長くなると10キロやもっと遠い場所もある。 地方在住の僕は、健康のために一駅手前で降りると聞いて「世の中の人は結構ストイックなんだな」と何の疑いもなく信じていた。 他にもそんな人がいないか、「デイリーポータルZをはげます会」やサイト関係者にもエピソードを募ったところ、 高校生の時に回ってきたNON-NOに「ダイエットには1駅歩こう♪」って書いてあるの

                健康のために一駅歩く、ただし地方で。
              • ラ・ムー、ディオの198円弁当の深遠なる世界

                1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:岡山は桃太郎好きが高じて完全にモモタライゼーションが完了しました > 個人サイト オカモトラボ ラ・ムーとディオとは? ラ・ムーといっても菊池桃子が組んでいたバンドの話ではないし、ディオといってもジョジョの奇妙な冒険の話ではない。 こっちがラ・ムーで、 こっちがディオ。 2つとも商品が安いディスカウントスーパーだ。 上の写真のディオは西日本豪雨で被害を受けた岡山県倉敷市真備町にある。いち早く再開し復興の助けになっているということで報道されていたことも記憶に新しい。 しかしながら、ラ・ムーとディオを初めて聞いたという人もいるだろう。 ラ・ムーとディオがある府県を塗るとこんな感じだ。 ラ・ムーとディオは中部以西から福岡県に

                  ラ・ムー、ディオの198円弁当の深遠なる世界
                • 快活CLUBであの大人気フライドポテトの秘密を聞いてきた

                  1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:キャビアをお茶碗いっぱい食べてみたい! > 個人サイト オカモトラボ 快活CLUBという衝撃 00年代の初頭はネットカフェの時代だった。 インターネットは今ほど普及しておらずIT技術に詳しい人や新しいもの好きな人でなければ必ずしも家庭にネットは繋がっていない。 インターネットに接続できるだけで詳しい人という扱いだったし、インターネットが繋がる家庭でも通信速度は今ほど速くは無かった。 ネットカフェのイメージ。半個室でネットが楽しめて漫画も読み放題だった。 そんな中、高速なインターネットが手軽に利用できるネットカフェが市民権を得てどんどん拡大した。 しかし当時のネットカフェはちょっとごちゃごちゃしていて、少し雑多な、タバコ

                    快活CLUBであの大人気フライドポテトの秘密を聞いてきた
                  • アナログゲーム(将棋)にも盛り上がるゲームエフェクトが必要だ

                    1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:岡山城は中学校!大正時代の地図を片手に岡山市をゆく > 個人サイト オカモトラボ ゲーム機が禁止されていた学生時代 僕は学生の頃には寮に住んでいたのだが、その寮ではゲーム機の持ち込みが禁止されていた。 必然的に将棋とかトランプといったアナログな遊びをせざるを得なかった。 将棋とかトランプはよく遊んだ。それも今となっては良い思い出だ。 その後、レポートを書くためのパソコンは寮内に持ち込めるようになりパソコンゲームはできるようになる。 それまでの将棋やトランプとは違い、パソコンのゲームは華麗なグラフィックや視覚効果(ゲームエフェクト)で彩られ、とても感動したのを覚えている。 さて時は流れゲームエフェクトがなければ満足できな

                      アナログゲーム(将棋)にも盛り上がるゲームエフェクトが必要だ
                    • 昭和のパフェが食べたいんだ!

                      1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:江戸初期まであった幻の島「児島」を求めてドローン飛ばす > 個人サイト オカモトラボ 昭和のパフェはネットで探してもほとんど見つからない ”あの頃のパフェ”を「昭和のパフェ」と呼ぶことにしよう。 僕の考える昭和のパフェはこうだ。 こういうパフェは最近ではあまり見る事が無くなった。もっと趣向を凝らした、インスタ映えする様なパフェが主流になっている。 あの頃憧れたパフェが食べたい…そう思うと居ても立ってもいられなくなり早速ネットでリサーチを始めた。 まだ昭和のパフェが残っているとすれば、昔ながらの喫茶店や地方のショッピングセンターのレストラン等であろう。 だが、惜しむらくは、そういう昔ながらの喫茶店の情報はネットにほとんど

                        昭和のパフェが食べたいんだ!
                      • 東京(中野)から満州へ!長距離電話の遺構、ケーブルハット

                        1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:沖縄、静岡、函館…地方チェーン店のフライドポテト食べ比べの旅 > 個人サイト オカモトラボ ケーブルハットを見に行こう! ケーブルハット。 そんな聞き慣れない言葉を教えてくれたのはラジオ塔の記事でも解説してくださった一幡公平(いちまんこうへい)さんだ。 一幡さんは仕事で岡山県内のほぼ全域をあちこち歩いている。その道中でケーブルハットというものを見つけたそうだ。ケーブルハットって何?そんな疑問を抱きつつ、実際に見せてもらうことにした。 道に詳しい一幡さんに案内してもらう。 一幡さんとは近くのショッピングセンターで合流し、僕の運転で向かう。途中、道がとても狭い場所があるというので少し心配だ。 岡山県の広島県寄りにある浅口市

                          東京(中野)から満州へ!長距離電話の遺構、ケーブルハット
                        • 岡山は桃太郎好きが高じて完全にモモタライゼーションが完了しました

                          1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:靖国神社の鳥居の予備だった石が今もある島、北木島へ > 個人サイト オカモトラボ 桃太郎以外になにがある? 僕は岡山県内に住んでいるが、県外の人に「岡山から来ました」というと、「桃太郎の!」と言ってもらうことが多い。逆に言えば「桃太郎以外に何かある?」というのが多くの日本国民の認識であろう。その認識はほぼ正しい。桃太郎しかないんじゃないかと思うくらい桃太郎だらけだからだ。 その実情をご覧いただこう。 多すぎて待ち合わせに使えない桃太郎像 まずやってきたのは岡山駅。岡山に来た人がまず訪れる岡山の玄関口である。 岡山前広場にあるのが有名な桃太郎像だ。 この桃太郎像はいわば岡山のランドマーク的な存在で、渋谷のハチ公みたいな感

                            岡山は桃太郎好きが高じて完全にモモタライゼーションが完了しました
                          • 江戸初期まであった幻の島「児島」を求めてドローン飛ばす

                            1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:国内唯一!ウラン坑道は廃退的な異世界だった > 個人サイト オカモトラボ 江戸時代の初めまで瀬戸内海に浮かんでいた「児島」 日本列島の形は絶えず変化を遂げている。 その最たるものの一つは岡山県の南側であろう。あまり知られていないが海岸線が現在とは大きく異なる。 独立した島が多数存在し児島という巨大な島も横たわっていた。 400年前の岡山県の南側の地図(点線が現在の海岸線)。 そして児島と本州との間には「吉備の穴海」という海原も広がり、現代人がイメージするのとは全く違う日本列島の輪郭がそこにあった。 しかもナウマン象が闊歩していたような大昔の話ではなく、ほんの400年ほど前の話である。 干拓よって江戸初期に児島と本州は陸

                              江戸初期まであった幻の島「児島」を求めてドローン飛ばす
                            • 東北と北陸、中四国、九州にある会社は大きく出がち

                              1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:東京(中野)から満州へ!長距離電話の遺構、ケーブルハット > 個人サイト オカモトラボ 商圏を持つ会社 決まったエリアで事業をおこなう会社がある。 例えば地方新聞社や民放テレビ局、大手電力会社、地方銀行などがそれだ。 それらの会社は社名に事業を行う地域の名前を冠していることが多い。 エリア名と会社名が一致するイメージ。 たいていの場合、社名と事業を行う地域の名前は一致する。 しかし実際に事業を行っている範囲よりも大きな地名(あるいは小さな地名)を名乗っているケースがあり、以前から気になっていた。 それらの会社がそう名乗っている、名乗らざるを得ない事情や経緯はいったん置いておいてどれだけ大きく出ているか、小さく名乗ってい

                                東北と北陸、中四国、九州にある会社は大きく出がち
                              • 料理のフタを開けて光があふれだすと美味しそう :: デイリーポータルZ

                                1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:光るLEDバッジを売ったら予想以上に反響があった > 個人サイト オカモトラボ シチュエーションとしては料理対決のことが多い。 料理を覆っているフタを開けると光があふれだす。 食べ物が発光している。 料理漫画を読んだことがあるなら、一度は目にしたことがあるシーンではないだろうか。 念のため説明すると、料理漫画においては、すごい料理はフタを開けた瞬間、料理が当然のごとく発光し、光があふれだすのが日常なのだ。 では逆に考えるとフタを開けた瞬間に光があふれだせば、どんな料理でもすごい料理に見えるはずだ。 では今回は人為的に料理のフタから光をあふれさせてみようと思う。 まずはあのフタを入手 そういえば僕はまだあのフタを現実にち

                                  料理のフタを開けて光があふれだすと美味しそう :: デイリーポータルZ
                                • ほぼ魔法のアイテム ウランガラスの妖しくも絢爛とした世界

                                  僕は光るものにめっぽう弱い。光るものを見つけるとついつい欲しくなってしまう。そうなる理由を説明するのは難しいが、たぶんDNAに刻まれた本能なのではないかと思う。 さて、そんな僕が最近気になってしかたがないものがある。ウランガラス(あるいはワセリンガラス)というものだ。 上の写真は同じウランガラスの盃を撮影したものだが、左が普通の光を当てている状態、右がブラックライトをあてた状態である。ご覧の通りブラックライトを当てた状態だとまるで魔法のアイテムのように光を放つ。 凄く気になったのでこのウランガラスの世界を覗いて来た。

                                    ほぼ魔法のアイテム ウランガラスの妖しくも絢爛とした世界
                                  • 120年に一度?凶事の前兆?竹が開花し枯れた

                                    1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:通知バッジを森羅万象に付ける > 個人サイト オカモトラボ 散歩コースの竹が一斉に枯れる 僕は運動不足解消のため岡山県内の登山コースをよく歩く。登山コースと言ってもその言葉からイメージするほど立派なものではなく、山のてっぺんに小さな祠があって、けもの道をほんの少し上等にしたくらいの道がつづく。 2020年5月10日、その日もいつもの様に山道を上っていると、なにやら違和感があって足を止めた。 なんであっち黄色いんだろう。 違和感の先に目を向けると、それまでの一面の緑色の世界に突如黄色い光が差し込んでいた。 か…枯れてる!?しかもたくさん。 近づいて見ると見慣れた竹林がことごとく枯れ、隙間から黄色い木漏れ日が差し込んでいた

                                      120年に一度?凶事の前兆?竹が開花し枯れた
                                    • 烏龍茶は水割りがおいしい

                                      1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:福岡県の県名の由来となった岡山県の福岡へ > 個人サイト オカモトラボ 烏龍茶の水割りの話をしたい 僕は烏龍茶が好きだ。 うまい。 夏になると毎朝セブンイレブンで2リットルの烏龍茶を買って、夕方までには飲み干していた。 しかし烏龍茶は飲み過ぎるとお腹が痛くなる。なんと言うかちょっとキツいのだ。そこで烏龍茶を水で割ってみると、これがすごく飲みやすい。 そんなのただの薄い烏龍茶だと思うことだろう。 …まあ、実際その通りではあるが、薄めるとよりスッキリとゴクゴク飲めるようになる。それでいて烏龍茶の味や渋みは意外にもしっかり感じられる。 夏の飲み物といえば麦茶だが、シャキッとした苦味もありながら飲みやすい烏龍茶の水割りには麦茶

                                        烏龍茶は水割りがおいしい
                                      • 福岡県の県名の由来となった岡山県の福岡へ

                                        1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:120年に一度?凶事の前兆?竹が開花し枯れた > 個人サイト オカモトラボ なぜか福岡県の県名は岡山県内に由来する 都道府県は47あるが、その都道府県の「県名」はそれぞれの土地に由来することがほとんどだ。 しかし福岡県の「福岡」は、他県の、岡山県内にある福岡という場所から付けられたそうだ。 その時は「へー」と思っただけだったが、改めて考えてみると不思議だ。なぜ県名を遠い場所の地名から付けたのか、空間がねじ曲がってつながっていたりするのか。 調べてみようと岡山県内で福岡という地名がある岡山県瀬戸内市(せとうちし)へと向かった。 岡山県の地図でいうと、だいたいこのへんだ。 瀬戸内市は岡山市の中心市街地からおよそ車で50分ほ

                                          福岡県の県名の由来となった岡山県の福岡へ
                                        • 国内唯一!ウラン坑道は廃退的な異世界だった

                                          1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:健康のために一駅歩く、ただし地方で。 > 個人サイト オカモトラボ 以前、ウランガラスの美術館へ行った時に学芸員さんから「近くにウランを採掘していた坑道もあるよ」と教えてもらった。 後で申し込もうと意気込んでいたら、その後たった数日の間に「坑道のメンテナンスにより見学中止」となって、永らく再開されなかった。 もう見学はなくなったのかと半ば諦めていたが、久しぶりにサイトを訪れてみるといつの間にか見学が再開されていた。 また中止になる前に急いで申込を済ませ人形峠へ向かった。 おどろおどろしい「人形峠」という名前 しかし人形峠という名前は実におどろおどろしい。 人形峠は岡山県と鳥取県の県境のこのへんにある。 人形峠の名前の由

                                            国内唯一!ウラン坑道は廃退的な異世界だった
                                          • 岡山の公園地下に戦時中のトンネル、亀島山地下工場跡

                                            1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:週一本しかない定期船で四国(香川・多度津)から本州(岡山・笠岡)へ > 個人サイト オカモトラボ ごく普通の公園…でも実は むわーっとした暑さ、湿気、体にまとわりつく7月のとある日曜日。 地下に戦時中のトンネルが隠された公園がある、しかも普段は公開されていないそのトンネルを見学できるツアーがあるという。 そこで岡山県倉敷市の亀島山花と緑の丘公園へやってきた。 入り口付近にある案内看板。 その公園は小高い山に整備されている。山というより丘に近いかな。 丘全体に遊歩道とちょっとした広場があるような公園だ。 セミの大合唱が途絶えることがないが、目を凝らしてもセミの姿はない。 入り口から少し坂を登ると少し開けた広場。 空気には

                                              岡山の公園地下に戦時中のトンネル、亀島山地下工場跡
                                            • アーケードゲームのジョイスティックをつい買ったのでゲームを作った話

                                              ネットショッピングサイトを見ていると、ゲームセンターなどに設置してあるアーケードゲーム機の「ジョイスティックだけ」が売られているのを見つけた。 いや、正確には、ネットショッピングサイトの思惑に乗った形なので「見つけさせられた」という方が正しいのかもしれない。 「こんな物まで売られているのか!」という驚きと共に、公共の場とも言えるゲームセンターにしか無いと思っていたジョイスティックを、所有出来るという喜びと衝動に駆られ、まんまと購入ボタンをポチってしまった。

                                                アーケードゲームのジョイスティックをつい買ったのでゲームを作った話
                                              • キャビアをお茶碗いっぱい食べてみたい!

                                                1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:時間を自由にあやつりたい ~遅く感じる動画・早く感じる動画~ > 個人サイト オカモトラボ そもそもキャビアとは? キャビアをお茶碗いっぱい食べてみたいと思ったものの、そもそも僕はキャビアが何なのかさえよく分かっていない。 お茶碗いっぱいどころかほとんど食べたことがないからだ。 調べてみるとキャビアとはチョウザメ(蝶鮫)という魚の卵らしい。 キャビアは外国産の印象が強いが日本国内でも作られている。国内最大級の養殖場が僕が住んでいる岡山県内にあるということで、キャビアについてお話を聞きに行くことにした。 養殖場があるのは岡山県の北西にある新見(にいみ)市。 養殖場といえば海の近くにありそうだが、その予想とは裏腹に海からは

                                                  キャビアをお茶碗いっぱい食べてみたい!
                                                • ミニストップに行きたいんだ!

                                                  1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:「どうだ明るくなったろう」山本唯三郎の意外な人生をたどる > 個人サイト オカモトラボ ミニストップCM問題を生む「岡高地区」とは まず、ミニストップが一店舗も無い岡山県でCMが流れるカラクリについて説明しよう。 地上波の民放テレビ局は、基本的に各都道府県を放送エリアとしている。つまり多くの民放テレビ局はその県内でしか見られない。 民放のローカル局の放送エリア。東名阪の広域圏以外はほぼ都道府県単位だ。 しかし岡山県と香川県は、海を越えてテレビ局が相互にネットしている(地図の青い所)。つまり、岡山県のテレビが香川県でも映るし、その逆もしかりである。 このような放送エリア分けは全国的にも珍しく「岡山」と、香川県の県庁所在地

                                                    ミニストップに行きたいんだ!
                                                  • 採掘中の現役鉱山は映画の世界だった

                                                    1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:運航休止の宇野港⇔高松港フェリーに乗る > 個人サイト オカモトラボ 日本最大の「ろう石」鉱床 今回、岡山県と兵庫県の県境近くにある三石(みついし)という地域へ向かう。 岡山県と兵庫県の県境は峠になっているので長い長い坂道になっている。 地図だとこのへん。 この一体は古くから日本最大の「ろう石」鉱床を有する地域なのだ。 ろう石とは、一般的には溶鉱炉や陶芸窯などに使われる耐火煉瓦の原料として使われる石だ。また、ものによっては、食器や洗面台やトイレの便器など陶磁器の材料にも使われている。 兵庫県へ向かう国道沿いに土橋(つちはし)鉱山がある。 土橋鉱山の敷地はこんな感じ。 人影は見えないが乗用車が何台も止まっていて、ここが現

                                                      採掘中の現役鉱山は映画の世界だった
                                                    • 国産ジーンズ発祥の地は青い食べ物だらけだった

                                                      僕は岡山県に住んでいるのだが、岡山県倉敷市の児島地域は国産のジーンズが日本で始めて作られた「国産ジーンズ発祥の地」らしい。 ジーンズと、食べ物。そんな交わる事がない平行線の様な2つの概念が、倉敷市ではやたらめったら交わる。結果、食べ物にあるまじきビジュアルを有した青い食べ物が登場している。しかし地元なのに…むしろ地元だからこそほとんど食べたことはない。 そこでそんな青い食べ物をとことん食べまくってきた。

                                                        国産ジーンズ発祥の地は青い食べ物だらけだった
                                                      • 絶滅危惧!岡山・香川を直接結ぶ(ほぼ)定期船が残っていた

                                                        1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:県境を越えたつもりで180km岡山県内を移動すると発見だらけ > 個人サイト オカモトラボ 四国行きフェリーがなくなった日 2019年、岡山県の宇野と香川県の高松を結んでいたフェリーが廃止された。 船の旅だけが持つあの雰囲気は他に代えがたく、とても残念だ。 これにより岡山県から四国へ行く定期船はなくなってしまう。 もちろん海上タクシーを使えば今でも船で行くことはできるが、重要なのは手軽に乗れる定期船。それも貨物ではなく人(旅客)を運ぶ定期旅客船である。 宇野から高松へ直接行くことはできないが、宮浦港で一旦下船すれば一応行ける。 岡山県から旅客定期船で四国へ行く方法をネットで調べてみると、直島の宮浦港へ向かう旅客定期船に

                                                          絶滅危惧!岡山・香川を直接結ぶ(ほぼ)定期船が残っていた
                                                        • 国境越えは難しいご時世なので備前、備中、美作の旧国境を越える

                                                          1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:アナログゲーム(将棋)にも盛り上がるゲームエフェクトが必要だ > 個人サイト オカモトラボ 備前、備中、美作 現在日本の行政の単位は都道府県であるが、明治時代初期以前は律令国=国が行政の単位であった。(以下、国家としての国と区別するため旧国とする) 都道府県によっては旧国名と現在の県の形ほぼ一致する場合(例:信濃国=長野)があったり、複数の県にまたがる国(武蔵国=埼玉、東京、神奈川)もあるが、僕が住んでいる岡山県は3つの旧国からできており、旧国境には比較的恵まれている。 太い線は今の県境とほぼ一致する部分で、細い線は純粋な旧国境。南東の備前、西の備中、北東の美作(みまさか)だ。 今でも地元新聞のニュースがこのエリアごと

                                                            国境越えは難しいご時世なので備前、備中、美作の旧国境を越える
                                                          • きびだんご入門

                                                            1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:上から目線で!古墳ドローンツーリズムのススメ > 個人サイト オカモトラボ ゲートウェイ・鬼退治としての側面 きびだんごは危険な鬼退治のきっかけになることから「ゲートウェイ・鬼退治」としても知られる。 しかも最近ではインターネットで簡単に手に入ってしまう。 きびだんごのインターネット取引の様子。 このように心理的なハードルもかなり低くなりつつあるきびだんごの現状について調べてみた。 国内最大のきびだんご生産地、岡山 岡山といえばきびだんご、きびだんごと言えば岡山だ。岡山生まれの僕にとってはきびだんごは当たり前の存在なので、きびだんごについて何の感想も出てこない。 岡山のきびだんごはこちら。 岡山で作られるきびだんごは丸

                                                              きびだんご入門
                                                            • プラスチック射出成型機でプラスチック製品を“手作り”する

                                                              1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) > 個人サイト オカモトラボ 僕は技術的な事を調べたり、そのための機械を集めたりする事が好きだ。 身の回りに溢れるプラスチック製品は、ほとんどが「プラスチック射出成型」という方法で作られる。聞きなれない言葉に身構えるかも知れないが、要するに熱して溶かしたプラスチックを、作りたい形の「型」に流し込む(押し込む)のだ。 身近なもので例えると「たい焼き」をイメージして欲しい。鯛の形の鉄板に生地を流し込んで形を作っているはずだ。 プラスチック溶かして型に流し込む機械「プラスチック射出成型機」は、企業向けの大型で高額な物ばかりだったが、アメリカのベンチャー企業がクラウドファンディング(ネット上で賛同者を募って資金を調達する仕組み)で個人向

                                                                プラスチック射出成型機でプラスチック製品を“手作り”する
                                                              • 取り壊しが決まった淡路島の世界平和大観音へ

                                                                1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:きびだんご入門 > 個人サイト オカモトラボ まずは世界平和大観音についておさらいしておく。 世界平和大観音とは、とある実業家が1977年に出身地の淡路島に建設した。故郷に錦ではなく巨大観音像を飾ったのだ。 しかし、2006年以降は閉館、廃墟となり剥落したコンクリートが周辺に落下するなどのトラブルが相次いでいる。 そして相続する人がいなかったため国の所有になり、先日、解体されることが発表された。 淡路島へ向かう そんな世界平和大観音、以前から気になっていたものの足が向くことはなかった。行こうと思えばいつでも行けるという思いがあったかもしれない。 しかし、今見ておかないといずれ見えなくなる、その思いが僕を淡路島へと駆り立

                                                                  取り壊しが決まった淡路島の世界平和大観音へ
                                                                • 運航休止の宇野港⇔高松港フェリーに乗る

                                                                  1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:素人が中国で部品をオーダーメイドした話 > 個人サイト オカモトラボ 宇野と高松を結ぶ宇高航路 今回、運航休止となるのは下記の区間だ。「宇野」と「高松」の頭をとって「宇高航路」とよばれる。 宇高航路は岡山県の宇野と香川県の高松を結ぶ。岡山から高松までを結ぶ国道30号の海上部でもある。 今でこそ瀬戸大橋をはじめとする本州四国連絡橋が多くの物流を担っているが、かつてはこの宇高航路が本州と四国を結ぶ大動脈だったのだ。 宇高航路最終日の宇野駅へ。 宇高航路の最終日に僕も電車を乗り継ぎ宇野駅へと向かった。 運航休止が各種メディアで取り上げられたこともあり、宇高航路との別れを惜しみに来た人たちで電車内はごった返していた。 宇野駅に

                                                                    運航休止の宇野港⇔高松港フェリーに乗る
                                                                  • 県境を越えたつもりで180km岡山県内を移動すると発見だらけ

                                                                    国道53号線 すーっと見通しが良いなだらかな道が続く。 「国道53号線」と聞けば岡山県民ならピンとくる。 国道53号線は岡山市から鳥取県鳥取市へ至る一般国道だ。岡山市から北へ向かう時はこの国道53号線を通ることが多い。国道53号線を市街地から郊外へ抜けたころ、お馴染みの赤い看板が見えてくる。 「Kabaya」 お菓子の「ジューC」などを作っているカバヤの本社工場は、岡山市の中心地からやや北側の野々口という場所にある。 岡山市の市街地に住んでいれば普段の生活でここまで来る事はほとんどない。用事がないからだ。この看板を見ると「これから県北へ向かうんだな」という感慨が湧く。 朝の億劫な気持ちもひと段落し、せっかくだからなるべく楽しもうと気持ちを切り替えた。 ちょっと動機が足りない場所へ行く ほとんど渋滞もなくスムーズに進み、出発から1時間ほどで50km付近に至る。もし大阪へ向かっていたら兵庫県に

                                                                      県境を越えたつもりで180km岡山県内を移動すると発見だらけ
                                                                    • 神が憑依したシャーマンに捕まると死ぬ 岡山、真夜中の護法祭

                                                                      かつては卑弥呼がそうであった様に、神を自分に憑依させるシャーマンが日本にも存在していた。しかし平成も終わろうかというこの時代においてシャーマンは極めて珍しい存在だ。 そんな中、貴重な一つが岡山県美咲町の山奥でお盆の深夜に行われる祭りだ。 神様(の化身のカラス)が乗り移ったシャーマンが「お遊び」と称して深夜のお寺の境内を走り回る。もし不浄の者がいれば追いかけ、捕まると3年以内に死ぬと言い伝えられているのだ。 ネットでは「リアル鬼ごっこ」や「走る死亡フラグ」などと言われ、全国的にも異色の奇祭「護法祭」へ命がけで行ってきた。

                                                                        神が憑依したシャーマンに捕まると死ぬ 岡山、真夜中の護法祭
                                                                      • 岡山城は中学校!大正時代の地図を片手に岡山市をゆく

                                                                        1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:牛の置物の集合体、田倉牛神社へ行く > 個人サイト オカモトラボ 図書館で大正時代の地図を見せてもらう 暖かさと寒さがせめぎ合うある日、僕は岡山市の中心部にある岡山県立図書館に来ていた。 岡山県立図書館は全国でも有数の貸出冊数を誇る。​​​​​ ここに来た目的は岡山市内にある不自然な形の道路がなぜそうなったのか調べるためだ。 その道路は、太い真っ直ぐな道路の先が突如として公園になっていた。古い地図を見ればその経緯が分かるかもしれないと思ったのだ。 中國民報社(かつて存在した岡山の新聞社)発行の岡山市明細地図。 そうして司書さんに出してもらったのが、何重にも紙に包まれた大正15年(1926年)の地図だった。ちなみに大正1

                                                                          岡山城は中学校!大正時代の地図を片手に岡山市をゆく
                                                                        • 上から目線で!古墳ドローンツーリズムのススメ

                                                                          1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:採掘中の現役鉱山は映画の世界だった > 個人サイト オカモトラボ 世界遺産に登録された直後、大仙古墳 なぜ僕が「古墳ドローンツーリズム」と言い出したのか説明しよう。 大仙陵古墳からほど近い三国ヶ丘駅。 世界遺産登録から間もない昨年9月、僕は大阪府堺市の大仙陵古墳(仁徳天皇陵)に足を運んだ。 街中が世界遺産登録で湧いていた。 大仙陵古墳の周囲には柵が設けられている。 駅から少し歩くと大仙陵古墳の一端に到達。 なお、この日はまだまだ気温が高く、直射日光の下をあまり歩くと熱中症になるんじゃないかと心配するほどだった。(日陰になっている場所はあまりない) 古墳の中は鳥の鳴き声が響き、自然がいっぱいだ。 初めて見た大仙陵古墳は、

                                                                            上から目線で!古墳ドローンツーリズムのススメ
                                                                          • 兵庫県福崎町は妖怪と造形の聖地だった

                                                                            1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:狛犬ならぬ狛“足”がある神社、足王神社へ行ってきた > 個人サイト オカモトラボ 町中に妖怪がいる。しかもおどろおどろしい。 河童、天狗、海坊主、小豆洗い、ろくろ首、ジバニャン… 妖怪というと、おどろおどろしく怖―いイメージを抱く一方で、どこか愛らしいキャラクター的な扱いを受けている場合もある。最近はむしろ愛らしいキャラクターとしての扱いのほうが主流ではないだろうか。 そんな中、リアル系に振り切った妖怪が兵庫県福崎町にはどんどん集まっている。 小さな町にリアルな妖怪が集まる秘密を探ってみた。 辻川山公園 まずはその中心地となっている辻川山公園へ向かう。 ちょっと変わった建物があるが丘の斜面に開けた、いたって普通の公園だ

                                                                              兵庫県福崎町は妖怪と造形の聖地だった
                                                                            • 桃太郎の岡山起源説に不都合な鬼ノ城問題

                                                                              1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:近くに新宿がないのに西新宿? 兵庫の西新宿へ > 個人サイト オカモトラボ 桃太郎ゴリ押しの裏にあるもの 全国的にも周知の通り、岡山は桃太郎を一点張りでゴリ押ししている。 岡山空港の愛称は岡山桃太郎空港だ。 岡山の桃太郎一点張りとゴリ押しは生粋の岡山県民である僕から見てもちょっとどうかと思うほどで、当サイトの記事でもたびたび指摘してきた。 岡山空港で荷物が流れてくるベルトコンベアーに桃太郎が流れてくる。 実は(あまり知られてはいないが)岡山の桃太郎ゴリ押しは根も葉もない妄言という訳ではない。 一応の根拠が存在する。 岡山に古くから言い伝えられてきた温羅(うら)伝説だ。 温羅伝説についての絵本。岡山市発行「吉備津彦と温羅

                                                                                桃太郎の岡山起源説に不都合な鬼ノ城問題
                                                                              • 198円弁当の上の298円弁当がどんどん豪華になっている ~オカモトラボさんインタビュー

                                                                                3月に公開して話題だった記事といえば、オカモトラボさんがちかくのスーパーに通い詰めて食べ続けた198円という激安弁当を熱く紹介したこちら。 ラ・ムー、ディオの198円弁当の深遠なる世界 最後の最後に298円弁当の存在をほのめかして終わるというまさかのエンディングが最高にクールでした。 あらためて弁当について担当編集の古賀が聞きまくります。本当に弁当の話しかしてません。 もう3年間食べている これがオカモトラボの追い続ける198円(税込!)のお弁当 古賀 あらためて記事読んだんですが、やっぱり何度見ても安すぎてすごいし、それに岡本さんの記録量もすごいですよね。いつごろから198円弁当を食べてたんですか? 岡本 2016年2月ごろから食べ始めました。 あたらめて考えてみるとすごく食べてますね。 古賀 2016年って最近みたいですが3年前ですもんね 岡本 ですね。3年かー。 古賀 思いをはせてい

                                                                                  198円弁当の上の298円弁当がどんどん豪華になっている ~オカモトラボさんインタビュー
                                                                                • 巨大な岩を素手で動かす「ゆるぎ岩」の話 :: デイリーポータルZ

                                                                                  1984年生まれ岡山のど田舎在住。技術的な事を探求するのが趣味。お皿を作って売っていたりもする。思い付いた事はやってみないと気がすまない性格。(動画インタビュー) 前の記事:料理のフタを開けて光があふれだすと美味しそう > 個人サイト オカモトラボ 「この道はどこへ繋がっているのだろう」 子供の頃に疑問に思い、誰しも近所で小さな冒険したことがあるはずだ。 僕も例外ではなく、大人になってからも同じように道がどこに続いているのかと行ってみるのが好きだ。 「ゆるぎ岩」という看板を見つけたのはそんな時だった。 「ゆるぎ岩」が何なのかさっぱり分からなかったがその言葉には見覚えがあった。以前違う場所でも見たことがあった。 気になったので調べてみると「ゆるぎ岩」とは、巨大な岩が絶妙なバランスで、かつ少ない接点で支えられている事により、少しの力でシーソーの様に動かすことができる岩のことだそう。 性質上、花

                                                                                    巨大な岩を素手で動かす「ゆるぎ岩」の話 :: デイリーポータルZ