「秘密の範囲」を経済分野に拡大する経済秘密保護法案(重要経済安保情報法案)等が9日の衆院本会議で、自民、公明、立民、維新、国民などの賛成で可決されました。日本共産党、れいわは反対しました。日本共産党の塩川鉄也議員は反対討論で、「法案は米国などの同盟国・同志国と兵器の共同開発を推進するものだ」と告発し、「憲法の平和主義を投げ捨てる暴挙に断固抗議する」と厳しく批判しました。(関連記事) 塩川氏は、米国の「国家防衛産業戦略」が、多国間連携による兵器の共同開発・共同生産や維持・整備網の構築を掲げていると指摘。同法案の狙いは、岸田政権が日英伊の次期戦闘機「GCAP」、日米の極超音速兵器を迎撃する滑空段階迎撃用誘導弾「GPI」、米英豪の「AUKUS(オーカス)」との兵器の共同開発を進めようとする中で、秘密保護法の範囲外にまで「秘密の範囲」を広げ、同盟国・同志国と同等の秘密保全法制を整備することにあると
土曜日、 「お前さ、拡大解釈しすぎ。全然まともなこと言ってないから、あいつら」 「疑う姿勢で入らないと、こういうのは後でもっと面倒くさくなるよ」 もうすぐ始まるキャンペーン。昨今の生活者の行動を鑑みて、今回からはテレビCMだけではなくて、SNSやオフラインでのプロモーションも行う予定だ。 ブランドそのものをどういう風に生活者に伝えていくか、というようなブランディングをメインのキャリアとしてきた僕にとって、テレビCM以外のデジタル媒体での取り組みは、非常に難しい領域である。 だからこそ、同じ部署でこういった領域を見ているメンバーが、コンサル的な役割として一緒に見てくれている。デジタル媒体社からの提案にも同席をしてくれていて、その直後に言われた一言である。 要は、もっと細かく、そして同時に俯瞰して、提案プランそのものがロジックで繋がっているかどうか、更には、一つ一つで目指していく目標に根拠があ
政府が殺傷能力のある武器の輸出を拡大する方針を決めた。日本にとって望ましい安全保障環境の創出につながるというが、紛争当事国への間接的な武器輸出になれば紛争を助長し、憲法の平和主義と相容(あいい)れない。撤回を求める。 きのう改定された防衛装備移転三原則と運用指針は、外国の許諾を得て日本で生産する武器の輸出を解禁した。これまでは米国がライセンスを持つ武器部品の対米輸出だけを認めていたが、完成品、部品とも、米欧のライセンス元国に輸出できるようにした。 輸出拡大の第1弾として、米国のライセンスに基づいて日本で生産する迎撃用地対空誘導弾パトリオットの米国への輸出を決めた。ロシアに侵略されたウクライナへの支援で米国がミサイル不足に陥り、日本に輸出を求めていた。
白石直人:「安っぽい」のかはともかく、日本でしばしば語られる「平和主義」の特殊性として、日本が世界に平和を構築・実現させていくことへの関心が薄い点を挙げることが出来ると思います。世界の平和は、日本を含む世界の国々の努力によって少しずつ実現されていくものです。しかし時折見かける議論では「平和は世界においてすでに実現していて、日本はただそれを邪魔せずに享受すればよい」というような語られ方がなされています。その視点からは、日本が世界の平和を作るための制度面から実力面に至るまでの協力を行うことが、無駄ないし有害であるかのように語られるという、いささかずれた話に陥ってしまいます。 上記と重なり合う点として、このような「平和主義」の語りは、世界全体を見渡してより良い状況(より平和な状況)を実現することではなくもっぱら自分の手がきれいであることに関心がある、という点も指摘することが出来ると思います。世界
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
古賀茂明氏 8月になると、戦争に関する報道が増える。今年は特に中国の脅威や台湾有事についての議論をよく目にした。 【写真】台湾有事をあおっている? 自民党の重鎮議員はコチラ そこで、台湾有事についての私とある中国人有識者(A氏)との会話を紹介したい。 * * * 古賀:習近平氏は、遅くとも2027年までに台湾を統合したいというが本当か。 A氏:(笑いながら)あり得ないでしょ。なんで27年まで? どうして武力行使? そんなことしたら、台湾住民との関係は最悪になり、その後の統治が非常に難しくなる。台湾で戦争を起こせば、インフラや産業も壊滅する。そんな台湾を統合しても意味はない。中国にとって、最悪のシナリオですよ。 27年武力統合説は、米軍関係者が流したとんでもないデマです。米政府もわかっている。 ただ、日本の米国依存度を高めるのに有効で、しかも米国の武器も売れるから、そのまま放置しているの
「暴力」について考えてみたい。 というのも、幸村誠の歴史冒険マンガ『ヴィンランド・サガ』がクライマックスに到達しているからだ。 ヴィンランド・サガ(27) (アフタヌーンコミックス) 作者:幸村誠 講談社 Amazon 戦争を嫌い、平和を求めるこの物語の主人公トルフィンの物語はかつて夢見た理想の地「ヴィンランド(アメリカ大陸)」に到達し、そこで小さな村を作り出すに至っている。 しかし、しだいにそこにも戦乱の影が忍び寄ってくる。はたしてすべての暴力を否定するトルフィンたちは戦争を止めることができるのか――と、考えるだけで胃が痛くなるような展開が続いているのである。 それではなぜ胃が痛くなるかといえば、そもそも「すべての暴力を否定する」ことはどうにも不可能なのではないかと思えるからにほかならない。 たしかに、暴力は悪だろう。殊に弱者に対する暴力は絶対に否定されるべきものでもあるだろう。 しかし
ふっちゃん @ashitawawatashi 【動画切り抜きは1.5倍速】安倍晋三の死で目覚めた1人 気付けば日本は戦争出来る国になっていた 国会質疑は中継されず、テレビで大事なことは報道されず、与党自民党のやりたい放題 日本国憲法を改憲したい組織は日本会議と統一教会 改憲なんてさせたら戦争まっしぐらよ! ふっちゃん @ashitawawatashi 処理水の海洋放出を上手く例えてた人がいた ラーメンの残り汁を全部飲んだら体に悪いからって、薄めてから全部飲んでも同じだって 政府の都合のいい組織にばかり検査させるのが1番不安なのよ twitter.com/hatoyamayukio/… 2023-06-29 16:16:33 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama @hatoyamayukio 東電はトンネルを掘り1km沖ならトリチウムを含んだ汚染水を放出しても安全だと言う。意味不
日本が非核政策を維持していることは、核保有国たるアメリカによる拡大抑止とセットだ[広島平和記念公園で献花後、原爆死没者慰霊碑を後にするウクライナのゼレンスキー大統領(左)と岸田首相=5月21日](C)EPA=時事 「つくらず、持たず、持ち込ませず」――非核三原則は長年、被爆国としての反核感情が凝集する「持ち込ませず」が焦点だった。だが、そこにまつわる日米間の「密約」が前景化するあまり、日本に提供される拡大抑止と核戦略をめぐる議論が不足してきたことは否めない。アメリカの核が撤去されたのは、それを日本国土に置くことが合理的ではなくなったからだ。なぜか? その理解は、東アジアの安全保障環境が激変しつつある現在にも、安易な核武装論や核持ち込み論を遠ざける重要な視座を与えるだろう。(〈2.「一時寄港」「沖縄」にまつわる二つの密約問題〉はこちらからお読みになれます) G7広島サミットと米韓「ワシントン
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
ChatGTPの回答に対して改変は行っておりません。 ChatGPTの回答に疑念を持つ方向け 入力の録画素撮り版 https://youtu.be/GEx-P81DVj4 (c)創通・サンライズ #ギレン #演説 #ガンダム #チャットgpt #chatgpt #chatgpt活用 ※2023/04/17追記 ネタを思いついた時点でGoogle・YouTubeで前例がないか関連ワードで検索するもヒットしなかったのですが、 後日、別件で検索したらヒットしたので先駆者様を紹介します。 先駆者@gpt-ln1lh https://www.youtube.com/watch?v=9a_xq5iZPw8&t=732s
1952年に行われた太平洋での初の水爆実験 US Air Force's Lookout Mountain 1352d Photographic Squadron-Reuters <「プーチンの代弁者」ことソロビヨフ曰く、ウクライナが攻勢に出ればロシアは戦時体制に完全に移行する> ロシア国営テレビの著名司会者、ウラジーミル・ソロビヨフが、核兵器の使用に反対する同国内の人々を「いかれたロシアの平和主義者たち」と攻撃した。ソロビヨフはイデオロギー面でウラジーミル・プーチン大統領との共通点が多く、「プーチンの代弁者」とのあだ名で呼ばれている。 ソロビヨフがこの発言をしたのは、司会を務める番組の中で、2日にロシアの主戦派ブロガー、ウラドレン・タタルスキーが暗殺された事件に触れた時のことだった。 ウクライナのロシア軍は、思うように占領地域を広げることができずにいる。この数カ月は、予想されるウクライナ
インタビューに答える元内閣法制局長官の阪田雅裕さん=東京都千代田区で2023年2月16日、内藤絵美撮影 政府が防衛力強化として打ち出した「反撃能力」について、岸田文雄首相は「憲法及び国際法の範囲内で、専守防衛等の考え方を変更するものでない」との説明を繰り返している。対して憲法9条との整合性に厳しい目を向ける専門家がいる。政府の憲法・法律解釈の最高機関、内閣法制局の長を務めた阪田雅裕さん(79)である。 皇居を見渡せる東京・大手町の高層ビルにある大手法律事務所を訪ねると、阪田さんは穏やかな物腰で語り始めた。「国会を見ていても、重大な憲法問題であるという根本的な議論がされていませんね」。いうまでもなく憲法は国が守るべきことを定めた最高法規である。集団的自衛権に道を開いた2015年の安保法制、そして岸田政権の「軍拡路線」によって9条のそうした規範性がいっそう失われつつあるということだ。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
「晴れのち時々ミサイル」「補償?そこに無ければ無いですね」〜日本列島から自由が消える日”平和主義国家”日本の戦時下in令和~ 急遽予定変更して、緊急特別記事をお送りします。画像出典:АрміяINFORM まことに愚かな国が侵略戦争を始めた。 「愚かな国」といえば、地球最大の面積と地球最小の道徳を誇るロシア連邦に勝る国は無いであろう。レーニン像が恥辱のあまり崩れ去ってから30年、偉大なソビエト連邦の遺産といえば核兵器と天然資源しか無かった。 実に滑稽なことに、今まさに彼らはその遺産の全てを賭けて、男性器でピアノを弾いていた男が治める国を葬ろうとしている。大祖国戦争の英雄都市キーウを爆撃し、かつてはソ連人民だった者達を戦車の履帯でみじん切りにして、古臭い五芒星の赤旗の染料にしている。耐用年数切れの白熱電球のような輝きを前頭部から放つクレムリンに住む独居老人(70)がどのような坂の上の雲を見つ
森田実氏死去、90歳 平和主義貫いた政治評論家 2023年02月08日19時10分 森田実さん 「戦後政治の生き証人」と称された政治評論家の森田実(もりた・みのる)氏が7日午後2時26分、悪性リンパ腫のため、東京都江東区のがん研究会有明病院で死去した。90歳だった。静岡県伊東市出身。葬儀は15日午前10時から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で。喪主は妻茂子(しげこ)さん。後日お別れの会を開く予定。 追悼2023 写真特集 東大在学中に学生運動に参加。共産党に入党し、全日本学生自治会総連合(全学連)執行委員として米軍立川基地の拡張計画に反対した「砂川闘争」の指揮を執ったが、「極左冒険主義」に反対し、共産党を除名された。 出版社勤務を経て1973年に政治評論家として独立。半世紀にわたり辛口の政治評論で鳴らし、講演活動のほか、ラジオやテレビでも活躍した。「平和主義」の立場を徹底し、
ロシアがウクライナに侵攻を始めた昨年2月24日以降、欧州の安全保障政策は激変した。各国は侵攻を自らへの脅威とみなし、ウクライナへの軍事支援を加速した。象徴的なのはドイツだ。戸惑いながらも第二次大戦の反省に根ざす反戦・平和主義を転換し、米国に背中を押される形で、主力戦車の供与にも踏み切った。 政治の地殻変動、ためらうショルツ氏 「何が正しく、何が間違っているのかは誰も教えてくれない。だからこそ我々は一歩一歩前進していくことが必要だ」。ドイツのショルツ首相は25日、連邦議会で演説し、ウクライナへのドイツ製戦車「レオパルト2」の供与を発表した。 レオパルト2は、ウクライナの戦況に大きな影響を与える可能性がある。東・南部でロシア支配地域の奪還を目指すウクライナ軍にとって、露軍が築いたざんごうなどの防御を突破するには機動力と強力な火力を兼ね備えた戦車の投入が不可欠だ。 英国が先に主力戦車「チャレンジ
2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、解決の糸口を見いだせぬまま来月で1年となる。 ウクライナ軍のザルジニー総司令官は2022年12月15日に英エコノミスト誌のサイトで公開されたインタビューで、ロシア軍が2023年1月末から3月にかけて新戦力で大規模な攻勢をかけるとの見方を示した。 攻撃は東部ドンバス地域や南部で始まり、首都キーウにまで及ぶ恐れもあるとみている。 ウクライナは反攻作戦を視野に、ロシア軍との地上戦に有効な戦車や装甲車の供与を欧米に要請している。 既に東欧などの旧東側諸国は旧ソ連製の戦車を供与していたが、欧米諸国は、ロシアとの軍事的緊張の高まりを恐れ西側製の装甲車や戦車の供与に慎重だった。 ところが、2023年1月4日、米国は「M2ブラッドレー」歩兵戦闘車を50台、フランスは「AMX10RC」歩兵戦闘車(台数不明)を、同6日にはドイツが「マルダー」歩兵戦闘
2022ミス・ユニバース・ジャパン日本代表に折り鶴を手渡す岸田文雄首相。5月の広島サミットでは「平和」が大きなテーマになるというが…=令和4年12月13日、首相官邸(矢島康弘撮影)岸田文雄首相は、昨年、安倍晋三元首相が凶弾に斃れた後、旧統一教会の問題でつまずき支持率が急落した。それ以来何をしても支持率は回復しない。12月には防衛費倍増、反撃能力保有を盛り込んだ安全保障関連3文書の閣議決定という国防政策の歴史的成果をあげているにもかかわらず、だ。それはなぜか。岸田首相の本質が、相変わらず戦後の、頭かくして尻隠さずの観念的な平和主義にとらわれており、その危うさを国民が見透かしているからではないか。 頭隠して尻隠さずの観念的な平和主義とは何か。それは武器を放棄すれば戦争はなくなるという幼児並みの理想主義と、その理想を抱きつつも現実には 日本は武器を持った米国に守ってもらえばいいという米国まかせの
ロシアのラブロフ外相が、「日本は軍事化政策を取り入られるようにしている」と批判した。 ラブロフ外相は18日、年頭恒例の記者会見で、日本政府が新たに反撃能力の保有を決めるなどした安全保障政策の転換が、「ロシアや中国を念頭に置いていることは、誰もが理解している」と指摘した。 日本の方針転換を軍事化だとも強調し、「日本は見せかけの平和主義すら失った。日本がロシアとの関係を正常化することに関心を抱いているとは思えない」と突き放した。 そのうえで、「日本列島付近の安全保障を、どのように確保するか結論を出す」と日本海沿岸のロシア極東(きょくとう)や、ロシアが不当に実効支配する北方領土の軍備増強を示唆した。 空席となっている駐日大使については、「後任がもうすぐ東京に行く」と明言。 ただ、「日本側が勝手に関係を凍結し、傲慢(ごうまん)で好戦的な発言をし始めた。これは無視できない。しっかり考慮して決める」と
日本のお隣、韓国は、1953年の朝鮮戦争休戦以降も現在に至る69年間ずっと「戦時中」です。今でも徴兵制がある「戦場国家」韓国と日本の平和はセットで、日本は平和国家というよりも「基地国家」です。南基正・ソウル大日本研究所教授は「日本人の意識は『反戦』というより『避戦』」と指摘します。【聞き手・鈴木英生】 平和で自由な日本を支える韓国の軍事文化 戦後の北東アジアには、50年に始まり53年に休戦した朝鮮戦争を経て、「戦場国家」韓国と「基地国家」日本という役割分担が成立しました。戦後日本の平和主義は重要ですが、日本人の意識は反戦というよりも「避戦」になりました。自分たちと戦争、なかでも今も終わらない朝鮮半島の戦争との結びつきを直視しなくなったのです。対照的に、韓国には戦争の負の影響がずっと残ってきました。 私は80年前後に高校生だった頃、学校で軍事教練を受けました。日本で軍事教練は戦時中までの昔話
護憲派は9条の死を直視し、平和主義と立憲主義を取り戻せ 想田和弘と語る(後編) 「自衛隊は戦力ではない」は世界に通用しない 石川智也 朝日新聞記者 マハトマ・ガンジーが唱え、政治学者ジーン・シャープが理論化、体系化した「非暴力抵抗」の可能性を訴える想田和弘さんは、ウクライナ問題でも、武力による応戦という手段に疑問を投げかけている。 これに対しては様々な批判を受けてきたというが、そもそも日本国憲法の第9条こそが、戦争放棄と戦力不保持、交戦権否認を謳う究極の非戦条文だったはずだ。 しかし、その9条を日本は守ってなどいない、と想田さんは言う。前編に引き続き、非暴力と非武装、そして改憲問題にまで広げて話を聞いた。 自衛隊合憲論者は解釈改憲派だ 石川) 非暴力の考えを突き詰めれば、国家としても軍備を持たない、非武装が理想だという考えになります。あらゆる国がそれを目指せば、結果として地球上から国家間の
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く