「またマンションが建つらしいで」。江戸時代に宿場町や港町として栄え、100の町々でにぎわったという大津市中心部の百町地区。往時を伝える町家が連なる風景は、近年の相次ぐマンション建設で変わりつつある。空き家が解体されるたび、跡地を巡る住民のうわさが絶えない。 百町地区の中心部に昨年9月、計70戸15階建てのマンションが新たに完成した。湖国三大祭りの一つ、大津祭の曳山(ひきやま)巡行ルートに面する立地だ。入居者は
金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 部分的に落下した天井 提供=金沢21世紀美術館 1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 金沢21世紀美術館は妹島和世と西沢立衛からなるSANAAが手がけた建築として知られており、円のかたちをしたガラス張りの平屋建築。展示室の天井にもガラス板が使用されており、これが空間に明るさと開放感をもらたしているが、今回はこのガラス板が地震によって部分的に剥がれ落ちた。金沢市文化政策課によると、ガラス板が剥落したのは2~3つの展示室。修復は当面先になるという。 震災前の金沢21世紀美術館の展示室。「DXP(デジタル・トランスフォ
反響の大きかった2023年の記事からジャンル別にトップ10を発表してきた。今回のジャンル分けには当てはまらなかったけど、まだまだある大人気だった記事を紹介する!(集計期間は2023年1月〜10月まで。初公開2023年6月2日 記事は取材時の状況) * * * こんにちは、一級建築士の八納啓創と申します。会社員の方から上場企業の経営者宅まで、住む人が幸せになる家をテーマにこれまで120件の家づくりの設計に携わってきました。 『日刊SPA!』では、これまでの経験を生かし、「これからの時代に必要な住まいの姿」をテーマにお伝えしていきます。今回お伝えするのは「多くの日本人が片付けられない理由」についてです。 ◆「家自体に問題がある」ワケではない ウィズコロナになった今、改めてこの3年間を振り返ると「家が快適でよかった」、もしくは「家がまるで牢獄のようできつかった」など、住まいに対する意識が高ま
工学専攻(社会工学領域)/高度防災工学研究センターの北川啓介教授が、能登半島地震の発災後すぐに被災地へ出向き、輪島市と連携して、本学にて研究開発した屋内用インスタントハウス10棟を輪島中学校の避難所に届けました。 北川啓介教授は2023年に、トルコ・シリア大地震の被災地、モロッコ大地震の被災地にもインスタントハウスを提供しており、日本での発災後の復旧と復興への被災者の当事者感覚での研究開発に尽力しています。 一日も早い復旧と復興を祈念いたします。 【ご支援(寄付)のお願い】 北川啓介教授が開発した簡易住宅(インスタントハウス)を令和6年能登半島地震の被災地域へ届けます。 ▶ 令和6年能登半島地震被災地への簡易住宅(インスタントハウス)設置支援(大学基金ウェブサイトへ) 【屋内用インスタントハウス】 発災後から一週間ほどで避難所等に食料や飲物、医薬品などは届きつつありますが、停電と断水が続く
「現行耐震基準は妥当か」、能登半島地震で動き出した国交省有識者委員会の論点 2024年能登半島地震による石川県内の建物被害の数は、24年2月末時点で8万7000棟を超えた。建物の構造被害の原因を分析するため国土交通省は、「令和6年能登半島地震における建築物構造被害の原因分析を行う委員会」(委員長:中埜良昭・東京大学生産技術研究所教授)を立ち上げ、24年2月14日に初会合を… 2024.03.05 基準改定後の道路盛り土は大規模被害ゼロ、前回地震の対策も効果あり 能登半島地震によって多くの崩壊が生じた高規格幹線道路の盛り土構造物で、締め固め基準を強化してから造った区間は大規模な被害がゼロだと分かった。国土交通省が2024年2月21日に開いた社会資本整備審議会道路技術小委員会(委員長:二羽淳一郎・東京工業大学名誉教授)会合で明らかにした。 2024.02.29 全ての瓦を緊結した屋根が2回の震
1月1日に発生した令和6年能登半島地震の影響で、1月5日現在も石川県の能登地方を中心に携帯電話が不通となっているエリアが存在します。また、自宅などが被災した影響で、自宅の固定電話が利用できないというケースもあるかと思います。そんな時に、便利な連絡手段がNTT東日本(東日本電信電話)やNTT西日本(西日本電信電話)が設置する公衆電話です。 この記事では公衆電話の探し方と、簡単な使い方を解説します。災害時はもちろんですが、何らかの通信障害が発生した際に役立つと幸いです。 なお、公衆電話についてもっと知りたい人は過去の記事も参照してください(一部の情報が古くなっている場合があります)。 →「公衆電話」はどこにある? どうやって使う? 緊急時の備えに知っておくべきこと
大阪・関西万博に向けて大屋根などの建設工事が進む夢洲=大阪市此花区で2023年11月30日午後2時44分、本社ヘリから西村剛撮影 2025年4月に開幕する大阪・関西万博に自前でパビリオンを建設する予定の55カ国のうち、シンガポールが10日にも着工する見通しとなった。建設に必要な行政上の手続きを終え、万博を運営する日本国際博覧会協会から土地の引き渡しを受けた。アイルランドも15日の着工を予定している。24年を迎え、建設の遅れが問題となっている海外パビリオンの工事がいよいよ動き出す。 協会によると、23年12月28日時点で建設業者と契約を結んだのは35カ国。一方、業者未定の国も20カ国に上り、このまま計画を進めるか自前建設を断念するか、最終決断を迫られている。24年4月には…
明けましておめでとうこざいます。 以前から憧れていた「ヌーベル甲子園口」へ行ってきました。 遠征帰りでへとへとだったのでビルの内観のみですが、昭和のごちゃっとした味わいのあるビルで歩いてるだけで楽しかったです。 安藤忠雄建築だそうでこんな街中で見れるなんてちょっと感動しちゃいましたね。 家に帰ってから知ったのですが。 各フロア段違いみたいな構造になっているためか、階段の数がやたら多くて何階あるのかわからなくなるような建物ですが、(たぶん)3階にあたる部分が出入口になっていて、そこから上のフロアと地下のフロアに分かれています。 地上4階、地下2階の方が正しいのかもしれない。 煌々と光る居酒屋提灯が印象的でした。 他にも飲食店は沢山ありますがブティックや、一昔前はおもちゃ屋さんも中にあったそうです。 裏口?には駐輪場とポスト。 こういった生活感がある場所とダンジョンみたいな奇抜なビルの中身が合
3日、北九州市中心部の飲食店街で起きた火災は、発生からおよそ13時間後の4日明け方にほぼ消し止められましたが、消防によりますと、合わせて35店舗、延べ2900平方メートルが焼けたとみられるということです。これまでのところ、けが人の情報はなく、警察と消防が火事の原因を調べています。 3日午後3時すぎ、北九州市小倉北区魚町1丁目の飲食店などが密集する「鳥町食道街」の付近から火が出て、周辺の建物に燃え広がりました。 消防車30台余りが出て消火にあたり、火はおよそ13時間後の4日午前4時ごろにほぼ消し止められました。 4日、消防が発表した被害状況に関する速報値によりますと、「鳥町食道街」を中心に合わせて35店舗、延べおよそ2900平方メートルが焼けたということです。 これまでのところ、けが人の情報はないということです。 4日、現場では、消防が重機でがれきを移しながら、火だねが残っていないか確認を進
1日に発生した能登半島地震では木造住宅の倒壊が相次いだ。激しい揺れに襲われた石川県輪島市、珠洲市の街は壊滅的な状態で、いまだ被害の全容は明らかになっていない。これほどまでに甚大な被害をもたらした要因は何だったのか。 「まるで戦争の直後みたいだ。何もなくなってしまった」 能登半島の先端にある珠洲市で暮らす同市議の浜田隆伸さん(62)は、同市正院町の住宅街にある自宅周辺の惨状をそう説明し、落胆した。自宅は大きく損傷し、密集していた周囲の木造住宅は垂直方向に押しつぶされたように崩れ、残った瓦屋根が道路を塞いでいる。 年末年始で市内の実家に帰省していた女性(51)も驚きを隠せない。地震直後に慌てて家の外に出ると、近くの木造住宅が崩れ、瓦屋根がそのまま「ドスン」と大きな音を立てて地面に崩れ落ちた。「実家の周囲の住宅のうち7~8割は倒壊している」といい、複数の知人が家の下敷きになった。
ザハ・ハディドらの国立競技場プロジェクトに続き、大阪・関西万博のリングが建設費の高騰によって激しく批判された。国家的な建築が共感を得づらくなったことは、経済的に疲弊する日本の社会状況に起因する。また、20世紀半ばの形態による伝統論争とは違い、政治家が近年の木造ナショナリズムを意識して「伝統構法だ」と説明したことで、「ボルトが使われている」「国産材ではない」といったツッコミにさらされ、現代的な大型木造の意義という問われるべき論点がずれた。 おそらくリングがなければ会場は貧弱になるだろう。ただし、半年で壊すのにはあまりにも高い。ところで、昨年亡くなった磯崎新の水戸芸術館(1990年)の隣に今年開館した伊東豊雄による水戸市民会館は、竹中工務店が開発した耐火集成材を用い、吹き抜けにおいて迫力がある木造の架構が展開する。彼は国立競技場の仕切り直しコンペで、巨大な木造の列柱をもつ案を提出して敗れたが、
なかがわら @takou0 長谷工マンションミュージアムで見れるらしいのでめちゃくちゃ興味ある 行きたいけどこういうのに興味ある知り合い少なくて悲しい homes.co.jp/cont/press/buy… twitter.com/sasukemaru_CPA… 2024-01-02 06:07:58 リンク 住まいの本当と今を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】 「長谷工マンションミュージアム」でマンションの歴史と構造を学ぶ 日本で唯一、マンションに特化した施設「長谷工マンションミュージアム」は、長谷工グループ創業80周年記念事業のひとつとして誕生したもの。マンションのことならなんでもわかるというミュージアムを取材してきた。 76
いよいよ大きな決断を迫られそうだ。 あと数カ月で開幕まで1年を切るのに、難問山積の大阪・関西万博。会場建設費と運営費は倍々ゲームで、会場までのインフラ整備費を含めると、関連費用は1兆円を突破する。 万博の華である海外パビリオン建設の遅れも絶望的。参加159の国と地域のうち、23年内に自前で建設するタイプの起工式にこぎつけたのはイタリアのみ。当初計画では24年7月中に建設を終える予定が、実現の見込みはゼロだ。英紙フィナンシャル・タイムズは〈欧州のある国は、日本最大手の建設会社から「希望通りのパビリオンをつくることはできるが、完成は万博が閉幕してから1カ月後になる」と告げられたらしい〉と報じていた。万博は無事に25年4月の開幕を迎えられるのか。 「現行計画を抜本的に見直さない限り、延期の確率はほぼ100%」とは、建築エコノミストの森山高至氏だ。こう続けた。 「会場の夢洲は大阪湾のゴミの島。想定
Vectorworksで設計BIMの環境を提供するフローワークスの代表取締役 兼 CEO 横関浩氏は、「Archi Future 2023」(会期:2023年10月26日、東京・有明TFTホール)で「AIと建築設計~新時代の幕開け―底上げされる能力、拡大する創造性、変貌する設計者―」と題し、建築設計でのAI活用の現状と、対話型の生成系AIを設計に採り入れる新たな試みを紹介した。 10年先と思っていたAIの普及が、すぐ直前に迫ってきた このところ、あらゆる産業でAIの利用が進み社会の注目を集めている。そのきっかけとなったのが「ChatGPT」の登場だ。ChatGPTは、2022年11月にOpenAIがリリースしたAIを用いたチャットサービス。いまや誰もが知るとことだが、ChatGPTは、人と会話するような言語でAIに問いかけ、回答が得られる。 横関氏は、冒頭でChatGPTのような自然言語処
広くて複雑過ぎる新宿駅を3Dで見れるサイト『Shinjuku Station Indoor』がブラウザ上で公開された。 1日に350万人以上が使用している新宿駅はかなり複雑で広い構造をした駅で、「世界で最も混雑した駅」としてギネス記録に認定されるほどだ。広く迷いやすい構造などから通称「新宿駅ダンジョン」と呼ばれることもある。 (画像はJR東日本公式サイト「新宿駅の構内図・バリアフリー情報」より)そんな広くて複雑過ぎる新宿駅ダンジョンを3Dで可視化し、構造を一目で確認できるサイト『Shinjuku Station Indoor』がブラウザ上で公開された。 『Shinjuku Station Indoor』は、法務省のG空間情報センターで公開されている「新宿駅屋内地図オープンデータ」を元に、エンジニアのSatoshi Komatsu氏が3Dに可視化し、公開したサイトだ。 3Dで表示されているた
再来年の大阪・関西万博では、およそ60か国が自前で建設する「タイプA」の方式を計画していますが、これまでに着工した国はなく、準備の遅れが指摘されています。 こうした状況を受け、ことし10月から11月にかけ、全国建設業協会が各都道府県の協会に所属する1万8000社あまりを対象に、パビリオンや会場整備などの工事に参画する意向があるか調査を行い、NHKはその報告書を入手しました。 調査は、パビリオンの建設工事が進まず、博覧会協会から協力依頼が寄せられるなどしたため実施したとしています。 回答は全国775社からあり、複数回答の結果、元請けや下請けとして建設工事に参画することに「興味がある」としたのは11.8%だった一方、「興味はない」としたのは89.4%に上ったことがわかりました。また、すでに参画しているという回答は2.4%でした。 開催地の大阪を含む近畿地方でも71.1%が「興味はない」としてい
建物の外観はイギリス客船「クイーンエリザベス2」がモチーフ。 初代南極観測船「宗谷」は引き続き展示・公開 東京都品川区、通称「お台場」にある船の科学館は2023年12月26日、本館について2024年2月より解体工事に着手すると発表しました。 同館は2023年12月現在、「別館展示場」「屋外展示資料」「初代南極観測船『宗谷』」の公開を中心として各種博物館活動を実施しているものの、本館は建設から50年が経過するなどして建物の老朽化が著しく進んでいることから今回の決定に至ったとしています。 拡大画像 船の科学館の外観。本館のデザインは客船「クイーンエリザベス2」をモチーフにしていた(画像:写真AC)。 この決定に伴い、「別館展示場」および「屋外展示資料」は2024年1月28日をもって展示公開を終了するとのこと。なお、初代南極観測船「宗谷」の展示公開と教育普及活動を中心とした各種博物館活動は引き続
工事が進む大屋根(リング)=12月4日 大阪市の埋め立て地、夢洲で2025年春から開催される大阪・関西万博について、政府は12月19日、会場建設費を中心に計1647億円とする試算を公表した。そして、シンボルとされる大屋根(リング)をめぐっては、万博終了後に「移設」「保存」といった意見が政府や地元・大阪から出始めている。当初は解体され、木材は再利用するという方針だったが、344億円かけて半年で壊すのは「無駄使い」と一斉に批判されたことが影響したとみられる。「特殊な技法」「世界最大級」「レガシー」といった言葉で表現されるリングだが、建設に携わるこの道15年のベテラン職人は「移設して残すような特別なものじゃない」と冷静に語る。 【写真】気持ち悪い?かわいい?賛否が割れる万博の公式キャラクターはこちら 会場を取り囲むように建てられるリングは、1周2キロ、直径675メートル、建築面積約6万平方メート
ステンドグラスの完成を祝う歌声が響いた白河駅 大正時代の風情が残る福島県白河市のJR白河駅の駅舎で25日、ステンドグラス完成披露会が開かれた。関係者がテープカットし完成を祝った。 2021(令和3)年の駅舎改築100年を機に、ステンドグラス風のガラスから本物のステンドグラスに入れ替えた。 市内のステンドグラス作家・渡辺真さん(わたなべ工房)が手がけた。正面入り口上部に一辺約80センチの装飾ガラス5枚がはめ込まれ、入れ替えにより外光を柔らかな色調で取り込むことができるようになった。 テープカットに先立ち、鈴木和夫市長とJR東日本の三林宏幸執行役員東北本部長があいさつし、渡辺さんがステンドグラスの制作について解説した。 完成を祝い、市内を拠点に活動するゴスペルグループABOO SINGERS(アブーシンガーズ)が「オーハッピーデー」などを披露。記念品として限定100個の特製缶バッチが配布された
関西ニュースKANSAI 【独自】資材キャンセルで十数億円負担か 万博パビリオン「タイプX」24棟分を先行発注も…採用は最大3ヵ国に 12/25 12:55 配信 万博協会がプレハブのパビリオン「タイプX」について、24棟分の資材を発注しましたが、採用する国は最大でも3ヵ国にとどまり、キャンセルで十数億円がかかることがわかりました。 大阪・関西万博では、参加国が独自にデザインする「タイプA」のパビリオンが約50棟、計画されています。 しかし資材の高騰や、予算不足などから建設が進まず、経済産業省は代替案として、建設期間が短くて済む箱形のプレハブ「タイプX」を提案しました。 関係者によりますと、協会は24棟の「タイプX」の資材を先行発注しましたが、選択するのは現状、ブラジルなど最大でも3ヵ国にとどまるということです。 協会は、各国が共同利用できるパビリオンなどとしてほかに6棟のXを計画していま
はじめまして。リノベーションデザイナーをしているフジイです。 妻の「狭くてもいいので防音室が欲しい」という一言がきっかけで、約1週間かけて自宅の賃貸マンションに防音室をDIYしました。仕組みさえ分かれば、DIY初心者の方でも比較的簡単に、既製品の約5分の1の予算で製作できるので、時間と根性さえあればとてもコスパのいいDIYです。 「防音室」と言ってしまえばニッチですが、「お隣との防音壁」や「お篭もり用の小さなブース」としても汎用的に使えるアイデアです。 自宅に録音ブースが欲しい人はもちろん、自宅で仕事や作業をする人やビデオミーティングが多い人、お篭もりスペースが欲しい人の一助になればうれしいです。 防音ブースをDIYするキッカケ 2017年に結婚した妻と都内のマンションで生活をしていました。僕はフリーのリノベーション・住宅デザイナー、妻はソロのシンガーでナレーションなどの声を使った仕事を生
建築家・吉村順三の功績を紐解く。ギャラリーエークワッドで「建築家・吉村順三の眼」がスタートギャラリーエークワッドで、日本とアメリカを行き来し、日本の建築文化をアメリカに伝えた建築家・吉村順三に焦点を当てた展覧会「建築家・吉村順三の眼 ーアメリカと日本ー」が開催中だ。会期は2024年3月28日まで。 文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景より、「松風荘」(1954)に関する資料 東京・東陽町のGALLERY A4(ギャラリーエークワッド)で、日本とアメリカを行き来し、日本の建築文化をアメリカに伝えた建築家・吉村順三(1908〜97)に焦点を当てた展覧会「建築家・吉村順三の眼 ーアメリカと日本ー」が12月22日にスタートした。 本展では、吉村がアメリカで担当した作品から、国際的に活躍する芸術家らとの交流から生まれた日本の作品までを、スケッチや写真、映像を交えて紹介。その業績を
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo 大阪万博 350億円「リング問題」の本質 「無駄」論争で置き去りになっていることがある dailyshincho.jp/article/2023/1… #デイリー新潮 万博という国内外から多くの人が集まる場を、木造建築の価値を通じて、環境への負荷、日本の伝統技術の保持、伝統的景観の維持と再生、山林の再生、林業の活性化……と、さまざまな課題を考える機会にする。リングが存在することで、こうした課題について世界を巻き込み、世界に影響を与えながら議論できる。 2023-12-24 16:15:08 建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo そもそも、この木造リングは香原斗志(かはら・とし)さんが、お人良しに買いかぶるそういった「日本の木の建築文化全体を包摂する」ものではなく、 はじ
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