画像説明, 3月に英スコットランドで行われたデモンストレーションで、空中の標的に向けて発射されたドラゴンファイアのレーザー
昨年5月、モスクワでの軍事パレードで披露された大陸間弾道ミサイル「ヤルス」/Alexander Avilov/Moscow News Agency/Reuters (CNN) 中国がロシアによる国防産業基盤の強化を大々的に支援しており、ウクライナとの戦争を続けるロシアはソ連時代以来となる野心的な軍事生産拡大に乗り出していることが分かった。バイデン米政権高官が明らかにした。 中国が提供している支援には、大量の工作機械やドローン(無人機)、ターボジェットエンジン、巡航ミサイル向けの技術、超小型電子部品、ロシアが兵器の推進剤に使用しているニトロセルロースなどが含まれる。 当局者の一人によると、中ロの企業もロシア国内でドローンの共同生産に取り組んでいるという。 中国の支援がウクライナにおけるロシアの継戦能力に大きな影響をもたらす一方、ウクライナ軍は装備品や兵器の不足に悩まされているのが現状だ。米連
ロシアがウクライナで拡大した戦争が3年目に入るなか、戦場は主に3つのダイナミクスで形成されている。 1. ロシアは政治、産業、軍事のリソースを総動員している。だがこの動員は、ロシアの再生不可能なリソースを著しく消耗している。なかでも重要なのは、冷戦時代の古い兵器の在庫が払底しつつあることだ。 つまり、ロシアは強いが脆い。 2. ウクライナもリソースを動員しているが、喫緊の財政的ニーズや軍事的ニーズを満たすのには依然として外国の援助に頼っている。そして、この援助の決定的に重要な部分は、米議会下院のロシアに好都合な共和党議員たちの手で阻まれている。 3. ウクライナの戦術はロシアの戦術より優れており、ウクライナ軍部隊がはるかに規模の大きいロシア軍部隊を打ち破る一因になっている。だが、ウクライナ軍の弾薬が欠乏している場合は、戦術自体が意味をなさなくなる。 およそ1000kmにわたる戦線の一見ちぐ
イスラエルによって大使館が攻撃されたとしてイランが報復を宣言する中、アメリカのバイデン大統領はイランによる攻撃について「どちらかと言えばすぐだろう」と述べ、近く行われる可能性があるという見方を示した上で、イランに対し「やめろ」と自制を強く求めました。 今月1日にシリアにあるイラン大使館がミサイル攻撃を受けたことをめぐり、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を宣言しています。 アメリカのバイデン大統領は12日、イランによる攻撃は差し迫っているのかと記者団から問われ「どちらかと言えばすぐだろう」と述べ、近く行われる可能性があるという見方を示しました。 その上で、イランに伝えたいことは何かと問われると「『やめろ』だ」と述べてイランに対し自制を強く求め「われわれはイスラエルの防衛のために尽くす。イランは成功しない」と強調しました。 また、ホワイトハウスのカービー大統領補佐官も、記者団に対し「わ
ミャンマーで軍との戦闘を続ける少数民族の武装勢力は、タイとの国境にある重要な貿易拠点の町を制圧したと発表しました。軍にとっては3年前のクーデター以降、最大の痛手となりました。 ミャンマー南東部ではクーデター後、実権を握る軍と、少数民族のカレン族の武装勢力、KNU=カレン民族同盟などが激しい戦闘を続けています。 こうしたなかKNUは12日、タイとの国境にある重要な貿易拠点の町ミャワディを含む地域を制圧したと発表しました。 声明文でKNUは「ミャンマーとタイとの国境地域の双方の人たちに平和と安全を築くため、タイ政府と協力していく」としていて、タイとの人や物の行き来を妨げず貿易を続ける方針を示しました。 国境の川を挟んだミャワディの対岸ではタイ軍が警戒にあたっているほか、多くのミャンマー人が検問所につめかけていて、「タイ側にいる方が安心です」などと話していました。 ミャンマーでは去年秋以降、少数
ロシアが今月11日から17日にかけて、北方領土周辺の海域でロシア船籍を除く船舶の航行を認めない措置を発令したことがわかりました。日本政府は、北方領土は日本固有の領土であり受け入れられないとして、ロシア側に抗議しました。 国際法上、すべての国の船舶は沿岸国の安全を害さなければ、その国の領海を通過できる「無害通航権」が認められていますが、海上保安庁によりますと、ロシアは今月11日から17日にかけて、北方領土周辺の海域で「無害通航権」を停止し、ロシア船籍を除く船舶の航行を認めない措置を発令しました。 国際法上は、自国の領海であれば必要な場合「無害通航権」を停止することは認められていますが、外務省は、北方領土は日本固有の領土であり、今回の措置は受け入れられないとしてロシア側に抗議しました。 日本政府内では「北方領土はロシア領だと誇示する意図があるのでは」とか「日米首脳会談で防衛協力の強化を打ち出し
ウクライナとロシアの紛争において、両軍はさまざまな用途でドローンを運用しています。アメリカはウクライナ支援のためにハイスペックなアメリカ製ドローンを提供していたのですが、不具合が多くあまりに高価過ぎるということで、ウクライナ軍はより安価な中国製ドローンに目を向けつつあるとウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。 Ukraine War: How American Drones Failed to Turn the Tide - WSJ https://www.wsj.com/world/how-american-drones-failed-to-turn-the-tide-in-ukraine-b0ebbac3 How American drones failed to turn the tide in Ukraine | Mint https://www.livemint.com/
航空自衛隊では、次期主力戦闘機として最新のF-35「ライトニングII」の数を増やそうとしています。しかし、それに合わせて必要な操縦士の養成は国内で行えていません。実施するためには、T-4では性能不足なのだそうです。 実用化からもうすぐ40年のカワサキ製T-4 2024年3月、全国紙が報じたところによると、日米両政府は航空自衛隊が保有する練習機T-4の後継機となる次期練習機を共同開発する方針で調整を進めていることがわかりました。 T-4は、川崎重工が1980年代に開発した純国産のジェット練習機で、おもな役割は、航空自衛隊の戦闘機パイロットになるものに対する訓練飛行プログラム「基本操縦課程(約54週間)」「戦闘機操縦基礎課程(約8週間)」を実施することです。 拡大画像 航空自衛隊のT-4練習機。写真はブルーインパルス仕様(画像:航空自衛隊)。 ただ、T-4は実用化からまもなく40年。時期的に機
10日の米議会公聴会で発言する米国際開発局(USAID)のサマンサ・パワー長官/Michael Brochstein/Sipa USA (CNN) 米国際開発局(USAID)のサマンサ・パワー長官は10日、パレスチナ自治区ガザ北部は既に飢餓に陥っているとの状況判断について、「信用できる」という認識を示した。 米当局者はこれまで、ガザは飢餓の瀬戸際にあると指摘していたが、米高官が公の場で飢餓が既に始まっているという認識を示したのは初めて。 これで米政権に対し、イスラエルに対する軍事支援の制限を求める声が一層強まる可能性がある。米対外援助法では「直接的または間接的に米国の人道支援の輸送や配送を禁止あるいは制限する」いかなる国に対しても、援助を禁止すると規定している。 10日の議会公聴会でホアキン・カストロ下院議員(民主党)はハフポストの報道を根拠として、USAIDが公電で飢餓は既に始まっている
(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は11日、パレスチナ自治区ガザ南部から北部に入るのを待っていたユニセフの車両のうち1台が、10日に実弾射撃を受けたと発表した。 ユニセフはX(旧ツイッター)に掲載した声明の中で、この事案についてはイスラエルの関係当局に懸念を伝えたと述べ、「悲しいことに、人道支援活動は命を救う物資の搬送において危険にさらされ続けている。IHL(国際人道法)に従って人道支援職員が保護されない限り、必要とする人々に人道支援物資を届けることはできない」とした。 CNNはイスラエル国防軍にコメントを求めているが、現時点で返答はない。 この前日、イスラエル占領地政府活動調整官組織(COGAT)は、国連が人道支援物資をガザ全域に行き渡らせることができていないと非難していた。
Prime Gamingは公式Xアカウントにて核戦争後の世界を冒険するオンラインゲーム『Fallout 76』をAmazon Prime会員に向けて無料配布中であることを発表した。 無料配布はPCとXbox Series X/S、Xbox Oneに向けて行われ、ダウンロードできる期間は5月16日(木)までとなっている。 また、期間限定で実写ドラマ版『Fallout(以下、フォールアウト)』に登場するVault 33のジャンプスーツがゲーム内で無料配布中だ。ドラマ版『フォールアウト』は。Amazon Prime Videoにて第1期全8話が4月11日から配信されている。 Time to open the vault door! Prime Members, immerse yourself in the new Fallout series on @PrimeVideo and brace
その「声」は誰のためにあるのか?このエッセイは、初めて自分から「掲載してほしい」と申し出たものだ。掲載を許可してくれた、編集部の福島夏子さんに謝辞を申し上げる。また、このエッセイを書くにあたり重要な情報を提供してくれた多くの友人——とくに、滝朝子さん——に感謝の意を伝える。 2023年3月11日、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問 | 現代美術家たちへの問いかけ」の内覧会が開催された。参加作家の飯山由貴と遠藤麻衣、美術家の百瀬文らが抗議のアクションを実施した。今回の報に接し、ぼく自身、恥ずかしさを覚える。この問題に対し、自分なりに知ろうとしてこなかったことについて。現代アートの領域で、「脱植民地化」を語ってきた研究者であるにもかかわらず。いまガザで起きていることに対して声をあげることは、まぎれもなく脱植民地化の問題だ(その関連性は、次
「パレスチナ問題」が解決に向けて前進する道はあるのか? イスラエル国防軍の戦闘兵として兵役に服したユダヤ人男性が、生々しい経験に基づいた持論を米大手ユダヤ系メディア「フォワード」に寄稿。その全訳をお届けする。 この記事は米大手ユダヤ系報道機関「フォワード」で最初に掲載されたものです。フォワードの無料ニュースレター登録はこちら。 第2次インティファーダ(2000年代のパレスチナ人民衆蜂起)勃発中のエルサレムで育つと、子供が問うべきでない問いを発することに慣れてしまう。 自分が乗っているこのバスは爆発するのかな? あれは両親や友達への最後のさよならだったの? 誰がこんなことを僕たちにできるの? なんで? 18歳になると、その死活問題はなおさら絶え間ないものになる(イスラエルには徴兵制があり、おもに18歳から男性は最短で32ヵ月、女性は24ヵ月の兵役に就く)。兵役義務でどこに行くのか? 戦争に派
(CNN) イスラエル軍基地の野戦病院で働く医師は11日までに、パレスチナ自治区ガザ地区での軍事作戦に伴って拘束されたパレスチナ人に対する処遇は「悲惨」な状況にあるとし、手錠をかけられたけがが原因の身体の切断は「日常化」していると告発した。 イスラエル紙「ハーレツ」が独自情報として伝えた。この医師は検事総長、国防や保健両相にこの現状を訴える書簡を送付したとし、同紙はこれを入手したとした。 スデ・テイマンにある野戦病院に配置された医師は、収容するパレスチナ人の健康管理をないがしろにし、医療倫理に違反する扱いをしていると主張。具体的には、ストローを使った食事を強い、絶え間ない拘束や目隠しを続けていると指摘した。 排便にはおしめの使用を強いているとも証言した。 同紙の記事に対しイスラエル軍は、法に準じた行動をしているとし、拘束者の扱いについても法の枠組みの中で対処していると反論した。 また、拘束
4月10日、 2022年10月に米海軍の駆逐艦と補給艦がサンディエゴ港で互いに横付けし、初めてミサイルの洋上補給を試みた。写真は2022年5月、ニューヨークに停泊中の米海軍の強襲揚陸艦バターンの艦上に立つ乗組員(2024年 ロイター/Andrew Kelly) [10日 ロイター] - 2022年10月に米海軍の駆逐艦と補給艦がサンディエゴ港で互いに横付けし、初めてミサイルの洋上補給を試みた。それから約1年後の23年9月には、米国とオーストラリアの合同軍事演習においても洋上で初めて艦対空ミサイルSM―2の補給に成功した。 この2つの取り組みは、米艦がより迅速かつ負担なく武器・弾薬を補給する方法を大幅に拡充できるようにするのが狙いだ。中国による台湾侵攻などをきっかけに起こりうる大規模な戦争時には重要になる、と作戦担当者はかねてから主張してきた。 ところが、西側の最新鋭の防衛システムはあっとい
台湾海峡有事シミュレーション2:概要と評価 2024-03-29 小谷哲男(日本国際問題研究所主任研究員、明海大学教授) 「伝統的安全保障リスク」研究会 FY2023-1号 「研究レポート」は、日本国際問題研究所に設置された研究会参加者により執筆され、研究会での発表内容や時事問題等について、タイムリーに発信するものです。「研究レポート」は、執筆者の見解を表明したものです。 はじめに 本稿は、2023年度に日本国際問題研究所が実施した台湾海峡有事を想定したシミュレーションの概要と評価をまとめたものである。 今回は日本の反撃能力が各アクターの思考や有事の流れにどのような変化をもたらすかについて注目した。また、各ターンの戦況を日米台の士気に反映させ、士気がゼロになるとゲーム終了とした。 1. シミュレーションの概要 第1ターン(海上封鎖) 中国は台湾に対する演習名目での海上封鎖の実施 米国は参戦
日本軍が「慰安所」制度を「満州事変」当時につくっていたことを示す文書が防衛省内にあったことがわかりました。この文書は『満洲事変陸軍衛生史』第6巻で、「昭和12年(1937年)11月20日調製(作成) 陸軍省」と表紙にあります。 文書は、「満洲事変」(日本軍による中国東北部侵略)当時の陸軍での花柳病(性感染症、性病)予防の状況などを記載しています。陸軍の上海派遣軍で性病予防策として慰安所をつくったことをうかがわせる記述もあります。 「上海派遣軍守備区域内において特に軍官憲の許可を得て営業する陸軍娯楽場の取締を規定する」とあるように陸軍が管理し規則も作ったと明記します。 その理由は「脱院患者の支那少女強姦(ごうかん)事件」が起き、類似の事件がひん発する兆しで軍隊に性病が増加したので、予防策で2カ所に「軍娯楽場」を設営したと書いています。 防衛省から「平成5年8月調査後発見分」として内閣官房副長
1.Wikipediaに記された驚きの一文 小学6年生ごろに初めて読んでから、司馬遼太郎『坂の上の雲』を何年かに一度は必ず読んでいる。30歳の今、ちょうど4回目の読書をしているところだ。愛媛県松山市出身の秋山好古・真之兄弟と正岡子規の3人を主人公に、明治維新を経た日本が日露戦争での勝利へ駆け上がるまでを描いた長編小説である。 日露戦争当時、日本海軍の連合艦隊司令長官が東郷平八郎だ。いわば日本海軍の戦闘部隊のトップである。彼が率いる連合艦隊がロシアのバルチック艦隊を破って世界に衝撃を与えたのが日本海海戦だ。 そんな東郷のWikipediaページで興味深い記述を見つけた。 日露戦争終了直後、訪問艦にて同盟国のイギリスに渡洋、他の将校や乗組員とともにサッカー(フットボールリーグ、ニューカッスル・ユナイテッドのホームゲーム)を観戦 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』東郷平八郎よ
中東のシリアにあるイラン大使館がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことをめぐって、アメリカのメディア、ブルームバーグは、イランやその支援を受けた勢力が近くイスラエルに対する大規模な報復攻撃に踏み切る可能性があると伝えました。 今月1日、シリアにあるイラン大使館がミサイル攻撃を受け、イランの軍事精鋭部隊、革命防衛隊の司令官ら7人とシリアの市民6人が死亡し、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を宣言しています。 アメリカのメディア、ブルームバーグは10日、複数の関係者の話として、イランやその支援を受けた勢力が近くイスラエルの軍や政府の関連施設に対してミサイルや無人機を使った大規模な攻撃に踏み切る可能性があると伝えました。 また、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は10日、複数のイスラエル政府当局者の話として、中東地域を担当するアメリカ中央軍の司令官が11日にイスラエルを訪れ、イラン
映画『オッペンハイマー』がついに日本公開された。原爆を開発した物理学者の半生を描いた作品だ。本作での原爆投下の描き方に賛否が集まるなか、映画監督の森達也さんは「オッペンハイマーは原爆投下後の広島と長崎の映像を直視できない、そんな弱い人間として描かれる。だからこそ僕たちは、それがどれほどの惨状であるかを間接的に想起できる」という――。 対立しているようで、微妙に違う 今年3月12日、広島在住の高校生や大学生ら約110人を招待して、日本では初めての『オッペンハイマー』一般向け試写会が、被爆地である広島市の映画館で開催された。 上映後には平岡敬たかし元広島市長と詩人のアーサー・ビナード、そして僕がステージに上がり、映画の感想を述べてから、観客からの質問にも答えた。 これを伝える多くのメディアでは、平岡元市長の「核兵器の恐ろしさが十分に描かれていないと思った」をまずとりあげ、これに対して僕が言った
1916年、英国の技師ウィリアム・トリトンは新しいタイプの戦車を設計する。彼がそれを設計したのは、第1次世界大戦の戦場で機械化戦に登場したばかりの戦車が直面した、最大の脅威から乗員を守るためだった。当時、戦車にとって最大の脅威は大砲だった。 そうして誕生したのが「フライング・エレファント」である。この戦車はいわば、砲を備え、最大で厚さ76mmの鋼板に包まれた、頑丈なトラクターだった。車体横にだらりと垂れたように張られた装甲が象の耳のように見えることから、この名前が付けられたらしい。 それから108年後、ロシアの創意ある技師たちは少なくとも1両の戦車を改造した。彼らがその改造を施したのは明らかに、ウクライナの戦場で戦車が直面している最大の脅威から乗員を守るためだ。最大の脅威というのはもちろん、この戦争で機械化戦の新たな主力として台頭してきた、爆薬を積んだ小型ドローン(無人機)である。 ロシア
装備品共同開発へ協議体 自衛隊・米軍の指揮連携―日米首脳、共同声明発表 時事通信 政治部2024年04月11日03時15分配信 ホワイトハウスの歓迎式典でバルコニーに立つ岸田文雄首相(中央左)とバイデン米大統領(同右)ら=10日、ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】訪米中の岸田文雄首相は10日午前(日本時間同日深夜)、バイデン大統領とホワイトハウスで会談した。両首脳は会談後に記者会見し、「グローバルなパートナーシップ」をうたった共同声明を発表。防衛装備品の共同開発・生産・維持整備に関する「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議」(DICAS)を創設し、ミサイル開発などに向けて議論する方針を打ち出した。自衛隊と在日米軍の指揮統制の在り方を見直し、連携を強化する方針も盛り込んだ。 日米首脳、中国念頭に部隊指揮統制で連携 「グローバル・パートナー」確認―大統領、日朝対話を支持 会談冒頭
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毎日新聞は航空機の位置情報を公開しているウェブサイトを活用して一般に広く知られていない在日米軍機の首都圏での活動実態を調査した。その結果、大型輸送機が東京や神奈川などの上空で全長300キロ超にわたる周回飛行を日常的に行うことや、ヘリが東京湾や相模湾といった洋上で低空旋回などを繰り返していることを確認した。 日本政府は首都圏上空や沿岸部に米軍に提供している訓練空域はないと説明しているが、首都圏の広範囲にわたって訓練とみられる飛行が行われている実態が浮き彫りになった。 取材班は2020年以降、東京・六本木の米軍ヘリポートを利用する米軍ヘリの飛行実態を調査。新宿駅上空で低空飛行を繰り返していることなどを報じた。 22年8月からは調査対象を首都圏に拡大し、航空機の位置などを公開しているサイト(ADSBexchange.com)を使って今年3月まで断続的に調べた。一部については実際の飛行を撮影し、サ
ロシア空軍の損失が、ここにきてウナギ上りに増えています。実はその裏には、地上での大攻勢が大きく影響していたとか。ただ、この損失増加は、ウクライナ空軍にとっても他人事ではなさそうです。 わずか2週間で「切札」的存在の1割を喪失 ロシアによるウクライナ侵攻開始からちょうど2年を迎えた2024年2月は、ロシア空軍にとってこの戦争中、最も苦しい期間であったと言えるでしょう。 ウクライナ空軍は、2月17日から3月2日までの約2週間、敵であるロシア空軍の主力戦闘機や空中早期警戒機を地対空ミサイルによって連日撃墜しており、その合計損失数はスホーイSu-34戦闘爆撃機12機、スホーイSu-35戦闘機2機、イリューシンA-50空中早期警戒機1機の計15機にも達しました。 とりわけ損失が著しいのはSu-34です。同機は高価格ですが、優れたセンサー類や誘導爆弾運用能力を持った対地攻撃の中核を担う大型戦闘爆撃機で
陸上自衛隊第32普通科連隊の8日の投稿。当初の投稿から「大東亜戦争最大の激戦地」などの表現が削除された 先の大戦、大東亜戦争(太平洋戦争)の終戦から79年経(た)つ今でも朝日新聞は「大東亜戦争」を言葉狩りの対象にした。自由な表現の封じ込めで、恥ずべき振る舞いである。 陸上自衛隊第32普通科連隊(さいたま市)が5日投稿した公式X(旧ツイッター)に「大東亜戦争」の表現があった。 朝日は8日、投稿をめぐり「政府は太平洋戦争を指す言葉として、この呼称を公式文書では用いていない」「戦後、占領軍の命令で『大東亜戦争』の呼称は禁止された」と報じた。同連隊は誤解を招いたとして、投稿から「大東亜戦争」を削除した。自由の国日本で、言葉狩りによって表現の変更が強いられてしまったのは残念だ。 5日の連隊の投稿は、隊員が「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島において開催された日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式」に参加した報
岸田文雄首相が日本の安全保障政策(defense policy)の大転換を公式化した。岸田首相は日本の首相として9年ぶりの米国国賓訪問を控えて7日(現地時間)に公開された米国CNN放送とのインタビューでこれを「歴史的な転換点(historic turning point)」と命名した。1947年戦後米国主導で平和憲法が作られた後、77年ぶりに日本が国家安全保障のために戦争することができる「一流国家」になったという宣言を米国でするものとみられる。 岸田首相はこの日のインタビューで「日本はロシアのウクライナ侵攻や継続している中東情勢、東アジア情勢を目の当たりしている今、我々は歴史的な転換点を迎えている」とし「これこそ日本が防衛力を抜本的に強化する決定を下し、これらの問題に関連した日本の安全保障政策を大きく転換した理由」と明らかにした。 具体的に「我が国の周辺においては、弾道ミサイルや核の開発を
岸田文雄首相が日本の安全保障政策(defense policy)の大転換を公式化した。岸田首相は日本の首相として9年ぶりの米国国賓訪問を控えて7日(現地時間)に公開された米国CNN放送とのインタビューでこれを「歴史的な転換点(historic turning point)」と命名した。1947年戦後米国主導で平和憲法が作られた後、77年ぶりに日本が国家安全保障のために戦争することができる「一流国家」になったという宣言を米国でするものとみられる。 岸田首相はこの日のインタビューで「日本はロシアのウクライナ侵攻や継続している中東情勢、東アジア情勢を目の当たりしている今、我々は歴史的な転換点を迎えている」とし「これこそ日本が防衛力を抜本的に強化する決定を下し、これらの問題に関連した日本の安全保障政策を大きく転換した理由」と明らかにした。 具体的に「我が国の周辺においては、弾道ミサイルや核の開発を
(CNN) イスラエルのベングビール国家安全保障相は8日、ネタニヤフ首相がパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファでの地上作戦の計画を放棄すれば、政権を維持してきた連立政党からの支持を失う可能性があると述べた。 ベングビール氏は、ネタニヤフ氏が、イスラム組織ハマスを打倒するためのラファへの大規模な攻撃を開始することなく戦争を終結させることを決断すれば、ネタニヤフ氏に首相を続ける権限はなくなるとの見方を示した。 ベングビール氏の発言の前には、イスラエル軍がガザ南部のハンユニスから撤収していた。今回の撤収がラファ侵攻の計画にとって何を意味するのかは不明。ラファには推計で150万人のパレスチナ人が避難している。イスラエルは、ハマスをガザから排除するという目標の達成にはガザへの侵攻が不可欠だと主張している。 ベングビール氏は極右政党の出身。過去にはテロ組織を支援した容疑やアラブ系に対する人種差別をあおっ
イスラエルの独立系ネットメディア「+972マガジン」とローカル・コールは共同取材チームでイスラエル軍がガザ攻撃で使用している人工頭脳(AI)マシン「ラベンダー(Lavender)」についての長文の調査報道を公開した。ラベンダーの存在がメディアに登場するのは初めて。同取材チームはこれまでも「ハブソラ(福音)」というAI標的生成マシンについて調査報道を公開した。ハブソラが 建物を標的とするAIマシーンなのに対して、ラベンダーは人を標的とするAIマシンという。 ※参考記事:イスラエル軍のガザ攻撃で市民死者の激増の背景にあるAI標的生成システム:イスラエルメディア調査報道 調査報道は「ラベンダー(Lavender):ガザでイスラエル軍に爆撃を指示する AIマシン」 というタイトル。取材はイスラエル軍情報部門に属し、今回のガザ攻撃に参加し、ハマスやイスラム聖戦の工作員・戦闘員の暗殺作戦のために標的を
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