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桐野夏生の検索結果1 - 40 件 / 70件

  • 「アンフェアネスが嫌いなんで」なぜ響く 作家 桐野夏生の言葉 | NHK | WEB特集

    「顔に降りかかる雨」「OUT」「柔らかな頬」「グロテスク」…先の読めないストーリー展開と衝撃的な結末で時代を生き抜く人々の苦悩や“痛み”を描き続けてきた作家・桐野夏生さん、70歳。いま女性誌を中心に桐野さんの特集が組まれて大きな反響を呼んでいます。私(ディレクター)もまた、桐野さんの物語や語られる言葉にハッとさせられてきた1人。インタビューで話を伺うと、桐野さんの言葉や作品の裏には物語で社会に抗おうとする彼女の信念や覚悟がありました。(「クローズアップ現代」ディレクター 山崎真穂) この春、ファッション誌に掲載された桐野さんの最新作『燕は戻ってこない』をめぐる特集に多くの反響が寄せられました。 「あなたに責任はないよ、と言ってあげたい」(「SPUR」より) コロナ禍で深刻化する「女性の貧困」について、その責任が本人にあるとする“自己責任論”がはびこる世の中に対し桐野夏生さんが語った言葉。4

      「アンフェアネスが嫌いなんで」なぜ響く 作家 桐野夏生の言葉 | NHK | WEB特集
    • 「根底にあるのは性差別です」――作家・桐野夏生が迫る、「JK」を取り巻く現代の闇 - Yahoo!ニュース

      泥沼のような現実と格闘する人々を描いてきた作家、桐野夏生。近著『路上のX』で、JKビジネスなど、危険な場所に引き寄せられる10代の少女たちを描いた。なぜいま彼女らに目を向けたのか。少女たちが置かれている状況をどう見ているのだろうか。(取材・文:古川美穂/撮影:岡本隆史/Yahoo!ニュース 特集編集部)

        「根底にあるのは性差別です」――作家・桐野夏生が迫る、「JK」を取り巻く現代の闇 - Yahoo!ニュース
      • 時代の風:グーグル問題に思う=作家・桐野夏生 - 毎日jp(毎日新聞)

        ◇小説断片化への不安 今年の二月、我々作家は、あるニュースを前にして、首を傾(かし)げつつも、大いなる不安を覚えたのだった。 首を傾げたのは、記事を何度読んでも、内容が理解できなかったせいだし、不安を覚えたのは、そうは言っても、自分たちの著作を否応(いやおう)なしにネットに公開されるかもしれない、という怯(おび)えからだった。 ご存じ、グーグル問題である。が、問題、問題と叫んだところで、出版関係者や著者でなければ、関心を持ち得ないだろうし、私も専門家ではないので、ここで妥当、かつ的確な説明ができるとも思えない。しかも、グーグル問題は、現在も流動的で、結論が出ていないときている。 つい先日も、米国作家協会、米国出版社協会の代理人が来日して、日本文芸家協会・副理事長の三田誠広氏と会見した、と新聞で読んだばかりだ。それによれば、三田氏も和解案を評価して、態度を軟化させたそうだ。 その和解案に賛同

        • 「人間の本質は悪」芥川賞作家・川上未映子、突然マイクをつかみ、直木賞作家・桐野夏生の欲望に迫る(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース(1/2)

          序盤では聞き役に回っていた川上未映子。突然、マイクをつかみ、「今日は桐野さんに、すごくお伺いしたいことがあるんです」と切り出した。 川上「最近、いわゆる純文学の作家たちが、タイムリーで事件性のある題材を書くことが増えてると思うんです。でも、その事件ではなくてはいけなかった必然性は見えてこない。いわゆる純文学作家の関心は事件に遭遇してしまった人間の内面の変化でしかないんです」 桐野 「まあ、ハードボイルドじゃないですよね」 川上 「そうなんです! だから、いろいろな事件を扱っても、<メロディは違うけれど似た歌>みたいになっちゃう。でも、桐野さんの小説はぜんぜん違う。貪欲なまでに、という言い方をしたらヘンなんだけれど、桐野さんは苦しんでいる女がいたら、そこに行ってつかんでひきずりこんで、フィクションにするでしょう。その欲望について聞きたいんです!」 3月2日に開催された桐野夏生と川上未映子のト

            「人間の本質は悪」芥川賞作家・川上未映子、突然マイクをつかみ、直木賞作家・桐野夏生の欲望に迫る(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース(1/2)
          • 日本ペンクラブ女性初の会長桐野夏生さん「反動や差別と闘う」 | NHKニュース

            日本ペンクラブの会長に女性で初めて就任した作家の桐野夏生さんが、19日、日本記者クラブで記者会見を開き、「ジェンダーが欠かせない視点であるという認識は広がっているが、それでも反動や差別はあると思うので、それとは闘っていきたい」と決意を語りました。 「日本ペンクラブ」は言論や表現の自由などを訴える作家や詩人らで作るNGOで、ことし5月、18代の会長に桐野夏生さんが女性で初めて就任しました。 桐野さんは石川県出身の69歳。 平成11年に「柔らかな頬」で直木賞を受賞し、海外でも作品が翻訳されるなど国内外で幅広く支持を集める人気作家です。 19日、オンライン配信で行われた日本記者クラブでの記者会見に臨んだ桐野さんは「コロナ禍で社会が変化する中、ペンクラブも変わっていかなければいけない。会員の高齢化が進む一方、若い人たちが入ってこない状況を変えるために、これまであった垣根をフラットにして、若い人たち

              日本ペンクラブ女性初の会長桐野夏生さん「反動や差別と闘う」 | NHKニュース
            • “個性派すぎない”探偵が魅力!? 日本の犯罪小説がインドで人気に | 東野圭吾や桐野夏生、「最高のフィクションは日本生まれ」

              東野圭吾や桐野夏生、「最高のフィクションは日本生まれ」 “個性派すぎない”探偵が魅力!? 日本の犯罪小説がインドで人気に 2023年9月18日、インド・ムンバイで開かれた東野圭吾の小説『容疑者Xの献身』を原作とした映画『容疑者X』の上映会 Photo: Prodip Guha / Getty Images

                “個性派すぎない”探偵が魅力!? 日本の犯罪小説がインドで人気に | 東野圭吾や桐野夏生、「最高のフィクションは日本生まれ」
              • 時代の風:電子納本をめぐって=作家・桐野夏生 - 毎日jp(毎日新聞)

                ◇書籍データは誰のものか 前にも書いたが、ある仕事で、日本の戦前から戦後にかけて調べ物をしたことがある。その時、驚いたのは、当時の単行本や出版物のほとんどが残存しているという事実だった。日本人の多くは、当たり前だと思うかもしれない。しかし、出版された本のすべてを完全に保存して、後世まで残せる国はそう多くない。それは、海外で資料を探した時に痛感した。図書館さえない国もあれば、図書館があっても数が少なく、不備だらけの国も多い。 これは、我が国の国立国会図書館への納本義務制度の大きな成果だと思う。この制度の存在によって、雑誌や他の刊行物も、残すための努力の対象となったはずである。新聞社は過去の新聞を残し、出版社は、過去の刊行物を残した。大宅壮一文庫という貴重な存在もある。 かくして、後世に生きる我々は、当時の生々しい原本をこの目で見ることができるし、読むこともできるのだ。 意外に知られていないの

                • 声をつないで:「貧困は女性のせい?」桐野夏生さんが語るジェンダー格差への怒り | 毎日新聞

                  インタビューに答える日本ペンクラブ会長で作家の桐野夏生さん=東京都千代田区で2022年2月17日、吉田航太撮影 「苦しみ悩む人たちの中に入って、彼らの物語を書くしかないと思っています」。小説を生み出す自らの取り組みを、作家の桐野夏生さん(70)はそう話す。男性中心の格差社会であえぐ女性たちの怒りや痛みをすくい取り、時に衝撃的な筆致で表現してきた。最新刊でも若い女性の貧困と生殖医療に焦点を当てる。一方、昨年には日本ペンクラブ初の女性会長に就任。女性の仕事やジェンダー格差、ネット上での中傷などに関する発信にも意欲を見せている。桐野さんの“現在地”とは。詳しく聞いた。【和田浩明/デジタル報道センター】 若い貧困女性の代理母で新作 3月4日刊行の新刊「燕(つばめ)は戻ってこない」(集英社)。まず、物語のあらすじを簡単に説明しておこう。 主な登場人物の一人は、東京都内で暮らす地方出身の契約社員で29

                    声をつないで:「貧困は女性のせい?」桐野夏生さんが語るジェンダー格差への怒り | 毎日新聞
                  • 【小説感想】女にとっての地獄とは何なのか。桐野夏生「グロテスク」の感想 - うさるの厨二病な読書日記

                    実際の事件をモチーフにしている 桐野夏生の小説「グロテスク」は、1997年に起こった東電OL殺人事件をモチーフにして書かれた小説である。 「東電OL事件」は、 慶應義塾大学を卒業して東京電力の総合職として働いていたいわゆる「バリキャリのエリート女性」が、実は退社後に路上で客引きをして売春を行っており、その仕事中に殺されたという事件である。 余りに衝撃的な事実に、当時、相当騒がれたと思う。 実際の事件をモチーフにしている 「グロテスク」は読むのがキツイ小説 どのルートも違う地獄につながっている 女性は最終的には、全員「ブス」になる 若さと美貌を失ってホッとした まとめ 「グロテスク」は読むのがキツイ小説 「グロテスク」は、三人の女性を中心にして物語が語られる。 「悪魔的」と評されるすさまじい美貌でチヤホヤされるが、周囲から「女性という性しか必要とされない」ユリコ。 「周囲から承認されること」

                      【小説感想】女にとっての地獄とは何なのか。桐野夏生「グロテスク」の感想 - うさるの厨二病な読書日記
                    • Amazon.co.jp: グロテスク 上 (文春文庫): 桐野夏生: 本

                        Amazon.co.jp: グロテスク 上 (文春文庫): 桐野夏生: 本
                      • その生きづらさや苦しみを可視化する。桐野夏生が寄り添う女たち - ワタシつづけるSPUR | SPUR

                          その生きづらさや苦しみを可視化する。桐野夏生が寄り添う女たち - ワタシつづけるSPUR | SPUR
                        • 若い世代の取材に「なぜ許せぬ」桐野夏生さんが疑う正義:朝日新聞デジタル

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                            若い世代の取材に「なぜ許せぬ」桐野夏生さんが疑う正義:朝日新聞デジタル
                          • 芥川賞・市川沙央さんの衝撃の告発にペンクラブなどが取り組み!11月20日に桐野夏生会長と公開トーク(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            作家・ジャーナリスト団体の本格的取り組み 芥川賞を受賞した『ハンチバック』作者・市川沙央さんの告発は衝撃だった。 これまで障害者の問題にはいろいろ関わってきたつもりだったが、私たちが読書という営みから障害者を排除し、しかもそのことに全く無自覚だという告発は、「目からうろこ」でもあった。 この告発を受けて、私が所属する日本ペンクラブの言論表現委員会で、読書バリアフリーの問題に取り組むべきではないかという意見が出て、この何カ月か、日本文藝家協会とも話し合いを重ねてきた。そして、いよいよ11月20日(月)、日本ペンクラブの会議室に桐野夏生会長や文藝家協会の三田誠広・副理事長らが顔を揃え、市川さんもオンラインで参加するという試みを行うことになった。その一部始終はYouTubeで配信を行うので、ぜひ多くの人に視聴してほしい。 ペンクラブでは今、日本推理作家協会にも呼びかけを行っているが、作家・ジャー

                              芥川賞・市川沙央さんの衝撃の告発にペンクラブなどが取り組み!11月20日に桐野夏生会長と公開トーク(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 女子高生が性を買われるということ|『難民高校生』刊行記念対談|仁藤 夢乃,桐野 夏生|webちくま(1/4)

                              女子高校生の頃、街を彷徨う生活を送っていた仁藤夢乃氏は、その体験を描いた『難民高校生』をちくま文庫で刊行した。一方、桐野夏生氏は、『週刊朝日』で、連載小説「路上のX」の執筆にあたり、仁藤夢乃氏の『難民高校生』を読み、仁藤氏が立ち上げた中高生支援団体のスタディツアーにも参加したという。いま、女子高生を「JKビジネス」にさらそうとする社会の問題、そして「親子断絶防止法」の大きな問題点まで実体験をもとに語り合う。 ●「路上のX」取材での出会い 桐野 私は「路上のX」(「週刊朝日」で連載した女子高校生を主人公とした小説)を書くときに、偶然ネットでColabo[注1]を知って、仁藤さんの著書『難民高校生』と『女子高生の裏社会』をKindleで買って拝読しました。居場所のない女子高生の、想像を絶する生々しいルポでした。現実があまりにすごいことに驚いて、小説がどこまでその現実を追いかけていけるのだろうか

                                女子高生が性を買われるということ|『難民高校生』刊行記念対談|仁藤 夢乃,桐野 夏生|webちくま(1/4)
                              • 子を持つ親に桐野夏生『路上のX』をすすめる理由!年少者の商品化に戦慄 - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント

                                イマドキのJKビジネスを題材に 韓国で明らかになった「n番部屋事件」をご存じですか。 年少者を勧誘し、個人情報を聞き出して脅し、虐待動画を撮影して有料会員に配信したというものです。 ネットを使った悪質な事件、日本では無縁でしょうか? 年若い世代をモノのように商品化するケースは、私たちが知らないだけで実は横行しているのかも知れません。 桐野夏生の小説「路上のX」は、お子さんをお持ちの親御さんにぜひ読んでほしい冊。 本の感想をネタバレせずに、お伝えします。 スポンサーリンク n番部屋事件とは? 路上のX どう守るのか まとめ n番部屋事件とは? 心理的に巧妙に支配 テレグラムというアプリを使った韓国の事件です。 被害者のなかには中学生も含まれていました。 最初は親しげに若年者に近づいて、心理的に支配するグルーミングの手法が利用されたとのこと。 事件の内容は凄惨としか言いようがない。 舞台となっ

                                  子を持つ親に桐野夏生『路上のX』をすすめる理由!年少者の商品化に戦慄 - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント
                                • 「パート主婦は現代の奴隷」桐野夏生が見た貧困は今も:朝日新聞デジタル

                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                    「パート主婦は現代の奴隷」桐野夏生が見た貧困は今も:朝日新聞デジタル
                                  • 桐野夏生『グロテスク』

                                      桐野夏生『グロテスク』
                                    • 桐野夏生 - Wikipedia

                                      江戸川乱歩賞(1993年) 日本推理作家協会賞(1998年) 直木三十五賞(1999年) 泉鏡花文学賞(2003年) 柴田錬三郎賞(2004年) 婦人公論文芸賞(2005年) 谷崎潤一郎賞(2008年) 紫式部文学賞(2009年) 島清恋愛文学賞(2010年) 読売文学賞(2011年) 紫綬褒章(2015年) 早稲田大学坪内逍遙大賞(2021年) 毎日芸術賞(2023年) 吉川英治文学賞(2023年) 桐野 夏生(きりの なつお、1951年10月7日 -)は、日本の小説家。石川県金沢市生まれ。別のペンネーム野原 野枝実(のばら のえみ)や桐野 夏子の名でロマンス小説、ジュニア小説のほか、森園みるくのレディースコミック原作も手がけていた。 妊娠中に友人に誘われ、ロマンス小説を書いて応募し佳作当選。以後、小説を書くのが面白くなって書き続けたという。ミステリー小説第一作として応募した『顔に降りか

                                      • 桐野夏生HP -BUBBLONIA-

                                        ここは小説家 桐野夏生のオフィシャルホームページです。This is Natsuo Kirino's official site.

                                        • 桐野夏生×武田砂鉄 「日没」を迎えて|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」

                                          武田 これまでも社会の閉塞感を吸収した作品を書かれてきた桐野さんが、今回の『日没』では作家を主人公として、これまで以上にストレートにその閉塞感を直視したように感じました。執筆にあたっての動機は何だったのでしょうか。 桐野 この十年近くの傾向だと思うのですが、小説が「純文学」と「エンタメ」に二分されて、私自身も「小説家」ではなく「エンタメ作家」と呼ばれることが増えました。ただ普通の小説を書いているつもりなのに、なぜそうやって〈文化的なもの〉と〈売れるもの〉に分けられてしまうのか。「純文学」と「エンタメ」のあわいにいる小説家はたくさんいるにもかかわらず、そのあわいが取り払われていることの意味について、ずっと考えてきたんです。何かに都合がよくなっているのではないか、と。 その背後にあるのは新自由主義とグローバリズムではないかと感じたのは、アメリカで本を出版した時のことでした。『OUT』という、主

                                            桐野夏生×武田砂鉄 「日没」を迎えて|岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
                                          • 桐野夏生「尊厳を持って生きること、時代を書くということ」『POSSE』17号

                                            頂戴しました。どうもありがとうございます。今回は何よりも桐野夏生氏の登場に目がいきます。こっそり書きますが。いまから4,5年前にある学術系の雑誌で桐野さんに対談企画(今回とテーマは同じ貧困問題でした!)を出版社を通じて申し込んだことがありました。そのときはうまく調整できず企画が流れたので、今回のこのインタビューはなによりも羨望の対象です 笑。 されはさておき、このインタビューには桐野さんがなぜいままで貧困をテーマのひとつにしてきたのか、その動機、さらに現代の日本の貧困問題ー特に貧困女子の問題ーをみているのか、それがどのように創作に結び付くのか、が率直に語られています。インタビューしているおふたりとの世代の違いも意識してか、ご自身の社会問題の関心がどのような時代背景で生まれたのかも含めて丁寧に説明していますね。 「正規労働から外れた若い男の人たちが、メインストリームに乗れなくて、しかも偽装請

                                              桐野夏生「尊厳を持って生きること、時代を書くということ」『POSSE』17号
                                            • *ハノイの町並みが一望できる穴場カフェを発見【Jazzy Café】最近読んだ本「東京島/桐野夏生」* - Xin Chao HANOI

                                              先日、主人の散髪について行って待っている間にひとり入ってみたカフェが素敵なお店だったのでご紹介します。 Google mapで見つけたこちらのカフェ。 この看板が目印です。 【Jazzy Café】86 P. Linh Lang, Cống Vị, Ba Đình, Hà Nội 路地の奥に入ったら、ビルの入り口に看板が続いているのでそのまま中へ。 エレベーターで7Fへ行くと階段があるのでそれを登ったら到着です。 入ると開放的な店内が広がっていて、店員さんが席に案内してくれます。 すごーーい。見晴らしも最高だし、広くてお洒落な店内は冷房もきいてて涼しい。 テラス席からはこんな景色が一望できます。 ロッテタワーも目の前に見えました。 暑い季節を外せばテラス席でのお茶も気持ち良さそうですね。 メニューはこちら。 こちらのドリンクがシグネチャーメニューらしいので、今回はこちらをオーダー。 【BẠ

                                                *ハノイの町並みが一望できる穴場カフェを発見【Jazzy Café】最近読んだ本「東京島/桐野夏生」* - Xin Chao HANOI
                                              • (寄稿)不寛容の時代 小説家・桐野夏生:朝日新聞デジタル

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                                                  (寄稿)不寛容の時代 小説家・桐野夏生:朝日新聞デジタル
                                                • 山で子どもを産み育てる計画も…桐野夏生が描く「連合赤軍」の真実 | AERA dot. (アエラドット)

                                                  1972年2月、連合赤軍と警察の攻防がテレビ中継された「あさま山荘事件」 (c)朝日新聞社 桐野夏生(撮影/写真部・加藤夏子) 45年前、仲間12人がリンチで殺害される「連合赤軍事件」が社会に衝撃を与えた。その渦中にいた「元女性兵士」を主人公にした長編小説『夜の谷を行く』(文藝春秋)が近く出版される。著者の桐野夏生さんに、いまなぜ彼ら彼女らを描いたのか聞いた。 *  *  * 連合赤軍は1971年、武装革命を標榜(ひょうぼう)する二つの新左翼組織(赤軍派と革命左派)が合流して結成された。群馬県の山中に潜伏して軍事訓練を行うなか、革命戦士として自己を鍛えると称して「総括」が繰り返され、凄惨(せいさん)なリンチに発展していった(山岳ベース事件)。その山岳ベースから逃走したメンバーは72年2月、10日間にわたってあさま山荘に立てこもり、警察と銃撃戦を繰り広げた。『夜の谷を行く』は、それらの事件を

                                                    山で子どもを産み育てる計画も…桐野夏生が描く「連合赤軍」の真実 | AERA dot. (アエラドット)
                                                  • お前も私も女という醜悪な怪物だ ―「グロテスク」 桐野夏生― - 歌餓鬼抄

                                                    『娼婦になりたいと思ったことのある女は、大勢いるはずだ。自分に商品価値があるのなら、せめて高いうちに売って金を儲けたいと考える者。性なんて何の意味もないのだということを、自分の肉体で確かめたい者。自分なんかちっぽけでつまらない存在だと卑下するあまり、男の役に立つことで自己を確認したいと思う者。荒々しい自己破壊衝動に駆られる者。あるいは人助けの精神。その理由は女の数だけ存在するのだろう。』 (ユリコの章ー「生まれついての娼婦」より引用) 大阪の地下街のその場所は、ラブホテル街に近いこともあり、「出会い系」の待ち合わせ場所としても有名だ。また、そこには「出会い系」ですっぽかされた男達に声をかけられる為に佇む素人娼婦の徘徊する場所でもある。私も、そこで友人と待ち合わの為に一人で立っていると「援助?」と声をかけられた事がある。私は娼婦に見えたのだろうか。 ネットでその場所が心霊スポットとして以前一

                                                      お前も私も女という醜悪な怪物だ ―「グロテスク」 桐野夏生― - 歌餓鬼抄   
                                                    • アンフェアネス、ラベリング…作家・桐野夏生さんが物語で抗う理由【インタビュー】 - クローズアップ現代

                                                      「OUT」「柔らかな頬」「グロテスク」…数々の作品を発表してきた作家・桐野夏生さん。その言葉はなぜ私たちに響くのか?桑子真帆キャスターがインタビュー。

                                                        アンフェアネス、ラベリング…作家・桐野夏生さんが物語で抗う理由【インタビュー】 - クローズアップ現代
                                                      • Amazon.co.jp: 柔らかな頬 上 (文春文庫 き 19-6): 桐野夏生: 本

                                                          Amazon.co.jp: 柔らかな頬 上 (文春文庫 き 19-6): 桐野夏生: 本
                                                        • 自我闘病日記(2005-10-30)桐野夏生

                                                          ここでは自宅サロンを開業するまでの流れを3つのステップで解説していきます。この流れに沿って見て頂ければ、自宅サロンを開業するまでの最適な道のりがきっと見えてくると思います。まず3つのステップは以下のようになっています。自宅サロンの具体的イメージを固める自宅サロンのメニューを考える自宅サロンの開店準備...

                                                            自我闘病日記(2005-10-30)桐野夏生
                                                          • 桐野夏生が「日没」に記す、社会に充ち満ちる怪異

                                                            着火する言論 白い手袋を嵌(は)めた運転手が優雅にドアを開け、濃紺の車から琥珀色の髪をした女性が降り立った。「綺麗な外国のひとだなあ。この会社に何のご用だろう」とぼんやり眺めていたら、「キリノ先生だ! いらっしゃった!」と、周囲の編集者たちがバタバタ走って行き、はっと我に返る。 自動ドアが開き、風が流れた。女性はゆっくりと歩み入ってきた。その一見国籍不明な美しいひとこそ、『顔に降りかかる雨』や『OUT』、『柔らかな頬』や『グロテスク』や『メタボラ』や『東京島』で、あの惨殺と解体と、繰り返す異常な性と狂気と、抑圧と崩壊と嘆きと叫びを書いた小説家、桐野夏生だったのだ。 小説の中に生き、小説のために生きている作家は、作品世界をそのまま身に纏っているかのようだ。桐野夏生が座る空間は、それすら既に物語の中のようで、現実離れしていた。 コロナ禍でお互いの監視を強め、疫病対策がいつの間にかイデオロギーの

                                                              桐野夏生が「日没」に記す、社会に充ち満ちる怪異
                                                            • 『IN』桐野夏生(集英社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

                                                              →紀伊國屋書店で購入 「『OUT』から『IN』へ」 桐野夏生は、一九九七年に出た『OUT』で大きな注目を集めた。工場の深夜パートに出ている団地の主婦たちが、夫の暴力や介護、貧困でじりじりと心身をすり減らすなか、ほんのささいな偶然からバラバラ殺人の犯人になり、ついにはヤクザまがいの仕事まで請け負うようになる……。そんな筋書きを備えた『OUT』は、それまでノーマルだと思われていた階層にこそ、実は巨大なストレスと不安が集積しているのではないかという問いを内包していた。ノーマライゼーションや包摂のプログラムが内部崩壊しつつあった当時の日本社会の世相を抉り出した作品として、今なお『OUT』は桐野の代表作と呼ぶに相応しい。 その後も桐野は、大筋ではいわゆる「社会派」的なモチーフ、具体的には社会の周縁に弾かれた労働者や、鬱屈と嫉妬を抱えたOLなどを題材にして、多くの長編を発表してきた。そして、そこでもや

                                                                『IN』桐野夏生(集英社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
                                                              • ぶく速 桐野夏生、乾くるみ、桜庭一樹、有川浩などの性別錯誤著者を探してます

                                                                433 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/03/08(木) 00:08:20.76 ID:n4aHeb9p 桐野夏生、乾くるみ、桜庭一樹、有川浩などの性別錯誤著者を探してます。 435 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/03/08(木) 00:15:05.65 ID:afGKxo0B [1/2] >>433 性別錯誤かどうかわからないけど、 柴田よしきのRIKOシリーズや、派生の麻生龍太郎モノはちょと桐野っぽい。 桐野よりエンタメ性強くて大好き。 でも柴田の著作の大半は普通の作品だから↑だけ異色なのかも~

                                                                • とにかく「女」が怖い。そして面白い!桐野夏生の本 - 勝手気ままにイラストコラム

                                                                  ここ最近、また桐野夏生さんの小説を連続して読んでいます。 彼女の書く「女性」は、したたかで残酷。感情的なのに大胆でしぶとい。 冷徹な視線で、女性の本性を容赦なく暴く描写は空恐ろしくもあり。 でも、なぜかジメジメした感じがしないんです。 数々の話題作を書いている桐野さんですが、その中の3冊を紹介します。 I'm sorry, mama. ハピネス バラカ I'm sorry, mama. I’m sorry,mama. 作者: 桐野夏生 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2004/11/01 メディア: 単行本 クリック: 12回 この商品を含むブログ (125件) を見る 自分の利益・不利益のためには、人を欺くことをなんとも思わない、根っからの悪人アイコ。 彼女は娼館の生まれで、親はわからなかった。 常に蔑まれてきた彼女は、自分が犯罪や殺人を繰り返してきたことにも罪悪感も持ったことがな

                                                                    とにかく「女」が怖い。そして面白い!桐野夏生の本 - 勝手気ままにイラストコラム
                                                                  • ミステリマガジン 2004年9月号 桐野夏生インタビュー後半部

                                                                    とある記事のはてなブックマークでその存在を知って、中身が知りたくなったのでミステリマガジンのバックナンバーを借りてきたよ。 そしてその内容が個人的にグッと来るものだったから、メモ代わりに後半部だけをここに書き出してみるよ。 『OUT』という名の運命 桐野夏生 九六年二月、私は、青山ベルコモンズのカフェで言葉を失っていた。狭いテーブルの上に広げられたのは、探偵ミロを主人公にした旧『柔らかな頬』第二稿。付箋が挟まれ、赤字が入っている。対しているのは、新担当編集者だった。彼は、「うまく直っていない」と告げて沈黙した。第一稿が上がった時点で、様々な注文を付けたのは彼だった。複雑過ぎるからもっと単純に、対立を明確に、タイトルを変えろ、等々。エンターテインメント小説の王道を説かれ、何とか努力して改稿した結果がこれなのだ。 私は、紅茶の染みが飛んだ原稿を書類袋に仕舞い、「わかりました。これは捨てます」と

                                                                      ミステリマガジン 2004年9月号 桐野夏生インタビュー後半部
                                                                    • 桐野夏生が見たJKビジネスの危うさ「17歳以下の少女は肉のつき方が違うと目を輝かせ…」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

                                                                      昭和レトロが心地よい クリームソーダにナポリタン、ファミコンにダイヤル式の電話、アナログレコード…。 昭和のカルチャーが、いま、若い世代に人気です。なぜ人は昭和レトロに惹かれるのか。 懐かしくて新しい世界を、もう一度覗いてみませんか?

                                                                        桐野夏生が見たJKビジネスの危うさ「17歳以下の少女は肉のつき方が違うと目を輝かせ…」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
                                                                      • (憲法を考える)公共のゆくえ 作家・桐野夏生さん:朝日新聞デジタル

                                                                        一人ひとりが国の意思を決め、そんな個人のために国家はある。敗戦を機に、公と私の関係をこう改めた憲法の公布から70年経とうとするけれど、その理念、どこへ向かっているのだろう。ときおり足を止め、一緒に考えませんか。最初にお招きしたのは、日本社会の暗部を見すえ、海外でも多くの読者をひきつけてきたこの方… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。

                                                                          (憲法を考える)公共のゆくえ 作家・桐野夏生さん:朝日新聞デジタル
                                                                        • 「JKビジネス、現実に執筆追いつかない」桐野夏生さん:朝日新聞デジタル

                                                                          女性の生きづらさや現実の過酷さを容赦なく描いてきた。作家、桐野夏生さんの長編小説『路上のX』(朝日新聞出版)は、女子高生に接客サービスをさせる「JKビジネス」が主題だ。その言葉を聞いたとき「性的搾取以外の何ものでもない」と思ったという。「居場所がないゆえに、大人の男のビジネスに吸収されてしまう少女たちを書きたかった」 真由は高校1年。両親が夜逃げをし、叔父に引き取られるが、その家には新しい奥さんと初めて会う従姉妹(いとこ)がいた。家に居づらい真由は渋谷をさまよう。大人の男や年上の少女にだまされ、暴力にさらされる。彼女に手をさしのべるのは、同じように夜の街をさまよっていた少女だった。 2年前、困難を抱える少女らを支援する「Colabo(コラボ)」のスタディーツアーに参加して、夜の秋葉原を歩いた。「路上に立っている少女に話しかけると、私にも愛想が良くて、警戒心がない。自我がない、自己評価が低い

                                                                            「JKビジネス、現実に執筆追いつかない」桐野夏生さん:朝日新聞デジタル
                                                                          • 桐野夏生 (@natsuokirino) | Twitter

                                                                            小説家です。

                                                                              桐野夏生 (@natsuokirino) | Twitter
                                                                            • 桐野夏生が「大衆的検閲」を懸念している。「世界」2023年2月号に講演録 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                              「私たち作家が困惑しているのは、今、人々の中に強くなっている、この「正しい」ものだけを求める気持ちだ。コンプライアンスは必要だが、表現においての規制は危険である。」 桐野夏生「大衆的検閲について」は、ジャカルタで開催された国際出版会議で行われた基調講演。#岩波世界 pic.twitter.com/vMQC3iMgOR— 岩波書店『世界』編集部 (@WEB_SEKAI) January 9, 2023 世界 2023年2月号 岩波書店Amazon 「あたかも人民裁判のごとく過去を裁くには、人権的配慮も必要なのに、その配慮を誰もしなくなったのはなぜか。なぜ急に日本は、そして世界は、そのようにモラリスティックな「正義」を行使するようになったのか」(桐野夏生「大衆的検閲について」『世界』二月号) pic.twitter.com/Ii6XEWR15N— 河野有理 (@konoy541) Januar

                                                                                桐野夏生が「大衆的検閲」を懸念している。「世界」2023年2月号に講演録 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                                              • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|Breakthrough -- 突破する力 桐野夏生

                                                                                10月7日、香港の南昌地区にある永安老人病院で死亡した日本人女性が、20年前に失踪した作家の桐野夏生さん(74歳)とわかり、周囲を驚かせている。死亡原因など詳しいことはわかっていない。 10年ほど前「私の死亡記事」というエッセーを自らこう書き出した。 「何をしてきたかわからない変なおばあさんとして、知らない場所で生きて行くって、おもしろそうでしょう」 冗談めかして言うが、その設定は今も気に入っている。「会社や社会の役割に収まってしまっている人には興味がない。どこか外れて、鬱屈(うっくつ)とした思いを持っている人にひかれる」 どこにも属したくない。自由に生きたい。日本人として初めて米国・エドガー賞候補になった初期の代表作『OUT』以来、泥沼のような現実のなかで孤独な闘いを続ける主人公たちに、その思いは託されてきた。 いまや20カ国以上で翻訳され、ニューヨーク・タイムズでも紹介された『OUT』

                                                                                • KADOKAWAの出版中止事件についてこれを予告するような論文が半年前に発表されていました。桐野夏生『大衆的検閲について』(雑誌『世界』2023年2月号)です。 示唆に富む内容なので、以下に要約と引用を連投します。「」内は引用となります。 この件は大いに議論がなされるべきです。その一助になれば